ページが見つかりませんでした | ユーコーナビ|日本最大の外壁塗装メディア情報サイト https://yuko-navi.com ユーコーコミュニティーが運営するこのブログでは、外壁塗装の専門家が、初めての方も簡単にわかる役立つ情報と、具体的な方法を、1,000枚以上の事例写真をお見せしながら全て公開しています。安心の塗装工事にするためにぜひご覧ください。 Sat, 16 Mar 2024 08:39:03 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.2.4 https://yuko-navi.com/wp-content/uploads/2018/09/cropped-Untitled-1-32x32.png ページが見つかりませんでした | ユーコーナビ|日本最大の外壁塗装メディア情報サイト https://yuko-navi.com 32 32 外壁塗装カラーシミュレーション|後悔しない色選びのコツ徹底解説 https://yuko-navi.com/color-simulation Thu, 29 Nov 2018 11:21:47 +0000 https://yuko-navi.com/?p=1643 外壁塗装を考えた時、悩むのは「」ですよね。

どの色にしようかな、こっちの色のほうがいいかなぁ、

とお悩みになっている方も多いのではないでしょうか。

 

服と違って変更が簡単にできませんし、高額なので失敗はできません。

なんとか、後悔しない色を選びたいものです。

そんなときに役立つのが、カラーシミュレーションです。

施工後がイメージできるので、失敗する可能性が低くなりとても安心です。

しかし、その反面、注意すべき点もあります。

シミュレーションしたのに、思っていたのと違った!という声は残念ながらあります。

 

この章では、簡単に使えるシミュレーションサイトから、注意したい色選びのコツおすすめの人気色などを具体的にお伝えします。

後悔しない外壁塗装の色選びができるでしょう。

ぜひ、読んでくださいね。

 

1章 カラーシミュレーションをしてみよう

カラーシミュレーションは外壁塗装の色選びでは、お役立ちのツールです。

ぜひ、施工前にやることをおすすめします。

なぜなら、工事前に施工後がイメージでき、どの色にしようかと判断しやすくなり、また、失敗の可能性が少なくなるからです。

 

カラーシミュレーションの方法は主に2つあります。

「自分で」カラーシミュレーションサイトを利用する

「業者に」カラーシミュレーションを依頼する

 

次から具体的に紹介しますので、ぜひ試してみましょう。

 

1-1 自分でカラーシミュレーションサイトを利用する

インターネットのシミュレーションでは、おおよその希望色を決めることができます。

実際の我が家ではないため、具体的なイメージが分かりづらいのが難点ですが、色の方向性を決める上で、とても役に立ちます。

カラーシミュレーション

  • ★注意点

  • WEB上でのシミュレーションは、一般的な家の形です。そのため、我が家の大きさや形とイメージがずれる可能性が非常に高いです。

  • パソコンのモニターや光の加減などによって、色の見え方が違って見えます

     

    あくまでの全体の色バランスを見る判断材料として、考えましょう。

 

以下に塗料メーカーが提供しているカラーシミュレーションサイトをご紹介しています。

それぞれのサイトの特徴と使い方をご説明します。

あなたの希望にあったサイトで試してみてください。

 

関西ペイント

外壁や屋根だけでなく、各部位も色をシミュレーションすることができます。

シミュレーションできる色のバリエーションが豊富です。

https://www.kansai.co.jp/repaint/

  • 最初に、あなたのお家に近い建物タイプを選びます。
  • おすすめデザインや、個別の色選択がでてきますので、どんどん試してみましょう。
  • たくさん色があり過ぎて迷う方には、「スタイル」を選んでメーカーおすすめの組み合わせを試してみてください。

 

 

エスケー化研

お家のパターンが豊富なので、よりご自宅に近い雰囲気のものを選ぶとイメージがしやすいです。

http://www.sk-kaken.co.jp/simulation/

10種類以上あるお家パターンの中からお好きなものを選び、各部位の色を選んでいきましょう。

戸建住宅だけでなく、アパート・マンションのシミュレーションも可能です。

 

 

いかがでしたでしょうか。

カラーシミュレーションサイトは各社特徴が様々です。

色の方向性や配色を決める上で使うと便利です、活用してみてくださいね。

 

1-2 業者にカラーシミュレーションを依頼する

おおよそ色の方向性や配色が決まったら、業者にカラーシミュレーションを依頼しましょう。

理由は、インターネット上だと実際の家と形状が違っています。

また、色に関しても、実際に使用する塗料と違う場合もあるからです。

しかし、業者にカラーシミュレーションを依頼すれば、それらを踏まえてシミュレーションしてくれるので、より施工後に近い具体的なイメージが持てます

 

しかし、さらに施工後のギャップを無くし、より良いシミュレーションをするためには、次の2つポイントをおさえておくと良いでしょう。

 


  • 1.似た色で比較する

例えば、同じ白色でも、その濃淡は様々です。施工後に「もう少し薄い(濃い)色だと思った・・・」と言う声は少なくありません。

あえて同じような色で比較してみましょう。

■似た色でシミュレーションしてみる

似た色でのシミュレーション

2枚の写真は、それぞれ1階、2階共に別の色です。微妙に違うので、施工後を詳細までイメージできます

 


  • 2.配色の場所を入れ替えてみる

例えば、ワンポイントで考えていた濃い色をベランダに入れてみたり、2階の一部分だけにするなどです。

ワンポイントのはっきりした濃淡色を、カラーシミュレーションで部位を変えて配色してみると、お家の表情が変わり意外な発見があるので、オススメです。

 

■ワンポイントのアクセントカラー箇所を変えてシミュレーションしてみる

色を入れ替えたシミュレーション

お家の外観イメージが変わりますので、アクセントカラーを使う場合は、部位を変えて確認してみましょう。

 

では、次の章では、実際にカラーシミュレーションをする際の注意点をお伝えします。

 

2章 注意!カラーシミュレーションはあくまでイメージです

 カラーシミュレーションをもとに施工した時のよくある失敗は、「シミュレーションで見た色と違う!」ということです。

シミュレーションは、必ずしも精緻な結果でないこと100%同じ結果になるわけではないことを理解しておきましょう。

 

下記の2つが主な理由です。

1.パソコンの画面で見たとき、光の具合によって明暗が変わってきます。

モニター画面や太陽の光、部屋の電気の明かり度合いによって、違いがでます。

2.印刷したとき、プリンターによって色味が変わる場合があります。

プリンターの機種や紙質によって、印刷すると色味に違いがでます。

そのため、カラーシミュレーションはあくまでも施工イメージを把握する参考データとしてとらえましょう。

 

3章 外壁の色選びで失敗しない5つのポイント

シミュレーションしたとしても、実際に思っていた通りのイメージかどうかは、施工してみないとわからないものです。

しかし、これからお伝えするポイントを抑えておけば簡単に色を選べ、かつ失敗はありません。

せっかく高いお金を払って工事した塗装工事を後悔して、ずっと住むお家が気に入らなかったら、残念でなりません。

ぜひ、チェックしてみてくださいね。

 

3-1 A4サイズの色板見本で確認しよう

 塗料メーカーのカタログには色見本が掲載されています。

ただし、それだけで選ぶのではなく、A4サイズの色板見本を借りて最終的に判断するようにしましょう。

なぜなら、メーカーのカタログに掲載されている色は小さな面積で、大きな面積で比較すると、見え方が異なる場合があるからです。

 

■塗料メーカーのカタログ

塗料のカタログ

おすすめ色が掲載されています。4cm×3cm程度です。まずは「候補」の色をこの中から選びましょう。

 

A4サイズの色板見本

色板見本

21cm×29.7cmA4サイズ。候補の色が決まったら、業者に依頼して色板見本を借りましょう。

 

そのため、カタログの小さな面積ではなく、大きな面積の色板見本で確認するようにしましょう。

 

3-2 色板見本やカタログの色は、外で確認しよう

次に、いいなと思って選んだ候補の色は、家の中ではなく、「」で確認してみましょう。

色板見本やカタログを手に持って、外に出てチェックしてください。

なぜなら、太陽の光や影によって、色の具合が違って見えるからです。

室内で見るのと、外の光の環境で見るのでは、大きく違う場合があります。

 

そのため、色の確認を外でやることで、イメージとの相違が少なくなります。

 

3-3 壁にあてて離れて確認しよう

さらに、色板見本を、現在の壁にあてて、かつ離れて確認してみましょう

 

■色板見本を壁にあてて、離れて確認しよう

色板見本の比較

現在の色との違いや、似た色を比較検討するのに役立ちます。

 

理由は、壁にあてることで、現在の壁の色とどのように変わるのかを、よりイメージしやすくなります。

また、離れて見ることで、全体のイメージが具体的になりやすくなるからです。

色を手元で確認するだけとは違った、大きな発見があります。

これは、おすすめの色確認方法です。ぜひやってみてくださいね。

 

3-4 施工イメージに近い色のお家を見てみよう

候補の色がきまったら、その色に近いお家を見てみましょう。

なぜなら、「こうやって見てみると意外と薄い色だな・・」「ちょっと暗いかも」など、候補に近い色で完成されているお家を見ることで、施工後のイメージがより具体的になるからです。

色味の認識違いを、少しでも減らす効果があります。

ぜひ、施工イメージに近いお家は確認してみてくださいね。

 

◆様々な色の施工事例を100選集めてみました。ぜひ参考にご覧ください。

 

3-5 近隣を歩いて町並みの雰囲気を確認しよう

より後悔のないようにするために事前にチェックしておきたいのが、「近隣のお家」です。

10分ほど歩いて見て回ることをおすすめします。

なぜなら、近隣の住宅や地域の雰囲気と違う色のために目立ちすぎたり、浮いたりすることを心配になる方が多いからです。

 

逆に、「少し目をひく外観にしたい」「周りのお家とちょっと違うデザインにしたいな」と思うときにも、まわりのお家を参考にして、工夫して判断することができます。

そのため、あらかじめ近隣のお家がどのような色合いが多いのかをチェックするのは重要です。

 

4章 おすすめ!外壁塗装の人気色 厳選ベスト3

もし、色選びでとても迷う場合は、まずは、人気の色をおさえておくことをおすすめします。

理由は、「人気がある」ということは、たくさんの人が好感を持っている、ということです。

多くの人からいいですね!と思われるでしょう。

 

ですので、流行りや人気の色はおさえておくと、外壁デザインを考えるときにとても参考になるので重要です。

ここでは外壁塗装の人気カラー3色をご紹介します。

あなたのお家に合う色があるかどうか、みてみましょう。

 

1位:ベージュ・アイボリー系

ベージュ

ベージュのお家

実は、外壁の塗装リフォームで最も人気があるのは、ベージュ・アイボリー系の色です。

 

なぜなら、オーソドックスな色なので、和風の住宅の外壁でも、洋風の住宅の外壁にも上手くマッチします。

決して目立つ色ではありませんが、白や黄色ほど明るくなく、茶色や黒色ほど暗く重くもないので、選びやすい色で人気があります。

まわりの家や地域とのバランスを考えて、落ち着きがある色として選ばれることが多いです。

ベージュ系一色になると地味になりやすいことから、窓まわりや玄関ドアなど、あまり大きな面積を取らない部分に他の色を加えて、アクセントをつけるのがオススメです。

地域に馴染む色合いになるので、一番人気の1色です。

 

◆ベージュ・アイボリーのおしゃれな事例はこちら

 

2位:ホワイト(白)系

白

白いお家

白色は、今も昔もいつの時代も人気の色です。

なぜなら、ベージュやアイボリーと違って、完全な「白色」は、より「すっきりとした」「清潔感があり」「スマートで」「スタイリッシュ」な印象を与えられます。

白色に塗り替えると、家の雰囲気ががらっと代わり、まるで新築のようなイメージになるのも特徴の一つです。

真っ白なお家は、ご近隣にもとても印象がよく「きれいですね」と声をかけられやすいです。おすすめですよ。

 

◆白・ホワイトの事例集はこちら

 

3位:グレー系

グレー系1

グレーの家

グレーの外壁のお家や建物は意外に多いです。その理由をご存知ですか?

まず、グレーは外壁の汚れがもっとも目立たないため、外壁に選ばれやすい色です。

外壁につく汚れにはほこりや土、苔、カビなど、緑を含んだ薄い茶色です。それらの中間色がついても目立たないグレーは外壁に選ばれやすいのです。

また、落ち着いた大人っぽい外観イメージにもなります。

 

◆グレー系の施工事例集はこちら

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

外壁塗装の色選びには、シミュレーションが大切ですが、同時に、その注意点やコツも抑える必要があります。

ここでご紹介した内容は、外壁塗装を失敗・後悔しないものになっています。

色選びのコツから、選んだ色でのシミュレーションの注意点まで。

 

ぜひ実践していたき、あなたがイメージする外観を外壁塗装で実現してくださいね。

 

◆シミュレーションの際には、実際に他の方にも選ばれている色合い、組み合わせを参考にしてみましょう。

人気事例60選!プロが勧める失敗しない外壁色の組み合わせテクニック

 

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遮熱塗料の効果をプロが徹底解説!効力を高める3つの秘訣と厳選塗料 https://yuko-navi.com/heat-shield-paint-effect Wed, 20 May 2020 01:00:31 +0000 https://yuko-navi.com/?p=12032 屋根や外壁塗装を検討中、見積もりを依頼した業者に “遮熱塗料塗料を勧められたあなた。

「遮熱塗料って実際にどんな効果があるの?」

「本当に効果は実感できるの?」

と遮熱塗料を選ぶことにまだ疑問が残っているのではないでしょうか。

 

遮熱塗料は主に屋根や日当たりの良い外壁の塗装で勧められることが多い遮熱性の高い塗料です。

ただ一般的な遮熱効果のない塗料と比べると単価が高いですから、実際の効果が分からないと決めきれないですよね。

そんな方のために、この記事では遮熱塗料の実際の効果を3つ詳しく解説していきます。

 

また、少しでも遮熱効果を高めるための秘訣や、効果が出やすい環境と効果が出にくい環境もご紹介しますので、ご自宅に合った塗料が選べるようにしていきましょう。

遮熱塗料を選びたいと思った方のために記事の最後にはおすすめの遮熱塗料もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

遮熱塗料の効果を理解し、納得のいく塗料選びをしていきましょう!

 

1章 遮熱塗料の実際の効果を徹底解説

遮熱効果があるとされている「遮熱塗料」の実際の効果をご紹介します。

本当に効果やメリットがあるのか疑問を持っている方は実際のデータを参考にしてみてください。

 

1-1 室内温度が下がる

遮熱塗料の1つ目の効果が「室内温度が下がる」ということです。

遮熱塗料は太陽の光を反射させるため、建材の表面温度が下がり室内温度も下げてくれます。

 

開催ペイントの遮熱塗料「RSルーフ2液」を屋根塗装で使用したとき、屋根温度は約20℃削減し、室内温度は約3℃削減しました。

▼検証結果のグラフ

RSroosyanetsu1

出典:RSルーフ2液シリーズ/関西ペイントのカタログより抜粋

夏場、室内温度を少しでも下げて快適に過ごしたい方には嬉しい効果です。

 

1-2 省エネになる

遮熱塗料の2つ目の効果が「省エネになる」ということです。

遮熱効果によって室内温度が下がると、冷房の設定温度が上がり、使用頻度を減らすことが出来ます。

夏場の電気代の大半を占める冷房の設定温度を1℃上げることで電気代が約13%削減することが出来るので、本来1万円の電気料金がかかるはずだった場合は8,700円程度に削減する事が出来ます。

省エネ効果

電気代を少しでも下げたい方に嬉しい効果です。

 

1-3 建材の劣化が防げる

屋根

遮熱塗料の3つ目の効果が「建材の劣化が防げる」ということです。

建材は日射熱でも劣化します。遮熱塗料は太陽の光を反射して表面温度が下がるため、一般の塗料よりも建材自体の劣化速度を遅らせることが出来ます。

傷みが出やすい日当たりの良い南面の外壁や屋根を長持ちさせることができるので、家のメンテナンス費用をおさえたい方に嬉しい効果です。

 

~注意~

遮熱塗料には断熱効果はないので、冬場暖房で暖かくなった空気を室内に閉じ込める効果は期待できません。

また、遮熱塗料には種類が様々あるので、必ず期待以上の効果があるとは限りません。過度に期待して冷房を付けずに過ごすと体調不良に繋がってしまう場合もありますのでご注意ください。

断熱効果がある塗料を選びたい方は断熱塗料を選びましょう。

◆遮熱塗料と断熱塗料の違いが知りたい方はこちら

 

2章 遮熱効果を高める3つの秘訣

この章ではより遮熱効果を高める3つの秘訣をご紹介します。

遮熱塗料は選ぶ色や塗料によって遮熱効果をより高めることが出来ます。

秘訣を知っておけば最大限の効果が期待できますので、事前に把握しておきましょう!

