ひび割れは必ずプロに相談!サイディング要チェック7つのポイント

釘周りのヒビ

サイディングのひび割れ、このままで大丈夫なの?見ただけではわからないですよね。

 

サイディングのひび割れは、大きさにかかわらず、必ずプロに点検や補修を依頼しましょう。

目に見えるところにひび割れがあるということは、普段見えづらいところにもひび割れや傷みがある可能性が高いからです。

DIYでの補修をお考えになるかもしれませんが、応急処置にしかならないため、おすすめしません。

根本的な解決はできず、結局いたちごっこになってしまいます。

 

この記事では、1つでもひび割れがあったら必ず見るべき場所をプロの目線でお伝えします。

読むと、あなたもどこの補修が必要なのか一目でわかります。

後半は失敗しない業者選びのコツ相場をご紹介します!

お家を長持ちさせ、安心して暮らすためにもぜひ読んでみてくださいね。

 

  • ここで言うプロとは、「塗装の専門業者」です。
  • ハウスメーカーや工務店でなく塗装の専門業者に依頼するのは、“今あるお家を長持ちさせる”という観点で、どのような施工をするのか提案してもらえるからです。
  • お家を長持ちさせるためにも、小さなひび割れも「塗装の専門業者」に点検と補修を依頼しましょう!

 

ここでは、サイディングにひび割れがあった際、プロが点検時に最初にチェックしているポイントを紹介します。

普段お家をじっくり見ることは少ないと思うので、気づかないで放置してしまっている方も多いです。

プロの目線で、補修するべき場所をチェックしてみましょう。

 

1-1 サッシ周り

サイディングボードの中で、一番ひび割れが多いのはサッシの周りです。

ドアや窓サッシの周りがひび割れを起こしてないかチェックしてみましょう。

サッシ周りのヒビ

サッシ周りのヒビ 

サッシ周りがひび割れを起こしやすい主な理由は3つあります。

    • ①サッシとサイディングの膨張率の違い
    • サッシは金属なので熱で伸び縮みしますが、サイディングはセメントが主成分で、防水が切れると水を吸って伸び縮みします。両方の膨張率の違いで、ひずみが起こる為です。
    • ②サッシ自体の重さ
    • 実は、サッシはとても重いです。それが外壁の上に何年も載っている状態の為、重さに耐えきれずひび割れを起こします。
    • ③開け閉めの振動
    • サッシは毎日開け閉めすることも多いですよね。その僅かな振動も何年と積み重なって負荷になりひび割れの原因になります。

気づきにくいですが、実はどのお家でもひび割れやすいところです。

見つけたら必ず業者に点検や補修を依頼しましょう。

 

1-2 釘周り

サイディングボードを固定している釘の周りも、ひび割れが起こりやすい箇所です。

釘はボードのつなぎ目や、お家の角付近にあることが多いです。チェックしてみましょう。

外壁の欠け落ち

釘周りのヒビ

釘周りのヒビ

釘周りがひび割れを起こす理由は、サイディングは防水効果が切れると水を吸って伸び縮みしてしまうのですが、釘は固定されて動かないため、ひずみが生じるからです。

どんな小さなひび割れでも、放置していれば水が侵入してしまいます。

見つけたら必ず業者に点検や補修を依頼しましょう。

 

1-3 目地(コーキング)

目地とは、外壁と外壁のつなぎ目に部分の事です。コーキングともいいます。

(↓枠内の箇所です。)

目地のヒビ

目地のヒビ

ゴムのような素材で、触ると弾力があります。

地震が起きた時の緩衝材、水の侵入を防ぐ役割を持っています。

特に、日の当たる南側やベランダの外側がひび割れやすいのでチェックしてみましょう。

ここがひび割れる理由は、サイディング本体と違って新築時に何も塗装されておらずむき出しのため、紫外線のダメージを直接受けやすい場所だからです。

非常にひび割れやすい部分のため、チェックしてみましょう。

 

  • 補足:ひび割れではなく、下の写真のように目地の左右に隙間が入っているケースもあります。
  • これも放置すると隙間から水が入ってしまい、家の寿命を縮めてしまう原因となります。補修が必要な所のため、放置せず、業者に点検と補修を依頼しましょう。目隙

