早めの対処で安心!サイディングのひび割れ補修方法&業者選びのコツ

釘周りのヒビ

「サイディングのひび割れを業者から指摘されたけれど、どうすればいいの?」

大切なお家にひび割れ。早めに直したいですよね。

 

サイディングのひび割れは、できるだけ早めに補修を行いましょう

そのままにしていると美観を損ねるだけでなく、雨水が侵入していずれ外壁全体やお家の中まで傷めてしまうからです。

そのため、早いうちに補修して水の侵入を防ぐことが重要です。

 

補修は業者に依頼するか、材料があればDIYも可能です。

そこでこの記事では、DIYでできるサイディングのひび割れ補修方法業者選びのポイント費用相場を紹介します。

 

これさえ知っていれば、気になるひび割れも早めに補修ができます!

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

  • ここで言う業者とは、「塗装の専門業者」です。
  • ハウスメーカーや工務店は家を作る専門家であって、メンテナンスの専門家ではありません。
  • ひび割れ補修などのメンテナンスは塗装の専門業者に依頼することで、“今あるお家を長持ちさせる”という観点で、最適な提案をしてもらえます。
  • お家を長持ちさせるためにも、小さなひび割れも「塗装の専門業者」に点検と補修を依頼しましょう!

 


1章 サイディングのひび割れ補修方法

サイディングのひび割れをDIY補修するための材料と補修方法を解説します。

やり方は、外壁本体の割れと目地の割れとで異なります。

ひび割れの場所に合った方法で補修を行いましょう。

 

注意!DIYできるのは手の届く範囲のみ!

DIYで補修する際は、1Fの外壁やサッシ周りのみにしておきましょう。2Fなどの高所は作業しないでください

高所の作業は大変危険で、作業中に転落してしまう危険があるためです。

専門業者でさえ、2F以上の高所で補修する場合は、転落防止の対策や装備を整えたり、足場を設置してから作業します。

脚立などでは非常に不安定なため、危険なうえに綺麗に仕上がりません。

安全にきれいに補修するために、DIY補修は1F周りの外壁・サッシ周りのみにしましょう。

 

1-1 外壁本体のひび割れ

サイディング自体がひび割れている場合の補修方法を紹介します。

 

用意するもの

・軍手

 

 

補修手順

①ひび割れや周りの汚れを落とします。

クラック補修

軽く表面の汚れを落とす程度で問題ありません。

 

②補修材をひび割れにそって埋めていきます。

クラック補修

 

③へらで補修材を押し込み、平らに整えて完了!

クラック補修

補修材を奥まで押し込むようにして充填していきます。終わったら、へらで均し、平らにします。

 

2-2 目地(コーキング)のひび割れ

外壁と外壁の間や、サッシ周りにある目地(コーキング)の補修方法を2種類紹介します。

外壁同士の境目の目地は「打ち替え(古いものを撤去して交換する)、サッシやドア回りは「増し打ち(古いものの上から追加する)というやり方をします。

 

用意するもの(打ち替え・増し打ち共通)

・軍手 

  • ・カッターナイフ(打ち替えのみ)
  • 古くなった目地を剥がすのに使います。

・へら

・マスキングテープ

・コーキング材

・プライマー

 

準備:コーキングガンの使い方

コーキングガンを使うことで、補修材をムラなく充填できます。

①コーキングガンの後ろのレバー(親指が掛かっている場所)を押します。

コーキングガンの使い方

②レバーを押したまま、棒を後ろに引きます。

コーキングガンの使い方

③一番後ろまで引けたら、コーキング材を取り付けます。

コーキングガンの使い方

④数回トリガーを押すと、シーリング材が出てきます。

コーキングガンの使い方

出典:シャープ化学工業株式会社

 

打ち替えの手順

打ち替えは、古いコーキングを撤去してから新しいものを充てんする補修方法です。

①カッターで古くなったコーキングを剥がす

目地撤去 平沼様

目地撤去2 平沼様

コーキングの左右にカッターナイフを入れ、コーキングを剥がします。

残った細かいコーキングも、一緒に削り取ります。

 

②打ち換え箇所の両側にマスキングテープを貼る

コーキング作業

打ち換えしたい箇所に両側にマスキングテープを貼ります。

空気を抜くように、真っすぐ貼りましょう。

 

③プライマーを塗る

プライマー

サイディングの断面に、プライマーを塗ります。

このとき、断面が濡れた色になればOKです。プライマーがしっかりと染み込んでいるので、きれいに仕上がります。

 

④コーキング材を打ち込む

コーキング充てん

コーキングを打つ際は、外壁と段差がなくなるくらいの高さが目安です。

 

⑤コーキングを均す

コーキング均し

コーキングを打ったら、すぐにへらで均します。

斜め45°位の角度で、押し込むように、最低1往復させると、きれいに仕上がります!

