自宅のサイディングの外壁が傷んできたので、塗装業者に見積もりをとってみた・・。
ところが、思った以上に費用が高く、自分でDIYできないだろうか?
と思った方も多いのではないでしょうか。
可能であればDIYで・・・と考える方が多いのは当然です。
DIY塗装をおこなった場合の金額と期間を記載すると、
費用:30~40万円、期間:2ヶ月~2ヶ月半
です。
結論から言うと、サイディングの外壁塗装をDIYで行なうことは可能です。しかし、プロの業者に頼んだほうが良いです。
簡単に言うと、DIY塗装は、かなりお安くできるが、ものすごく手間と時間がかかり、それにも関わらず品質が劣る可能性があり、危険も高くなる、というのが事実なのです。
しかし、この記事ではそれを踏まえて、プロに依頼しなくても自分でDIY塗装する流れや手順を詳しくお伝えします。必要な材料や費用、注意点もあわせて具体的にご紹介しているので、これに沿って行えば可能です。
プロのやり方を詳しくお伝えしているので、誰でもDIY塗装ができ、かつ、「上手くいく、家を長持ちできる」DIY塗装をマスターできます。
ぜひ、一つ一つじっくり読んでみてください。
目次
1章 サイディングのDIY塗装で必要なモノ・用意するモノ
サイディングの外壁をDIY塗装するには、まず何が必要なんだろう・・・?と分からず困りますよね。
そこで、この章では、工程に沿って、準備に必要なモノや材料を細かくご紹介します。
すべて、ホームセンターやインターネットで購入可能なものです。
オススメ商品も記載しましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
工程 | 必要なモノ・材料 |
外壁の水洗い :外壁には、汚れやカビ、コケが付着しています。水をかけながら、ブラシでゴシゴシときれいに洗い落とします。 |
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養生 :塗料がついて汚れたくない箇所を、覆います。 |
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目地補修(コーキング補修) :コーキングとは外壁の目地部分です。ひび割れや隙間など、目地が劣化している場合は補修が必要です。 |
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下塗り :下塗りは、次の工程である「中塗り」と「上塗り」で使用する塗料と密着性を高めるための工程です。いわゆる、接着剤の役割をにないます。 塗料には、水性と油性がありますが、DIYでは、比較的臭いが強くない、水性がおすすめです。 塗料缶は1缶15キロで重いので、小分けに下げ缶に入れかえて、持ちながらローラーを使って塗ります。 細かい部分は、刷毛を使って塗ります。 |
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中塗り・上塗り :外壁の耐久性をを長く保つために、2回塗ります(中塗り・上塗り)。 |
※その他は「下塗り」同じものが必要 |
掃除 :色々ゴミが出てきますので、最後は家の周りをそうじします。 |
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その他 :もっとも大切で必要な3点セットです。 足場に上るときには、専用の靴をはきます。足裏がゴム状になっており、すべりにくくなっています。 安全帯を着用して、紐を足場にひっかけながら作業します。それにより、万が一の落下を防止します。 |
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いかがでしたでしょうか。
すでに家にあるものもあれば、新たに購入が必要なものが多かったのではないでしょうか。
必要なものがそろったら、次はいよいよ作業工程にはいります!
