
外壁塗装をする工事現場を見て、なぜメッシュシートをするのだろう?と気になっていませんか。
「工事中の家の中はどんな感じ?生活への影響はあるの?」と不安に思う方も多いと思います。
メッシュシートは、ポリエチレン・ポリプロピレンなどの合成繊維でできており、風を受け流せるようメッシュ状の細かな穴が開いています。
足場の形に合わせて張ることができ、繋ぎ合わせることでお家全体を覆います。
実は、外壁塗装の際にするメッシュシートにはいくつもの重要な役割があり、工事を行う上では欠かせないものです。
この記事では、実際に10年以上塗装工事に携わっている筆者が、メッシュシートの大切さと工事中の生活への影響を分かりやすく解説します。
読み終えていただければ、外壁塗装でメッシュシートをする理由が分かり、安心して工事を任せることが出来ます。
目次
1章 外壁塗装のメッシュシートの役割
外壁塗装の工事現場において、メッシュシートには重要な役割があります。
メッシュシートはただの目隠しではなく、品質や安全性も考慮しています。
ここでは具体的にメッシュシートが持つ役割とその効果について解説します。
1-1 高圧洗浄の飛散防止
メッシュシートは洗浄時、汚れや水しぶきの飛散を防ぐために必須の装備です。
外壁塗装はまず「お家を丸洗いする」工程から始まります。
使用する高圧洗浄機は家庭用よりも圧力が強く、屋根のコケや外壁のカビ・ホコリを勢いよく落として洗い流します。
その際、水しぶきだけでなく、コケや汚れた水が風に乗って遠くまで飛びやすい状態になります。
高圧洗浄で飛んだ汚れや水はメッシュシートがキャッチして、そのまま伝って下へ流れていきます。
メッシュシートがあることで、敷地外へ出ていくのを防ぎます。
このようにメッシュシートは、強い水圧による汚れや水の飛散防止の重要な役割を担っています。
1-2 塗料の飛散防止
メッシュシートは塗装時のペンキの飛散を防ぐためにも重要な装備です。
外壁塗装ではローラーを転がす動作のたびに、細かな塗料のしぶきが必ず発生します。
さらに外作業のため、わずかな風でも塗料は飛ばされやすく、必ずしも真下に落ちるとは限りません。
隣のお家の⾞や歩⾏者にペンキがついてしまう危険もあります。
ですからメッシュシートを張ることで、風に乗って外へ出る塗料の飛散も抑えることができます。
このようにメッシュシートは、塗料の飛散防止の重要な役割を担っています。
外壁塗装を安全かつ周囲に配慮して行うために、欠かせないのです。
1-3 落下防止や安全対策
メッシュシートは作業者の安全確保と道具の落下防止としても重要な役割があります。
塗装工事は足場の上で様々な道具を扱いながら行うため、常に転倒や落下のリスクがあり、メッシュシートは万が一の落下や道具の落下を防ぐための“最後の防護壁”として機能します。
・作業者の落下防止
塗装工事では、塗料を入れた重いバケツやローラーなどを持ちながら足場を上り下りします。
もし作業者が誤って足を滑らせても、メッシュシートが張られていれば落下するリスクを大幅に減らすことができます。
・道具の落下防止
作業中は塗料以外にも、窓を覆うビニールやテープ、カッターやハサミ、電動工具など様々な道具を扱います。
足場の上で細心の注意を払っていても、工具を落としてしまうこともあります。
工事は敷地の広い住宅街に限らず、歩行者の多い道路沿いなどもあるため、メッシュシートがあることで周囲への危険を最小限に抑えられます。
ですから、メッシュシートは落下防止や安全対策の要として、外壁塗装に欠かせない役割を担っているのです。
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2章 工事中の生活が変わるポイント
塗装工事ではお家の周りに足場が組まれ、家全体がメッシュシートで覆われるため、普段とは違う環境になります。
ここでは、工事期間中にどのような生活変化が起こるのかを具体的に解説します。
2-1 室内がやや暗く感じる
メッシュシートで家が覆われると、室内が普段より少し暗く感じることがあります。
理由としては、メッシュシート自体が遮光率30∼80%と幅はありますが太陽光を一部遮るため、特に窓が小さい部屋では光量が減りやすいからです。
▼メッシュシートでできる陰の様子

日中でも電気が必要になるほどではありませんが、部屋によっては暗さを感じることがあります。
感覚的に言うと、「晴れの日でも1日曇り」くらいの明るさです。
また、使用されるメッシュシートの色によって遮光の度合いが異なり、白よりも黒いメッシュシートの方が光を通しにくい傾向があります。
2-2 家の中が涼しく感じる
メッシュシートがあると、室内温度が普段よりやや涼しく感じられることがあります。
理由としては、メッシュシートが太陽光を遮り、家全体が日陰に近い状態になるためです。
特に夏場は効果が分かりやすく、直射日光が当たらないことで室外機の負担も減り、エアコンの効きが良くなることがあります。
逆に冬は日差しが遮られるため、晴天でも日陰のような感覚で、少し寒く感じることがあります。
メッシュシートは室温に影響を与える要素のひとつなのです。
基本的に塗装工事をしている約10日間は、お家が足場とメッシュシ―トで覆われます。 ただし作業がない日は、メッシュシートをカーテンのように開いて足場に括り付けて、風通しの確保をする事があります。
工事の合間にシートをあけてもらえるかは業者に確認してみましょう。
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3章 メッシュシートに関するよくあるQ&A
塗装工事で足場やメッシュシートが設置されると、普段の生活とは異なる状況になります。
ここでは、実際のお客様からよく寄せられる質問をご紹介します。
3-1 メッシュシートが無くても塗装工事できる?
メッシュシートは塗装工事では必須の装備です。
メッシュシートが無ければその分の費用が削減できるかと考えている人もいるかもしれませんが、削減できるわけではありません。
作業員の安全や周囲への飛散防止など、メッシュシートには重要な役割があり、塗装工事には欠かせないものだからです。
3-2 台風時や強風時はどうするの?
台風や強風時のメッシュシートは、カーテンを止めるような形で足場に巻きます。
メッシュシートは風で膨らむと、足場のずれや倒壊につながる危険があります。
そのため「メッシュ巻き」という足場の骨組みだけが残る状態にすることで、風の影響を最小限に抑える対策が必要なのです。
3-3 風でバタバタ音がうるさいけど我慢するしかない?
バタバタ音が気になる場合は、我慢せず職人に相談することで改善できる可能性があります。
メッシュシートを結ぶ紐が緩んでいると、メッシュシート本体や金具が足場を打ち付けるような音が近所迷惑になる事もあります。
しっかり張って緩みなく紐を結ぶことで対策できることもあるので、気になる場合は職人に事情を話しましょう。
3-4 自分で紐をほどいて開けたりめくったりしてもいい?
メッシュシートは安全管理上、作業者以外は触らないようにしましょう。
慣れていない人が行うと、風にあおられて隣の家へメッシュシートが当たったり、紐がほどけているのを気付かず作業員が転倒したりなどの危険があるからです。
気になるところがあれば、作業者や営業担当に連絡をして対応してもらいましょう。
まとめ
いかがでしたか。メッシュシートは塗装工事の足場において重要な役割があり、欠かせないものです。
・洗浄の水や塗料の飛散防止
・落下防止や安全対策
・近隣への配慮 / 作業員の安心感
という役割があります。
コノイロでは、こうした工事中の変化についても分かりやすくご相談に乗り、お客様の不安をなくせるようサポートいたします。
初めての塗装でも安心して工事をお任せください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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