屋根修理の詐欺に騙されるな!代表的な手口と被害を防ぐ5つの対策

屋根 修理 詐欺

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急に業者が来て「屋根を修理しないとまずいですよ!」と言ってきたけど…

「これって信用していいの?」

「もしかして詐欺/点検商法なんじゃない?」

「でも本当に屋根に何かあったらどうしよう…」

と心配になって調べているのではないでしょうか。

 

急に知らない人に自宅の屋根の劣化をされたら誰だって怖いですよね。

ただし、急に訪問して証拠もなく屋根の劣化を指摘してくる業者は詐欺の可能性が高いです!

 

今回は、屋根の修理に関する詐欺について事前に知識を持っておくことで詐欺被害を防ぐために、実際に合った詐欺被害の5つの事例詐欺業者の代表的な手口をご紹介します!

 

また、詐欺に遭わないために誰でも出来る対策万が一詐欺に遭ってしまった時の対応についても丁寧にご説明していきます。

 

屋根は、普段あまり目に付かない場所なので家の中でもリフォーム詐欺被害に遭いやすい場所です。

お金をだまし取られないように、しっかり対策していきましょう!

 


1章 実際に合った!屋根修理工事の詐欺被害5選

まずは屋根修理工事の詐欺被害をご紹介します。

数ある業者の中には、知識のない人を騙して儲けようとする悪い業者もいます。

被害に遭うとどんな事が起こるのか、実際に合った被害事例をもとにご紹介していきます。

 

【被害1】点検を装って屋根を壊された

Oさん(70代、男性)の場合…

屋根 被害

突然訪問してきた業者に「屋根がおかしい気がするから点検しましょう」と言われた。

見てもらったところ、屋根の頂上にある板金が剥がれている写真を見せられ、これは大変だと思い修理をお願いしようとなった。

しかし冷静になって、「まだ屋根工事をして1年なのでそれはおかしいのでは」と思い、昨年工事してもらった業者にドローンで見てもらった。

その結果、板金を踏みつけた足跡や不自然に外れた釘など、明らかに人の手で壊そうとした形跡が見つかった

後日近所の人に聞いたところ、この業者にわざと屋根を割られたという家もあったらしい。

急に訪問して屋根の傷みを指摘してくる業者は詐欺業者のよくある手口です。

さらに近年は、点検のフリをして自分たちで屋根を壊し「直しましょう!」と言ってくる非常に悪質な業者も出てきました。

専門家が見れば不自然な破損はすぐに分かるのですが、一般の方は写真だけではなかなか判別できません。

とにかく、知らない業者は屋根に上らせないことが第一です。

 

 

【被害2】ウソの点検結果で必要のない工事を契約させられた

Aさん(60代、女性)の場合…

嘘の報告

無料で点検してあげますと言われたので頼んだら、「見たら屋根が剥がれていた。今すぐ工事しないと雨漏りしてしまう」「おそらくこの前の台風ですよ」と言われ、そのまま200万円の工事を契約してしまった。

怖かったので次の日に知り合いの大工さんに見てもらったら、「工事は必要ない」と言われ、その時やっと騙されていたことに気が付いた。

消費者センターに相談してなんとか契約破棄したけど、大工さんに診てもらわなかったら200万円も取られていたのかと思うと恐ろしい。

屋根は見えない場所なので、写真も何もなく、もっともらしい理由をつけて恐怖を煽り、工事を迫ってくる業者もいます。

住んでいる方の家を大切にしたいという気持ちに付け込んだ悪質な詐欺です。

 

【被害3】火災保険が下りる前に契約させられた

Bさん(50代、男性)の場合…

火災保険 強要

台風後に屋根の棟が飛んでしまったので、修理を考えていたら業者に「火災保険で無料で直せるから葺き替えをした方がいい」と言われ300万円の工事を提案された。

業者の言った通り無料で直せると思って工事を契約したのに、実際は保険会社から降りた金額は30万円のみ。

審査結果が来た頃には工事が始まっていたので結局残りの270万円は実費になってしまった。

火災保険を使った詐欺は増えてきています。

「無料で工事が出来る」と営業し、契約を迫ってきます。

ただ実際は、火災保険は保険会社や内容によって、保証範囲や金額は様々で、絶対に無料で工事が出来るわけではありません。

火災保険を使用する際は、保証会社からの審査結果が出てから、契約するかしないかの判断をしましょう。

 