 

2-1 反射率の高い色で塗装する

屋根 白

反射率の高い色で塗装しましょう。

反射率の詳細は各塗料ごとに違いますが、基本的には色が明るい(白に近い)色ほど反射率が高いです。

反射率を重視で選ぶのであれば白色が最も遮熱効果が期待できます。

 

▼反射率は塗料カタログでチェック!

RSroosyanetsu

出典:RSルーフ2液シリーズ/関西ペイントのカタログより

反射率が高いほど遮熱効果が期待できます。

 

2-2 グレードの高い塗料を選ぶ

グレードの高い塗料を選びましょう。

遮熱塗料の耐久性には「ウレタン」「シリコン」「フッ素」「無機」など様々なグレードのものがありますが、耐久性の高い塗料をほど塗膜が強く劣化が遅いので、長期間遮熱効果が発揮できます。

塗料の比較グラフ

15年~20年遮熱効果を持続させたい方は「フッ素」や「無機」を選ぶのがおすすめです。

 

2-3 親水性が高い塗料を選ぶ

親水性塗料

汚れを落としやすい親水性の高い塗料を選びましょう。

親水性の塗料は雨が降った時に雨水が塗料に混じって広がって流れていくため、汚れを一緒に流してくれます。

 

▼撥水性塗料と親水性塗料
撥水性と親水性

※撥水性が高い塗料を選ぶと雨水が水玉状の水滴になって流れていくので表面の汚れを落としづらくなります。

 

遮熱塗料は表面が汚れているとあまり効果を発揮できないので、雨で汚れが落ちやすいような塗料を選ぶことが重要です。

塗料を選ぶ際は親水性が高い塗料なのかカタログなどで確認してから選びましょう。

 

3章 効果が出やすい・出にくい環境

遮熱効果が出やすい環境と出にくい環境についてご紹介します。

効果がある環境には遮熱塗料はお勧めしますが、効果があまりない環境にはお勧めできます。

遮熱塗料が自宅にとってメリットがあるものなのか把握した上で決めていきましょう。

 

3-1 出やすいのは3階建て・吹き抜け・金属屋根の家

日当たりがいい家

効果が出やすいのは、3階建ての家や吹き抜けの家金属屋根の家などです。

3階建ての家や吹き抜けになっている家は、太陽の熱で室内温度が高くなりやすいため、屋根も外壁も遮熱効果が発揮されやすいです。

また、金属の屋根も他のセメントの屋根材よりも表面温度が高くなりやすいため、より効果が期待できます。

こういった環境にお住まいの方には遮熱塗料をおすすめします。

 

3-2 出にくいのは寒冷地域・日当たりが悪い家

日当たりが悪い家

効果があまり実感できないのが、寒冷地域日当たりが悪い家です。

こういった環境の場合は、太陽の光で室内が暑くなること自体がないので効果があまり実感できません。

また寒さにお悩みであれば、遮熱塗料ではなく室内の暖かさを外に逃がさない「断熱塗料」をおすすめします。

 

4章 おすすめの遮熱塗料4選

おすすめの遮熱塗料をご紹介します。

遮熱塗料を選びたい!という方はおすすめの塗料をぜひ参考にしてみてください。

 

▪RSルーフ2F(屋根用)

RSルーフ2液

まず最初におすすめなのが、関西ペイントの「RSルーフ2液F」です。

フッ素系の遮熱塗料で耐久性・耐候性が高い塗料です。

また遮熱効果も抜群で、表面温度が最大20℃低減するなどの効果が期待できます。

コスパ重視の方におすすめの塗料です。

 

▪ナノルーフシリーズ(屋根用塗料)

nanoroof

2つ目におすすめなのが、水谷ペイントの「ナノルーフシリーズ」です。

高耐久を追求した水性屋根塗料で、シリーズ内に遮熱効果つきのものがあります。

水性かつ優れたコストパフォーマンスを求める方におすすめです。

また、屋根塗料では珍しく、艶あり艶なしを選ぶことができ、塗り替え後シックな風合いにしたい方にも人気です。

 

▪サーモアイシリーズ(屋根・外壁用)

サーモアイシリーズ

(左:屋根用 右:外壁用)

3つ目におすすめなのが日本ペイントの「サーモアイシリーズ」です。

上塗り材だけでなく、下塗り材にも高い反射性能をプラスされています。

 

「サーモアイシリーズ(屋根用)」の塗料は屋根だけでなく玄関先や屋上のコンクリートにも塗装が可能なため、裸足で遊びがちな小さいお子様がいるご家庭にもおすすめです。

 

「サーモアイウォールシリーズ(外壁用)」の塗料は低汚染性の塗料なので外壁の汚れが気になる方におすすめです。

 

▪クールテクトシリーズ(外壁用塗料)

クールテクト

4つ目にご紹介するのがエスケー化研の「クールテクトシリーズ」です。

優れた耐候性で長持ちするので、長期間の遮熱効果が期待できます。

また遮熱効果だけでなく、防カビ・防藻機能や低汚染性も高いので外壁の汚れが気になる方やメンテナンスサイクルを延ばしたい方におすすめです。

 

まとめ

いかがでしたか。

最後にこの記事をまとめます。

 

▪1章 まとめ

遮熱塗料の主な効果は以下の3

・室内温度が下がる

・省エネになる

・屋根の劣化が防げる

 

▪2章 まとめ

遮熱効果を高める秘訣は以下の3

・反射率の高い色で塗装する

・耐久性の高い塗料を選ぶ

・親水性が高い塗料を選ぶ

 

▪3章 まとめ

効果が出やすい環境は3階建て・吹き抜け・金属屋根の家

効果が出にくい環境は寒冷地域・日当たりが悪い家

 

▪4章 まとめ

おすすめの遮熱塗料は以下の4

①関西ペイント「RSルーフ2F

②水谷ペイント「ナノルーフシリーズ」

③日本ペイント「サーモアイシリーズ」

④エスケー化研「クールテクトシリーズ」

 

屋根は遮熱塗料で塗装して、耐久性を高めるだけでなく塗装後の生活を快適にしていきましょう!

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

 

◆室内温度を下げたい方は壁にツタを這わせるのも効果的です。
⇒事前に必読!壁にツタを生やすメリット・デメリットとお洒落な育て方

 

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外壁塗装の臭いが心配な方必見!プロの悪臭回避法と不安解消Q&A https://yuko-navi.com/wall-painting-smell Sat, 20 Jul 2019 03:12:55 +0000 https://yuko-navi.com/?p=6517 外壁塗装をすることになったものの、

「臭いがきついって聞くから、不安だな…」

「こんなに臭いがするものなの?」

と、今までの日常では無かった臭いの影響を感じてお困りの方は多くいらっしゃいます。

 

外壁塗装中で、臭いを強く感じる可能性がある期間は、約3日間です。

塗り作業で3段階ある「下塗り」「中塗り」「上塗り」という工程の中でも、「中塗り」から「乾燥するまで」の3日間が1番臭いが気になりやすいタイミングです。

臭いが気になる期間

ですがこの期間以外でも、臭いに敏感な方は、工事が終わるまでお悩みになる場合もあります。

 

そこで今回は、外壁塗装の臭いについて正に今お悩みという方から、これから外壁塗装をするのに臭いが不安になっている方まで、塗装の臭いをマルっと解決する対策をお伝えしていきます。

 

最後までお読みいただく事で、臭いを軽減した塗装工事ができますし、健康面で臭いの影響が不安な方にも役立つ塗料の選び方もご紹介しますので、外壁塗装の臭いに対する不安を全て解決するためにぜひお読みください。

 

1章 今解決したい塗料の臭い措置3

臭いを気にする女性

今、塗料の臭いをどうにかしたいとお思いのあなたへ、まずやって欲しい臭い対策3つ紹介します。

手軽に試せる所からお伝えしますので、順に試していってください。

 

1-1 臭い対策用マスクをする

まずは臭い対策用のマスクをしましょう。活性炭入りや、消臭成分入りのマスクを選べば、臭いも普通のマスクより軽減されます。

これらは近隣のドラッグストアなどでも手軽に購入が可能です。

 

普通のマスクを2枚重ねにして使用するという方もいますが、呼吸が苦しい上に一定の臭いはしてしまいます。購入するのであれば、臭い対策の効果があるマスクを購入して使用しましょう。

Amazon】エアクリン 嫌なにおいを消すマスク

臭い対策マスク

 

また、臭いはキツイけれども施工の様子は見たい、と言う方には、終日の着用は難しいですが、防毒マスクを着けることで施工状況のチェックが可能です。

2時間ぐらいでも良いので臭いを軽減して塗装の様子を見たい、と言う方には防毒マスクもお勧めです。

Amazon3M 防毒マスク 塗装作業用マスクセット

防毒マスク

 

1-2 換気をする

家の中に臭いが入ってきてツライという方は、1階から空気を追い出すように換気をしましょう。

臭気は下の方に流れる性質があり、1階の方が臭いを感じやすいからです。

具体的には、塗装作業をしている場所からは離れている1階の窓を開けて、外に向かって扇風機やサーキュレーターで風を送ります。

そうすることで、家の中にこもった空気を外に送り出せるため、効率の良い臭い対策になります。

換気

▲扇風機やサーキュレーターは、後ろから取り込んだ空気を前方向に送り出す力があります。

  • 窓などの開口部は通常「養生」という作業で覆われている事が多いです。

    開け閉めが可能になるように、施工業者に「臭いが気になって換気をしたいので、ここの窓を開けたい」と具体的に相談して対応してもらいましょう。

    但し、作業の進行状況によっては対応出来ない場合もあるため、我慢せずすぐに相談する事が大切です。

    養生

    ▲養生

     

また、窓を開けての換気は、塗装作業の進捗によってはあまり有効でない場合もあります。

小まめに気にするのが大変な場合は、日中は2階で過ごし、夜になってから換気をする事をお勧めします。

 

【注意】換気扇の使用は要注意!

空気の入れ替え、というと換気扇が思い浮かぶ方もいるかもしれませんが、外壁塗装の時の換気扇使用は注意が必要です。

理由は、換気扇を使用する事で、外にある臭い空気自体を屋内に入れてしまう可能性があるからです。

その為、安易に使用しないように注意しましょう。

 

また室内に空気を取り込むために設置されている”給気口”を閉めておくと、外からの空気を取り込みにくくなります。

塗装作業中の塗料の臭いを入れたくないときは閉めておいて、塗装時以外の換気をしたいときは開けておくと良いでしょう。

給気口

▲室内の給気口

 

1-3 外出をする

屋外

どうしても臭いが気になって日常生活がままならない場合は、外出をして塗料自体から離れましょう

特に外壁の塗装を行う期間(通常3日間)+1日(乾燥期間)は臭いが比較的強いと言われていますので、

気になる方は、作業時間中は外出をする、または御実家やホテル、ウィークリーマンションなどの都合が付けば、そちらに避難をするのも有効です。

 

2章 これから塗料の臭い対策をしたい人の3つのポイント

これから外壁塗装工事をする方の中には、臭いがキツくて具合が悪くなったらどうしよう…と不安な方もいると思います。

そんな時の為に、塗装前に出来る臭い対策のポイントをご紹介しますので、不安や心配を失くして安心して工事が出来る様にしましょう。

 

2-1 臭いが少ない水性塗料を選ぶ

臭いが不安な方は、水性塗料を選ぶ事をお勧めします。

水性塗料は、油性塗料と異なり有機溶剤(シンナー)を使用しないため、臭いの主な原因であるシンナー臭が抑えられるからです。

昔は水性塗料は耐久性が低いと言われていましたが、近年は臭いの問題や環境にやさしい塗料として水性塗料の開発がすすみ、耐久性の高い製品が多数発売されています。

安心して水性塗料をお選びください。

 

<関連記事>

 

2-2 F☆☆☆☆の塗料を選ぶ

塗料は、「F☆☆☆☆(エフフォースター)」の物を選びましょう。

これはJIS規格のマークで、シックハウス症候群などの原因であるホルムアルデヒドの放散が少ないことを示していて、4つレベルは「室内でも制限なく使える」という最高ランクです。

 

エフフォースターのマーク

▲塗料カタログの表紙などにマークがあります。

 

人体への悪影響が少ない塗料として認められている物ですので、身体への害が心配な方はF☆☆☆☆(エフフォースター)のマークがある塗料を選びましょう。。

 

f-4-star

 

2-3 塗る順番を工夫してもらう

臭いが心配な方は施工業者に事前に相談して、塗る順番に工夫をしてもらいましょう

そうすることで、換気が出来るタイミングが早くなるので、家中の窓を閉め切らなくても良くなります。

 

例えば、外壁の中でも1面だけを先に塗装してもらい、別の日に残りの面を塗装してもらうという順です。

塗装の順序を変更した例

この順番にすると、最初に塗り終えた面の塗料が先に乾き、強い臭いも収まってきます。

更にその面の窓(開口部)を開けて換気をすることも出来ますので、臭いがした時に換気をしたいという方にはお勧めです。

施工前に業者に伝えて、塗る順番を工夫してもらいましょう。

 

1面だけ塗り終えた状態で窓を開けても、他の面で作業しているから臭いがするのでは?と心配される方もいますが、余程窓の近くで作業していない限りは臭いを強く感じる事は少ないです。

 

☆バラの香りがする塗料もあります!

perfectTOProse

日本ペイントの「パーフェクトトップ ローズ」という塗料は、工事中の塗料臭を抑え、バラの香りがするようにしたものです。

不快な臭いが心配という方も、どうせならいい匂いでストレスなく工事をしたいという方もお勧めです。

※香りは塗装開始から12週間持続します。

↓詳しくは日本ペイントのサイトをご覧ください。

パーフェクトトップローズ

 

3章 人体に影響はある?不安解消Q&

Q&A

塗装中、塗装前の臭い対策について紹介してきましたが、臭いがして具合が悪くなった時、人体に影響が出ないのか?と不安になられる方もいると思います。

ここでは気になる影響について、Q&A形式でお答えします。不安な方はぜひ一読下さい。

 

1. 有機溶剤(シンナー)による体調不良があるのでは?

めまい

A.稀ですが、人によって吐き気や頭痛、めまいを起こすことがあります。

 

油性塗料を使用すると、有機溶剤(シンナー)による臭いで、体調不良になる人が稀にいます。

シンナーの刺激臭が原因で、吐き気やめまい、頭痛、目や口、鼻などの粘膜部分の異常といった症状が出る場合があります。

ですが、1日中塗料の傍で過ごすような事がない限り、健康に害が出るほどの量を吸引する事はなく、一次的な症状なのでご安心下さい。

とは言え、少しでも体調に違和感を持った場合は、具合が悪くなる前に早めその場を離れる・マスクをするなどの対策を取りましょう。

 

【塗料に含まれる物質のアレルギーの場合は注意】

健康そうな方でも、実は塗料に含まれる物質のアレルギーだった(化学物質アレルギー等)というケースもあります。

塗料が乾燥すれば症状は収まりますが、体調不良が起きた場合は甘く見ず、早め対策を取りましょう。

 

2. 小さな子供や妊婦、ペットに影響があるのでは?

赤ちゃんを抱っこしているママ

A.基本的にはほとんどの塗料は安全ですが、念のため配慮しましょう。

 

小さなお子さん(赤ちゃん)や妊婦さん、ペットは臭いに過敏になりやすいので、体調に変化がある場合があります。

最近の塗料は人体にも優しくなってきてはいますが、特に赤ちゃんや妊婦さん、ペットについては気を遣った方が良いでしょう。

お子さんは体が小さいため、大人より臭気を感じやすい傾向にあります。

また妊婦さんもつわりが酷くなるケースがあります。

ペットは人間より鼻が敏感なため、悪い臭いを感じやすくなりがちです。

これらの体調の変化を見逃さないために、念のため目を離さない様にしましょう。

 

いずれも個体差があるため、全く気にならない事もあれば、過敏になる場合もあります。

対応が必要と思われる場合、特に臭いが強いとされる塗装作業の3日間は

  • ・日中の外出を促す
  • ・宿泊施設や実家に行く
  • ・ペットホテルに預ける

と言った対策を取りましょう。

 

あくまで臭いの感じ方には個人差があります。家族の状態をよく見て、判断をしましょう。

 

3. 近隣へ臭いは届く?

