いざ外壁の塗装をしようとなった時に多く聞かれるお悩みが「色をどう決めたら良いのか分からない」という事です。
そのため、見本を見ようとしてはみるものの、何に気を付けたら良いのか・どう見たら良いのかと言うのは、いまいちポイントが分かりませんよね。
実は見本を見て、そのイメージをそっくりそのままご自身の家で再現するというのは、かなり難しい事です。
色彩感覚は人によって異なりますし、その感じ方のギャップを無くすのも労力が要ります。
では、どの様に色の見本を見て、どこにポイントを当てて希望の色を決めればよいのでしょうか。
この記事では、まず色の見本の種類の紹介から、あなたに見て欲しい見本を順にお伝えします。
これによって、漏れなく色見本を見る事が出来ますから、後で「あれは見たことがなかったからイメージが付かなかった」という事がなくなります。
色見本の種類と見方が分かる事で、まず「この色が良い」と決める事が出来ますし、
見本の見方をしっかりと理解しておけば施工業者に対してもなるべくギャップが出ない様に自分の意志を伝える事が出来ますので、
この記事を読んで色決めから満足のいく工事に役立てて下さい。
目次
1章 色を決めるための色見本は4種類
実際に塗装で色を決める時には、『色見本』を見て、この色にしようと決める事になります。
その種類は4パターンです。
実際に見る事になる順番に紹介していきますので、事前の知識としてこの手順で色を決めていくと知っておきましょう。
1-1 カタログの見本
カタログの見本は、実際に塗装をする塗料メーカーが出しているカタログに色見本が付いている物です。
塗料が決まったら、施工業者から最初に「この中から色を選んでください」と案内されるはずです。
それはその塗料メーカーが品質やユーザーからのニーズを捉えて推奨する標準色だからです。
既に品質や需要を捉えている色ばかりですので、カタログを見た時点で、例えば茶色系にしたいと思っている方が「こんなこげ茶色が良かったんだよな」と具体的に色を絞る事が可能になります。
どんな色にしたいか決まっていない方でも、カタログを見る事でこの系統の色がいいな、とイメージが付いてきますので、カタログの色見本は色決めの初期段階で1度、見ておきましょう。
色決めの際に塗料メーカーのカタログの色見本は、1番最初に目にする基本形と理解しておきましょう。
1-2 色見本帳の見本
色見本帳は、一般社団法人日本塗料工業会が発行している、600色以上を収録した実用色の見本帳です。
もし塗料のカタログから希望の色が見つからない場合は、この色見本帳から色を選ぶ事になります。
なぜならこの見本帳は、共通の色が規格化しているものなので、どの塗料を使用したとしても、振られている番号を指定すればカタログになかった色でも選べるようになるからです(これを調色(ちょうしょく)と言います)。
例えば「クリーム色が良いのだけれど、黄色味が強い方と弱い方ではどちらが良いのか、カタログだけでは決めきれない」
となった場合は、色見本帳は大変参考になるでしょう。
ですから、希望の色の系統が決まっていてもカタログの中には好みのニュアンスが見つからなかったという場合は、
この色見本帳で見比べる事で、どれが良いかを決めて色を絞っていきましょう。
■日本塗料工業会(通称:日塗工)発行の色見本帳 |
色見本帳は色の種類が600色以上と多いですが、塗料メーカーのカタログにある標準色では無いので 数年後のちょっとした傷の修繕(タッチアップ)の際などには再度発注をする必要が出てしまい、経済的ではありません。 また塗料によっては対応出来ない色も中にはあります。 後になって使用できない色だったと判明しないように、希望の色は1つずつ対応可能かを、施工業者や塗料メーカーに聞きましょう。 |
1-3 カラーシミュレーションの見本
施工業者に依頼をするか、または対応サイトからカラーシミュレーションで色の見本を見る事が出来ます。
色の見本と同時に、ご自身の家でシミュレーションをすれば完成想像図が出来ますので、よりイメージを固める事が出来ます。
カラーシミュレーションの強みは、ツートンカラーなど塗り分けをしたい時や、あまり見かけない色でも試しにイメージが見られるという事です。
インターネット上でも対応サイトから気軽にシミュレーション出来ますので、
施工業者が決まっていればその業者へ、まだの場合はインターネットでシミュレーションをして、イメージを掴んでみましょう。