【被害4】勝手に工事をされ、工事代金を請求された

Cさん(60代、男性)の場合…

工事費用請求

屋根が雨漏りしてきたので、点検を依頼したら「屋根が割れているので補修が必要だ」と言われた。

妻に相談してから工事を決めようと思っていたのに、屋根から降りてきた業者に「直してきたので、3万円いただきます」と言われ納得がいかない!

契約もしていないのに勝手に補修して工事費用を迫られ、払うのをためらっていると「警察に言う」と脅してきた。

誰に相談すればいいのか分からず、お金を払ってしまった。

契約する前に勝手に工事をして、代金支払いを要求してくる業者もいます。

知らない業者に屋根に登らせるのは不用心なので、応急処置をするなどと屋根に登ろうとした場合は注意しましょう。

 

【被害5】工事前の支払いを迫られ、持ち逃げされた

Dさん(70代、女性)の場合…

工事費用持ち逃げ

瓦屋根の葺き替え工事を依頼していた業者に、工事前に工事代金200万円を振り込むように言われたので、指定された口座に振り込んだ。

その後「工事日が決まったら連絡する」と言われたが1か月たっても連絡がなかったので、こちらから業者に電話したら、何回かけてもつながらない。

子供に言ったら「お母さん詐欺だよ!」と言われ、被害に遭ったことに気がついた。

工事前に全額の代金支払いを要求してくる業者には注意してください。

もし全額支払ってしまうと、持ち逃げされてしまうこともあります。

詐欺に遭うと、警察に届けてもお金が返ってくる保証はありません。

工事代金の支払いタイミングについては契約前に確認しておくことをおすすめします。

 


2章 屋根修理の詐欺業者の4つの手口

続いて屋根修理の詐欺の手口をご紹介します。

詐欺をする業者はうまい言葉を使って騙そうとしてきます。

手口を把握して、詐欺に遭わないよう用心していきましょう。

 

2-1 急に訪問して屋根の劣化を指摘してくる

嘘の報告

リフォーム詐欺で多いのが、急な訪問です。

「屋根がズレてますよ!」

「板金が飛んでしまってますよ!」

と不安をあおって、屋根に登って点検をしようとしてきます。

信用して、屋根に登らせてしまうと、「これは早く修理したほうがいい!」「放っておくと雨漏りしてしまう!とさらに大袈裟な言葉を言って工事の契約を迫られる恐れがあります。

屋根の劣化を指摘する業者が全て詐欺業者というわけではありませんが、名刺をもらって会社を調べてから点検してもらうなどの慎重な判断が必要です。

 

2-2 火災保険で工事費無料を押してくる

火災保険詐欺

火災保険で、工事が無料になることを推してくる業者には注意しましょう。

火災保険は、台風や強風などの天災で被害に遭った部分の修理工事代金を保険会社に負担してもらえる保険です。

ただし、申請がおりるには風災補償が付いている場合のみで審査基準や金額も保証会社によって変わるなど、必ず工事費用が全額負担されるわけではありません

詐欺業者の「火災保険で無料で出来る」100%信用せず、ご自身が加入されている保険の内容や実際の審査結果を考慮した上で契約の判断をしましょう。

 

2-3 キャンペーンと言って高額値引きをしてくる

高額値引き

キャンペーンやモニター価格での値引きも詐欺業者の手口なので注意しましょう。

リフォーム工事は100万単位の工事も少なくないので、なるべくお得にしたいのは皆さん共通に感じていますよね。

そういった思いを逆手にとって、高額な値引きをしてくる業者がいます。

例としては、はじめに300万円の見積りを提示しておいて「モニターとして協力いただければ半額になります!」150万円値引きを提案してきます。

ただし、赤字になってでも工事する業者は居ません。

値引いた金額分、材料の質を下げる・手を抜くケースや、本当は150万円相当の工事を300万円で提示していたというケースもあります。

初めから適正価格を提示してこない業者なんて信用できないですよね。

根拠のない50万円以上の高額値引きをしてくる業者には騙されないように注意しましょう。

 