 

  • 2章 ひび割れと合わせてチェックするべきポイント

ひび割れを見つけたら、他にも劣化症状が出ている可能性があります。

必ず他のところも点検しましょう。

なぜなら、ひび割れの最大の原因は防水機能が無くなったせいだからです

防水切れはほかにも様々な劣化症状を引き起こします。防水効果を回復させるには、外壁塗装が必要になります。

以下の症状が出ていないかチェックしてみて、あてはまるものがあれば一週間以内に塗装業者へ点検や補修を依頼しましょう。

放置していれば、確実にサイディングボードが雨を吸ってしまい、さらに劣化が進んでしまいます。

これ以上水を吸わせないためにも早めに対策をしましょう。

  • 引っ越しや売却が決まっているなら、応急処置が安心。
  • 近いうちにお家を手放す予定があって、塗装はやらないかな…という方はまずはひび割れを埋める工事のみ、業者に依頼しましょう。
  • 雨の侵入を防ぐのと、費用を抑えるためです。
  • 住んでいる間になにかあっては大変です。ひび割れは必ず埋めておきましょう。

 

2-1 手に粉がつく(チョーキング)

チョーキング

粉が手に着くのは、防水効果が切れているサインです。

サイディングに塗られている塗料は、色を付ける粉水をはじく油分とで出来ていますが、年数が経ち、油分が無くなってしまったためです。そのため触ると、残った粉が手につきます。

そのままにしておくと、吸水し、ひび割れや劣化の原因となります。

放置するのは危険です。塗装の必要があるのでそのための点検を業者へ依頼しましょう。

 

2-2 カビ・苔

カビ、コケ

サイディングにカビや苔が繁殖してしまっています。

水をはじかなくなってしまったため、湿気を吸収し、常に湿った状態となるためです。特に日陰や北側に表れやすい症状です。

カビやコケは根を張って、サイディングを脆くしてしまう原因となるため、放置せず、早めの外壁塗装が必要です。

サイディングを長持ちさせるためにも、塗装のための点検を業者に依頼しましょう。

 

2-3 表面の欠け

欠け落ち

ひび割れが進行し、サイディング自体が欠けてしまっています。

水をはじかなくなったことで、ひび割れに水がたまります。

たまった水が冬場などに凍って膨張することで、外壁の内側から押し出して、欠けさせてしまいます。

サッシ回りも症状が表れやすい箇所の一つです。

放置すれば欠けたところからも水が入ってしまうため見つけ次第補修を依頼しましょう。

 

2-4 反り

反り

サイディングボード自体が反ってしまっています。

吸水するとボードは膨らみ、乾燥するときは表面(日の当たる面)から乾いて縮むためです。

(するめを焼いたときを想像していただければと思います。)

遠くからみて、平らなはずの外壁面に影が出来ている箇所があれば、反っている可能性が高いです。

一度反ったサイディングは、元に戻すことはできません。

放置すれば壁自体の張替えが必要になるケースもあります。

そうなる前に、業者に点検を依頼しましょう。

 

3章 補修しないとどうなる?放置するリスク

ひび割れを見つけたら、どんなに小さくても、必ず補修しましょう。

なぜなら補修せず放置すると、とても大きなリスクにつながるからです。

ここでは具体的な3つのリスクについて説明します。

 

3-1 シロアリが発生し家が地震で倒壊する

シロアリによる被害

シロアリによる被害

ひび割れを放置すると、シロアリが発生し、最終的にはお家を弱らせてしまいます。

なぜならシロアリは湿った木を好む性質があるからです。

ひびから家の中に水が入ると、柱などの木材が湿ってしまいます。その湿った木にシロアリが集まり、大事な木材を食べてしまうことで、お家を中から脆くしてしまうのです。

そうなったお家は地震などでも簡単に倒壊するくらい、弱ってしまいます。

実は、阪神淡路大震災で家が倒壊した原因の一番多いものが、こうしたシロアリの被害でした。

■シロアリ被害について取り上げた新聞記事(1995426日)

