繁忙期の外壁塗装も安心!メリット・デメリットと失敗しないコツ3選

繫忙期

「外壁塗装をしたいけど業者に繁忙期と言われてしまった」

「もしかして、今は頼まない方がいいのかも……」

そんなふうに、塗装をする“時期選び”で迷っていませんか?

 

実は外壁塗装には繁忙期と閑散期があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

人気な時期=ベストな時期とは限らず、あなたの希望や優先順位によって選ぶべきタイミングは変わるのです。

 

例えば繁忙期は過ごしやすい季節で工事のスケジュールが安定する一方、予約が取りづらくなるということがあります。

逆に閑散期は割引などの特典を受けやすい反面、天候やスケジュールには注意が必要です。

 

ここでは繁忙期が発生する理由と、繁忙期に塗装するメリット・デメリットをご紹介します。

 

また、「繁忙期でも塗装したい!」と思った方のために、安心して工事に臨むために気をつけるべきポイントもご紹介します。

 

読み終えていただければ「私にとってベストな塗装のタイミングは、まさにこれだ!」と自信を持って決められるようになります。

ぜひ最後までお読みくださいね。

 


1章 外壁塗装の繁忙期とその理由

外壁塗装の繁忙期は春(4~5月)と秋(9~11月)です。

なぜならば、天候が安定していて外壁塗装に適した日が多いからです。

また、季節を問わず各自治体が設けている補助金制度の申請の締め切り前や、自然災害の後も繁忙期のようになることがあります。

それぞれの背景を詳しく説明します。

 

繁忙期① 気候が適している春と秋

春と秋

春(4~5月)と秋(9~11月)は天候が比較的安定しているため、工事の依頼が集中します。

実は外壁塗装ができる気象条件は決まっており、春と秋はこの条件を満たす日が多くなるからです。

  • 〈外壁塗装ができる気象条件〉
  • ・気温5℃以上(5℃未満では塗料の乾燥が遅くなるため)
  • ・湿度85%未満(85%以上では塗料の乾燥が遅くなるため)
  • ・雨や雪が降っていない(塗料が水で流れてしまうため)
  • ・強風や結露がない(塗料が風で飛んだり、水で流れたりしてしまうため)

そのため、スムーズな施工を望む人は春と秋を狙って外壁塗装をしようとします。

また、春は新年度の節目として、秋は新年を迎える前の準備期間として心機一転のために工事をしたいという人もいます。

この二つの季節は繁忙期として覚えておくのがよいでしょう。

 

繁忙期② 補助金申請の締め切り前

お金

自治体が給付する補助金の締め切り前は、駆け込みの工事依頼で混み合うことがあります。

補助金の申請期間は4月から年度末までとしているところがよく見られますが、締め切りは先着順だったり抽選制だったりと形式によってまちまちです。

そのため、お住まいの地域の外壁塗装に関する補助金制度を調べてみることが大切です。

 

繁忙期③ 自然災害の後

台風

台風や雹のような自然災害の後も工事依頼が急増します。

自然災害によって屋根・外壁に損傷を受けると、それまで塗装を検討していなかった人でも急いで修理したいと思うからです。

台風シーズンの8月と9月の他、雹が発生しやすい5月と6月は業者に依頼が集中することがあります。

 


2章 繁忙期に外壁塗装をする3つのメリット

この章では繁忙期を春(4~5月)と秋(9~11月)として、外壁塗装をするメリットを3つご紹介します。

「忙しい時期に頼むと色々大変そう……」というイメージを持つ方も多い繁忙期ですが、実は“この時期だからこそ”の確かなメリットがあります。

この章では、繁忙期に塗装すると得られる具体的な3つのメリットについて、分かりやすく解説します。

しっかり理解して不安を軽減させていきましょう。

 

2-1 工事が予定通り進みやすい

塗装職人

意外なことに、繁忙期は工事が予定通りに進みやすいというメリットがあります。

 

1章でも説明した通り、気象条件を満たさない雨や雪の日は工事ができないため、どうしても延期になってしまいます。

春秋であれば天候のよい日が多いので、延期も少なくスムーズに工事が進みます。

 

また、安定した気候は品質面でもよい影響をもたらします。

春秋は気温が高すぎず低すぎず、空気が乾燥しているため、塗料をよく乾かし、硬化を進行させてくれるのです。

夏や冬でも職人が塗料の特性を理解して作業すれば仕上がりに大きな影響が出ることはありませんが、春秋の方が懸念事項も少なく効率よく進みやすいです。

 

予定通りに工事を終わらせたい人には繁忙期の外壁塗装がおすすめです。

 

2-2 窓を閉めていても過ごしやすい

養生された窓

繁忙期に外壁塗装をするのは、窓を閉めていても過ごしやすい点も大きなメリットです。

 

外壁塗装の工事中は、窓を閉め切らなければいけない期間が数日あります。

具体的には、以下の作業期間です。

  • ・足場架設(音が鳴る)
  • ・高圧洗浄(水の侵入を防ぐ)
  • ・下塗り・中塗り・上塗り塗装(汚れ防止のため窓にビニール養生がかけられる)

そのため、気温や湿度が高すぎたり低すぎたりする季節であっても、窓の開閉による調節ができなくなってしまうのです。

風通しをよくしたい夏場は特に、ストレスを感じてしまうかもしれません。

 

その点、繁忙期である春秋は窓を閉めたままでも問題なく過ごしやすいのです。

工事中の過ごしやすさが気になる方は、繁忙期の外壁塗装がおすすめです。

 

