雨樋を自分で修理したい方へ|3つのDIY修理方法と手順をプロが伝授

手順②

 

雨樋に自転車をぶつけて割れてしまった…!

「一部分だけだし、DIYで修理できる?」

「修理には何が必要なの?」

「どういう手順でやればいい?」

と気になって検索しているのではないでしょうか。

 

雨樋は家に振ってくる雨水や雪を、きちんと家の外に排出するためにある重要なお家の部材です。

素材は銅やアルミの場合もありますがほとんどが塩化ビニルというプラスチックで出来ているため、物をぶつければ割れてしまいます。

 

うっかり自転車や車をぶつけてしまって割ってしまった方は、できるだけお金をかけずに修理したいですよね。

そこで今回は雨樋のDIY修理方法を3つご紹介していきます。

 

また、自分で修理が難しい破損の場合は業者に依頼することが必要になります。

記事の後半では業者に修理を依頼した場合の費用相場もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

適切な修理・修繕で大切なお家を守っていきましょう!

 


1章 DIY修理の前に!雨樋破損レベルチェック

DIYで雨樋を修理する前に、本当に自分で修理をして大丈夫なレベルなのか確認していきましょう。

雨樋は家の水はけのための重要な部材なので、大規模な修理は専門的な知識・技術が必要です。

修理後に後悔しないように、まずは自分でも修理が出来るのかチェックしていきましょう。

 

1-1【DIY補修可】手が届く範囲で1.2箇所の割れ

雨樋 一部破損

手が届く位置で、なおかつ破損個所が1.2箇所程度であれば、DIY修理が出来ます。

ただし、長年紫外線に当たって劣化していたのが原因の破損であれば1.2箇所の補修をしても他で再度修理が必要になる場合があります。

20~30年以上塗装や交換していない雨樋であれば、数年後に全交換になる可能性があることも想定した上で修理をするかしないかを決断してください。

 

1-2【業者依頼】高所又は複数の破損

高所の雨樋破損

手が届かない、脚立やはしごが必要な位置の破損や、何か所も破損がある場合は、業者に依頼しましょう。

高所の修理はプロでも足場がないとうまく施工が出来ませんし、何より落下の危険が伴います。

また複数の破損があった場合は全体が劣化してきて割れやすくなっているのでプロに診断してもらった上で最善の修理方法を提案してもらいましょう。

 


2章 自分で雨樋を修理する3つの方法と手順

自分で雨樋を修理する方法と手順をご紹介します。

症状に合わせて修理を行なっていきましょう!

 

2-1 コーキングでひびを埋める

一番手軽な修理方法が、コーキングでひび割れを埋める方法です。

目立たないように行うためには雨樋に似たコーキングの色を選んで補修していきましょう。

ただしコーキングで大きな穴を埋めることはできないので小さいひびや隙間がある場合のみ行なってください。

 

必要なもの

・コーキング

・マスキングテープ

・ヘラ

 

作業の流れ

①ひびが入ったところをマスキングテープで囲います。

手順①

マスキングテープは端を折り曲げておくと剥がすときにスムーズに剥がせます。

 

②コーキングを充てんします。

手順②

コーキングガンを使った方がうまく充てん出来ますが、持っていない方はコーキング材を押し出してそのまま使用しても大丈夫です。

量を出しすぎると雨樋内にコーキングが入り水の流れに悪影響が出てしまうので厚塗りしないように心がけましょう。

 

③ヘラでコーキングをならします。

手順③

コーキングをヘラでならし、ヒビを埋めていきます。

 

④マスキングテープを剥がします。

手順④

中途半端に乾いているとコーキングが角立ってしまうので、充てんしてすぐ剥がすか、完全に乾いてからマスキングを剥がましょう。

 

⑤剥がしたら完成です。

手順⑤

直近で塗装する予定がない場合は、雨樋に近い色のコーキング材で補修すると目立ちにくくなります。

 

2-2 アルミテープで穴を防ぐ

1箇所穴が開いている程度の破損があった場合は、コーキングでは穴が埋まらないので、アルミテープで貼って穴を防ぎます。

少し補修箇所が目立ってしまうので、気になる方は上から塗装をしましょう。

 

必要なもの

・アルミテープ(モノタロウ)
※100円ショップでも販売されています。

・タオル(雑巾)

 

作業の流れ

①タオル(雑巾)で簡単に表面のほこりをふき取る 

手順①

表面が汚れているとアルミテープが密着しにくいので綺麗にしていきます。

 

②アルミテープを貼る

手順②

割れている部分が隠れるようにアルミテープを貼っていきます。

巻いて貼る場合は下から上に巻いていくと水漏れを防ぐことが出来ます。

見た目が気になるようであれば上から塗装をしましょう。

 

