新宿区では塗装の助成金があると聞いたから使いたい!
でも具体的にどうすればいいの?
と思って調べている方も多いのではないでしょうか。
令和6年度(2024年)は、新宿区では『屋根の遮熱塗装』に対して最大20万円の助成金がもらえる制度があります。
(外壁塗装だけでの助成金はありません。)
業者からいくつかの書類や写真をもらい、区へ提出して申請します。
難しそうに思うかもしれませんが、焦らずひとつひとつ対応すれば、皆さんご自身でも申請できますのでご安心ください。
本記事では、新宿区の塗装で使える助成金について具体的な内容や条件と、特に大切なポイントを、新宿に支店があり実績多数のユーコーコミュニティーが解説します。
申請するときの一連の流れもまとめましたので、工事費をお得にできるこの制度をぜひ活用してくださいね。
この助成金は先着順で、予算枠数が埋まり次第終了となってしまいます。
ここ数年は9月~10月ごろに受付終了した年度もありました。今年も同時期には埋まってしまう可能性があります。
またこの制度は「施工完了後に申請」のため、工事が終わって申請した時点で予算枠が残っていなければ、使うことができません。
(工事前に予算枠を確保するということはできませんので、ご注意ください)
そのため、利用をお考えの方は、早めに工事をご検討ください。
まずは本記事を最後までお読みいただき、内容を確認しましょう。
目次
1章 新宿区の屋根・外壁塗装で使える助成金(補助金)の概要
令和6年度現在、新宿区で塗装に使える助成金制度は1種類です。
「令和6年度新宿区省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度」
で、屋根の遮熱塗装に対して補助金がもらえます。
外壁塗装+屋根塗装、または屋根塗装のみの工事の場合はぜひ活用しましょう。
出典:新宿区公式サイト
この制度内では、エコに関わる以下のような工事で補助金があります。
区分 | 補助対象機器等 |
個人住宅 | 太陽光発電システム |
CO₂冷媒ヒートポンプ給湯器(エコキュート) | |
家庭用燃料電池(エネファーム) | |
高反射率塗装(屋根又は屋上) | |
断熱窓 | |
蓄電池システム | |
集合住宅 | 太陽光発電システム |
共用部LED照明 | |
事業所 | 太陽光発電システム |
LED照明 | |
高効率空調設備 |
1-1 屋根の遮熱塗装で助成金がもらえる
この制度では、屋根または屋上に高反射率塗装(遮熱塗装)をする工事に対して、最大20万円の補助金がもらえます。
遮熱塗装とは、太陽光を効率よく反射して、建材の温度上昇を抑える効果をもった塗装のことです。
建材の温度が下がることで、建物内部に伝わる熱も少なくなり、室内が涼しくなります。
おうち時間を快適に過ごせる、冷房の効きが良くなり節電・エコになる、として人気が高い工事です。
外壁用塗料もありますが、より効果が大きい屋根へ使われることの方が多いです。
新宿区では、省エネ推進のひとつとしてこの補助金制度があります。
1-2 助成金の具体的な条件
この制度の具体的な条件は、以下の通りです。
【対象者】
・新宿区内に居住している方で、その住宅に補助対象機器等を自ら使用する目的で設置、又は施工した方。
・施工及び支払いまで完了したうえで、申請書および各添付書類等が提出可能なこと
・施工完了日と支払い完了日の間は1年以内であること
・導入する機器等が、未使用のものであること。中古品やリース機器は対象外。
・過去に本制度に基づく同一機器の補助を受けていないこと。
【高反射率塗装に関して】
・塗料は、「JIS K5675(屋根用高日射反射率塗料)適合品」または「日射反射率(近赤外線領域)50%以上」の塗料を用いていること
・場所は、居室上の屋根、屋上部分について施工すること(屋根立ち上がり部分を含む)
・金額は、施工面積1㎡当たり2,000円(上限20万円)
【必要書類】
※令和5年度より、申請のタイミングは「施工及び支払いまで完了した後」に変わりました!