2章 DIY塗装の流れとその手順
塗装は手順が比較的シンプルです。
DIY塗装のポイントは、その工程の順番と作業をしっかり守ってやることです。
お家を守るとても大切な工程ばかりなので、丁寧にやりましょう。
では、一つ一つ詳しくお伝えしますね。
2-1 足場かけ
外壁塗装をするときには、「足場」の設置が必要になります。手が届かない箇所など、足場にのぼって作業が必要になります。
この足場は必ず設置しましょう。また、設置はプロの専門業者に依頼しましょう。
なぜなら、はしごや脚立で作業を行うのは、不安定でとても危険ということ。
そして、足場そのものは金属なので素人がおこなうと頭にぶつけたり、また家を傷つける可能性もあります。
プロの塗装専門業者は、この足場設置が義務付けられており、作業する職人さんの安全を確保することが求められています。そして、資格を保有した作業者が組み立てを実施しています。
また、2ヶ月前くらいから前もって依頼しましょう。春や秋などの繁忙期はなかなか予約がとれない場合があります。
お知り合いの塗装会社さんに紹介してもらうか、インターネットで家の近くの業者さんがいないか、探してみると良いでしょう。
2-2 洗浄(お家の水洗い)
塗料を塗る前に、まずは、お家の汚れをきれいに丁寧に洗い落としましょう。
この水洗いが不十分だと、汚れやカビ・コケが外壁に付着したまま、上から塗料を塗ることになり、すぐに剥がれてきてしまいます。
ホースで水を流しながら、スポンジやブラシでゴシゴシ汚れを洗い落とします。手間はかかりますが、最もコストがかからない方法です。
■洗浄道具 家にある道具で水洗いが可能。ブラシとスポンジは必須です。 |
頑固な汚れは取れにくいので、その場合は、高圧の洗浄機を使用するとよいでしょう。
■高圧洗浄機 水圧で頑固な汚れを落としてくれます。10,000~20,000円程度で、ホームセンターやインターネットで購入可能です。 |
以下の、洗浄後のような程度まで汚れが取れればOKです!
- プロの専門業者は必ず高圧洗浄機を使用します。家庭用の高圧洗浄機ではなく、水圧がより強く、汚れを落とせる業務用の高圧洗浄機を使用します。
いずれにしても、塗装する前の水洗いは、とても重要な過程です。
朝、お化粧する前に洗顔するのと同じです。
丁寧にコツコツ汚れを落として、まずはきれいな外壁にしましょう。
2-3 養生
「養生」とは、塗料が飛び散って付着したくない箇所を、ビニールなどで覆う作業のことです。
ドアや窓、玄関のコンクリート、庭など、塗料が付きたくない箇所全てをしっかり覆いましょう。
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■養生後の様子 塗料がついてほしくない部分をきれいに覆います。 |
「マスカー」と呼ばれる専用の材料を使用すると、簡単にきれいに養生することができます。
マスカーは、ビニールと布テープが一体化されており、布テープ部分をくっつけたい箇所に貼り、ビニール部分を広げるだけで、そのまま養生ができ、なおかつ、塗装後の養生はがしも簡単です。
マスカーは、ホームセンターやインターネットで購入が可能です。
必ずマスカーを使用して、きれいに養生しましょう。
2-4 目地(コーキング)補修
目地(コーキング)の補修は、サイディングの外壁であれば必須の作業工程になります。
ひび割れなど劣化した箇所を埋める作業になります。
コーキング(シーリング)とは、サイディングボードとボードの境目、また窓などサッシ周りに入っているゴム状の素材です。年数が経つと、写真のように、劣化してきます。 |
コーキング材(シーリング材とも言います)を使用しますが、こちらもホームセンターやインターネットで購入が可能です。
■コーキングガンとコーキング剤
サイディングのお家には目地補修で必須の材料です |
色々な種類がありますが、「変性シリコン系」のコーキング材がおすすすめです。
目地だけでなく様々な箇所で使えて汎用性が高く、耐久性も長いためです。
<ポイント その1>
- コーキング材には色が数種類あります。中・上塗り塗料と似た色を選びましょう
- コーキングの上から塗料を塗るので基本的には隠れますが、薄い塗料に対してコーキングの色が濃いと、透けて見え美観が少し悪くなる場合があります。
- 色には、アイボリー、アンバー、グレー、ブラック、ベージュ、ホワイトなどがあります。
- 外壁デザインや色とのバランスを考えて選びましょう。
コーキング補修は以下のような流れでおこないます。
①既存のコーキング撤去 :コーキングの両側をカッターで切り目をいれて、既存のコーキングを引っ張り取ります。 | |