住宅街

A.稀にありますが、ほとんど届く事はありません。

 

塗料の臭いは、施工現場の家全体をメッシュシートで覆っていることもあり、近隣へ届く可能性は低いです。

ですが、立地条件によっては全く届かない訳でもない為、ご近所さんが不快な想いをしたり、健康を害したと話してきたりする前に対策として、工事前の挨拶はしっかりと行いましょう。

 

挨拶と案内は、施主と施工業者の両方が行いましょう。

主に伝えるべきことは、下記の4点です。

・施工期間「●日~●日まで外壁塗装を行う予定です」

・外壁塗装時の臭い「工事中は塗料の臭いなどが届いてしまうかもしれません」

・工事用の車の出入り・工事音の案内「工事用の大きな車の出入りや、足場を建てる際に大きな音が出るかもしれません」

・最後に「工事期間中に臭いや音で気になることがあったら、言ってくださいね」

※近隣から何か相談された際には、施工業者に伝えて対策を取ってもらいましょう。

 

施工業者に挨拶を依頼すれば大丈夫、とお思いの方もいるかもしれませんが、その工事を依頼しているのはあくまで施主様です。

後のトラブルやクレームを避けるためにも、なるべく事前に顔を合わせて説明できるよう、施主様も挨拶に回られた方が良いでしょう。

 

4. マンションの住人は、何を気を付ければいいの?

マンション

A.スケジュールの把握と、24時間換気システムに注意しましょう。

 

塗装工事が始まるマンションやアパートにお住まいの方は、いつ臭いが発生するのか把握するため、塗り作業に入るスケジュールを知っておくこと、また24時間換気システムもその期間は切っておき、無用な外気の取り込みで室内が臭わないようにしましょう。

 

塗装期間中の対処は戸建てもマンションもほぼ一緒で、換気をしたり、外出したりすることですが、マンション住人の方は、工事業者に直接スケジュールの確認をする機会がほとんどありません。

そのため、連絡掲示板を見たり、取りまとめをしている修繕管理担当者、オーナーさんなどからスケジュールの情報を共有してもらったりして、ストレスの少ない対処をしましょう。

 

4章 臭いの不安を解消してくれる業者選びのコツ

外壁塗装の際に臭いの不安がある方は、そうしたことに気遣いをしてくれる業者を選ぶようにしましょう。

特に臭いの感じ方については個人差が出やすく、こちらの気持ちに寄り添ってくれるような業者に依頼しないと、最悪「臭いは我慢してください」と言い切られて終わりという事になりかねません。

折角大きなお金を掛けて行う工事ですから、不安や不満が残らないように、契約前から細かい事でも話を聞いてくれるような業者を選んでいきましょう。

 

4-1 説明が十分で相談に乗ってくれる会社にしましょう

相談、打合せ

施主側の事情を汲み取るなど、親身に相談に乗ってくれる担当がいる会社を選びましょう。

特に臭いについては、工事を始めてから「思ったよりキツイので何とかして欲しい」と言っても、出来る事は1章で紹介した応急処置だけで、何かしらの我慢を強いられる可能性があります。

そのため、担当者が事前に臭いの説明をしてくれることや、こちらが不安に感じている気持ちを汲み取って塗料のアドバイスや対策の提案をしてくれる会社を選びましょう。

 

4-2 現場に管理者が毎日来る会社を選びましょう

現場に管理者が毎日来る会社を選びましょう。

日々の状況確認は、工事の品質を保つだけでなく、施主が意見や相談をしやすいという事でもあります。

ちょっと臭いがきついな…と感じたタイミングで管理者が現場に来てくれたら、その場ですぐ相談して対策が取れますから、体調の悪化を招く前に解決できる可能性が高くなります。

特に塗装の作業に入る3日間前後については、管理者が必ず現場チェックに来てくれるような会社を選びましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

外壁塗装の臭い対策は、感じ方や症状に個人差があるため、実際に体験してみないと分からない面もあります。

ですが、不安に過ごす前に事前の対策や知識を持っておくことで、きつくて苦しい記憶が残る工事にせずに済みますので、不安な方はぜひ取り入れて良い工事にして下さい。

 

ポイントは

・今解決したい臭いには、マスクや換気、外出が有効。

・これからの工事で不安な方は、塗料選びや塗る順番の工夫をする事で臭いの負担が減る可能性がUP

臭いの感じ方は個人差があるので、自身や家族、近隣への配慮をすること

です。

 

折角の工事ですから、身体に負担なく良いものにするために、ぜひ実践してみてください。

ここまでお読み下さりありがとうございました。

 

<関連記事>

↓臭い以外でも、塗装工事で良くあるトラブル事例と対策をまとめています

外壁塗装工事のよくあるクレーム事例6選と効果的に伝える3つのコツ

 

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ウレタン防水の適正単価と見積もりで分かる優良業者の見分け方 https://yuko-navi.com/unit-price-waterproof-urethane Mon, 28 Jan 2019 11:22:47 +0000 https://yuko-navi.com/?p=2647 ウレタン防水を検討中のあなた。

実際に見積もりをとってみたものの想像以上に高い!

本当にこれが適正価格なの?と不安に感じているのではないでしょうか。

 

結論から言うと1つの見積もりで業者を決めてしまうのはとても危険です。

なぜならウレタン防水の金額は業者によってかなり差があるからです。

 

業者によっては相場の倍近くの金額を提示してくるところもあります。

必要以上に高い金額を取られていたなんて、無事に工事が終わってもスッキリしませんよね。

 

また相場通りの金額でも、必要な工程が見積もりの時点で入っていなかったなんていうケースもあります。

ウレタン防水は細かい工程を知らない方も多いので、手間を省いて利益を得ようとする悪徳業者も多いようです。

 

今回はウレタン防水の単価相場と、騙されないための見積もりチェックポイントをご紹介します。

見積もりのサンプルをつけて分かりやすくご説明しますのでぜひ最後までご覧ください。

損をしないために、適正な価格で適切な工事を依頼しましょう。

 

  • 1章 【見積もりサンプル付き】ウレタン防水の単価相場

1-1 ベランダ防水は5,000~11,000円/㎡

ベランダ防水

ベランダ防水の場合は密着工法という工法で施工することが多いです。

密着工法の単価相場 5,000~11,000円

 

▪密着工法とは

密着工法は、既存の下地に下塗りを行い直接ウレタン防水材を塗っていく工法で、工期が比較的短く値段もお手ごろです。

施工前にきっちり乾燥させてからの施工が必須のため、ベランダなど狭い面の施工に用いられます。

耐用年数は7~10年です。

防水材の前に補強布を貼り込む場合は「メッシュ工法」とも呼ばれます。

 

※雨漏れしている場合は表面が膨れてきてしまう恐れがあるので「密着工法」ではなく、「通気緩衝工法」で施工しましょう。

 

■見積もりサンプルベランダ防水見積書例

 

  • 1-2 屋上防水は7,000~12,000/

屋上防水

屋上防水雨漏れしている箇所に関しては、下地が水分を含んでいる可能性があるので通気緩衝工法という工法での施工をおすすめします。

通気緩衝工法の単価相場 7,000~12,000円/㎡

 

▪通気緩衝工法とは

通気を良くするために通気緩衝シートを張ってからウレタン防水を塗っていく工法です。

下地に密着させずに湿気の通り道を作り外部に逃がします。

脱気筒

脱気筒から湿気が逃げていきます。

密着工法より値がはりますが、耐用年数は10~15年と寿命は長いです。

 

※仮に密着工法で施工すると下地に含まれた水分の逃げ道がなく、表面が膨れてきてしまう恐れがあります。

ベランダの膨れ

出典:株式会社セイルズ

屋上もベランダも、施工の単価は変わりませんが、屋上なら面積が広くなる分、価格は高くなります。

 

■見積もりサンプル

屋上防水見積書例

 

アパートやマンションの屋上、ベランダ防水をお考えの方は、一緒に外壁塗装もご確認いただくと、建物全体のメンテナンスができて安心です。

 

1-3 その他必要な作業の単価一覧表

防水工事といっても「ウレタン防水施工」以外に必ず行う作業があります。

防水工事に必要なその他の細かい作業と費用をまとめましたのでご覧ください。

●防水工事に必要な作業と費用の一覧表

高圧洗浄

200~300円/㎡

下地処理

ゴミや砂ほこりを清掃します。

200円/㎡

下地補修

膨れがある場合など、膨れた部分を撤去し平らにします。

200~300円/㎡

改修用ドレン設置

ドレン

  • ドレンとは…
  • 防水層に水が溜まらないよう雨どいなどに繋がっている、集水口です。

15,000円/箇所

脱気筒設置 (通気緩衝工法)

湿気が逃げていくための空気の出入り口です。

10,000~12,000円/箇所

発生材処分費

工事で発生した材料の処分費です。

10,000~30,000円

管理費

10,000~30,000円

諸経費

荷下ろし代などです。

10,000~30,000円

足場仮設 

700~900円/㎡

※必要な場合のみ

 

相場が分かったら見積もりのチェックです。

相場以外にも着目すべきポイントを次章で紹介します。

 

  • 2章 損しないための見積もりチェックポイント4つ

    • ☑相場にあった単価である
    • ☑工法の記載がある
    • ☑工程の記載がある
    • ☑材料名の記載がある

 

見積もりには優良会社と悪徳業者を見分けるヒントが多くあります。

見積もりをもらったらまず見てほしいチェックポイントを4つにまとめましたので、お持ちの見積もりを出して1つ1つ確認してみてください。

 

2-1 相場にあった単価である

密着工法

5,000~11,000円/

通気緩衝工法

7,000~12,000/

お見積りの単価は相場内におさまっていますか

 

▪相場より高い場合

中間マージンを取られている可能性があります。

工務店や管理会社などの下請けに施工を依頼している会社は中間マージンが発生します。

ウレタン防水の単価だけでなく管理費や諸経費で多く取られていないか確認してみましょう。

 

▪相場より低い場合

工程を省かれている可能性があります。

見積もりに各工程の表記はあるか確認してみましょう。

 

2-2 工法の記載がある

積もりに「密着工法」や「通気緩衝工法」などの工法の記載はありますか

 

ベランダ防水は「密着工法」でも問題ありませんが、雨漏りしている箇所の場合は「通気緩衝工法」でないと後に不具合に繋がります

記載がない場合は業者に工法の確認をして、状況に合った工法が記載された見積もりを作ってもらいましょう。

 

2-3 工程の記載がある

見積もりに各工程の記載はありますか。

 

工程の記載があることで見積もり金額が必要な工程がすべて入った上でのものだということが分かります。

工程の記載がないと工程を省いて金額を安く済ませてようとしている可能性もありますので、

特に相場より安く見積もられた方はしっかり工程の確認を行いましょう。

 

・ウレタン防水工程

ウレタン防水には

  • ①下塗り(プライマー)
  • ②中塗り(主剤1回目)
  • ③中塗り(主剤2回目)
  • ④上塗り(トップコート)

4工程が必要になります。

上塗り(トップコート)が仕上がると下塗りや中塗りの確認はできません。

中塗り1工程を省かれても気付かないでしょう。

見積もりの金額がこの4工程を考慮したものなのか確認しましょう。

”一式”と記入されていないかチェック!

 

 

・その他確認必須項目

下地処理

  • 改修用ドレン設置

脱気筒の設置(通気緩衝工法の場合のみ)

☆改修用ドレンが”新規設置”でなく”塗装”と記載されていないかチェック!

 

 

▽改修用ドレンが塗装ではなく新規設置の理由

ドレンというのは防水層と雨どいをつなぐ集水部分になっています。

経年劣化によりさびてしまうと、結合部分が剥がれてしまい、雨水が正常に流れなくなってしまいます。

そのため結合部分を上から改修用ドレンでカバーしてきちんと水はけができるようにする必要があります。

業者によっては塗装で見積もりを出してくる場合もありますが、塗装のみだとドレン自体の改善にならないので新規設置をおすすめします

 

2-4 使用する材料名の記載がある

使用する材料名は記載されていますか

どこのメーカーの何の材料を使うのか、記載があると安心です。

記載があれば事前にインターネットで材料の特性が確認でき、実際に工事に入ったときもきちんと適切な材料で施工されているか確認できます。

 

 

いかがでしたか。

4つのチェックポイントを確認し、一つでもお持ちの見積もりにひっかかるところがあれば、まず業者に問い合わせてみましょう。

知りたい答えが返ってこなければ他の業者に頼んだほうが良いかもしれません。

 

また1社だけでなく相見積もりを取ると比較もしやすくなります。

多く取りすぎると金額重視の比較になってしまうので相見積もりを取る際は3社程度にしましょう。

 

3章 施工中も安心して任せられる業者の特徴

見積もりがどれだけしっかりしていても実際に施工に入ってから適当な仕事をされたら元も子もありません。

3章では施工中も安心して任せられる優良業者の特徴をご紹介します。

 

3-1 防水施工技能士の資格をもった職人が在籍している

防水施工技能士という資格を持った職人が在籍している業者は、品質面でも金額面でもメリットが多いです。

なぜなら防水施工は専門的な工事で、誰でも良い工事ができるかというとそうではないからです。

 

したがって資格を持っているということは専門性があり、良い仕事をしてくれる可能性が高いということになります。

また、資格を持っていない業者と違って下請けに出さず自社施工ができるので、中間マージンも発生しません。

まず自社施工なのか、どういった職人が入るのかは契約前に確認しておきましょう。

 

3-2 工程ごとに報告・説明をしてくれる

ウレタン防水工事は工程を省いても後から見ては分からないので、職人だけでなく現場監督による各工程の確認が安心材料になります。

しかし会社によっては工事中に一度も現場監督が確認に来ない場合もあります。

きちんとした施工がされていることを逐一報告してくれる業者は信頼性も高いです。

・工事中、現場監督は確認に来るのか

・どういった形で説明があるのか

施工中の管理体制も確認してみましょう。

 

3-3 施工中の写真をくれる

施工中写真

施工中の写真はしっかりとした工程を踏んでいない会社はなかなか渡せない、施工の証拠になります。

施工中の写真の贈与がサービスに入っている業者は、最初から各工程の写真を撮ることが頭にあるため、きちんとした施工をしてくれる可能性が高いです。

施工後に施工中の写真をもらえるか確認してみてください。

 

防水工事といっても、たくさんの業者がおり、残念ながら良い業者ばかりではありません。

多くの業者から優良業者を見つけ出せるよう上記のような特徴をつかんでおきましょう。

 

4章 防水を長く持たせるためには定期的なドレンの清掃を!