◆カラーシミュレーションについて具体的なやり方やポイントはこちら
1-4 A4サイズの色板見本
最後は、A4(21cm×29.7cm)サイズの色板見本です。
塗り板見本とも言われますが、最終的にこの色にしようと絞りこんだ色を、実際にはどの様に見えるかを最終確認する見本になります。
色見本帳やカラーシミュレーションはサイズが小さいので、光の加減や立地条件による実際の色の見え方という所まで想像しにくいのですが、
A4サイズの色板見本であれば、実際に外で外壁に当て込んで見る事で、色の見え方というのが大方分かってきます。
日陰や日向だとどう見えるかという所まで実際に見る事で、
もう少し明るい・または暗い色の方が良いかもしれないという判断基準になりますので、
見本を見ていく中で最後には必ずA4サイズの色板見本を家の外で見る事で、仕上がりのイメージを明確にして色決めをしましょう。
尚、依頼から手元に届くまでは1週間前後は掛かるので、いくつも頼むのではなく的を絞って依頼をしましょう。
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2章 色見本を手に入れる方法
これら4種類の色見本については、ご自身で手に入れられる物から施工業者に依頼をする物まであります。
ここでは手に入れる方法をお教えしますが、中には料金が掛かる物もあるので、余計な費用を掛けないためにも、
あなたにとって本当に必要な物を確認する視点で、入手方法を見てみて下さいね。
2-1 施工業者に依頼をする
まずは施工業者に「この見本が見たい」と依頼をしましょう。
施工業者は塗料メーカー、又は塗料卸売業者と繋がりがあり、カタログや見本帳は苦なく入手出来るからです。
需要の多い塗料や、取り扱い枠の大きい塗料のカタログなどであれば、即日持って来る事も出来るので、
業者に依頼をする事があなたにとっても短い期間で欲しい情報が手に入る事になります。
例えば色の調合をするだとか、特殊な依頼をする場合は業者に依頼をしたとしても、
作成をしてから、あるいは取り寄せてからの提示となるため、やむを得ず1週間程度は時間が掛かると思いますが、
それでも依頼すれば持ってきてくれるという点では、忙しい方にとっても嬉しいですよね。
2-2 自分でサイトから発注する
色々と自分で調べて確かめたい、又は施工業者が決まっていないという方は、ご自身で入手をしましょう。
但し、料金・送料が掛かる場合や、個人情報を入力する手間なども発生しますので、
よほどの事がなければ施工業者に依頼をして手に入れる方が良いです。
それでも自分でという方向けに紹介しますが、塗料メーカーによっては個人の請求が出来ない場合や、WEBカタログの閲覧のみ等制限がある事があります。
そう言った場合は業者に依頼をしないと入手は難しいので、施工業者に見積もりや工事を依頼するタイミングで、
まずはカタログを一緒に見せてもらう様にしましょう。
工事を依頼する前段階であれば、施工業者にカタログなどを少し見せてもらう事は出来るでしょう。 その先の色見本帳・カラーシミュレーション・色板見本は基本的に工事が決まった方向けに施工会社がサービスでお見せしているものですので、 もし契約前に自分で見たいという場合は、実費で入手するつもりでいましょう。 ※サービスで実施してはいますが、余りにもむやみに多くの見本を依頼すると断られてしまう場合もあるので、 目的を果たすためにもある程度絞った依頼をしましょう。 |
■カタログ
塗料のカタログを手に入れるには、その塗料を製造している会社のホームページにアクセスをしましょう。
ほぼ「カタログ請求」のページが設置されているはずですので、そこから希望の塗料の色見本付きカタログを請求しましょう。
希望の塗料名と発送先情報等を入力してカタログ請求できます。 |
また多くの塗料メーカーがWEB上でデジタルカタログ・色見本を展開していますが、
WEBカタログはあくまで参考にする程度にしておきましょう。
理由は、画面(液晶)を通して見ている色は、見る端末(パソコン、スマートフォン、タブレット等)やディスプレイ設定によって変化してしまうためです。
プリンターで印刷した場合も同様で、家庭用のインクジェットプリンターと、コンビニの様な業務用レーザー複合機で同じものを印刷すると、色味が違うという事はありませんか?
