一条工務店で建てたお家の外壁塗装をお考えのあなた。
「一条工務店の家ならではの塗装のポイントはある?」
「業者はどこに頼むのが良いの?」
と気になって調べているのではないでしょうか。
一条工務店の住宅も、ほかのハウスメーカー住宅と違った特徴があります。
そのため、一条工務店の住宅に合った塗装をすることが大切です。
ただ、何を注意したらよいのかはなかなか分からないかと思います。
そこで、本記事では、一条工務店の住宅ならではの塗装の注意ポイントを解説していきます。
ポイントを押さえて塗装することで、満足度の高い工事をすることができますので、必ずチェックしていきましょう!
また、業者選びに悩んでいる方に向けて、ご自身に合った業者の選び方もご紹介。
こちらも後悔のない塗装工事をするために重要なので、ぜひお役立てください。
一条工務店の外壁塗装のポイントをおさえて、ご自宅に適した塗装工事を行なっていきましょう!
目次
1章 一条工務店の外壁塗装はハウスメーカー以外でもOK!
前提として、外壁塗装は建てたハウスメーカー以外に依頼しても全く問題はありません。
なぜなら、建てたメーカーでなくても、知識や経験があれば品質に問題なく塗装することができるからです。
むしろメンテナンスに関しては、ハウスメーカーよりも塗装業者の方が専門家なのでお家の状況にあった提案をしてもらうことが可能です。
また、他の業者に依頼したら、一条工務店の保証が受けられなくなるのでは…?と心配になる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、一条工務店の「30年の長期保証」の内容は無償の定期点検と有償のメンテナンス提案です。
外壁塗装後に塗膜に不具合があっても無償で直してくれるというわけではないのであまり気にされなくても大丈夫です。
大切なのは、ご自宅に合った塗装をしてもらうことなので、ハウスメーカーでも他業者でも安心して任せられるところに依頼しましょう。
2章 一条工務店の外壁塗装5つの注意ポイント
一条工務店の住宅ならではの外壁塗装のポイントを解説していきます。
自宅に合った塗装工事にしていくためにも一つずつチェックしていきましょう!
2-1 窓回りのひび割れは補修する
一条工務店の住宅で使用される外壁のボードは、空気が含まれているので軽くて薄いのが特徴です。
それによって、耐震性や断熱性・気密性が高いというメリットがあります。
しかし一方で、水には弱いです。
紫外線劣化によって外壁の防水性がなくなると、水を吸って膨張、乾いて収縮を繰り返し、ひび割れが入りやすくなります。
特に窓回りは、サッシの重さや、窓の開け閉めの衝撃によって、ひび割れやすい場所です。
窓サッシは雨が降った時に水が流れる通り道になるため、ひび割れがあると中に水を入り込ませてしまいます。
そのため、事前に窓回りを見てもらって、ひび割れがあったら塗装と一緒に補修もしてもらうようにしましょう。
2-2 目地は劣化症状に合ったメンテナンスを
一条工務店の住宅の外壁では、以下のような外壁が多く使われます。
・サイディングボードの上からモルタルが吹き付けられている外壁
・レンガ・タイルの外壁
どちらの外壁であっても、目地の劣化状態を確認してもらい、適切なメンテナンスをしてもらいましょう。
・モルタルが劣化して目地が見えている
・目地自体にひび割れがある
・タイルやレンガが剥がれてしまっている
場合は塗装と一緒に目地の交換や増し打ちをしてもらうことをおすすめします。
>目地 打ち換え 増し打ち
2-3 寒冷地は外壁の腐食に注意
寒冷地にお住まいの方は外壁ボードの腐食に要注意です。
2-1でもご説明した通り、一条工務店では薄くて軽い空気を含んだ外壁をよく使用しています。そのため、水を含む量も多く、劣化するスピードも速いです。
寒冷地の場合は、外壁が吸った水分が凍って、爆裂や腐食などを引き起こしてしまいます。
外壁に含まれた水分が凍ることで起きる症状を「凍害」と言います。
▼凍害によって爆裂した外壁
外壁に含まれた水分が凍ると外壁の中で体積が増えて、破壊してしまいます。
上の写真のように外壁が大幅に剥がれてしまうと、塗装ではなく交換が必要に修繕費用も高くなります。
無駄なコストをかけずに長持ちさせるためにも、少しでも外壁の劣化が見られたら塗装を行いましょう。
▼外壁塗装のサインとなる劣化症状一覧
・吸水
外壁に水を吹きかけたときに色が濃くなる・水が吸い込まれる状態は、防水性を失っています。
・ひび割れ
窓回りのほかにもサイディングを留める釘回りに症状が出やすいです。
・カビコケの繁殖
水を含むものに繁殖するカビ・コケ。外壁に繁殖していたら防水性を失っている証拠です。
このような症状が見られたら業者に点検を依頼し、早めに塗装メンテナンスをしましょう。
2-4 タイルの汚れが気になるなら専用洗剤で洗う
一条工務店の住宅では、一部分や全面がタイル・レンガになっているデザインがあります。
基本的にタイルやレンガの部分は塗装が不要ですが、汚れが気になる場合があります。
その際は、専用の洗浄剤で洗ってもらうことをおすすめします。
高圧洗浄の圧だけで汚れを落とそうとするとタイル・レンガを傷つけてしまう恐れがあります。
外壁に負担なく綺麗にしたい方は、洗浄剤を使って弱圧で洗浄してもらいましょう。
また、汚れの種類によって専用の洗剤があります。
業者に「コケが気になっている」「排気ガスの汚れが気になる」などと相談して、汚れに合った洗浄剤を選定してもらいましょう。
2-5 屋根は瓦でも細かく点検してもらう
一条工務店では屋根に瓦を使うことも多いです。
瓦は基本的には塗装が不要ですが、点検はしてもらうようにしましょう。
なぜなら、瓦屋根でも以下のような劣化症状が出てくるからです。
・瓦のズレ
・棟の釘抜け
・漆喰の崩落
どれも小さい劣化症状ですが、雨漏りの原因になり得るものです。
念のためでも点検して、屋根に問題が起きていないかは見てもらうようにしましょう。
3章 自分に合った業者の選び方
この章では、業者選びの判断基準について解説していきます。
ハウスメーカーも塗装専門業者も、それぞれ良いところがあるのでご自身の要望に合った業者を選んでいきましょう!