受付は先着順なので、工事と支払いが終わった段階ですぐ申請できるように、書類をそろえておきましょう。
■交付申請書
…区のサイトからダウンロードして施主様ご自身で記入
■施工完了証明書
…区のサイトからダウンロードして施主様+施工業者が記入
■領収証の写し
…支払日、領収日必須。見積書の金額と一致しているもの
■施工の見積書および内訳書
…塗料メーカーや製品、㎡数などの記載があり、宛名が申請者氏名になっているもの
■補助要件を満たしていることが確認できる塗料カタログ・パンフレット
…JIS K5675適合品または日射反射率50%以上であることがわかるもの
■施工する住宅に居住していることが証明できるもの
…マイナンバーカードや運転免許証の写し、住民票等、住所が印字されているもの
■施工面積(屋根、屋上部分)の確認ができる図面(手書き可)
…見積書に記載された施工面積の計算式及び計算に使用した数値の記載があるもの。※天窓部分は施工面積に含めません
■施工完了後の写真
■国・都・その他補助金を申請している場合はその補助金額がわかる書類
■賃貸住宅・共同所有の場合は、住宅所有者の施工同意書
※その他、完了報告内容によっては別途書類の提出を求める場合や、現地確認を行う場合があります。
特に重要なところ、注意してほしいポイントを、次の章で詳しく解説していきます。
-
2章 新宿で助成金制度を使うときのポイント
この助成金を使いたいとき、特に大切なポイントは5つです。
- ・もらえる金額は屋根の大きさで変わる
- ・屋根面積がわかる図面が必要(手書きOK)
- ・規定以上の反射率の塗料が必要
- ・自身が住む建物のみ
- ・書類を出すときは窓口に確認すると間違いない!
ひとつずつ解説していきます。
2-1 もらえる金額は屋根の大きさで変わる
この助成金制度で貰える金額は、「1㎡あたり2,000円」で、「上限20万円」です。
【例】 60㎡の屋根→12万円 100㎡の屋根→20万円(上限) |
貰える金額はお家によって異なりますので、ご注意ください。
2-2 屋根面積がわかる図面が必要(手書きOK)
金額を決めるために、屋根の面積を計算できる図面の提出が必要です。
これは塗装を依頼する業者に相談しましょう。
図面をお持ちの方は、そのコピーを業者に渡して、確認してもらってください。
屋根面積が書いてあればそのままで提出できます。
書いてない図面の場合は、計算式を書き込んでもらって、提出しましょう。
また、天窓がある場合は、その面積は塗装しないので差し引きます。
その計算も必ずやってもらいましょう。
図面が無い場合は、手書き図面でも可となっています。
業者に作成してもらい、この場合も計算式まで書き込んでもらいましょう。
きちんとした施工業者であれば、補助金関係なくいつも塗装する屋根面積を算出しているはずですので、問題なく対応できます。
2-3 規定以上の反射率の塗料が必要
この制度では、一定の性能を持った塗料を使う必要があります。
条件は2パターンです。
- ■JIS K5675(屋根用高日射反射率塗料) の適合品
JISとは、「日本工業規格」のことです。
その中で屋根用の遮熱塗料の性能を示しているのがJIS K5675です。
JIS適合品かどうかは、塗料のカタログに記載されています。
業者に聞くか、カタログをもらって確認しましょう。
あるいはインターネットで塗料メーカーのホームページを見ることでもチェックできます。
例:ワイドエポーレSiクール(スズカファイン)
JISは、カタログの表紙など分かりやすいところに書いてあることが多いです。
- ■日射反射率(近赤外線領域)50%以上
遮熱塗料には、どれくらい太陽光を反射するかのデータ「日射反射率」があります。
JISを取っていなくても、この日射反射率が50%以上の塗料なら補助金を受けられます。
ただし、日射反射率は同じ塗料でも色によって少しずつ異なるので、必ず使う色までカタログで確認しましょう。
例:SPパワーサーモ(菊水化学工業)色見本
各色に日射反射率が書いてあります。この中だと、右下の「マルーン」は50%未満なので補助金には使えません。
一般的に、明るい色ほど光を反射しやすく、暗い色ほど反射しにくくなります。
2-4 自身が住む建物のみ
今回の補助金制度の対象は、「新宿区内に住んでいる方」で、「その住宅に自ら使用する目的で施工した方」のみです。
つまり、人に貸し出している物件や店舗として使っている物件は対象外となってしまいます。ご注意ください。
住んでいることが証明できる書類(マイナンバーカードや運転免許証の写し)の提出があります。
※新宿区内にある賃貸住宅の場合、オーナー様ではなく住んでいる人からの申請なら可能です。その場合は、オーナー様の施工同意書をもらってください。
2-5 書類を出すときは窓口に確認すると間違いない!