ドレンの汚れ

ドレン(排水溝)にゴミや落ち葉などがたまって雨どいに水が流れなくなると、防水層の劣化が進んでしまいます。

屋上やベランダなど出入りが可能であれば、3か月に1回など定期的にゴミを取り除いてください

正常に水が流れる状態でいることが防水の寿命を延ばします。

 

まとめ

最後までご覧になっていかがでしたか。

ウレタン防水工事は、工期も短くお手頃な価格でとても人気の施工方法ですが、需要がある分、いろんな業者が存在しています。

たくさんの会社から優良業者を選ぶために、慎重に検討していきましょう。

そして無駄なお金をかけずに長く建物を守っていきましょう。

 

◆工事内容について業者の説明を受けて、単価に妥当かどうか確認しましょう

プロ直伝!ウレタン防水の正しい施工手順と失敗しない業者選びのコツ

防水工事は4種類|それぞれの違いや選び方、適正価格をプロが解説

 

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【必見】外壁メンテナンス3つの注意点と費用相場・時期をプロが解説 https://yuko-navi.com/outer-wall-maintenance-guide Wed, 26 Sep 2018 02:14:07 +0000 https://yuko-navi.com/?p=615
  • 家を建てて10年過ぎたから、そろそろ外壁のメンテナンスの時期かも…

    「外壁のメンテナンスって何をしたらいい?」

    「いくらくらいかかる?」

    と気になって調べているのではないでしょうか。

  •  

    どんなにいいお家でも、紫外線や雨・風によって年数が経つと劣化してしまいます。

    そのため定期的なメンテナンスをして、耐久性や見た目を維持することが大切です。

  •  

    もし10年、20年、30年と放置してしまうと、以下のような状態になってしまうことも。

    ■外壁材の劣化

    外壁ひび割れ

    ■外壁の内部の木が腐る

    ベランダの腐食

    ■シロアリが寄ってくる

    シロアリ

    お家を支える柱が腐ってシロアリ被害に遭ってしまうと、地震が来た際にも倒れやすくなってしまいます。

    ご家族の大切なお家がこのような状態にならないためにも、お手入れすることが重要です。

    ただ具体的にどんな工事が必要なのか、いくらかかるのか、いつやればいいのかなど分からないことはたくさんあるかと思います。

    そこでこの記事では、外壁メンテナンスを行うべきタイミングと、メンテナンス工事の内容・費用を解説していきます。

    さらに、メンテナンス工事を失敗なく行うための注意ポイントもご紹介。

    頻繁に行う工事ではないからこそ、メンテナンスの際には気を付けていただきたいことがあります。

    この先、大切なご自宅に長く安心して暮らしていけるように、チェックしていきましょう。

  •  

    記事の後半では、どこの業者に依頼すればいいか分からない方のために優良業者の見極め方についてご説明します。

    契約をする前にご自身でチェックできるポイントになりますので、安心して任せられる業者を選んでいきましょう!

  •  

    1章 外壁メンテナンスが必要なタイミング

    ご自宅の外壁が水を弾かなくなったらメンテナンスが必要な時期です。

    なぜなら、外壁が水を吸い込むようになると、様々な劣化症状が現れ、外壁の耐久性が低下してしまうからです。

    この章では、目安となる年数と、メンテナンスサインとなる劣化症状についてご紹介します。

    ご自宅が当てはまるかチェックしていきましょう。

  •  

    1-1 築710年が経過したら

    外壁のメンテナンスの目安年数は築710年です。

    このくらいの年数になると、紫外線や雨風による影響で、新築時に塗られていた外壁塗料が劣化し防水効果が切れてくるからです。

    ただし、お家の立地(日当たり)や外壁の種類によっては劣化する時期が前後することもあります。

    そのため年数はあくまで目安で、実際の時期はご自宅の状態を見た上で判断しましょう。

  •  

    1-2 外壁にひび割れ等の劣化症状が出たら

    モルタルひび割れ

    外壁が水を吸うようになると、触った時に手に粉が付くチョーキング現象や、ひび割れ、カビコケの繁殖、反りなどの劣化症状が現れます。

    劣化症状

    一つでも当てはまっていれば、メンテナンスの時期です。

    症状の数が多いほど、外壁自体の耐久性が低下している可能性が高いです。

    現状を悪化させないように早めにメンテナンスを行いましょう。

  •  

    2章 外壁メンテナンスの種類と費用

    外壁メンテナンスにも様々な工事内容があります。

    大きく分けると、外壁塗装工事と目地交換です。

    それぞれの内容と費用について詳しく解説していきます。

  •  

    2-1 外壁塗装=70~170万円

    サイディング・モルタル・ALC外壁は、塗装メンテナンスが必要です

    これらの外壁は、防水性を失うと外壁自体の耐久性が落ちてしまうからです。

    定期的に塗装をすることで防水性を維持し、外壁を長持ちさせることができます。

  •  

    外壁塗装の費用相場は70~170万円程です。(2階建て30)

    費用は、使用する塗料によって変動します。

    ▼塗料別費用相場

    souba30

    ※上記の費用には足場架設・高圧洗浄・下地補修(コーキング交換)・養生・附帯(雨どいや破風板等)塗装・諸経費等も含まれます。

    耐用年数の短いウレタン塗料が最も安く、耐用年数が長い無機塗料が最も高くなります。

    予算や次回のメンテナンス時期をいつにしたいかなどを考えて選びましょう。

    ただしこちらの費用はあくまでも目安です。

    同じ坪数であっても、外壁の面積や塗装が必要な附帯物の数量によって費用は変動します。

    詳しい金額が知りたい場合は、ご自宅を点検してもらった上で見積もりを出してもらう必要があります。

    >適切な見積チェックについてはこちら

  •  

    2-2 目地交換=20~30万円

    目地

    外壁がタイル・サイディング・ALCなどのパネル外壁の場合は目地交換が必要です。

    なぜなら、目地に打ち込まれているコーキング材は紫外線によって劣化すると固くなってひび割れてしまうからです。

    目地に隙間ができると外壁の内側に水が入ってしまうので、定期的にコーキングの交換を行いましょう。

  •  

    費用は20~30万円ほどです。(2階建て30坪の場合。足場代別)

    ▼単価相場

    打ち替え(交換)=800~1,100円/m

    増し打ち=700~900円/m
    (※窓サッシ回り、入角など交換できない場所は既存の目地を撤去せずに上から新しい目地を重ねて増し打ちします。)

    外壁全体の目地交換工事には足場が必要になるので、塗装が必要な場合は一緒に行なうことをおすすめします。

  •  

  •  

    3章 外壁メンテナンスの注意ポイント

    メンテナンス工事を行う前に知っておいてほしい注意点を解説します。

    ポイントをおさえて工事を行うことで失敗や後悔のないメンテナンスを行うことができます。

    事前にチェックしていきましょう。

  •  

    3-1 外壁の種類や状態に合ったメンテナンスをする

    外壁 メンテナンス

    外壁の種類や状態によって、適切なメンテナンス方法が変わってきます。

    例えとしては以下の通りです。

    ・サイディングの場合…目地交換と塗装が必要

    ・モルタルの場合…塗装が必要(目地はないので交換不要)

    ALCの場合…塗装が必要で、目地の状態によっては交換か増し打ちが必要。

    ・タイルの場合…目地交換が必要で、美観が気になる場合は塗装

  •  

    また、同じ外壁であっても劣化状況によって補修が必要になるなど、メンテナンスの内容は変わってきます。

    ご自宅の状態に合わせたメンテナンスをすることで長持ちさせることができるので、きちんと点検をしてもらうようにしましょう。

  •  

    3-2 劣化が進んだらメンテナンスではなく修繕をする

    外壁の劣化が進んだ場合、塗装メンテナンスではなく大規模な修繕工事が必要になることもあります。

    なぜなら劣化が進んだ状態で塗装を行なったとしても、状態は改善しないからです。

    大きなひび割れや欠け、変形が見られる場合や、すでに雨漏りしている場合は、外壁の交換や内部の木部修繕が必要になります。

    塗装メンテナンスよりも費用はかかりますが、今後長持ちさせていくためにお家の状態が良くなるような工事を行いましょう。

  •  

    ■修繕費用

    工事内容

    全面施工の費用相場

    外壁張り替え

    300~400万円

    外壁カバー

    200~300万円

     

  • 3-3 全ての業者が優良で知識があるわけではない

    メンテナンスを業者に依頼する際に覚えておいていただきたいのが「全ての外壁メンテナンス業者が優良業者というわけではない」ということです。

    目地交換や塗装工事は資格がなくても出来てしまう工事なので、中には知識や経験がなく誤った工事をする業者もいます。

    また詐欺まがいの悪徳業者も存在します。

    そのため、「近くだから…」「チラシが入っていたから…」という理由で安易に依頼するのは危険です。

    低品質業者を引き当てないように、業者を見極める力が必要です。

    次章で、優良業者の見分け方について詳しく解説していきます。

  •  

    4章 安心して任せられるメンテナンス業者の見極め方

    メンテナンス工事を満足のいくものにするためには、優良業者に工事を依頼することが大切です。

    この章では、初心者の方でも優良業者が判断できる見極めポイントを解説していきます。

    どれも契約前にチェックできることですので、ご自身で判断できるように把握していきましょう。

  •  

    4-1 1,000件以上の施工実績がある

    外壁塗装の施工実績が1,000件以上ある業者に依頼しましょう。

    なぜなら実績数が多いほど、経験や知識が豊富で、お家に合った提案をしてもらえるからです。

    お家は一軒一軒、形や建材、劣化状態が異なります。

    ご自宅に適した提案をしてもらうためには、これまでの実績が多いところだと安心です。

    また、評判の悪い業者は工事が続かず、実績数も少ない傾向にあります。

    見積もりを依頼する前に、ホームページやチラシで実績数を確認し1,000件以上あるかチェックしてみましょう。

  •  

    4-2 塗装専門の職人が在籍している

    外壁のメンテナンスは、家を建てる会社や内装工事、電気屋さんなど、メンテナンス専門の業者以外でも行っています。

    しかし、そういった業者のほとんどは塗装職人が在籍していないので、下請けの職人に委託することになり、費用が1.21.5倍ほど高くなります。

    また、下請けということでこちらの要望がうまく伝わらず満足のいく仕上がりにならない可能性も。

    外壁メンテナンスを依頼する場合は、塗装専門店や塗装専門の職人が在籍している業者に依頼するようにしましょう。

  •  

    4-3 事前点検に60分以上かけてくれる

    点検

    見積もり依頼をした際に、事前点検を丁寧にしてくれるかをチェックしましょう。

    メンテナンスの詳しい内容は、外壁の種類や状態によって変わるためお家の大きさを測るだけでの点検はNGです。

    もっと悪い業者だと坪数で見積もりを出すことも。

    同じ30坪であっても、お家のデザインや窓の数(開口部)の個数によって外壁の面積は変わり、費用も変動します。

  •  

    ご自宅に合った適正な見積もりを出してもらうためにも丁寧な点検は必須です。

    見積もりを依頼したからと言って必ず頼まなければいけないということはありません。

    もし見積もりを依頼したけど点検が雑、10分程度で帰ってしまったなど気になることがあればお断りしましょう。

    >外壁点検で見てもらうべきところについてはこちら

  •  

    4-4 見積もりや工事内容の説明が分かりやすい

    点検後の報告

    見積もりや工事内容の説明が分かりやすい業者を選びましょう。

    メンテナンス工事の見積もりには専門用語が並びます。

    そのためよく理解せずに工事を行うと、「こんなはずではなかった」「思っていた仕上がりと違う」などと納得のいかない仕上がりになることも。

    ご自宅でどんな材料でどんな工事が行われるか、きちんと理解できるように丁寧に見積もりの説明をしてくれる業者だと安心です。

  •  

    4-5 保証やアフターフォローがある

    点検

    保証制度やアフターフォローが充実している業者を選びましょう。

    なぜなら塗装工事は、数年経ってから不具合が発生する場合があるからです。

    塗りたてが綺麗でも、塗料を必要以上に薄めて塗って仕上げていたら数年で色褪せが発生します。

    そのため、塗装後も長くお付き合いができる業者を選ぶことが重要です。

    保証書がもらえるのか、アフターフォローがあるのかも契約前に必ず確認しておきましょう。

  •  

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  • まとめ

    いかがでしたか。

    最後にこの記事をまとめます。

  •  

    1章:外壁メンテナンスの時期】

    ・目安は築710年経過後

    ・外壁にチョーキング・ひび割れ・コケ・反りなどが発生したら

  •  

    2章:外壁メンテナンスの種類と費用】

    ・目地交換=1030万円(足場代別)

    ・塗装=70170万円(足場・洗浄・養生・附帯塗装等込み)

    ※選ぶ塗料によって費用は変動します。

  •  

    3章:外壁メンテナンスの注意点】

    外壁メンテナンス時に注意すべきポイントは以下の3

    ①外壁の種類や状態に合ったメンテナンスをする

    ②劣化が進んだらメンテナンスではなく修繕をする

    ③全ての業者が優良で知識があるわけではない

  •  

    4章:優良業者の見極め方】

    優良メンテナンス業者の見極めポイントは以下の5

    1,000件以上の施工実績がある

    ・塗装専門の職人が在籍している

    ・事前点検に60分以上かけてくれる

    ・見積もりや工事内容の説明が分かりやすい

    ・保証やアフターフォローがある

    満足のいくメンテナンスをして外壁を長持ちさせていきましょう。

    最後までご覧くださり、ありがとうございました。

  •  

    ◆外壁材別の塗装メンテナンスについて知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

    ・サイディング塗装の全てが分かる!失敗しないために重要な5つの項目

    ・モルタル塗装の完全ガイド!必要性・時期・費用から4つの注意点まで

    ・ALC外壁は塗装メンテナンスで安心!時期、費用、注意点まで完全解説

    ・外壁タイルはメンテナンス要!5つの症状から費用相場まで完全ガイド

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    DIYする人必見!ウレタン防水塗料を迷わず選ぶ方法&おすすめ塗料3選 https://yuko-navi.com/urethane-waterproof-paint Fri, 09 Aug 2019 08:40:08 +0000 https://yuko-navi.com/?p=6986 ウレタン防水をDIYしてみたいけれど、どんな塗料がいいのか分からない…という方も多いのではないでしょうか。

    たくさんの種類の塗料が販売されていると、迷ってしまいますよね。

     

    そこでこの記事では、DIYでウレタン施工を考えている方向けに塗料選びのポイント3つ紹介します。

    また、そのポイントにあてはまるおすすめ塗料も一緒にお伝えします。

    どれがいいのか分からない…とお悩みの方も、この記事を読むことでぴったりな塗料を選ぶことができるようになります!

    ぜひ最後まで読んでみて下さいね。

     

    1章 ウレタン防水塗料の種類

    ウレタン防水

    ウレタン防水塗料は、一般的に「ウレタン防水材」と呼ばれています。ウレタン樹脂で出来た液状の材料で、屋上やベランダの防水工事に使用されています。

    耐用年数は810年程度です。

     

    防水材は様々なメーカーから販売されていて、種類も豊富です。

    しかし、DIY用のウレタン防水材を選ぶ際に知っておくべき種類の分け方はシンプルです。

    「1液性と2液性」、そして「特殊機能の有無」です。

    それぞれを解説していきます。

     

    ① 1液性と2液性

    ウレタン防水材は「1液性」と「2液性」に分けられます。

    1液性は、材料1缶をそのまま使って施工できるもので

    2液性は、ウレタン樹脂を固める為の硬化剤を入れないと施工が出来ない防水材です。

     

    1液性と2液性の違い

     

    1液性

    2液性

    硬化剤

    不要(手間がかからない)

    要(手間がかかる)

    防水材の価格

    比較的高い

    比較的安い

    ※硬化剤…防水材を固めるための材料

    ※価格は20kg(2液性の場合は硬化剤とセットで)購入した場合の概算

     

    1液性の防水材

    一液性ウレタン防水

    出典:PAINT GARAGE(楽天)

    1液性の場合は「1液」や「1液性」または「1成分形」とパッケージに記載されています。

     

    ■2液性の防水材

    2液性ウレタン防水

    出典:PAINTJOY(楽天)

    2液性の場合は、パッケージに「2液型」or2成分形」と記載されています。主剤と硬化剤の2つセットで使用します。

     

    2液性はコストを抑えた施工が可能ですが、慣れていない方には不向きです。

    防水材に混ぜる硬化剤の適正量は細かく決められており、分量を間違えたり、しっかり混ざっていないと塗膜が固まらないなどの不具合が起きてしまうからです。

     

    1液性は2液性よりも割高ですが、硬化剤がいらない分慣れてない方でも失敗しにくいのが特徴です。

    業者が施工する場合は2液性の防水材が多く選ばれていますが、DIYをされる方なら1液性がおすすめです

     

    ②特殊効果の有無

    ウレタン防水材の中には、遮熱効果(太陽の熱を遮って、室内の温度を下げる効果)のある製品や、歩きやすくなる滑り止め材(骨材など)が入っているものがあります。

    屋上防水をされる方なら、お部屋の暑さ対策に遮熱タイプの防水材

    ベランダの使用頻度が高い方なら、りにくいタイプの防水材

    など、欲しい機能が入っているものを選ぶと、より使いやすいベランダや屋上にできます。選ぶ際は、どんな機能を持っているのかもみてみましょう。 

     