3-1 ブランド重視ならハウスメーカー
信頼性・安定性やブランド力を重視したい方は、一条工務店に依頼しましょう。
一条工務店の「30年の長期保証」では、定期点検の際に有償のメンテナンスも提案してもらうことができます。
そのためご自身で塗装時期などを考慮して業者を探す手間を省くことができます。
ただし、ハウスメーカーにお願いする場合、塗装作業をする職人は下請けです。
・中間マージンによって工事費用が高くなる
・職人の質に当たりはずれがある
などの注意点もあります。
また、ハウスメーカーの担当は塗装メンテナンスについて詳しくないケースもあります。
塗装後に不具合が起きてもたらい回しにされてしまう可能性もあるのでその点は要注意です。
3-2 品質・金額重視なら塗装専門店
塗装の品質や適正価格を重視したい方は地元の優良な塗装専門店に依頼しましょう。
専門店ならではの知識・経験で、あなたの外壁の状態に合わせた提案をもらうことができます。
また、塗装専門店の場合は自社で職人を抱えているため中間マージンがかかりません。
適正価格で工事できるので、家計にも優しいです。
ただし、全ての塗装業者に知識・経験があって安心して任せられるというわけではありません。
中には、手抜きするような悪徳業者や、実績も少なく、すぐに倒産してしまう業者も。
質の高い塗装専門店を見極めるために、以下の点をチェックした上で業者を選ぶようにしましょう。
▼優良業者のチェックポイント
・地元での実績があるか
・10年以上続いている業者か
・自社で職人を抱えているか
・詳細な見積もりをくれるか
・点検は丁寧で60~90分程度かけてくれるか
一条工務店の外壁塗装ならユーコーコミュニティー! 一条工務店の外壁塗装をお考えなら、東京・神奈川の塗装専門店、ユーコーコミュニティーにご依頼ください! ■国際規格ISO9001&ISO14001ダブル認証取得! ■施工実績15,000件以上! 豊富な施工実績と一定した高い工事品質によって、一条工務店の住宅に合わせた塗装工事を提案させていただきます。
●ユーコーの事前点検
窓回りのひび割れや目地の劣化状態、屋根の状態など細かくチェックします。点検でチェックした部分はお客様にもご確認していただくために写真を撮ってお渡しします。
●詳しい説明と見積もり 現在のお家の状況や、適切なメンテナンス方法、お見積り内容を分かりやすくご説明します。
●工事中のチェック体制 ユーコーコミュニティーでは、職人以外も随時作業をチェックします。 工事中の写真も残るので、手抜きの心配もなく安心してお任せいただけます。
●工事後のアフターフォロー 工事が終わった後は、定期的に点検の案内をお送りします。 グループ創業50年以上の会社なので末永いお付き合いをさせていただけます。
ユーコーコミュニティーは適正価格と高品質でご満足いただいています。 どこに頼めばよいのか分からないという方は、お気軽にお問合せください! |
まとめ
いかがでしたか。
一条工務店の住宅は高断熱・高気密で一年中快適に過ごせると人気です。
そんな一条工務店の住宅を塗装する際のポイントは以下の5点です。
・窓回りのひび割れは補修する
・目地は劣化症状に合ったメンテナンスを
・寒冷地は外壁の腐食に注意
・タイルの汚れが気になるなら専用洗剤で落とす
・屋根も一緒に点検してもらう
外壁塗装で大切なのは、ご自宅に合った塗装をすることです。
上記の注意点を考慮した上で業者に塗装をお願いしましょう。
また、業者選びの判断基準は以下の通りです。
会社の安定感・信頼感・ブランド重視なら一条工務店に依頼がおすすめ。
工事の品質や価格重視なら塗装専門店に依頼がおすすめ。
どちらに頼むのが良い・悪いということはありませんので、ご自身が大切にされる軸をもとに選んでいきましょう。
>外壁塗装の業者選びでお悩みの方はこちらの記事もご覧ください。
外壁塗装をどこに頼むか迷っている方へ|各業者の長所・短所を全解説