これも印刷に使うインク量や設定・機能・スペックによってプリントで再現できるレベルが異なるためです。
この様にデジタルカタログを画面で見て決めてしまうと、実際に見たときに「あの時見たものと違う!」という事になりかねませんので、
あくまで参考と捉えて、請求したカタログ自体を手元に色を見るのを基本としましょう。
(関西ペイント:アレスダイナミックTOPカタログより) |
塗料の色見本付きカタログには、有効期限があります。
これは実物の塗料を塗ったものがカタログになっているので、経年劣化というものが発生します。
そのため、もし次回の塗装のために今回のカタログを残しておこうと思われても、色の参照はしないようにしましょう。
また次の塗装までの間に様々な仕様の改定が行われている場合もありますので、
カタログは使いまわさず常に最新の物を参照しましょう。
出典:菊水化学工業
■色見本帳
色見本帳は、発行元の一般社団法人日本塗料工業会のホームページから購入できます。
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※これより大きいワイド版もありますが、高額である事と、
色を見るのであればポケット版でも十分なため、紹介は割愛致します。
発行年が新しいものが最新の対応色なので、購入するのであれば新しいものにしましょう。
■カラーシミュレーション
塗料メーカーが提供しているカラーシミュレーションサイトが利用できます。
インターネット上で誰でも気軽に無料でシミュレーション出来るので、色々と触って試せるので良いでしょう。
カタログを請求してから到着するまでの期間を利用してシミュレーションするのも良いですね。
但し、一般的な家の形をベースにしてシミュレーションするので、
実際のご自身の家とは凹凸などの形、見ている液晶画面の設定などにより見え方はズレが出て来ますので、あくまで参考として下さい。
それぞれのサイトの特徴までを紹介します。あなたの希望にあったサイトで試してみてください。
外壁や屋根だけでなく、各部位も色をシミュレーションすることができます。 シミュレーションできる色のバリエーションが豊富です。
あなたの生活スタイルから選ぶ色診断から、自宅の写真を使って配色イメージができるなど、色々な角度からシミュレーションができます。 |
>操作が難しい・良く分からないという方は、こちらの記事を参照して操作してみて下さいね。
■色板見本
残念ながら、色板見本は個人では入手できません。
カタログの様にインターネットから請求する事が出来ず、また1枚ごとに本物の塗料を塗る工程が発生し費用が掛かる物ですので、
メーカーも工事を発注するかどうか決まっていない顧客に対しては、そこまで対応出来ないのが現状です。
また塗料によっては1枚2,000円~3,000円(送料別)程度掛かってしまう物ですので、
“気になる”という段階に個人でわざわざ発注するメリットもありません。
ご自身で頑張って手に入れるよりは、施工業者を決めた時にその業者に依頼をして、そこで見せてもらうようにしましょう。
3章 色見本の見方のコツと注意点4項目
ここまでで色見本の種類や入手方法について触れてきましたが、
ここからは実際にどの様な視点で各見本を見ていけば良いのか、コツや注意点を紹介します。
始めに触れたように、色の見え方は人によって異なってしまう物です。
ですから、見本の見方と注意点をしっかり押さえる事で、自分と施工業者の間に差が大きく生まれないようにしていきましょう。
3-1 小さいサンプルほど面積効果の差が出やすい
カタログや色見本帳、カラーシミュレーションは手元で見る小さなサンプルなので、
それが実際に大きな建物に塗られた時は、「面積効果」の差を感じます。
面積効果とは、同じ色でも面積が大きくになるにつれて彩度や明度が変わって見え、思っていたよりも明るかったり、暗かったりと見える現象です。
明るめの色はより明るく、暗めの色はより暗く見える事が多いので、
小さいサンプルで見ている色は実際に塗装した時には、1トーン明るく、または暗くなるとイメージしておきましょう。
明るい色は大きいほど明るく、暗い色は大きいほど暗く見えるのが面積効果です。 |
3-2 室内と屋外でも色の見え方が変わる
見本を見る時は、室内と室外でも色の見え方が変わることを理解しておきましょう。
理由は、室内は蛍光灯の下で見本を見ますが、屋外では太陽の自然光の下で見るので、白や色のついた蛍光灯とは見え方が変わってくるからです。
これは晴天の日や曇りの日でも左右されて来ますが、実際に塗装した色を見るのは屋外ですから、
サンプルは必ず屋外でも見て、どの様に見え方が変わったかを確認しておきましょう。
