企業様、自治体様などからのご依頼を
「ミューラルアート」について調べているあなたは、まだ馴染みが薄いこの言葉をどこかで知って、興味を持ったのだと思います。
ミューラルアートとは、建物の壁面などに描かれた大規模なアート作品のことです。
通常、屋外の公共スペースや企業の社屋などに描かれます。
近年は日本でも少しずつ広まってきており、街のイベントやプロモーション、企業の試みなどで目にする機会があるかもしれません。
この記事では、外壁アートを得意とする塗装会社ユーコーコミュニティーが、ミューラルアートの意味やおすすめスポット、事例をご紹介いたします。
ミューラルアートはおしゃれさ、面白さ、メッセージ性など様々な付加価値を与えられます。
最後までお読みいただいて、ぜひアートの楽しい世界を感じてくださいね。
1章 ミューラルアートとは
ミューラルアート(mural art)とは、英語で「壁画」のことです。
企業の建物、商業施設、道路沿い、公園、トンネルの中、工事中の仮囲い、宗教壁画、古代人の洞窟絵画など、壁面に描かれた大きなアートのこと全体を指す、意味の広い言葉です。
もともと海外では、ミューラルアートは街の景観を彩るものとして広く親しまれていました。
・アーティストの表現の場
・街のアイデンティティや文化の象徴
・市民のイベント、自治体のイベント、ボランティア企画
・企業の宣伝広告
など様々なミューラルアートがあります。
▼ハワイのミューラルアート
▼サンフランシスコ・ミッション地区のミューラルアート
出典:ニュータウン・スケッチ
▼ニューヨークのミューラルアート
このようなミューラルアートの文化は、近年は日本でもまちづくり・町おこしや企業プロモーションなどに少しずつ取り入れられるようになってきています。
2章 落書き・グラフィティ・ストリートアートとの違い
壁に描いてある絵というと、スプレーなどを使った落書きのイメージがあるかもしれません。
まず、公共の場に描かれるアート作品全般のことを「ストリートアート」と言います。
その中でも、無許可で制作されたものを一般的に「グラフィティ」と呼びます。
対して「ミューラルアート」は、建物や場所の所有者に許可を得て制作されたものを指します。
また、これらのアートは芸術的な意図やメッセージなどをもって制作されますが、特に意図をもたない・いたずら目的などのものは単に「落書き」と呼ばれます。
明確に定義されているわけではないのですが、一般にこのように呼び分けがされています。
3章 日本でミューラルアートが見れるスポット
日本でも広がりを見せつつあるミューラルアート。
街の中でアートを楽しめる有名スポットをご紹介します。
■東京都港区(新虎通り)
出典:美術手帖
港区の新虎通りでは「ミューラルアートプロジェクト」による巨大な壁画を2つ見ることができます。
2017年に制作された《SPIRAL》は日本のミューラルアーティストSAL・JONJON GREEN氏が、
2023年の《Two Lovers, in Structure》はアメリカ出身のタイラー・ホッブス氏が手掛けています。
間近で大迫力のアートを楽しめる素敵なスポットです。
■東京都杉並区(高円寺)
高円寺は多くのアーティストが住む街として、新たな観光スポットを作ろうとプロデュースするプロジェクトが行われました。
国内のアーティストが多数参加し、建物や塀など街のあちこちにおしゃれなアートが現れます。
街並みに突如現れるアートとの出会いはインパクト大ですね!
■兵庫県神戸市
出典:Feel KOBE
神戸市内には、日本各地で活躍するアート集団『POW!WOW!Japan』の作品や、海外アーティストの作品が多数あり、神戸の公式観光サイトでもサイクリングコースが紹介されています。
テイストの異なる多様なアートに出会える、素敵な旅になりそうですね。
■神奈川県川崎市
出典:川崎市HP
川崎市では2024年、市制100周年及び「全国都市緑化かわさきフェア」の開催を記念して、市役所通りなどにある東京電力地上用機器を、緑化フェアに関連したテーマの若者文化のアートで彩りました。
川崎市は過去にも、新庁舎の工事現場の仮囲いにミューラルアートを行うなどの取り組みを行っています。
今後も楽しい企画が続くと嬉しいですね。
※情報は2024年5月時点のものです。
4章 ミューラルアートのご相談はユーコーへ!
私たちユーコーコミュニティーは、東京・神奈川を中心に外壁塗装とペイントアート®を施工する塗装専門店です。
特に、美術大学出身の職人たちが描く世界に1つだけのペイントアートは、家族の想い出づくりやお店のPRにぴったりとご好評いただき、施工実績は日本一!
ビル、店舗、住宅、塀、シャッター、タンク、案内板など、様々な施工にご対応できますので、ミューラルアートをご検討の方はぜひ一度お問い合わせください。
施工事例
▼カフェ内に多数のフォトスポット
おしゃれなカフェに入ると、中にはフォトスポットがたくさん!
何度も訪れて違う座席を楽しみたくなりますね。
▼毎朝来るのが楽しくなる幼稚園
未来を感じる明るいイラストがたくさんの幼稚園。
入園、卒園など節目に記念撮影ができるスポットも制作しました。
▼町のマスコットキャラクターとコラボレーション
こども園に町のマスコットキャラクターを描いてほしいというご依頼がありました。
駅のホームからもよく見える位置なので、町を訪れる人の目にもとまるアートです。
▼住宅地に現れる“宇宙”!
(施工前)
(施工後)
もともと家主さんが気球の絵を描いており、10数年経って塗り替えるとき「気球は、今はきっともう宇宙まで行っているでしょう!」というスト―リーが生まれ、壮大な壁画ができあがりました。
ご近所の人からも愛されている、地域のシンボルです。
▼貯水タンクが目に優しいアートに変身
特別養護老人ホームの方から、「窓の外にすぐ貯水タンクがあり殺風景に感じる」とご相談いただき、心安らぐグリーンのアートを描きました。
入居者さんのことを思いやる施設の方々の気持ちが詰まったアートです。
▼建物全面が看板になったパン屋さん
もともとは「パッと見て何のお店か分かりにくい」というお悩みがあったパン屋さん。
看板商品を外壁に描くという思い切ったアートで、一目でわかる可愛いお店になりました。
ユーコーコミュニティーでは、企業様、自治体様などからのミューラルアートご依頼を受け付けております。
これまでの経験・実績と職人の技術を活かし、企画やご要望に沿ったアート提案・施工をいたします。
ミューラルアートはぜひユーコーコミュニティーにご相談ください!
まとめ
ミューラルアートとは、公共の場などの壁面に描かれる大規模なアートうち、使用する場所の許可を得て制作されたものことです。
海外ではもともと広く親しまれている文化であり、近年は日本でも取り入れられつつあります。
アーティスト活動や、地域のイベントの一環として行われることも多いです。
ミューラルアートを検討中の方は、外壁塗装とペイントアートの専門店・ユーコーコミュニティーにぜひご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。