シロアリ被害を伝える新聞記事

水さえ家の中に入れなければ、倒壊のリスクをさけることができます。

ひび割れは早めに補修し、シロアリからお家を守りましょう。

 

3-2 雨漏り修繕に数百万という費用が掛かる

内部腐朽

ひびを放置すると雨漏りにつながり、その修繕で数百万円と莫大な工事費用が掛かることがあります。

雨漏りで木が腐ってしまうと、その木材の交換などの大きな工事が必要だからです。

サイディングを使った家は木造住宅が一般的です。

家の中に水が入れば、中の木にも水が浸み込んで、大きな工事になってしまいます。

余計な出費を抑えるためにも、早めに業者に点検や補修を依頼しましょう。

 

3-3 見た目を損ねる

ひびの補修

ひび補修

ひび割れが大きくなってから補修すると補修跡が目立ち、見た目を損ねてしまいます。

なぜなら、壁と全く同じ色、質感での補修ができないからです。

ひび割れは放置すると広がり、補修が必要な範囲も広くなってしまい、跡が目立ってしまいます。

特に柄の入ったサイディングだと、補修跡が目立ちやすくなります。

綺麗に保つためにも、早めの補修や点検を業者に依頼しましょう。

ひび割れが小さく、数の少ないうちにメンテナンスすることが大切です。

 

4章 失敗しない業者選びのコツ

ひび割れはどんなに小さくても早めの補修と点検が必要です。

せっかく業者に依頼してもなかなか来てくれない…となっては心配ですし、大事なお家の工事で失敗したくありませんよね。

以下のポイントにあてはまる会社を選んで、お家を守りましょう!

 

4-1 すぐに来てもらえる会社

すぐに対応してもらえるよう、近くにある会社を選びましょう。

家まで車で片道340分以内で行ける会社がベストです。

リフォームシーズン(春、秋)や台風の後など、問い合わせが相次ぐときなど、混みあっているシーズンもあります。

大きな会社でもすぐに対応してもらえないケースがあるからです。

何かあった時もすぐかけつけてくれる、地元の会社を選びましょう。

 

4-2 サイディング補修の実績写真がある

「施工例の写真を見せてください」業者に点検を依頼する際に必ず伝えましょう。

実績のある会社なら、今まで施工した工事の写真を多くもっています。

また、写真を見せてもらうことで仕上がりもイメージしやすく、経験がある職人が施工しているのかも

わかるメリットがあります。                       

■施工前後

ひび補修

ひび補修

表面が綺麗に平らで、ひびに沿っていてはみ出しがなく、丁寧に仕上がっています。

ひび割れ補修の仕上がりの綺麗さは、職人の腕によるものがとても大きいです。

凹凸やはみだしている箇所がないのがベストです。

写真のように、見てみないと分からないこともあります。

丁寧な施工を行っているのか確認するためにも、写真は必ず見せてもらいましょう。

 

5章  ひび割れ補修の相場は約1万円から

外壁のひび割れ補修のみ(1階まわり)であれば、人件費や作業費込みで1万円前後が相場です。

ただし、施工する範囲により値段は変わります。

なぜなら、家全体の補修となると足場が必要となる為、合計で3050万円ほどかかるケースもあるからです。足場の有無で価格に大きな差がでます

どの位の補修があなたの家に必要なのか、業者に点検を依頼することで知っておきましょう。

 

まとめ

サイディングにひび割れがあったら、大きさに関わらず、必ず塗装業者に点検や補修を依頼しましょう。

また、ひび割れ以外にも劣化症状が出ていないか確認してみましょう。

チェックしてみて、ひび割れや劣化症状があった場合は、塗装の検討をしてください。

放置すると、家の木材に水が浸み込み、家の寿命を大きく縮めてしまいます。

そうなることを防ぐために、安心して任せられる業者に補修、塗装を依頼しましょう。

補修の相場や、業者選びで失敗しないポイントを参考に信頼できる会社をみつけ、早めのメンテナンスでお家を長持ちさせてくださいね。

 

お読みいただき、ありがとうございました。