ここで「ワントーン暗くした方が良いかも」や「もう少し明るい方が好みかな」と、
ちょっとした事に気付けますので、そういった視点で見本を屋外で見る様にしましょう。
■室内で見た色板見本
■屋外で見た同じ色板見本 |
3-3 艶の見え方が好みか確認する
艶の見え方が好みかどうかは、色板見本で確認しましょう。
理由は、カタログや色見本帳は小さい紙に塗料を塗ったサンプルですが、
色板見本はサンプルの中でも1番大きく実際の塗装の状態に最も近いもので、
仕上がりのイメージが一番し易いものだからです。
その際には、ツヤっとした見た目が自分の家に合うかどうかも見て判断しましょう。
モルタルの壁や模様が入っているサイディングであれば尚更、艶の出方は気になる所だと思います。
見た目に拘りのある方は、艶を抑える「艶消し」という事も可能ですので、
施工業者へ「艶消しは可能ですか?」と詳細の説明をしてもらい、通常の見本の他、艶消し版の色板見本も貰って見比べると良いでしょう。
3-4 見本と実際にどのような差異が出やすいか知る
見本と実際の差異がどのように出るのか、施工事例を通して見る事で知っていきましょう。
4章で実例を交えて紹介をしますが、冒頭に見本通りに色を再現するのは難しいとお伝えした理由は、
この見え方の差によって「カタログや見本と色が違う」と感じる方が多いためです。
大きな面積に実際に塗られるのと、また小さなサンプルやディスプレイ画面で見ている物がそのまま仕上がりになると思い込まず、
「サンプルで見たものがどう変わると予想されるか」という視点で見本を見ましょう。
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4章 実例:色見本と施工例の比較9選
それでは実際に、色見本で見たものと完成した家で、仕上がりにどの様な差が出るのか、実例を通して見てみましょう。
これを見ておくことで今まで「明るく見える」や「暗く感じる」と伝えてきたことがどういう感覚なのか捉えてもらいたいと思います。
もし気に入った色があれば、施工業者に伝えやすい様に塗料名と色番号を併記しておきます。
組み合わせの参考までに屋根の情報も併せて載せておきますので、是非役立てて下さい。
※写真は天候など気象条件によって見え方も異なりますし、見本はWEBカタログまたは実物のカタログをスキャンした物ですので、それを承知した上でご覧ください。 |
①グレー際立つ、シンプルなデザイン
H・T様(伊勢原市沼目) | |
築年数 | 築21年 塗替え1回目 |
素材 | ■外壁:サイディング |
外壁塗料 |
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屋根塗料 |
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②濃いグレーのシックなお家
M・T様(町田市上小山田町) | |
築年数 | 築31年 塗替え2回目 |
素材 | ■外壁:サイディング/モルタル |
外壁塗料 |
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屋根塗料 |
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③ライトグリーンの可愛らしいお家
I・R様(相模原市南区) | |
築年数 | 築31年 塗替え2回目 |
素材 | ■外壁:サイディング |
外壁塗料 |
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④濃いグレーとホワイトを使ったスタイリッシュなお家
E・G様(鎌倉市梶原) | |
築年数 | 築10年 塗替え1回目 |
素材 | ■外壁:サイディング |
外壁塗料 |
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屋根塗料 |
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⑤ライトグレー1色で統一した技ありのお家
K・K様(大和市南林間) | |
築年数 | 築20年 塗替え2回目 |
素材 | ■外壁:サイディング |
外壁塗料 |
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屋根塗料 |
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⑥白壁に青のアクセントを効かせたおしゃれなお家
O・T様(小田原市国府津) | |
築年数 | 築12年 塗替え1回目 |
素材 | ■外壁:モルタル |