    ★品質重視なら、業者に施工を依頼しよう

    金額よりも品質を大事にされる方なら、専門業者に施工を依頼しましょう。

    防水工事は工程ごとに必要な材料の数量や、乾燥させる時間、手順が細かく決められています。そのため、普段作業をされない方が行うと失敗してしまう恐れがある為です。

    少しでも工程に抜けがあると、折角DIYしても剥がれてきてしまい、直すのに余計な時間やお金が掛かってしまいます。

    頑張ればDIYも可能ですが、失敗のリスクを避けて品質を重視したい場合は、専門業者に依頼をしましょう

     

    2章 【DIYにおすすめ!】ウレタン防水塗料の選び方

    DIYする方向けのウレタン防水塗料の選び方を2つに絞って紹介します。

    ウレタン防水塗料は、様々な種類のものが販売されています。

    数あるなかで失敗しにくいものを選ぶために把握しておきましょう。

     

    2-1 一液性と記載があるものを選ぶ

    パッケージや説明書に「一液性」と記載されているものを選びましょう。

    一液性の塗料なら、他の材料を塗料に混ぜて施工する必要がないからです。

     

    塗料により二液性というものもありますが、「硬化剤」という塗料を固めるためのものを決められた比率で混ぜてから塗装する必要があります。

    二液性塗料は、硬化剤の比率を間違えてしまったり、混ぜ方にムラができてしまうと施工後に不具合がおこる原因となります。

    DIYをするなら、失敗の少ない一液性のものを選びましょう。

     

    2-2 下塗り材+防水塗料+トップコートがセットになっているものを選ぶ

    DIYでウレタン防水をするときは、「下塗材+防水塗料+トップコート」という3種類の塗料がセットになっているものを選びましょう。

    実はウレタン防水工事は単に防水材を塗るだけではできず、この3種の塗料を手順に沿って塗る必要があるからです。

     

    セットをおすすめする理由は主に3つあります。

    ①各塗料それぞれ同じ施工面積に必要な量で揃えてあるので材料に無駄が出にくい

    ②下塗り材やトップコートが無いと、施工後に不具合が発生する原因となる

    ③ウレタン防水用でも、違うメーカーのものだと相性が合わない恐れがある

     

    一部の塗料だけ中途半端に余らせてしまってはもったいないですし、組み合わせを間違えて失敗してしまっても大変です。

    より手軽に良い施工をするためにも、3点セットのものを購入しましょう。

     

    施工できる面積の目安は「塗布量」をチェック

    1セットでどの位の広さまで施工できるのかは、基本的にはパッケージ表面にかいてあります。

    ただ、中には少し分かりにくいところに記載してある場合もあります。

    その際は、塗料のパッケージやカタログにある「塗布量」の項目をチェックしてみましょう。

    塗布量とは、1㎡あたり何Kg使ってください、という指示です。ここを見れば、そのセットで何㎡まで塗装できるのか分かります。

     

    ■塗布量の記載された説明書

    防水材のカタログ

    出典: EF水性ウレタン防水材ミズハ

     

    上の説明書の場合、10㎡塗装する場合は、

    • シーラー(下塗り材)→1.5~2kg
    • 本材(防水材)→1.6~2kg
    • 上塗り材(トップコート)→1.5~2kg

    が必要となります。施工したい面積に合った量の材料を購入し、材料に過不足がないようにしましょう。

     

    3章 【状況別】DIYにおすすめ!ウレタン防水塗料3

    2章でお伝えした塗料選びのポイントを元に、プロの目線でお勧めの塗料を紹介します!

    それぞれのおすすめポイントや、その防水材ならではの機能を一緒に掲載しています。欲しい機能やお家に合わせて選びましょう。

     

    ◆塗料を購入したあとの詳しい施工手順については、この記事をご覧ください。

     

    小さい面積を無駄なく施工したい方におすすめ

    フローン01ベランダセット

    商品名

    フローン01ベランダセット(楽天)

    施工できる面積

    1セット5㎡程度

    おすすめポイント

    下塗り、防水材、トップコートが入ったセットです。少量なので小さいスペースを手軽にDIYしたい方におすすめです。

     

    ②滑り止め効果が欲しい方におすすめ

    ニッペホーム 水性屋上防水塗料セット

    商品名

    ニッペホーム 水性屋上防水塗料セット (Amazon

    施工できる面積

    16~20㎡程度

    おすすめポイント

    国内の大手老舗メーカー日本ペイントの販売するDIY用塗料です。トップコートは無く、防水塗料を2回重ねて塗るタイプなので、材料が2缶だけとシンプルです。

     

    ③遮熱対策と滑りにくさも両立させたい人におすすめ

     EF水性ウレタン防水材ミズハ

    ウレタン防水材

    商品名

    EF水性ウレタン防水材ミズハ(楽天)

    施工できる面積

    10㎡程度

    おすすめポイント

    遮熱効果あり+滑りにくい仕上がりにできるのが特徴です。日当りの良い南のベランダなど、下のお部屋の暑さ軽減と、ベランダの歩きやすさ両方を求めたい方におすすめです。

     

     

    4章 ウレタン防水材を使用・保管する際の注意点3

    ウレタン防水材を使用・保管する際の注意点を3つ紹介します。

    対策方法も一緒にお伝えするので、実践するだけで仕上がりの不具合を防げます!

     

    4-1 水が入らないようにする

    防水材を使って施工する際や保管する際は、材料に水が入らないようにしましょう

    水が入ることで、施工箇所の仕上がりに悪影響を及ぼしたり、防水材が傷んで使えなくなってしまう恐れがあるからです。

     

    せっかく購入した防水材が傷んだり、綺麗に仕上がらなかったら勿体ないですよね。

    保管する際は、

    • しっかり蓋を閉めてから保管する
    • 雨がかからない場所(ガレージなど)で保管する

    この2点を押さえておくようにしましょう。

    また、雨の日や湿気の多い日は施工を避けましょう。

     

    注意!防水材は余っても数日しかもたない

    防水材は余っても数年後にまた使う、ということができません。

    ここで紹介した1液性防水材は、湿気に反応して固まる作用があるためです。

    基本的には使う分だけ購入し、余ってしまった分は自治体のルールに従って処分しましょう。

     

    4-2 下塗り材、防水塗料、トップコートが混ざらないようにする

    ウレタン防水材

    使用した下塗り材、防水塗料、トップコートが混ざらないよう保管しましょう

    なぜなら、それぞれが違う役割をもった塗料であり、少しでも異物が混ざってしまうと本来の性能を発揮できなくなってしまうからです。

    施工・保管の際のポイントは

    • 違う材料が付着したハケやローラーを使いまわさない
    • 購入した時の容器に入れたまま保管する

    の2点です。

    異物が入るのを防ぎ、失敗してしまうのを防ぎましょう。

     

    4-3 火を使う物を近くに置かない

    防水材を保管したり施工に使用する際は、近くで火を使うのはやめましょう

    なぜなら、ウレタン防水は耐火性がないため、表面が焦げてしまう可能性があるからです。

    万が一引火すると火事の原因にもなってしまいます。

    安全や綺麗な仕上がりの為にも、防水材や施工した箇所には火を近づけないようにしましょう。

     

    まとめ

    ウレタン防水をDIYするなら、

    • 一液性と記載があるもの
    • 下塗り材+防水塗料+トップコートがセットになっているもの

    を選びましょう。扱いやすく失敗するリスクを減らす事ができます。

    中には遮熱や滑り止めなどの機能付き防水材もありますので、さらにご希望に合った塗料を選ぶことができます。

     

    施工・保管する際の注意点は以下の3点です。

    • ①水が入らないようにする
    • ②下塗り材、防水塗料、トップコートが混ざらないようにする
    • ③火を使う物を近くに置かない

    塗料選びと扱いの注意点を押さえて、ウレタン防水のDIYを成功させましょう!

    お読みいただきありがとうございました。

     

    ◆DIYはちょっと大変そうだな…と言う方は、専門業者に依頼しましょう。業者依頼のポイントや費用はこちらをご覧ください。

    →ウレタン防水の適正単価と見積もりで分かる優良業者の見分け方

     

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    屋根塗装は水性・油性どちらがおすすめか分かる!特徴3つを徹底比較 https://yuko-navi.com/roof-painting-water-based-oil-based Sun, 13 Sep 2020 23:00:12 +0000 https://yuko-navi.com/?p=13353 屋根塗装の相見積もりを取ったものの、業者によって提案してくる塗料はバラバラ…

    「水性がいい!」というところもあれば、「油性じゃないとダメ!」という業者もあってどちらを信じればいいのか分からない…

    とお困りなのではないでしょうか。

     

    屋根用の塗料にも水性・油性どちらもありますが、どちらかが絶対良いというわけではありません。

    そのため、大切なのはご自宅に合った塗料を選ぶことです。

    ただ、どちらがお家に合っているかは、水性・油性それぞれの特徴を理解しないと決められないですよね。

     

    そこで、この記事では屋根塗装における水性・油性の比較と、最適な屋根塗料の選び方をご紹介します。

    また、プロがおすすめする屋根用塗料を3つご紹介しますので、どうしても決め切れない方は参考にしてみて下さいね。

    最適な塗料を選んで、屋根塗装を満足のいくものにしていきましょう!

     

    0章 塗料には水性と油性がある

    そもそも塗料には水性油性があります。

    塗料缶はふたを開けてそのまますぐには使いません。通常、1~5%程度薄めて使います。

    水性塗料は、塗料缶に水道水で薄めて使用します。

    油性塗料は、塗料缶にシンナーで薄めて使用します。

    さらに2液タイプの塗料になると、硬化剤がプラスされます。

    塗料の種類

     

    また、油性塗料は強溶剤弱溶剤に分けられます。

    油性塗料の種類

    一般的に戸建て住宅の屋根塗装で使用する油性塗料は弱溶剤系なりますので、

    この記事では、水性油性(弱溶剤塗料)の特徴を解説していきます。

     

    1章 屋根塗装における水性・油性を徹底比較

    塗装工事においての水性・油性の違いを比較してご紹介します。

    水性・油性で比較すべきポイントは①耐久性 ②費用 ③臭い・環境影響です。

    塗料を選ぶ前に、それぞれにどんな特徴があるのか見ていきましょう!

     

    水性塗料

    油性塗料

    耐久性

    (種類によって差がある)

    (比較的高い)

    費用

    (比較的安い)

    (比較的高い)

    臭い・環境影響

    (臭いが少なく環境に優しい)

    ×(臭があり環境に悪い)

     

    1-1 耐久性

     

    水性塗料

    油性塗料

    耐久性

    (種類によって差がある)

    (比較的高い)

     

    まず比較するのは耐久性です。

    耐久性を比較すると、油性塗料の方が比較的耐久性が高いです。

     

    そもそも塗料には「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」というグレードがあり、それぞれに水性・油性があります。

    油性マジックの方が水性マジックよりも消えにくいように、油性塗料の方が水性塗料よりも紫外線に強く耐久性が高いのが一般的です。

     

    水性塗料の耐用年数

    油性塗料の耐用年数

    アクリル

    3~5

    4~6年

    ウレタン

    7~10

    8~10

    シリコン

    8~12年

    10~15

    フッ素

    15~18

    16~20

    ただし、水性でも耐久性が高いものもあります。

    近年は環境に優しい水性塗料の開発が進み、耐久性が油性に劣らない水性塗料も出てきています。

    水性だからダメということはありませんので、塗料のカタログを見て効果を確認したり、業者の施工実績やインターネットの口コミなどを確認してみましょう。

     

    1-2 費用

     

    水性塗料

    油性塗料

    費用

    (比較的安い)

    (比較的高い)

     

    次に費用を比較します。

    費用に関しては水性塗料の方が比較的安いです。

    なぜなら、油性塗料は、塗料缶の他にシンナーと硬化剤もセットで必要になるからです。

    ただ、屋根塗装工事にかかるお金は塗料代だけではありません。

    水性塗料でも油性塗料でも、足場架設費用や洗浄費用など、運搬費などの諸経費は変わりません。

     

    そのため、安さを重視するなら今後のメンテナンス計画を考慮して決めることをおすすめします。

    ▪10年以内に家を空ける予定の方の場合

    8年もつ水性シリコン塗料40万円

    15年もつ油性シリコン塗料60万円

    ⇒水性塗料の方がお得

    10年くらいで家を空けるのであれば、耐久性が高い塗料を使ってもその分費用がもったいないので水性塗料を選んだ方が費用をおさえられます。

     

    ▪15年以上長持ちさせたい方の場合

    8年持つ水性シリコン塗料40万円⇒15年持たすためには2回塗装が必要なので80万円

    15年持つ油性シリコン塗料60万円⇒15年持たすには1回の塗装が必要なので60万円

    ⇒油性塗料の方がお得

    長く持たせたいなら何回もやるより、一度で長く持つ油性塗料を塗った方が結果的に費用をおさえることができます。

     

    1-3 臭い・環境影響

     

    水性塗料

    油性塗料

    臭い・環境影響

    (臭いが少なく環境に優しい)

    ×(臭いがあり環境に悪い)

     

    最後に、塗装中の臭いや環境影響に関しての比較です。

    まず臭いは、シンナーを使用する油性塗料の方がきついです。

    臭いに敏感な方は、気分が悪くなってしまうこともありますので、油性塗料で塗装される際は換気や塗装中の外出などが必要になる場合があります。

     

    また、環境影響も油性塗料より水性塗料の方が環境に優しいです。

    油性塗料で使用するシンナーは環境に悪く世界的に使用削減の流れにもなってきているので、今後使用が減っていくことも考えられます。

     

    2章 あなたに合った最適な屋根塗料の選び方

    ご自宅の屋根に最適な塗料を選んでいきましょう。

    水性塗料を選ぶか、油性塗料を選ぶかはご自身が塗装で何を重視しているかによって変わってきます。

     

    2-1 長持ちさせたいなら油性塗料

    耐久性重視で長持ちさせたい方は、油性塗料を選びましょう。

    屋根は紫外線を遮るものがないので、一番劣化しやすい場所です。

    油性塗料の強靭な塗膜で、長持ちさせていきましょう!