 

⑥マスキングテープを剥がす

コーキング マステ剥がし (2)

コーキングを平らにしたら、すぐに両側のマスキングテープを剥がします。

乾いたあとだと綺麗にテープが剥がれず、失敗の原因となります。

 

⑦テープを剥がしたら完成!

コーキング完成

 

増し打ち手順

増し打ちは、古いコーキングを撤去せずに重ね打ちする補修です。

窓サッシ周りなどはカッターを入れると逆に雨漏れしてしまうため、こちらの手順でやりましょう。

 

①打ち替え箇所の両端にマスキングテープを貼る

 

②プライマーをコーキングの上に塗る

コーキング補修

③コーキングをテープに沿って打ち込む

コーキング補修

 

④へらで均す

コーキング補修

増し打ちした箇所をへらで均し、平らにします。

 

⑤テープを剥がし、完成!

コーキング補修

乾く前の方がテープを剥がしやすく、きれいに仕上がります。

 


  • 2章 要確認!ひび割れやすい場所3選

ここでは、サイディングにひび割れがあった際、プロが点検時に必ずチェックしているポイントを紹介します。

1箇所ひびがあったなら、これらの場所も割れている可能性が高い、特に割れやすい場所だからです。

普段お家をじっくり見ることは少ないと思うので、気づかないで放置してしまっている方も多いです。

プロの目線で、補修するべき場所をチェックしてみましょう。

 

2-1 サッシ周り

サイディングボードの中で、一番ひび割れが多いのはサッシの周りです。

ドアや窓サッシの周りがひび割れを起こしてないかチェックしてみましょう。

サッシ周りのヒビ

サッシ周りのヒビ 

サッシ周りがひび割れを起こしやすい主な理由は3つあります。

  • ①サッシとサイディングの膨張率の違い

    サッシは金属なので熱で伸び縮みしますが、サイディングはセメントが主成分で、防水が切れると水を吸って伸び縮みします。両方の膨張率の違いで、ひずみが起こる為です。

    ②サッシ自体の重さ

    実は、サッシはとても重いです。それが外壁の上に何年も載っている状態の為、重さに耐えきれずひび割れを起こします。

    ③開け閉めの振動

    サッシは毎日開け閉めすることも多いですよね。その僅かな振動も何年と積み重なって負荷になりひび割れの原因になります。

 

気づきにくいですが、実はどのお家でもひび割れやすいところです。

見つけたら必ず業者に点検や補修を依頼しましょう。

 

2-2 釘周り

サイディングボードを固定している釘の周りも、ひび割れが起こりやすい箇所です。

釘はボードのつなぎ目や、お家の角付近にあることが多いです。チェックしてみましょう。

外壁の欠け落ち

釘周りのヒビ

釘周りのヒビ

釘周りがひび割れを起こす理由は、サイディングは防水効果が切れると水を吸って伸び縮みしてしまうのですが、釘は固定されて動かないため、ひずみが生じるからです。

どんな小さなひび割れでも、放置していれば水が侵入してしまいます。

見つけたら必ず業者に点検や補修を依頼しましょう。

 

2-3 目地(コーキング)

目地とは、外壁と外壁のつなぎ目に部分の事です。コーキングともいいます。

目地のヒビ

目地のヒビ

ゴムのような素材で、触ると弾力があります。

地震が起きた時の緩衝材、水の侵入を防ぐ役割を持っています。

特に、日の当たる南側やベランダの外側がひび割れやすいのでチェックしてみましょう。

 

ここがひび割れる理由は、サイディング本体と違って新築時に何も塗装されておらずむき出しのため、紫外線のダメージを直接受けやすい場所だからです。

非常にひび割れやすい部分のため、チェックしてみましょう。

 

補足:ひび割れではなく、下の写真のように目地の左右に隙間が入っているケースもあります。

これも放置すると隙間から水が入ってしまい、家の寿命を縮めてしまう原因となります。補修が必要な所のため、放置せず、業者に点検と補修を依頼しましょう。目隙

 

◆コーキングの劣化についてより詳しくはこちら

 


3章 失敗しない業者選びのコツ

ひび割れはどんなに小さくても早めの補修と点検が必要です。

せっかく業者に依頼してもなかなか来てくれない…となっては心配ですし、大事なお家の工事で失敗したくありませんよね。

以下のポイントにあてはまる会社を選んで、お家を守りましょう!