外壁塗料 |
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屋根塗料 |
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⑦ ピンクベージュをライトブラックのパーツで上手にまとめたお家
K・S様(大和市上草柳) | |
築年数 | 築20年 塗替え1回目 |
素材 | ■外壁:サイディング |
外壁塗料 |
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屋根塗料 |
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⑧ライトパープルを白のパーツでまとめた上級配色
K・M様(藤沢市西富) | |
築年数 | 築10年 塗替え1回目 |
素材 | ■外壁:モルタル |
外壁塗料 |
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屋根塗料 |
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⑨プロヴァンス風の上品なお家
N・H様(厚木市旭町) | |
築年数 | 築30年 塗替え2回目 |
素材 | ■外壁:モルタル |
外壁塗料 |
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屋根塗料 |
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各カタログ・見本色出典
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5章 施工業者に希望の仕上がりを伝える方法
見本の見方や実際の塗装で生まれる差について理解が出来たら、
どの様に施工業者に伝える事でその差が縮まっていくかを知りましょう。
ここを押さえておくと、今まで知った事が無駄になりませんし、
何より折角の塗装が思った色と違ってしまってガッカリ、という事にしないためにも、
施工業者には自分の希望が正しく伝わるようにして、満足のいく工事にしましょう。
5-1 希望色の施工事例を見せる
希望の仕上がりに差異が出ない様に、カタログやシミュレーションを使って色を絞り込んだ上で、
更に近隣などで理想に近い色の家があれば、業者に伝えるか、または施工業者の実際の施工事例を見せてもらい、
その中で理想の色があればそれを業者に伝えましょう。
理由は、色見本と実際の差を自分でも実例を通して確認出来ますし、
見本ばかりで説明するよりも、業者も自分たちが施工した色であれば詳細が分かっていますから、理解が正しく早くなります。
施工事例を見る事で逆に、施工業者から「この色が希望でしたら、この塗料の何番の色ですね」とアドバイスをくれる事もありますから、
積極的に実際の施工例を見せて相談していきましょう。
5-2 希望の色について見解をもらう
施工業者には、自分が希望をしている色について見本を見せながら、どう思うかの見解をもらいましょう。
なぜなら、ここで聞いた見解と自分の思い描いている物で差があるかどうかが判断出来るからです。
例えば色番号などが分らない状態で「こんな色味が良い」と伝えた時に、
施工業者が言っている色のニュアンスや捉え方が自身の考えと相違があると感じた場合は、
遠慮せずに「ちょっと違う捉え方をされている」と伝えましょう。
それによって施工業者からも「それではこの色はどうですか?」と考えをなるべく近づけるために提案をくれるはずですので、
色選びの際は業者の見解をしっかり聞いて、希望の色決めに役立てましょう。
まとめ
いかがでしたか?
・色見本には4種類あること ・見本は手に入るものと入らないものがあるので、なるべく施工業者に依頼をした方が良いこと ・見本の見方を知る事で、自分自身が色の差がどう出るか理解出来ること ・見本と施工例を見る事で、よりその差のイメージが分かり易くなること ・色見本をそっくりそのまま再現するのは、非常に難しいというのも理解しておくこと |
目の前の見本を見て決めるだけでなく、どの様に見たら実際の色選びに役立つかというのをしっかりと押さえて、自分の希望の色で施工が出来るようにして下さいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
◆参考記事
塗装の色は”艶”によっても印象が変わります。
艶を変えられる塗料なら、それも見本で指定して見比べてみると良いでしょう。
→艶あり・艶消し塗料の違いと外壁塗装時に納得して選べるポイント3つ