     

    2-2 臭い・環境に配慮したい方は水性塗料

    臭いや環境に配慮したい方は、水性塗料を選びましょう。

    ただし、グレードの低い水性塗料を選んでしまうと、すぐに塗り替え時期が来てしまいます。

    そのため水性塗料の中でも、耐候性が付く効果も高いものを選ぶことをおすすめします。

     

    3章 プロが勧める屋根塗料4選

    この章では、塗装のプロがおすすめする屋根塗料を、水性油性それぞれご紹介します。

    ご自身で塗料を選べずお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

     

    3-1 優れた遮熱性が魅力|RSルーフ2液シリーズ

    RSルーフ2液

    出典:関西ペイント

    種類

    油性

    グレード

    シリコン・フッ素

    特徴

    遮熱効果が高い

     

    まずご紹介するのが、関西ペイントの「RSルーフ2液シリーズ」です。

    RSルーフ2液にはシリコン・フッ素グレードのものがあります。

    最大の特徴は、優れた遮熱性です。

    赤外線を効率よく反射する特殊な顔料を配合しており、屋根の表面温度の上昇を防ぎます。

    金属の屋根にはとくに効果を発揮しやすいので、金属屋根の方や、日当たりが良く夏場は暑さでお困りの方におすすめの塗料です。

     

    3-2 断熱効果アリ!|快適サーモシリーズ

    快適サーモシリーズ

    出典:水谷ペイント

    種類

    油性

    グレード

    シリコン・フッ素

    特徴

    断熱効果がある

     

    続いてご紹介するのは水谷ペイントの「快適サーモシリーズ」です。

    快適サーモシリーズには、シリコン・フッ素グレードのものがあります。

    下塗り塗料が断熱効果を有したものなので、遮熱性だけでなく断熱性も高い塗料です。

    断熱性があると、夏の暑さだけでなく、冬の寒さも緩和されます。

    冬場の寒さが気になる方におすすめの塗料です。

     

    3-3 水性でも高耐久|ルーフピアニ

    出典:水谷ペイント

    種類

    水性

    グレード

    シリコン

    特徴

    耐候性・耐汚染性が高い

     

    続いてご紹介するのが、水谷ペイントの「ルーフピアニ」です。

    ルーフピアニは、水性シリコン塗料です。

    水性塗料ですが2液硬化システムにより、油性に劣らない優れた耐久性を発揮します。

    また、耐汚染性も高いので汚れにくい屋根になります。

    臭いや環境影響が気になるけど、長持ちさせたい方にピッタリの塗料です

     

    3-4 ナノルーフシリーズ

    nanoroof

    出典:水谷ペイント

    種類

    水性

    グレード

    フッ素/無機

    特徴

    高耐久。遮熱つき、艶なしなどバリエーションあり

    最後にご紹介するのが、水谷ペイントの「ナノルーフシリーズ」です。

    高耐久を追求した水性屋根塗料で、遮熱効果のありなし、艶のありなしを選べる等のバリエーションがあります。

    水性かつ優れたコストパフォーマンスを求める方におすすめです。

    また、屋根塗料の艶なしは珍しいため、塗り替え後シックな風合いにしたい方にも人気です。

     

    まとめ

    いかがでしたか。

    屋根塗装における水性と油性の違いは以下の通りです。

     

    水性塗料

    油性塗料

    耐久性

    (種類によって差がある)

    (比較的高い)

    費用

    (比較的安い)

    (比較的高い)

    臭い・環境影響

    (臭いが少なく環境に優しい)

    ×(臭いもするし環境に悪い)

     

    最近では高耐久な水性塗料も出てきていますが、まだ油性塗料の方が耐久性が高いものが多いのが現状です。

    耐久性を重視するのではあれば、油性塗料を、

    臭いや環境影響を気にするのであれば、耐久性の高い水性塗料を選ぶのがおすすめです。

     

    納得のいく塗料を選んで、屋根を長持ちさせていってくださいね。

    最後までご覧くださり、ありがとうございました。

     

    ◆屋根塗装の耐用年数と塗料選びについて知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
    ⇒屋根塗装の耐用年数一覧と我が家に合った塗料選び3つのポイント

    ◆屋根の色について悩んでいる方はこちらの記事をご覧ください。
    ⇒[プロ直伝]屋根塗装の色はこう決める!事例付き人気色&成功ガイド

     

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    2024版|屋根塗装の費用相場&安く品質も保てる工事を専門家が紹介 https://yuko-navi.com/cost-of-roof-painting Tue, 09 Oct 2018 01:48:51 +0000 https://yuko-navi.com/?p=798 ▼Youtubeチャンネル開設しました!ぜひこちらもご覧ください。

     

    家を購入してから、10年近く。

    そろそろ、屋根の塗装をそろそろやらなければ・・・。

     

    しかし、いざ屋根の塗装を検討しても、費用がいくら程度かかるのか、全くわからない、

    とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

     

    ■屋根の劣化その①:色あせ

    屋根の色褪せ

    屋根全体が色あせて、防水効果がなくなっている。屋根材が水を吸収して、雨漏りする可能性がある。

    ■屋根の写真 その②:コケが発生

    屋根のコケ

    屋根のすき間にコケが詰まっている。水をはじかず、湿気が常態化して、屋根がもろくなる

    また屋根材が水を吸収して、雨漏りする可能性がある。

    実は、屋根の塗装は、費用を算出することは難しくありません。

    さらに、ポイントをおさえればお安く工事することが可能です。

    なぜなら、屋根塗装は工程が複雑ではなく、塗料選びやどこに依頼するかなど、重要なポイントが極めて限られているからです。

    しかし、「安い工事」が本当にあなたの求めている答えでしょうか。

     

    屋根は外壁よりも多く紫外線を浴び続けている箇所になります。

    近年はその紫外線もますます強くなってきて、屋根の負担が増しています。

    安くするだけで、工事が失敗しては意味がありません。

    費用をかけなくてはいけないところもあります。

     

    下記の資料からも、家の不具合は、外壁だけでなく屋根も多く起因しているのがわかります。

    不具合部位

    (※公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住宅相談統計年報2022」)

    このページでは、屋根塗装の費用相場や、お得に工事するためのコツをご紹介しますが、

    それだけでなく、「品質を保った良い工事」をするための情報もしっかりお伝えします。

    読み終えていただくことで、あなたの家の屋根塗装工事がどのくらい費用がかかるのかがわかります。

    また、お得な価格だけれど、安かろう悪かろうではないクオリティの高い工事をすることができます。

    ぜひ、最後までじっくり読んでくださいね。

     

    1章 よくある屋根塗装工事の費用相場 

    まずは、屋根塗装をする上で、費用相場を知っておきましょう。

    業者からもらった見積もりが高いのか安いのか判断できますし、またおおよその費用を把握しておくと予算を組み立てやすくなるからです。

    この章では、よくある屋根塗装の中心となる価格帯や、よくある屋根塗装工事の事例を3つご紹介します。

    あなたのお家の屋根塗装の概算の費用を把握できます。

     

    1-1 一般的な屋根の塗装費用は、4060万円が平均

    下記は、屋根塗装の費用の価格割合です。

    結論から言うと、一般的な2階建ての住宅の場合(スレート屋根*)は、40~60万円が費用相場です。

     

    ※スレート屋根

    屋根の種類の一つです。瓦屋根に比べて非常に軽く安価のため、現在、日本で最も普及している屋根材です。「カラーベスト」「コロニアル屋根」とも呼ばれます。

    スレート屋根

     

    ■屋根塗装の費用の割合

    屋根塗装費用グラフ

    ※10,000件の事例をもとに算出

     

    上記は、あくまでも一般的な平均費用を算出しています。

    当然、屋根の塗り面積や屋根の形、劣化状況、使用する塗料の種類によって、上記費用よりも高くなる場合もあれば、安くなる場合もあります。

    費用相場として、屋根塗装は「4060万円」と把握しておきましょう。

     

    1-2    よくある屋根塗装 費用事例4パターン

    次は、具体的に屋根塗装に必要な項目を見ながら、坪(塗り㎡数)別屋根の種類別でよくある事例を4つ紹介いたします。

    あなたのお家に近い事例の費用を確認してみてください。

     

    ■27坪(59㎡)・トタン屋根・シリコン塗料

    見積例14

     

    30坪(66㎡)・スレート屋根・シリコン塗料

    見積例15

     

    ■27坪(61.5㎡)・スレート屋根・フッ素塗料

    見積例 屋根1

     

    ■41坪(94.5㎡)・スレート屋根・シリコン塗料

    見積例16

     

    よくある事例を4つご紹介いたしました。

    あなたのお家に似た事例はあったでしょうか。

    概算の金額から詳細の費用も少しイメージできたかと思います。

     

    もちろん、塗料の種類や屋根の形、勾配によって費用は大きく変わってきます。

    ご自宅の具体的な金額は、必ず詳細な点検をしたうえで見積もりを作ってもらってくださいね。

     

    2章 屋根塗装の費用を抑えて安くできる3つの方法

    お家の塗装をする費用は、決して安いものではありません。

    できれば出費を抑えたいのが当然です。

    ここでは、その屋根塗装の費用を少しでもお安くできる方法を3つに絞ってお伝えします。

    いずれも、数十万円もお得になる可能性があります。

     

    では、一つ一つ詳しくご紹介しますので、丁寧に読んでいきましょう。

     

    2-1 金額が高い塗料のほうが、長い目で見ると実はお得 

    屋根の塗装は1回で終了ではなく、定期的に発生するものです。

    ですから、どのくらいお家を長持ちさせたいのか、また予算にあった塗料を見ながら、慎重に選びましょう。

    理由は、塗料は耐用年数と金額はほぼ比例し、その違いは約2倍以上の開きがあるからです。

    数十万近くの金額差というのは非常に大きいです。

     

    例えば、下記の比較をみていただけると、塗料それぞれの特徴も違います。

    塗料の種類比較表

     

     

    しかし、だからといって、必ずしも料金が安い塗料が良いとは限りません。

    ある程度、金額は耐用年数に比例しますので、長い目でみると、むしろ耐久性が長い良い塗料を使用したほうが、結果的に安くなります

     

    下記の図を見てみてください。

    40年にかかる塗装費用

    繰り返しになりますが、屋根は定期的なメンテナンスが必要なので、以下の3点を留意しながら使用する塗料を選びましょう。

    <屋根の塗料を選ぶポイント>

    • ・今回の屋根の塗装にかける予算
    • ・お家をどのくらい長持ちさせたいのか
    • ・20~40年間のトータルメンテナンス費用

     

    2-2 外壁と一緒に塗装すると安上がり

    塗装は、外壁と屋根を一緒に工事するのがおすすめです。

    理由は、屋根塗装のみでも、外壁塗装のみでも、「足場」をかけることがほとんどだからです。

    つまり、外壁と屋根を分けて工事すると、足場代だけを考えても、2回分の費用がかかってしまいます。

     

    屋根外壁塗装の費用比較

    また、高圧洗浄や、養生、塗り工程(下塗り・中塗り・上塗り)に関しても、業者側からすると、2回に分けて外壁と屋根をおこなうよりも、まとめて行うほうが無駄がないため、割安になります。

     

    実際、外壁と屋根をセットで工事する方は、74%にものぼります。

    外壁と屋根をセットで塗装工事するのは、費用をおさえる方法の「定番」となっています。

    屋根、壁塗装の割合

    ※16,000件の事例をもとに算出

    以上のことから、塗装費用を安くするためには、外壁と屋根を同時に施工するようにしましょう。

     

    2-3 塗装は専門の業者に依頼するのがもっともお得

    塗装に関しては、塗装の専門業者に依頼するのがベストです。

    理由は、ハウスメーカーでも工務店でも、結局は下請けの塗装専門の業者が施工するからです。

    むしろ、ハウスメーカーや工務店を間にはさむ分、マージンがとられて費用は高くなります。

    ※中間マージン

    ハウスメーカーや工務店が、塗装専門の会社からの見積もりに対して上乗せして、お客様へ金額を提示すること。

    中間マージン

    中間マージンの多くは、2030です。

    40万円が塗装専門の会社が提示した金額の場合、ハウスメーカーや工務店を通すと、48万~52万円に見積もり金額が高くなる、という意味です。

     

    工事するのは、同じ塗装専門の会社なので、施工品質は同じです。

    そのため、塗装は専門の業者に依頼したほうが、かなりお得で良いでしょう。

     

    3章 費用がどれだけ安くても、省いたら絶対NG2

    屋根塗装では、費用がいくら安くても必ず入れなければ失敗する施工や、おさえるべき要点があります。

    今からお伝えする2点は、必ず見積書の項目に入っているかチェックしましょう。

    なぜなら、いくら安くてもこの2点が抑えられていないと、失敗する可能性が非常に高いからです。

    むしろ工事費用が高くなる可能性があります。

     

    例えば、

    塗装工事したのに、雨漏りがひどくなったり、

    追加費用が発生したり・・。

     

    決して難しい内容ではないので、下記の2点だけ、まずはしっかり把握しておきましょう。

     

    3-1 スレート屋根の塗装は「タスペーサー」または「縁切り」が必須

    「タスペーサー」または「縁切り」が見積もり項目に入っているか必ず確認しましょう。

    なぜなら、塗装後に雨漏れを起こさないために必須の作業だからです。

     

    縁切りとは、スレート瓦の塗り替え時に、塗料で屋根材の重ね目が塗料で埋まってしまわないように、塗膜を切り離す作業のことを言います。

    この作業をしないと、塗料で重ね部分の隙間を塞いでしまい、雨水は逃げ場を失って屋根材の下に溜まり、釘を伝わって屋内に入ってしまいます。

    従来は、ヘラやカッターで縁切りしていましたが、それでスレートが傷つくこともあるので、現在はタスペーサーを使用して縁切り作業を行うことが一般的になっています。

     

    【タスペーサー】

    タスペーサー

    (※タスペーサーの製造メーカー「セイム」パンフレットより抜粋)

     

    タスペーサー施工写真 ▲写真の部材がタスペーサー。

     

    タスペーサー施工後

    ▲挿入後の状態。ほとんど目立たず、はずれることもありません。屋根と屋根の隙間を確保してくれます。

    【縁切り】塗膜カッター

    塗膜カッターで、塗料でふさがった部分を切ってすき間をあけます。

    タスペーサーが使えない形状の屋根などは縁切りを行います。

     

    【水が抜けず染みになってしまった屋根】

    屋根の雨染み

    タスペーサーや縁切りをしていないため、水の逃げ道が無くなって雨染みができています。

    放っておくと屋根裏に伝わって雨漏りしてしまいます。

     

    スレート屋根の塗装の際にタスペーサーや縁切りを行わないと、雨漏りにつながります。

    最悪の場合、高額な葺き替え工事に発展する可能性もあります。

    この作業を省いて安くしようということは絶対にしないようにしましょう。

     

    >タスペーサーについてより詳しくはこちら

     

    3-2 「一式・坪」の見積もりはダメ。塗り面積で計算が必須

    「一式」「坪」計算による見積もりは正確な数値が出せません。

    必ず、塗り面積(㎡数)で費用をもらうようにしましょう。

     

    理由は、塗装は全て「塗り面積」で計算されるからです。

    必要な塗料も必要な人件費も、養生も足場も、です。

    一式で詳細の費用が算出できることは、まずありません。

    また、坪数と塗り面積は必ずしも一致しません。屋根は特に勾配や、大屋根・下屋根によって塗り面積が大きく変わります。

     

    例えば、無理やり一式や坪数で計算すると、工事途中で塗料が足りなくなって、材料を発注するため、工事期間が伸びる可能性があります。

    また、悪い業者になると、塗料を薄めてそのまま工事をすすめるかもしれません。

     

    “見積もりは必ず塗り面積(㎡数)で貰いましょう”

    • 概算の屋根塗装の費用を計算するのに、坪数で考えるのはよいですが、実際の費用や見積書が一式や坪数だと、失敗する可能性が高まります。

      あなたの予算ピッタリ、もしくは安かったとしても、必ず塗り面積で金額を算出してもらうようにしてください。

     

    まとめ

    屋根塗装は、家の中でも一番紫外線を浴びて傷みやすい箇所です。

    そして、定期的なメンテナンスが必要です。

    屋根の塗装費用は、40~60万円が中心の価格帯ですが安くできるポイントもありますし、逆に、安くするために削ってはいけないポイントもあります。

     

    このページを読んでいただいたことで、あなたは、全体の費用感を把握しながら、良い工事をするための要点をおさえた屋根塗装をすることができるでしょう。

     

     

    ◆塗料選びは耐用年数から考えるのがベストです。以下で詳しく解説していますので、ぜひお読み下さい。

    屋根塗装の耐用年数一覧と我が家に合った塗料選び3つのポイント

     

    ◆外壁塗装と一緒にお考えの方は、外壁も含めた全体の費用感を掴んでおきましょう。

    【外壁塗装30坪の費用相場】事例と適正見積りを貰う5つのポイント

     

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    【全工程写真付!】外壁塗装の工程と高品質工事にする3つの確認方法 https://yuko-navi.com/process-of-wall-painting Wed, 03 Oct 2018 03:34:24 +0000 https://yuko-navi.com/?p=870 初めての外壁塗装、工程はどんなふうに進むのだろう?