2-3 周囲から工事への理解が得られやすい

繁忙期の外壁塗装は周囲からの理解が得られやすい点もメリットです。

 

工事が始まると騒音や業者の出入りによってご近所の方にも少なからず負担がかかります。

しかし、近隣でも工事が増える繁忙期であれば「お互い様」という心理が働き、トラブルを回避しやすくなります。

 

どんな時期でもご近所の方への事前の挨拶をしっかり行なえばトラブルの心配はありませんが、周囲と足並みが揃っている方が安心という方には繁忙期の外壁塗装がおすすめです。

 


3章 繁忙期に外壁塗装をする3つのデメリット

繁忙期には大きなメリットがある一方で、“見逃せない注意点”も存在します。

「せっかく塗装を頼んだのに、不満が残ってしまった……」という後悔を防ぐために、デメリットも正しく理解しましょう。

この章では、繁忙期に塗装する際に注意したいデメリット3つ解説します。

ご自身にとって本当にベストな選択をするための判断材料として、ぜひ読み進めてください。

 

3-1 予約が取りにくい

電話中の男性

繁忙期の春と秋に塗装の計画を立てている人はたくさんいるため、問い合わせても予約が埋まっていることがあります。

希望した日程で工期を組めないのみならず、最悪の場合は順番を待っている間に季節が変わってしまうことも考えられます。

 

ですので、絶対にこの日にスタートしたい、など強い要望がある方は、繁忙期に依頼するのはおすすめできません。

 

3-2 価格交渉が難しい

高額な値札

閑散期と比べると、繁忙期の方が価格交渉は難しくなります。

 

なぜなら、繁忙期は依頼が集中して業者のスケジュールが埋まるため、無理に値引きしてまで契約を取る必要がないからです。

一方で、閑散期は職人の仕事を確保して売り上げを上げなければならないため、通常より安く工事できる特別キャンペーンなどを打ち出す会社が増える傾向にあります。

 

もちろん、「繁忙期だから高額に設定されている」と一概に言えるわけではありません。

しかし、やはり繁忙期は価格交渉がしにくいことが多いため、コスト面を重視する方は注意しましょう。

 

3-3 追加工事が発生したときすぐ対応できないことがある

雨漏り繁忙期の場合、お家にトラブルが発生したり、追加で工事をした方がよい箇所が見つかったりしても、迅速に対応するのが難しいことがあります。

 

なぜなら工事の件数が多く、職人が出払ってしまっている可能性が高いからです。

対策として事前に綿密な点検をしてもらい、追加工事の発生リスクを低減させましょう。

 


4章 繁忙期の外壁塗装で失敗しない3つのポイント

メリット・デメリットを理解したうえで「それでも繁忙期に塗装したい!」と思った人向けに、ここでは繁忙期の外壁塗装で失敗しないためのポイント3つご紹介します。

 

4-1 3ヶ月前から問い合わせる

電話中の女性

工事したい時期の3ヶ月前を目安に業者に問い合わせるのがおすすめです。

点検後すぐに工事を始めなければならないということはありませんので、先に見積を取って工事の開始は春秋にお願いするとよいでしょう。

 

ただし見積を取ってから工事まで6ヶ月以上など期間を空けすぎると、お家の状態の変化や材料費の高騰に伴い、当初の見積金額よりも高くなる可能性があります。

気になる場合は見積書の価格がいつまで有効かきちんと聞いておきましょう。

 

4-2 実績が1,000棟以上ある業者を選ぶ

繁忙期でもきちんとした工事をしてもらうために、実績が1,000棟以上ある業者を選びましょう。

なぜなら、繁忙期のスケジュールを組むことに慣れている可能性が高いからです。

 

繁忙期に慣れていない業者の場合、想定が不十分で作業が遅延したり、無理にスケジュール通りに終わらせようとして品質が低下したりする恐れがあります。

だからこそ、信頼できる実績のある業者を選ぶことが繁忙期の塗装を成功させるカギとなります。

 

4-3 複数の業者から見積を取る

見積書

繁忙期こそ、複数の業者から見積を取ることが大切です。

なぜなら、繁忙期を理由に追加料金を請求する会社もあるからです。

複数の業者から見積を取ることで、金額を比較して選ぶことができます。

その際、見積書の内容も細かくチェックすると安心です。

  • 見積書をもらったら要チェック!
  • ・足場代、運搬費、材料費など項目が細かく分かれているか(「工事一式」はNG
  • ・塗料名や建材名の記載があるか
  • ・大幅な値引きはされていないか

    見積の金額を比較し、内容までしっかり確認することで、納得できる契約に繋がります。

     


    まとめ

    外壁塗装の繁忙期は3つあります。

    1. 春と秋
    2. 補助金の締め切り前
    3. 自然災害の後

    中でも、春秋の外壁塗装は以下のような方におすすめです。

    • ・工事を予定通りに終わらせたい
    • ・工事中の過ごしやすさが気になる
    • ・周囲と足並みを揃えたい

    一方、以下のような方は繁忙期を避けることをおすすめします。

    • ・工事を始めたい日が決まっている
    • ・できるだけ出費を抑えたい
    • ・追加で工事が必要になったらすぐ対応してほしい

    「繁忙期に塗装したい!」という方は失敗しないために以下の3点に気をつけましょう。

    • 3ヶ月前から問い合わせる
    • ・実績が1,000棟以上ある業者を選ぶ
    • ・複数の業者から見積を取る

     

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    お読みいただきありがとうございました。

     

    ◆他の季節の塗装について知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

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    夏▼

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