2-4 メーカーを装って定期点検に来る

定期点検詐欺

ご自宅を建てたハウスメーカーを装って定期点検に来るケースもあります。

「定期点検に来たメーカーの人に屋根の劣化を指摘され、その後契約書をもって来たので契約したら実はメーカーとは全然関係ない(又は提携しているだけの)業者だった」なんていうことがないように、急な定期点検や無料点検には注意しましょう。

メーカーや工事を頼んだ業者の定期点検があった場合は、まず社員証や名刺を確認してから依頼するようにしましょう

怪しいと思ったらきっぱり断ることが大切です。

 


3章 詐欺に遭わないための対策5

詐欺に遭わないための対策を5つご紹介していきます。

特に高齢者の方や女性だけで暮らしている方は詐欺業者に狙われやすいので、騙されないように備えていきましょう。

 

3-1 一人で決断しない

家族会議

急に業者が来て、「雨漏りする」「家が倒壊する」などと脅されても、一人で決断しないように心がけましょう。

一旦業者に帰ってもらって、家族に相談する、信頼できる友人に相談するなど、他人の意見を聞いた上で決めていきましょう。

「家族に相談する」といった時に、嫌がる業者やしつこい業者は、詐欺がバレてしまうのを恐れているという証拠なので注意が必要です。

 

3-2 別の業者にも点検してもらう

別業者点検

屋根の劣化を指摘されたら、他の業者にも点検してもらいましょう。

なぜなら、他の業者に見てもらったら本当に劣化があるかどうか分かるからです。

大きな病気になった時にセカンドオピニオン(主治医以外の医者からも意見をもらうこと)をする人も多いですよね。

屋根修理工事も一緒で、点検結果に不信感があったら、別の専門知識を持った業者に意見を聞くことも間違った対応を防ぐために大切な対処方法です。

 

3-3 点検時の写真をもらう

点検写真

屋根の点検をしてもらったら、必ず点検時の写真をもらいましょう。

屋根の上は普段見えない場所なので、いくらでも嘘が言えます。

そういった嘘に騙されないように、屋根の状態が分かる全体写真と接写写真を撮ってきてもらいましょう。

撮ってくれない業者の言うことは信用しなくて大丈夫です。

 

また、他の家の写真を見せて、あたかもあなたのお家であるかのように話す業者もいます。

必ず自分の家の写真か確認しましょう。

※写真をその場でスマートフォンなどをつかってパッと見せるだけで、こちらが詳しく確認できないまま話をすすめる、写真自体を渡してくれない業者も注意です。よく見ると自分の家の写真ではない可能性があります。

 

★屋根に登られるのが心配な方はドローンか高所カメラで点検!

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屋根に登られて瓦を割られたら嫌だ、という方はドローン高所カメラなどの登らなくても点検出来るツールを使って点検してもらいましょう。

直接上らないので、屋根を割られることなく実際の様子が分かります。

 

ユーコーコミュニティーでは、手元のタブレットと連携して皆さんもリアルタイムで屋根の様子を確認できるサービスも実施しています。

屋根が心配な方はぜひユーコーのドローン点検をご利用ください!