 

3-1 すぐに来てもらえる会社

すぐに対応してもらえるよう、近くにある会社を選びましょう。

家まで車で片道340分以内で行ける会社がベストです。

リフォームシーズン(春、秋)や台風の後など、問い合わせが相次ぐときなど、混みあっているシーズンもあります。

大きな会社でもすぐに対応してもらえないケースがあるからです。

何かあった時もすぐかけつけてくれる、地元の会社を選びましょう。

 

3-2 サイディング補修の実績がある

「施工例の写真を見せてください」業者に点検を依頼する際に必ず伝えましょう。

実績のある会社なら、今まで施工した工事の写真を多くもっています。

また、写真を見せてもらうことで仕上がりもイメージしやすく、経験がある職人が施工しているのかも

わかるメリットがあります。                       

■施工前後

ひび補修

ひび補修

表面が綺麗に平らで、ひびに沿っていてはみ出しがなく、丁寧に仕上がっています。

ひび割れ補修の仕上がりの綺麗さは、職人の腕によるものがとても大きいです。

凹凸やはみだしている箇所がないのがベストです。

写真のように、見てみないと分からないこともあります。

丁寧な施工を行っているのか確認するためにも、写真は必ず見せてもらいましょう。

 


4章 補修の相場は約1万円から

外壁のひび割れ補修のみ(1階まわり)であれば、人件費や作業費込みで1万円前後が相場です。

ただし、施工する範囲により値段は変わります。

なぜなら、家全体の補修となると足場が必要となる為、合計で3050万円ほどかかるケースもあるからです。足場の有無で価格に大きな差がでます

どの位の補修があなたの家に必要なのか、業者に点検を依頼することで知っておきましょう。

 


  • 5章 ひび割れは外壁塗装が必要なサイン

ひび割れは、外壁全体の塗装が必要なサインです。

何年も紫外線を浴びることで劣化し、水がしみこむ状態になってしまっているからです。

ひび割れは、外壁に水が染み込んで膨張し、晴れの日に乾いて縮む、という動きを何度も繰り返すことで起こります。

 

■水をはじかなくなった外壁

外壁の給水

水をかけるとそのまま染み込みます。このときサイディングはわずかに膨らみ、ひび割れの原因となります。

また染み込み続けると、お家の中まで傷む原因となります。

 

■サイディングの欠落

ひび割れ

ひび割れを放っておくと、いずれ壁が欠け落ちてしまいます。

 

ひび割れを放置すると割れがどんどん大きくなって、補修ができない状態となり、外壁張替えなどの工事で何十万と大きな出費となってしまうケースもあります。

塗装で水が入らない状態にすることで、ひび割れの発生も防げるため、早めに塗装することで外壁を長持ちさせられます。

 

■塗装で水をはじく状態になった外壁

塗装後の外壁に、水玉ができています。この状態なら水の侵入やひび割れの心配はありません。

 

補修だけでは外壁の劣化は止められないため、また別のところがひび割れたりしてずっと補修し続けなければいけない状態となり、非常にもったいないです。

必ず、補修は塗装とセットでおこないましょう。

 

◆ひび割れがあるということは、他にも塗装が必要なサインが出ている可能性が高いです。

詳しくはこちらの記事をご覧ください

 


まとめ

サイディングのひび割れは、場所ごとに補修方法が異なります。

場所にあったものを選んで行いましょう。

 

ひび割れが起きやすい場所は、この3つです。

  • ①サッシ周り
  • ②釘周り
  • ③目地(コーキング)

1箇所ひびがあるなら、ここにもある可能性が高いです。一緒に確認しましょう。

 

業者に依頼する場合は、

  • ・すぐに来てくれる会社
  • ・サイディング補修の実績がある

この2つに当てはまるところを選びましょう。

綺麗に仕上がるかどうか、職人の腕によるところが大きいからです。

業者に依頼した場合は、一か所なら約1万円前後で補修可能です。

 

ひび割れは外壁塗装が必要なサインです。

外壁が劣化し、水が染み込む状態になってしまっているためです。

補修のあとに外壁塗装を行うことで、ひび割れが再び発生するのを防げます。

補修だけでは外壁の劣化を止められず再度ひび割れてしまいます。

必ず補修と塗装はセットで行いましょう。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

◆経年劣化のひび割れは早めに塗装メンテナンスが必要です。費用の目安を知っておきましょう。

→一目でわかる!外壁塗装の費用相場と損しないための7つのポイント

 

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