2-3 一部分だけ交換する

雨樋 交換

多少手間がかかりますが、綺麗に修理したいのであれば一部分だけ交換しましょう。

ただし、交換する際はサイズや色などを合わせる必要があります。

※今回は脚立がなくても届く範囲の竪樋(縦に延びる樋)の交換方法をご紹介します。

 

必要なもの

・雨樋(丸型・角型)

伸縮式継ぎ手(モノタロウ)

雨樋用接着剤(モノタロウ)

のこぎり(モノタロウ)

 

作業の流れ

①破損部分を外す

手順①

雨樋を壁に固定している金具を外して継ぎ手部分から抜き取りましょう。

古い雨樋の場合は割れやすいので力加減に注意しましょう。

 

②新しい樋をサイズに合わせて切断する

手順②

新しい樋を切断します。

雨樋には丸い形や四角い形など種類があるので、既存の雨樋に合わせた材料を用意してください。

▽取り外した雨樋よりも短く切ります。

雨樋カットイメージ図

 

③既存継ぎ手に新しい雨樋をはめ込んで雨樋用接着剤で固定する。

 

④新しい樋と既存の竪樋を伸縮用継ぎ手でつなぐ。

手順④

上記の図のようになるようにはめ込んでいきます。

接着剤を付けるのは、新しい雨樋と既存継ぎ手の部分のみで大丈夫です。

 

⑤完成

完成

似た色の雨樋を選ぶと、目立たずに修理する事が出来ます。

 


3章 業者に依頼した場合の費用相場

雨樋修理業者

業者に修理を依頼した場合の費用相場をご紹介します。

DIYでの修理が難しい場合は、プロに依頼して確実に直していきましょう。

工事内容

費用相場

雨樋補修

1~3万円

雨樋一部交換

1~10万円

雨樋全交換

20~70万円

 

3-1 一部補修

一部のみの補修であれば1~3万円/箇所です。

ただし、外壁塗装のついでや屋根塗装のついでなど、他の工事と一緒に補修を頼めば1万円もかからずに補修してくれる場合もありますので、業者に相談してみましょう。

 

3-2 部分交換

雨樋 交換

部分的な交換は1~10万円/mです。

ただし、高所作業の場合は足場架設が必要になるケースがあります。

交換直後は塗装の必要はありませんが、外壁塗装工事と一緒に行なうのであれば交換後に同じ色で塗ってもらうと交換した場所が目立たず綺麗に仕上がります。

 

3-3 全交換

雨樋全交換

全交換の費用相場は20~70万円です。

全交換の場合は足場架設が必須になります。

破損は一部分でも築20年以上の全体的に劣化している場合は、数年後に再度修理が必要になる可能性が高いので全交換がおすすめです。

 

◆雨樋修理をお得に行ないたい方はこちらの記事もご覧ください。

 


4章 風災・雪災なら火災保険で業者に依頼!

台風

台風で飛んできたもので雨樋が割れてしまった、雪で雨樋が歪んでしまったなど、自然災害の場合はご加入の火災保険で修理できるケースがあります。

ただし、火災保険はDIY修理には下りないので必ず業者に依頼しましょう。

 

【火災保険申請の流れ】

 

①保険会社に連絡して被害内容を伝え、保険適用できるかを聞く。

②申請書類を送ってもらう。

③屋根工事の業者から「被害写真」「見積書」をもらう。

④申請書類をご自身で記入する。

※保険代行業者というものもありますが、費用が掛かります。書類は難しいものではないので、ご自身での記入、申請をおすすめします。

⑤保険会社へ申請を送り、現地調査(鑑定)をしてもらう。

⑥保険金の確定、入金

 

※工事費用が20万円以下の場合は適応されていないケースもあります。保険会社によって適応条件が異なりますので、加入されている保険会社に確認しましょう。

 

◆火災保険を申請したい方はこちらの記事をご覧ください。

 


まとめ

いかがでしたか。

雨樋は脚立がなくても手が届く範囲であれば、自分で補修・一部修理をする事が出来ます。

ご自身で修理を行ないたい方は、手順に沿って行いましょう。

 

ただし、2階周りの破損や全体の劣化に関してはご自身で修理するのは難しいです。

無理に行うと雨がうまく外に流れずに雨漏りしてしまう可能性もありますのでプロに依頼しましょう。

業者に依頼した場合の費用相場は以下の通りです。

工事内容

費用相場

雨樋補修

1~3万円

雨樋一部交換

1~10万円

雨樋全交換

20~70万円

 

また、雪災や風災などの自然災害で雨樋が破損してしまった場合は、修繕工事に火災保険が下りる場合がありますのでご加入の保険会社に確認してみましょう!

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

 

◆雨樋の詰まりにお悩みの方はこちらの記事をご覧ください。
⇒雨樋の詰まりを解消!3つの原因と自分でできる掃除方法&対策グッズ