    手抜きはされたくないから、きちんと把握しておきたいけど、正直よく分からない…

    と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

     

    外壁塗装は10以上の工程で成り立っていて、順序も決まっています。

    工程をきちんと守って丁寧に仕事をしてもらえば、ご家族も安心できて、質の高い工事にすることができます。

    そこでこの記事では、外壁塗装の工程を表と写真を使って分かりやすくご紹介します。

    また、各工程の重要ポイントや、業者に工程を確認する方法をお伝えしていきます。

    最後までご覧いただければ、抑えるべき工程がしっかり分かるようになります。

    確認もしっかりすることで質の高い塗装工事ができるようになりますので、ぜひじっくり読んでみてくださいね。

     

    ▼Youtubeチャンネル開設しました!ぜひこちらもご覧ください。

     

    • 1章 一般的な工期は1014日前後!外壁塗装の工程一覧

    • 塗装の工程一覧
      弊社パンフレットより

    外壁塗装はたくさんの工程から成り立っています。

    まずは業者の説明を聞いたときなど、上記の表と照らし合わせてみてください。漏れがなければひとまず安心です。

    なぜなら、この工程は建材や塗料の種類を問わず、およそどのお家にも当てはまる主要なものだからです。

    これが最低限の工程ですので、一つでも抜けていると良い工事にはできません。

    「一式全部やりますよ」などと大雑把な説明だけだった場合は、この項目がちゃんと入っているか確認しましょう。

     

    工期は1014日前後かかります。

    目安として各工程約1日ずつとお考え下さい。(屋根工事など、平行できる作業もあります。)

    「一週間以内で終わりますよ!」と言われた場合には、何か足りていない可能性があります。上記の工程がすべて入っているか確認しましょう。

     

    • 2章 ここさえ押さえれば失敗しない!各工程の内容とチェックポイント

    ここでは、各工程の内容・役割を写真と一緒にご紹介します。

    塗装工事は、大切なお家を長持ちさせるための重要な工事です。

    工程ひとつひとつに大事な役割、意味がありますので、それを知っておけば工事を失敗する心配がなくなり、より品質の高い工事にすることができます。

    また、今回は1章でご紹介した最低限の項目に加えて、実際には多くの方が外壁塗装と一緒に行う工程「コーキング工事(外壁の下地調整)」「附帯物塗装」も説明していきます。

    ぜひ参考にしてみてください。

     

    • 2-1 着工前 ご近隣への挨拶

    工事前の挨拶

    工事中は、足場の組み立てや車の出入りなどでご近所様にご不便・ご迷惑をおかけするので、必ず工事が始まる前にご挨拶に伺います。

    工事の内容、期間などを説明します。

    こうすると、多くの方が「お互い様だから」と言ってくださるので、今後のご近所付き合いのためにも伝えておくと良いでしょう。

    挨拶は通常、工事の1週間前~前日までに行います。

     

    業者がやってくれる場合はきちんと打ち合わせる

    最近は業者の方で挨拶の品や手紙を用意してくれるところも多いです。挨拶に伺う範囲や、必ず挨拶してほしいお家などを打ち合わせておくと安心です。

    隣接しているお家以外に、車の出入りが多いお家小さなお子さんがいるお家を業者に伝えて気遣いをしてもらいましょう。

    住宅地で皆さんが特に気になるのは車の出入りです。通りの邪魔にならないことや、お子様の安全などに気を配ってもらうと一層安心です。

     

    • 2-2 1日目:足場着工 車の出入りに注意

    • 足場架設

      塗り替えを行うためには、効率性・安全性を上げるために作業用の足場が必要です。大きなトラックで資材を運んできて組み立てます。

      組み立てた後はメッシュシートも設置します。塗料の飛散防止のほか、職人の落下防止など安全面でも大事な作業です。

      金属をしっかり組み上げる作業ですので、どうしてもが出てしまいます。

      ご近隣への挨拶の際にも一言伝えておきましょう。

    期間:半日~1日(場合によっては2日のこともあります)

     

    車を移動しておく

    万が一にもお車を傷つけてしまっては大変ですので足場作業の日は車を移動しておきましょう。

    また、足場自体が駐車場にかかってしまうお家もあります。その場合には工事期間中は別の駐車場を確保する必要があります。

    どこまで足場が組まれるか、車は停められるかは聞いておきましょう。

     

    鉢植えや置き物は壁から離れたところへ動かす

    多少であれば業者側もやってくれるので、大事なものだけ自分でやってあとは勝手に動かして良いですよ、と言ってやってもらうこともできます。

    その場合は、大事な植木やお花などは「これは傷つけないよう注意してください」と予め業者へ伝えておきましょう。

     

    プロパンガスは着工前に補充しておく

    足場が組まれてしまうとプロパンガスの出し入れができなくなります。

    プロパンをご利用の方は、足場組み立ての前に必ず補充をしておきましょう。

     

    • 2-3 2日目:高圧洗浄 ご近隣への水跳ねに配慮

    高圧洗浄

    外壁の塗装面にこびりついたカビやコケ、藻、汚れ、ほこりを高圧の水流によって洗い落として、塗料の接着をよくするために行います。

    天候、気候によっては終わってから乾燥させる日を空ける場合があります。

    期間:半日~1日

     

    工事中の洗濯物外干しは基本的にNG

    洗浄の日は水が飛ぶのはもちろんですし、塗装が始まってからの塗料も多少飛散します。

    お洗濯ものに付くと落ちなくなってしまいますので、洗浄が始まったら、塗装工程が終わるまでは外干しができないと考えておきましょう。

     

    お隣さんには、洗浄の日だけは洗濯物を外干しないようお願いしておく

    メッシュシートがあっても水しぶきは周りに飛んでしまいます。

    お隣さんには洗浄の日程も伝えておいて、万が一にもお洗濯ものを汚してしまわないよう気を配りましょう。

     

    窓の鍵は全て閉めておく

    水圧で窓が開いてしまう場合があります。水が入らないよう鍵を閉めましょう

     

    窓シャッター、雨戸は開けておくと中のガラス面も洗ってもらえるチャンス!

    窓の洗浄

    せっかくお家を丸洗いするので、普段なかなか掃除できないところをついでに洗浄してもらうとお得です!

    「ガラスや網戸も水流してもらえますか?」と事前に確認してみましょう。水で洗い流してもらうだけですっきりします!

     

    洗浄用の水は施主様負担で、1,000円~2,000円程度

    高圧洗浄をするときはお家の水道を使用するのが一般的です。

    通常の一軒家であれば1,000円から2,000円ほどです。

    その月だけ水道代が何万円も跳ね上がる…ということはありませんのでご安心ください。

     

    洗浄だけは雨でも実施できる

    通常、雨天時は工事をしませんが、洗浄だけは雨天でも問題ないこと、またご近隣もお洗濯をしないので迷惑がかからないという理由で、実施する場合があります。

     

    • 2-4 3日目:下地調整 気になる剥がれや錆の場所をチェック

    下地調整

    洗浄で落ちない著しい汚れやサビなどがある場合は、主に手作業できれいにしていきます。

    汚れやほこりなどを掃除する他、サンドペーパーやナイロンたわしのようなもので研磨をして素材表面に微細なキズをつけて荒くし、塗料の密着性が高まるようにしてあげます。

    サビ以外にも、木が傷んで毛羽立っているようなところやボード材の表面がはがれているところも整えていきます。

    期間:数時間~半日

     

    劣化が気になる鉄部、木部を伝えておく

    基本的には職人さんが全体を見てやってくれますが、特に気になっているところがあれば念のため伝えてあげると良いでしょう。

    (玄関の柱で目につくからここは丁寧にやってほしい、など)

    家主が気にしているとわかれば、良い職人ならより気合を入れてやってくれるものです。

     

    • 2-5 4日目:コーキング工事※サイディングボード、ALCの家のみ

    • コーキング(シーリング)とは、ボードとボードの境目、また窓などサッシ周りに入っているゴム状の素材です。

      境目(目地)のコーキングは「打ち替え(交換)」をします

    • コーキングの打ち替え

      古くなったコーキングは基本的にすべて撤去、交換になります。

      雨水の侵入を防ぐために必ず必要な工程です。

     

    サッシ周りのコーキングは、「増し打ち(追加)」をします。

    コーキングの増し打ち

    目地と同じようにカッターで撤去しようとすると、サッシやサッシ沿いにある防水シートを傷つけてしまいかえって雨漏れの原因になる可能性があるので、上から追加が基本です。

    壁面とサッシはほぼ直角に角度があるため、増し打ちでもコーキングの肉厚を保つことができます。

    期間:1日

     

    触ったり服に付いたりしないように注意!

    コーキングも乾くまでに半日ほどかかることがあります。お洋服に付くと落ちにくいので注意しましょう。

    新しいコーキングは艶、弾力があって小さなお子さんも気になるかもしれません。

    触らないように注意してみてあげましょう。

     

    • 2-6 5日目:養生 しばらく窓が開けられないので注意

    養生

    養生とは、ビニールやテープ、布などで覆って塗料の飛び散りを防ぐ作業です。

    家の塗り替えは、ローラーや刷毛(ハケ)で塗装することがほとんどで、少なからず周りに塗料が飛び散ります。

    ただ、家には塗料がついてしまうと不都合な場所がたくさんあります。アルミサッシ、窓、地面の床、植木や植物などです。

    こうした塗装しない場所を保護するのが養生作業です。

    期間:1日

     

    基本的にすべての窓が開閉できなくなる

    シャッターや雨戸も動かせなくなります。風通し、日光を入れるといったことができなくなりますのでご注意ください。

    ※開けられるように工夫して養生できる場合もあります

    ■工夫養生の例

    工夫養生

    リビングやお風呂場など、どうしても開けたいところある場合は、職人や現場担当者に相談してみてください。(窓の形状や足場との兼ね合いでできない箇所もあります。)

     

    玄関前など足元は滑りやすいので注意

    玄関の養生

    人が歩くところの養生は、滑りにくい専用ビニールを使いますので、ものすごく滑りやすくて危険、というわけではありませんが、やはりいつもと違う状態になっています。

    特に雨の後などは、念のため注意しておくとよいでしょう。

     

    枯れないか心配な植物は、まめに養生を外してもらう

    植物もビニールや布を被せて養生しますが、繊細だから通気が悪いと枯れそうで心配…という場合は、その付近を塗るときだけ養生布を被せてもらい、終わったら外してもらう、という対応をしてもらいましょう。

     

    エアコンは通常通り使えます!

    エアコン養生

    エアコンなどの室外機は、通気ができる専用のカバーで養生することが多いです。

    工事中もいつも通りに使用できますので夏場、冬場の工事もご安心ください。

     

    養生ビニールは半透明なので、窓から中が丸見えになる心配はなし!

    養生

    工事中は職人さんの視線とか気にならないかしら…と心配する方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的に養生ビニールは半透明なので中は見えません。

    工事中もお家の中でゆっくりお過ごしいただけます。ご安心ください。

    • 2-7 6日目:下塗り 仕上がり色とは違う色の場合が多い

    • 下塗り
    • 下塗りの主な役目は、その上から塗る塗料が剥がれないように接着させることや、小さいひび割れを埋めることです。

      外壁材や木部、鉄部など素材によって下塗り材を変える必要があります。

      期間:1日

     

    仕上がり色とは違う色の場合が多い

    いずれの下塗りも、仕上げの色とは違う色のこと(主に白)が多いです。

    「希望した色と違う!」と慌てなくて大丈夫です!

    この後の中塗りで徐々に選んだ色に塗り替わっていく様子が分かりやすいので楽しんでご覧になる方も多いですよ。

     

    大きなひび割れは別途補修

    クラック補修

    クラック補修

    下塗り材でも埋まらないひび割れなどがあった場合は、コーキング材などでの補修を入れてから次の工程に進みます。

    特に気になっている割れ部分があったら、事前に伝えておきましょう。

     

    臭いが入らないよう、換気扇は止めましょう!

    下塗りは、中塗り・上塗りよりは弱いですが、敏感な人は臭いが少し気になるかもしれません。

    空気を入れ替えた方がいいかな?と思って窓を開けたり換気扇を回したりすると逆に臭いが入ってきてしまうので、絶対にやめましょう。

    塗料の臭いは、乾けばすぐに飛んでしまいます。塗って数時間、遅くとも翌日には気にならなくなりますのでご安心ください。

    ただ、家の中に入って布や壁紙などについた臭いは残りやすいです。「臭いをお家に入れない」のが一番ですので覚えておきましょう。

     

    2-8 7日目:中塗り 乾燥期間を確認

    中塗り

    中塗りは、いよいよ選んだ色に近づいていく工程です。

    凹凸のある外壁の場合、凹みの部分は刷毛で先に塗り、最後にローラーで仕上げていきます。

    またお家が塗り替わっていく様子が一番分かるところですので、作業途中や夜にご帰宅された際に、印象が変わったところを見るのをぜひ楽しみにしてみてください。

    期間:1日

     

    乾燥期間を空けているか確認

    塗料カタログには必ず乾燥期間(塗装間隔)が記載されています。

    基準通りの塗装間隔を守らないと、お家を保護する塗膜が作れません。

    時間を守っているか・乾く前にすぐ塗っていないか確認しましょう。

    塗料の仕様書
    関西ペイント:セラMシリコンⅢのカタログより

    塗料によって3時間で乾くものや8時間かかるものもあります。また、気温によっても多少変動します。

    1日1工程であればほぼ確実ですが、気になる方はカタログ裏面を見てみてください。

     

    塗料は安全性が認められているものも多くあります!

    塗料による健康被害ってないの?と気にされる方はF☆☆☆☆』のマークがある塗料を使うとより心配が少ないです。

    気になる方はカタログをチェックしてみましょう。

    Fフォースターの塗料カタログ
    菊水化学工業:SPパワーシリコンのカタログより

    これは「エフフォースター」と言うマークで、シックハウス症候群などの原因であるホルムアルデヒドの放散値を表す指標です。

    星の数は1~4まであり、星の数が多いほど放散量が少なく、『F☆☆☆☆』は最上級のランクです。

    これは「室内でも制限なく使える」というランクですので、外壁(屋外)に使う場合も心配が少ない塗料といえます。

    ※臭いや化学物質に敏感な方、化学物質アレルギーの方は窓やすき間から臭いが中にたくさん入ってしまったりすると稀にですが気分が悪くなってしまう方もいらっしゃるかもしれません。そうした場合はすぐに職人、担当にも相談して作業の進行を打ち合わせましょう。

     

    2-9 8日目:上塗り 使用量が適切かチェック

    上塗り

    上塗りは、一般的な塗料では中塗りと同じものをもう一度塗ります。

    ※塗料、仕様によって違う物もあります

    艶有り塗装の場合は、上塗りをすることで美しい艶が現れてきます。

    艶無し塗装の場合は、ここで艶消し材を混ぜた塗料を塗り、乾くとマットな仕上がりになっていることが確認できます。

    期間:1日

     

    塗料の使用量が正しいかチェック

    塗料を計量する様子

    職人がはかりを使って塗料を量っているかどうかや、使用量の記録があるかを確認しておきましょう。

    なぜなら、塗料が性能を発揮するためには、決められた正しい量を守る必要があるからです。薄めてしまってはもちろん効果も弱まりますし、厚く塗りすぎても仕上がりが悪くなります。

    絵具と違い、塗料は薄めても色が変わらないため、見た目だけではプロでも判別ができません。

    塗料の仕様書
    関西ペイント:セラMシリコンⅢのカタログより

    塗料は「1㎡あたりに約○㎏使ってください」という使用量の決まりがあります。カタログの裏面に書いてあることがほとんどです。

    こうした量を記録するシートや、はかりを使っている写真をもらうと確実です。

     

    上塗りが乾けば、窓の開閉ができる場合があります!

    ここまで養生ビニールのせいで窓を開けることができませんでしたが、上塗りが乾けば、残りは細かな作業がメインになりますので、養生を外してもらえる場合があります。

    ※他の作業内容によってはすぐ外せないこともあります。

    日曜日など現場作業がお休みの日と重なったらベランダに出てお洗濯物を干したりもできますので、上塗りが終わったら、ぜひ業者さんに確認してみましょう!