②養生 :コーキングの両側にマスキングテープをはり養生します。コーキング剤が外壁に付着しなようにするためです。 | |
③プライマー塗布 :ーキング材を充填する箇所にプライマーを塗ります。プライマーは次に使用するコーキング材を密着させてくれる役割をにないます。 | |
④コーキング充填 :コーキングガンに、コーキング材を取り付けて、目地の溝に入れます。両側にマスキングテープがありますので、安心して十分な量を充填してください。 | |
⑤ヘラで形状を整える :コーキング材は、時間を置くとゴムのように固まるので、柔らかい間に、ヘラで上から形を整えます。 | |
⑥完成! :時間をおいて、乾いたらマスキングテープを外して完成です。 |
- <ポイント その2>
- コーキング補修には、「増打ち」と「打ち替え」の2種類の方法があります。
・増打ち…既存のコーキングの上から充填する
・打ち替え…現状の劣化したコーキングをすべて一旦撤去してからやり直す
ほとんどの場合は、「増打ち」よりも「打ち替え」がおすすめです。理由は、実際塗装する頃は築10年くらい経っているので、コーキングは相当劣化している場合が多く、増打ちだと難しいためです。
コーキング部分は、傷みやすくひび割れなどから水がお家に侵入しやすい箇所です。お家を長く保つためには、この隙間をしっかり埋めてあげる作業がとても重要になります。この下地処理は、丁寧に慎重に行いましょう。
2-5 下塗り
下塗りの主な役目は、その上から塗る塗料が剥がれないように接着させることや、小さいひび割れを埋めることです。
塗料は、水性と油性の2種類がありますが、臭いが比較的少なく作業しやすい「水性」を選びましょう。また、「シーラー」と呼ばれる塗料を選びましょう。
塗料缶は15Kgで重いので、塗料を下げ缶に小分けします。そして、その下げ缶を持ちながら、塗っていきます。
基本的にはローラーを使用して塗ります。ローラーでは塗れない細かい箇所などは、刷毛を使って塗ります。
この下塗り作業は、次の工程の中塗り・上塗り塗料の密着度を高める、重要な役割です。
この下塗りがしっかり塗装されていないと、中塗り・上塗りをしても、すぐに剥がれてしまうので、塗りモレがないように丁寧におこないましょう。
2-6 中・上塗り
中塗り、上塗りは、塗料の膜をしっかり形成して耐久性を高めて、水の侵入や紫外線からお家を守ります。
作業方法は下塗りと同じです。
下げ缶に小分けに入れて、塗っていきましょう。
しかし、特に上塗り作業は塗り残しやムラがでないように、ローラーと刷毛を使い分けながら、丁寧に塗っていきましょう。仕上がりの良さと耐久性に影響がでるためです。
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2-7 養生はがし
これで、すべての塗り作業が終了しました。色がつかないようにかぶせていた養生を、全てはがします。
足場にのぼる最後の作業になります。
最後はつい気が抜けて怪我しやすい時でもあります、注意して足場にのぼりましょう。
2-8 足場撤去
足場の業者さんに連絡して、足場を撤去してもらう日程を決めましょう。
足場が家のモノに思わず当たって、傷がつく可能性がありますので、必ず立ち会って問題ないか確認しましょう。
3章 DIY塗装は約30~40万円の費用でできる
外壁塗装をDIYでおこなう場合、人件費がかからないので、かかる必要な費用は、業者に依頼する「足場組み立て・撤去費用」と「塗料や材料、道具一式を購入する費用」の2種類です。
合計で、30~40万円前後が一般的にかかる相場の費用です。
では、一つずつ具体的にご紹介していきましょう。
3-1 足場設置は約10万円
足場は必ず専門業者に依頼しましょう。
ここは安全に作業するためにとても重要なので、あえて費用をかけて、プロに依頼しましょう。
費用は、約30坪で10万円前後です。
費用の中身は、「足場を組み立てる作業」と、塗装工事が終了し「足場を撤去する作業」が含まれています。
お知り合いの塗装会社さんに紹介してもらうか、インターネットで家の近くの業者さんがいないか、探してみると良いでしょう。
3-2 塗料や材料、道具一式で約20万円~30万円
塗料や資材(コーキング材やローラーなど)を選ぶときは、あまり価格重視にならないようにしましょう。
一般的な塗料や材料、道具一式で、約20~30万円前後です。全て、インターネットやホームセンターで購入が可能です。
一般的に購入が必要なものをまとめてみました。
(お家が約30坪の場合)
内容 | 必要な個数目安 | 金額 |
ブラシ | 1個 | 1,000~1,500円 |