申請は、工事と支払いがすべて完了したあと、1回の提出で行います。
窓口に行くときは、書類について事前に電話で問い合わせておくことをおすすめします。
万が一不備があると、書類を取りに戻ったり作り直したり業者に確認したり…と、手間がかかってしまう恐れがあるからです。
念のためでも、書類提出のときにはホームページを見て、さらに窓口にも確認しておくことをお勧めします。
落ち着いて進めればそこまで難しい申請ではありませんので、一つ一つ確認してみてくださいね。
3章 申請の流れガイド
申請するときの流れを簡単に説明します。
業者とのやりとり、窓口とのやりとりがあります。
全体を把握しておいて、余裕をもって準備をしましょう。
①窓口かホームページで詳細を確認し、申請書を入手する
新宿区公式:https://www.city.shinjuku.lg.jp/seikatsu/shoenergy.html
ホームページではPDFまたはWordのデータをダウンロードできます。
②業者に見積もりを取る
屋根塗装の見積を依頼しましょう。そのとき、
「新宿区の助成金を使いたいので、その条件に合う遮熱塗料を使ってほしい。」
「申請に必要な書類や写真も対応をしてほしい。」
と伝えましょう。
- ③施工開始
- ④工事と支払いがどちらも完了する
- ⑤申請書類や見積書など一式を区に提出
申請書に、名前、住所や工事の内容など、必要な情報を書き込んで押印しましょう。
業者からもらった各書類や、住所を証明するもの(マイナンバーカードや免許証のコピー)などもすべて用意して、窓口へ申請に行きます。
- ⑥2週間程度で審査の通知が届く
審査の結果どうだったかのお知らせが届きます。
- ⑦区へ交付請求を提出(通知から2週間以内)
無事に審査が通っていたら、一緒に入っている書類に振込先の口座情報などを書いて提出しましょう。
⑧審査3週間程度で口座へ補助金が振り込まれ、完了!
請求書類を送って区が最後の審査を行い、3週間程度で指定の口座へ補助金が振り込まれます。
-
4章 悪質な「申請代行」などの手口に注意!
この新宿区の補助金は、代行業者による申請も可能となっています。
どうしてもご自身での申請が不安な方は、代行をお願いすることができます。
しかし、この補助金は決して難しい制度ではありません。
必要な書類も専門的なものは多くなく、通常の塗装工事をするときに使うものがベースです。
また、一般的な申請代行の費用相場は、補助金額の10~15%と言われています。
今回の制度だと2~3万円ほどです。
「申請代行しますよ!」と言ってあとから高額な請求をする悪い業者に騙されないよう、代行費用はいくらかかるのか、必ず事前に確認しておいてくださいね。
5章 お得に塗装するなら、ユーコー新宿支店へ!
新宿で外壁塗装・屋根塗装をするなら、ユーコーコミュニティー新宿支店へお任せください!
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まとめ
新宿区では令和6年度(2024年)は、
「新宿区省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度」
があり、屋根の遮熱塗装で最大20万円の補助を受け取ることができます。
この制度を使うときのポイントは5つです。
- ・もらえる金額は屋根の大きさで変わる
- ・屋根面積がわかる図面が必要(手書きOK)
- ・規定以上の反射率の塗料が必要
- ・自身が住む建物のみ
- ・書類を出すときは窓口に確認すると間違いない
落ち着いてひとつひとつ進めていけば、どなたでもきちんと申請できます。ぜひ活用しましょう。
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新宿で塗装をお考えの方は、まずは私たちにご相談ください!
最後までお読み下さりありがとうございました。
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