     

    2-10 9~10日目:附帯物塗装※外壁と一緒に行う人のみ

    シャッターボックス塗装 

    雨樋塗装

    附帯物塗装とは、お家についている外壁以外の様々な部位も一緒に保護していくための塗装です。

    何回も足場を組む費用を抑えられますし、壁が綺麗になると他の部分も一緒に綺麗にしたくなるのでセットで行う方が多いです。

    刷毛やローラーの跡が残らないよう、丁寧さや細やかさが求められる工程です。

    例:破風板、軒天井、雨樋、雨戸、戸袋、シャッターBOX、水切り板金など

    期間:1日~2日(他の工程と並行して進められる部分もあります)

     

    建材に合った塗料を使ってもらう

    見積もり書の段階で、附帯物もどんな塗料を使うのか記載してもらいましょう。

    細かな附帯物を「その他一式」などと書かれている場合は要注意です。

    なぜなら、附帯物は素材も様々だからです。(例:破風板は木、雨樋は塩化ビニル樹脂、換気フードはスチール等)

    下塗りもそれぞれに使い分ける必要がありますし、素材に合わない塗料をそのまま使ってしまってそこだけ先に剥がれてしまったりしたら残念ですよね。

    小さなところですが、附帯も大事なお家の一部です。

    見積書をもらった時に「ここはどんな塗料で塗りますか?」と質問して教えてもらうようにしましょう。

    しっかりした業者であれば細かいこともきちんと教えてくれます。

    • ・軒天井→湿気を逃すような通気性の良い塗料
    • ・スチール部分は熱や気温で伸び縮みするので、伸縮性のある塗料 など

    ぜひ聞いてみてくださいね。

     

     

    2-11 10日目:確認作業 色・建材の境目付近をチェック

    チェックをする職人

    家全体をビニールなどで細かく養生しても、塗料の飛び散りやはみ出しなどは必ず出てくるものです。

    その場合は、シンナー等でふき取り掃除をしたり、タッチアップ補修(※)ではみ出しを微修正したりしていきます。

    期間:1時間~半日程度

     

    ※タッチアップ補修
    一度塗装が仕上がった後、小さなキズや塗り残しなどを修正塗りする事。

     

    色の境目や、雨樋などの部材の近くが要チェック

    塗料の飛び散りやはみ出しが起こる場所は、違う色を塗った箇所付近です。

    外壁を2色に分けた人は、その境目付近をチェックしましょう。

    また、附帯物塗装をした方は、附帯物の近くもよく見ましょう。

    なぜなら、附帯物は外壁と違う色を塗る方が多いからです。

    例:雨樋の裏側、換気フードの下、水切りと外壁の境目 等

    最終チェック
    雨樋ウラの塗料ハネ

    職人とは別に、チェックをしてくれる担当者がいる会社だと安心です。

    細かいところですが、大事なお家の仕上げですので気になる部分は素直に伝えて綺麗にしてもらいましょう。

     

    • 2-12 足場解体前のご連絡

    goaisatsu

    着工するときと同様に、解体時にもトラックの出入りなどがありますので、近隣の方へ日時をお知らせします。

    これも業者が行ってくれることが多いですので、挨拶に伺う範囲などを確認しておきましょう。

     

    2-13 11日目:足場解体、清掃 車の出入りと物の移動に気をつける

    足場解体

    組み立ての時と同じように、トラックを使って資材を運びますので車の出入り時間などを確認しておきましょう。

    時間は、組み立てよりも1時間ほど早く終わる場合が多いです。

    解体後は動かしてもらったものを戻し、お庭などの掃き掃除をして完了となります。

    工事中は足場やシートで影になっていたところも多いので、足場が取れて初めて全体の仕上がりを見ることができます。

    生まれ変わったお家との初対面です!

    期間:半日~1日程度

     

    補修用に塗料を残しておいてもらう

    敷地が狭い面などは特に足場資材の出し入れも大変ですので、壁を傷つけないよう細心の注意を払ってもらいます。

    それでも、小さな擦り傷のようなものはどうしても出る可能性があります。

    その場合はタッチアップ補修ですぐに直すことができますので、補修用に少量の塗料を残しておいてもらうと安心です。

     

    • 2-14 完工後 ご近隣への挨拶

    工事中にご不便をおかけした旨を、近隣の方にご挨拶します。

    ご協力いただいたお礼感謝の気持ちを一言伝えるだけでお互いとても気持ちよく工事を終えることができます。

    開始前の挨拶と同様、業者でやってくれるところが多いです。

    基本的には始めに挨拶したところと同じ範囲で良いので他にも言ってほしいお家があれば業者に伝えておきましょう。

     

    • 3章 工程は工事前、工事中、工事後の3回確認できる会社を選ぶと安心!

    お仕事やお出掛けのために全部の工程を見ることができない…という方ももちろんいるかと思います。

    安心して工事を任せるためには、様々な方法で業者から情報をもらって確認しましょう。

    確認は、工事前、工事中、工事後のそれぞれで方法があります。

    どうすれば安心できるのか、具体的にお伝えしていきますので「こんなものはもらえる?」と業者に聞いてみましょう。

     

    • 3-1 工事前は口頭説明と資料をもらう

    契約時か契約後の打ち合わせでは、必ず工程の説明をしてもらいましょう。

    また、単に口頭で話を聞くだけではなく、パンフレットや書類にまとまっているものを貰うのが一番安心です。

    ■工程についての説明冊子

    工事のパンフレット

    書面で残っていれば、お忙しい方でも都合の良い時に読めますし例え忘れてしまってもいつでも見返すことができます。

     

    • 3-2 工事中は工程表、看板や記録ノートでチェック

    ■工程表の例

    工程表のサンプル

    工事が始まったら、工程表をもらいましょう。工程表は、大体の業者が言えば作ってくれます。およそどんなスケジュールで進んでいくのかが分かります。

    ただ、工程表はあくまで目安程度に考えておきましょう。

    なぜなら、実際には天候や建材の状態によって工程もずれが起こることが多いからです。

    その日の作業の進み具合のメール・電話で連絡をもらったり、書面で教えてもらったりすると良いでしょう。

     

    ■工程看板

    工程看板

    工程看板があれば、リアルタイムの情報を反映できるので雨天などによる工期のずれにも対応できます。

    また、ご近隣にも見えるところに置いてあれば周りの方へのお知らせにもなります。

     

    ■記録ノート

    伝言ノート

    一番良いのは、職人や監督が直接書き込んでくれる記録ノート(作業日誌)を用意してもらう事です。今日はどの工程がどこまで進んだのか明確になります。

    ノートになっていれば、夜にご帰宅される方でもゆっくり読めますし、逆に気になることを書き込んだりして、交換ノートのようにしてやり取りに使うこともできます。

    リアルタイムに知ることができる上に、後で読み返すこともできるので工事中の確認には一番よいでしょう。

     

    • 3-3 工事後は写真で確認

    ■施工中の写真

    施工アルバム

    工事中は作業の様子を工程ごとに撮影しておいてもらい、すべて提出してもらえる会社だと非常に安心です。

    特に、高いところの様子やひび割れなどの補修をしてもらったところの写真塗料の使用料を量っているものがあるとベストです。

    これらは塗り終わってしまうと確認が難しいからです。

     

    写真はきちんと工事をしていることの証拠になりますし、お家の大事な思い出としても残ります。

    大切な我が家が、塗装でどんな風に変わっていったのか、昔はこんな色だった、前と後でこんなに綺麗になった…等、お子さんの成長アルバムのように楽しめるのではないでしょうか。

    ぜひこうした写真をたくさん撮ってくれるところに工事を依頼して安心の塗装工事にしてください。

     

    • まとめ

    いかがでしたか?

    外壁塗装はたくさんの工程から成り立っています。

    どんな作業があるのか大体分かっていれば安心して工事を進めることができます。

    何より、一つ一つの工程の重要性を知ることで皆様がチェックするポイントと、業者に気を付けてもらいたい所も分かり、品質の良い工事にすることができます。

     

    外壁塗装は大切なお家のお手入れ工事です。工程を理解して、より良い工事にしてくださいね。

    お読みいただきありがとうございました。

     

    ◆良い工事をしてくれる業者の見極め方を知りたい方は、以下の記事もご覧ください

    外壁塗装は業者選びが肝心!優良業者を見極める20のチェックポイント

     

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    外壁塗装は水性塗料が主流!油性との違いとメリット・デメリット https://yuko-navi.com/water-based-paint Thu, 20 Jun 2019 07:23:35 +0000 https://yuko-navi.com/?p=5851 外壁塗装の見積もりをじっくり見てみたとき、

    『水性塗料』って書いてあったけど、どんな塗料?」

    「水性って雨で流れたりしない?耐久性は大丈夫?」

    と疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

     

    塗料は大きく分けて、水性塗料と油性塗料があります。

    ペンや絵の具の水性・油性のイメージから、水性は油性より落ちやすそうで、性能が心配に感じるかもしれません。

     

    しかし実際には、外壁用の水性塗料は油性塗料にも劣らない耐久性のものが多くあります。

    安心して使える水性塗料が多数あるため、外壁塗装では水性塗料の方が主流になっています。

     

    今回は、外壁塗装における水性塗料の特徴を、油性塗料と比較しながらご紹介します。

    ご自宅の塗装工事で最適な塗料選びができるように、ぜひ最後までお読みください。

     

     

    • 1章 外壁塗装の水性塗料とは?

    水性塗料とは、水で薄めて使うタイプの塗料です。

    シンナー(有機溶剤)で薄めるものは、油性塗料と言います。

    二つの種類の違いを分かりやすくご説明します。

     

    • 1-1 水性と油性の違い

    suisei.yusei

    水性塗料は、シンナーを使用しないため臭いが少ないのが大きな特徴です。

    また水で薄めるだけで手軽に使えるので、一般向けDIY塗料などでも水性塗料が多く使われています。

     

    一方で油性塗料は、シンナー(有機溶剤)を使う分、耐久性が高いのが特徴です。

    その分、火気を避けた保管場所の確保など、取り扱いには注意が必要です。

     

    1-2 外壁塗装では水性塗料が主流

    wall paint

    現在、外壁塗装では水性塗料が主流となっています。

    なぜなら、油性塗料に劣らない耐久性の水性塗料が開発されるようになり、デメリットが感じにくくなったからです。

     

    昔は、外壁塗装は耐久性の高い油性塗料の方が多く使われていました。

    しかし2000年前後から、世界的に環境問題や安全性への意識が高まる中で、水性塗料の需要が増え、高品質な水性塗料の開発が進みました。

    (例えば自動車業界でも、欧米諸国を中心に高VOC製品(油性塗料)に対する規制があり、どんどん水性塗料へ移行しています。)

     

    そのため現在では、住宅の塗装においても、環境性と耐久性を両立させた水性塗料がメインで使われるようになっています。

     

    2章    水性塗料のメリット

    2-1 臭いが少ない

    wall paint

    水性塗料は希釈にシンナーを使いません。

    臭いが全くないわけではないのですが、シンナー特有のきつい臭いはありません

    工事中に気分が悪くなったりご近所に迷惑をかけたりする心配を減らすことができます。

     

    2-2 環境・人にやさしい

    eco

    水性塗料はシンナーを使わないため、VOC(揮発性有機化合物)の排出量が少ないです。

    VOCは大気汚染の原因の一つとされているほかに、シックハウス症候群や化学物質過敏症などの体調不良も引き起こします。

    VOC排出が少ない水性塗料は、環境にも人にも優しい塗料です。

     

    2-3 引火の危険性が少ない

    水性塗料は、シンナー(有機溶剤)への引火の心配が少なく、安全性が高いのも特徴です。

    シンナーを使う油性塗料は危険物の扱いなので、一定以上の量がある場合は、消防法に基づいた保管場所が必要になります。

    引火の危険が低い水性塗料は、住宅地でも安心して使うことができます。

     

    2-4 1液型が多く職人が使いやすい

    塗料は、「主剤」と希釈剤だけで使える1液型と、

    「主剤+硬化剤」を混ぜてから希釈する2液型があります。

    1eki2eki

     

    1液型は、初めから硬化剤の成分が1缶に入っているため、すぐに使うことができます。

    2液型は、使う直前に主剤と硬化剤の2缶をよく混ぜ合わせる必要があるため、手間がかかってしまいます。

     

    水性塗料は、油性塗料に比べて1液型の製品が多いため、現場で塗料を混ぜる手間が少なく、効率よく作業することができます。

    職人にとっても扱いやすい塗料です。

     

    3章 水性塗料のデメリット

    3-1 油性に比べると耐久性が劣る

    水性塗料の性能も上がっているとご説明しましたが、一般的にはやはり油性塗料の方が耐久性は高いです。

    そのため、太陽の紫外線を多く浴びる屋根や、塩害で傷みが起きやすい沿岸地域のお家などは、油性塗料をおすすめすることもあります。

    特に耐久性が気になる方は、油性塗料も検討してみてください。

     

    3-2 気温・湿度によっては乾くのに時間がかかる

    wall paint

    油性塗料のシンナーが揮発するのと比べると、水性塗料は乾きにくいといえます。

    特に、気温が低い冬場や湿気の多い時期は、乾燥に時間がかかってしまう可能性がありますので、最短工期で塗装をしたい場合は注意しましょう。

    ※冬や梅雨時でも、晴れの日に施工すれば品質には問題はありません。きちんとした塗装業者であれば悪天候の日は工事をお休みしてくれるはずです。

     

    3-3 水性塗料では不向きな素材もある

    sabidome

    水性塗料は、サイディングボードやモルタルなどの素材にはよく馴染みます。

    一方で、アルミやステンレスといった金属には密着しにくい性質があるため、水切り板金や出窓の天板、庇、雨樋、破風板などの塗装には向かないケースがあります。

    その場合は、油性の下塗り材を使う、サンドペーパーで磨いて下地処理などの対応をすれば水性塗料を使うことができます。

    水性と油性は、適材適所で使い分けるようにしましょう。

     

    4章    おすすめ外壁用の水性塗料3

    水性塗料の中でも特に耐久性や機能性が良いおすすめの塗料を3つご紹介します。

    また、ご紹介する塗料で施工した事例も一緒に掲載いたしますので、仕上がりもイメージしながらご覧ください。

     

    4-1 水谷ペイント「ナノコンポジットW

    ナノコンポジットW

    まずご紹介するのが水谷ペイントの「ナノコンポジットW」です。

    高耐久なのはもちろん、親水性の塗料で雨と一緒に汚れを洗い流すセルフクリーニング機能があり、長期間外壁をきれいに保つことが出来ます。

    ナノコンポジットW

     

    ■製品比較ナノコンポジットW

    出典:水谷ペイント ナノコンポジット

     

    ▪施工事例:ナノコンポジットW (NC24)

    Nanocomposite W

     

    4-2 関西ペイント「アレスダイナミックTOP」

    アレスダイナミックTOP

    続いてご紹介するのが関西ペイントの「アレスダイナミックTOP」です。

    外壁の劣化を抑えるラジカル制御機能を持ち、紫外線にも強く耐久性が高い塗料になります。

    さらには防カビ防藻機能なども備わった機能的な水性塗料です。

     

    ▪施工事例:アレスダイナミックトップ(KP-50)

    Ares Dynamic TOP

     

    >ラジカル制御塗料について詳しくはこちら

     

    4-3 菊水化学工業「グラナダフレッシュ」

    グラナダフレッシュ

    最後にご紹介するのが菊水化学工業の「グラナダフレッシュ」です。

    グラナダフレッシュは、骨材が混ざっているのでモルタルやリシン外壁の風合いをそのままに塗り替えることが出来ます。

    塗り替え後もマットな仕上がりを維持したい方におすすめです。

     

    ▪施工事例:グラナダフレッシュ(KN175D)

    Granada fresh

     

    5章    水性塗料のよくあるQ&A

    最後に、水性塗料に関してよく寄せられるご質問にお答えしていきます。

    疑問を解消して、安心して外壁塗装に水性塗料を使用してくださいね。

     

    Q.水性は臭いがないって本当?

    A.臭いが全くしないわけではありませんが、油性塗料と比べると非常に少ないです。

    塗っている最中に壁に顔を近づけて臭いを嗅げば、塗料特有の臭いは感じると思いますが、お家の中にいて気になる事は少ないです。

     

    また、塗ってから34時間もすれば乾燥する塗料が多いので、塗装したその日の夜にはほとんど気にならないでしょう。

    もちろん、ご近隣の方に迷惑になるリスクも少ないです。

     

    Q.水性塗料は雨に濡れても大丈夫?

    A.乾燥すれば、油性塗料と同じように塗膜が水を弾きます。

    水性塗料だからといって、水に溶けて流れてしまうことはありませんので、ご安心ください。

     

    ただし、水性油性問わず、塗って乾燥する前に雨が降ってしまうと塗膜に影響が出る可能性があります。

    きちんとした業者なら雨の日は塗装作業をお休みします。天候に応じて工事を進めてもらいましょう。

     

     

    Q.水性塗料の金額はどれくらい?

    A.塗料の価格は、水性塗料の中でも製品・グレードによって異なります。

    一般的には水性塗料より油性塗料の方が少し高い傾向にありますが、性能が高まってきた近年の水性塗料だとほとんど差がありません。

     

    ■種類別の単価相場(下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りの合算)

    塗料の単価2023

     

    まとめ

    水性塗料とは、シンナーを使わず水で希釈するタイプの塗料です。

    臭いの少なさや環境にやさしいというメリットがあります。

    耐久性が低いというデメリットがありましたが、近年は技術が向上して油性塗料に劣らない耐久性の水性塗料も増えてきたことから、外壁塗装では水性塗料が主流となっています。

    安心してお家の外壁に水性塗料を使用してください。

     

    最後までお読みいただきありがとうございました。

     

    >塗料の性能を最大限発揮できるような、良い工事ができる業者選びについて解説しています。こちらもぜひお読みください。

     

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