高圧洗浄機 | 1台 | 10,000~25,000円 |
マスカー | 約5~8個 |
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マスキングテープ | 約5~10個 |
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プライマー | 1個 | 1,500~2,000円 |
コーキング材 | 約20本 |
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コーキングガン | 1個 | 1,000~10,000円 |
塗料(下塗り材) |
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塗料(中・上塗り材) |
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ローラー | 2本 |
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ローラーハンドル | 1本 | 300~500円 |
刷毛 | 2本 |
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下げ缶 | 2個 | 300円(例:150円×2個:下塗り・中上塗り用) |
足場靴 | 1足 | 1,000~3,000円 |
安全帯 | 1個 | 2,500~5,000円 |
ヘルメット | 1個 | 1,000~3,000円 |
もちろん、安価な塗料・材料はたくさんありますので、もっとお安くしようと思えば可能です。
しかし、せっかく時間をかけて苦労して行いますので、出来栄えや品質も保ちたいですよね。
特に、塗料はお家の耐久性に直結します。基本的、品質は価格に比例しますので、良いものを選びましょう。
4章 工事期間は約2ヶ月~2ヶ月半かかる
サイディングのDIY外壁塗装は、2ヶ月~2ヶ月半と考えておきましょう。
なぜなら、プロの塗装会社が実施した場合でも、2人の職人さんで10~14日間かかります。
DIYでやる場合、仮に、実際に作業できるのが「週休2日の期間だけ」で「1人で行なう」ことを前提とすると、最短でも1ヶ月以上はかかるためです。
また、初めてで慣れない作業であること、また、天気が雨で作業できない日もあることを考慮すると、2ヶ月程度かかる可能性が非常に高いです。
それらを考慮して、スケジュールを組み立てましょう。
5章 これだけは絶対!DIY塗装で抑えるべき4つの要点
外壁塗装をDIYするのは費用が抑えられるなどのメリットもありますが、注意すべき点もいくつかあります。
この章では、これだけは抑えてほしい内容を4つに絞ってお伝えします。
とても重要なことなので、DIY塗装をする前に必ず読んでくださいね。
5-1 はしごはNG、ビケ足場が必須
この記事で何度か記載しましたが、足場は必ずプロの足場業者に依頼しましょう。
「はしごや脚立で十分!」と思われる方が少なくないのですが、とても危険です。
そして、安全が確保された状況でなければ、大丈夫かな・・・と安全に意識が行き過ぎて、丁寧にお家を塗ることに集中できません。
また、その足場は「ビケ足場」と呼ばれる、網目状の歩くスペースがある足場を選びましょう。
■ビケ足場での作業 ビケ足場であれば、手をついたり、寝っ転がったりして、隅々までお家を塗装できる |
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単管足場の方が、価格的に安いですが、ここは安全を確保するために必要な費用です。
足場業者には、ビケ足場かどうかを確認して、依頼しましょう。
5-2 落下事故に注意!安全対策3点グッズは必ず着用を
足場の設置は安全対策として重要な1つです。そして、足場にのぼって作業する時は、以下の3点を必ず着用しましょう。
楽しくそして、安全にDIYをするために、必須の3点グッズになります。
①ヘルメット
作業中に、足場に頭が当たったり、万が一落下した場合、頭を保護してくれます。夏の時期は蒸れて着用したくない季節ですが、ヘルメットは必ず着用しましょう。
②足場靴
足場は金属パイプなので、普通の靴では滑る可能性が高いです。足場靴は裏面がゴム状になっており、滑り止めの効果があります。
③安全帯
ベルトのように腰に着用して、そこからつながる紐の先端のフックを足場の単管に引っ掛けます。これも、万が一の落下事故の防止に備えて着用します。