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◆ドローン屋根点検について詳細はこちら

 

3-4 契約内容は書面で残す

契約書

契約した工事の内容は書面で残すようにしましょう。

稀に契約書を取り交わさずに口約束で契約するケースもありますが、それは絶対NGです。

口約束で契約した工事は、きちんと丁寧に工事してもらえる保証はなく手を抜かれても業者に「そんな契約はしていない、その工程は契約に入っていない」と言われてしまったら終わりです。

契約書を提示してくれない業者だったら、その場で契約を破棄しましょう。

 

3-5 工事代金は工事が終わってから支払う

工事後振り込み

工事代金は工事が完全に終わってから支払いをしましょう。

工事前に半金、工事後に半金を振り込むのは普通に信用できる業者でもありますが、工事前に全額支払いの業者は注意が必要です。

契約前に、支払いのタイミングについて業者に確認しておくことをおすすめします。

 

◆工事代金の支払いタイミングについてはこちら

 


4章 詐欺被害に遭ってしまったら…

万が一詐欺被害に遭ってしまった時の対処方法をご紹介します。

詐欺被害に遭った時に、少しでも冷静に対処できるようにしておくことが大切です。

 

4-1 クーリングオフをする

クーリングオフ

契約後に詐欺に気付いた方は、クーリングオフをしましょう。

クーリングオフは、契約から8日以内に業者へ書類・メール・FAXを送る必要があります。

8日過ぎてしまっていても、契約時にクーリングオフの話をされなかったり契約自体に不備があればクーリングオフが出来ます。

ただし、業者の事務所に行って契約した場合などはクーリングオフが出来ない場合もあります。

◆クーリングオフの詳しいやり方はこちら

 

4-2 消費者センターに相談する

直接自分で業者とやり取りをしたくない、対処するのが怖いという方は、消費者センターに相談することもおすすめします。

消費者センターに相談すると、消費者センターから業者へ連絡をしてくれます。

詐欺業者は、契約後に急に態度が悪くなるケースもあり、女性の方は特に対応が怖いと思いますので、第3者機関を利用しましょう。

消費者センター(国民生活センター)はこちら

 

4-3 警察や弁護士に相談する

警察に相談

実際に多額の工事費用を取られてしまったなどの損害があった場合は、警察や弁護士に相談することをおすすめします

詐欺被害に遭ってしまった方は、騙された自分を恥ずかしく思って人に相談できなかったり、責めてしまうことも少なくありません。

ただ、詐欺は騙す方が100%悪いですし、騙された方に非はありません。

詐欺被害に遭ってしまったら、すぐに警察や弁護士に相談し、同じような手口での被害を減らしていきましょう。

 


5章 安心して任せられる業者のチェックポイント

屋根の修理は安心して任せられると感じた業者に依頼しましょう。

業者の対応や、点検時の姿勢、契約内容、支払い方法など、ご自身で確認できることは多々あります。

 

具体的に何が優良業者なのか分からない方は、下記の8つのポイントを確認しましょう!

①地元での実績がある

②所在地がはっきりしている

③点検時の写真を提出してくれる

④見積もりは詳細に記載されている

⑤説明は丁寧で分りやすい

⑥リフォーム瑕疵(かし)保険に加入している

⑦工事中に職人以外がチェックに来る

⑧工事後も点検に来てくれる

◆詳しくはこちら

優良業者に依頼して、この先も安心して暮らせる住まいにしてきましょう。

 

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まとめ

リフォームの詐欺被害は年々増えてきています。

騙されないように手口をあらかじめ把握しておくことが大切です。

 

詐欺業者の代表的な手口は以下の4つです。

・急に訪問して屋根の劣化を指摘してくる

・火災保険で工事費無料を押してくる

・キャンペーンと言って高額値引きをしてくる

・メーカーを装って定期点検に来る

 

詐欺被害に遭わないための対策は以下の5つです。

① 一人で決断しない

② 別の業者にも点検してもらう

③ 点検時の写真をもらう

④ 工事内容は書面で残す

⑤ 工事代金は工事が終わってから支払う

 

万が一詐欺被害に遭ってしまったら、泣き寝入りせずに第3者機関に相談しましょう。

後悔なく屋根の修理を行うためには、優良業者に依頼することが大切です。

 

最後までご覧くださりありがとうございました。

 

◆台風で屋根が破損してしまった方はこちらの記事をご覧ください。
⇒屋根を修理!台風で壊れた時にやるべき3ステップと費用&保険ガイド

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⇒プロ直伝!適切な屋根点検の方法と失敗しない業者見極め3つのコツ

 

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