■安全帯の着用後 足場に紐が付いているので、自由に動ける範囲が限られており、若干作業しづらいかもしれません。しかし、安全には代えられません。ここは我慢して作業をおこないましょう。 |
いずれも、購入が必要なものになるかと思いますが、これは安全対策として必ず費用をかけましょう。
5-3 塗料は「水性」がオススメ
塗装をDIYで行なう場合は、「水性」塗料を選びましょう。
塗料には、大きく分けて「水性」と「油性」の2種類がありますが、水性のほうが比較的臭いが少なめで、作業しやすいためです。
塗料缶や仕様書には必ず「水性」もしくは「油性(弱溶剤)」が記載されていますので、それらを見て判断しましょう。
また、塗料は原液ではなく必ず希釈して使用するのですが、水性塗料の場合は、「水」と混ぜるだけで良いからです。
そのため、DIY塗装では、水性塗料を選びましょう。
- プロの塗装業者が使用する塗料は、「油性」の場合も多くあります。油性塗料の方が、耐久性が長く、品質が良い塗料が多いためです。
- その場合、希釈は「硬化剤」と呼ばれる専用の塗料を、撹拌機を使って混ぜます。DIYで油性塗料を使う場合は、撹拌機を購入して、定期的に混ぜながら作業をする必要があります。(放って置くと固まるため)
5-4 塗料の仕様書をしっかり読もう
塗料には必ず仕様書がついています。その仕様書をしっかり読んでから作業しましょう。
なぜなら、その仕様書には、
・何と希釈するか(薄めるか)、またその割合
・塗装間隔(乾燥時間)
など、塗料を扱う上でとても重要なことが記載されているからです。
仕様書は、カタログの裏面や中面に載っています。
<仕様書の例>
これらを守らずに作業してしまうと、せっかく頑張って塗装したのに、すぐに剥がれたりしてしまいます。
作業するまえに、必ず塗料の仕様書はじっくり読みましょう。
6章 DIYとプロの塗装業者の違い[費用と工期]
外壁塗装をDIYするのは理解したけど、プロに頼んだらどのくらい違うの?
そのように思われた方もいると思います。
ここでは、DIYとプロの違いについてお伝えします。
6-1 費用相場は、80~110万前後
プロの塗装業者に依頼した場合、塗料の種類によって違いますが、おおよそ80~110万円前後になります。
プロの職人による塗装作業なので、DIYで行うより、当然工事品質は高まります。
工事品質が高い、ということはお家が長持ちする、ということです。
また、きちんとした業者であれば、近隣の挨拶も丁寧にしてくれるので、足場設置でうるさい音などで迷惑かけることも、しっかり対応してくれます。
さらに、保証書も発行してくれる会社も多くあるので、仮に工事後になにかあったとしても、保証範囲内で対応しれくれます。
プロに依頼する一番のポイントは、「安心・安全」「お家を長く保つ」ということを認識しておきましょう。
6-2 施工期間は10~14日間で完了
プロの塗装業者に依頼した場合、施工期間は10~14日前後です。
天候にもよりますが、2人1組で作業をして、このくらいの日数で工事が完了します。
足場が組まれた状況が続くのは、想像以上に窮屈を感じるものです。太陽の光は差し込まれず、常になんとなく暗い環境になります。DIYでは、それが約2ヶ月間ということを忘れないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
以下に、DIYとプロの比較を一覧でまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
項目 | プロの業者に依頼した場合 | DIYで実施した場合 |
価格 | 70~110万円 | 30~40万円 |
工期 | 10~14日間 | 2ヶ月~2ヶ月半 |
安全 | 自分は工事しないので、まずは安全。プロの業者からの注意点を守れば問題ない。 | かなり危険が伴う。しっかりとした準備と慎重な作業が必要。 |
品質 | 業者選びをしっかりすれば、問題ない。保証やアフターメンテナンスの体制がしっかりしている会社が良い。 | 経験のない素人がやるので、品質はあまり期待できない。数年で剥がれたりする可能性がある。 |
DIY塗装は自分で我が家を塗り替えられる楽しい反面、リスクや品質などが多くつきまといます。
外壁塗装は、プロの業者に任せたほうが、安心安全で、何よりお家が長持ちすることは間違いありません。
お家はたくさんの詰まった財産であり、これからも長く家族が集う住まいです。
費用や工期、安全や品質を比較して、後悔のない外壁塗装を行いましょう。
◆業者に依頼した際の費用について詳しく知りたい方は、こちらもお読みください。
→一目でわかる!外壁塗装の費用相場と損しないための7つのポイント