外壁塗装の4つの費用内訳を徹底解説!適正単価と要注意ケース

外壁塗装を検討中のあなた。

「外壁塗装って何の作業に一番お金がかかるの?費用の内訳は?」

「適正な費用相場って?」

「相場より高くなる場合の理由は?」

と工事費用について気になって調べているのではないでしょうか。

 

外壁塗装の費用はインターネットやチラシを見ても業者によってバラバラ。

何が適正なのか判断するためにも、費用の内訳は知っておきたいものです。

そこでこの記事では、外壁塗装工事の費用を大きく4つに分類して割合を解説していきます。

また見積もりを取った時に、適正価格なのか判断できるように、単価相場の一覧表もご紹介。

全体の費用ではなく、細かい内訳で適正な見積もりなのかチェックしていきましょう。

 

記事の後半では、相場よりも高くなるケースや安すぎる危険なケースについても解説します。

塗装工事はお家によって費用が変わるものです。

納得のいく工事をするためにも、ぜひ最後までご覧ください。

 

★外壁塗装の費用相場
30坪…81162万円
40坪…91174万円

★外壁・屋根塗装の費用相場
30坪…101182万円
40坪…111194万円

※足場・洗浄・養生・下地補修・付帯塗装等含む
※実際の見積もりは外壁・屋根の面積や使用する塗料によって変動します。

 


1章 外壁塗装の主な4つの内訳を徹底解説!

外壁塗装の費用は主に4つに分けることができます。

それぞれの内訳が以下の図の通りです。

・足場費…1520

・塗料・材料費…1520

・人件費…2030

・運営費・諸経費…2030

この章では、それぞれの詳しい内容について詳解説していきます。

 

1-1 足場費(1520)

架設/解体を含めた「足場費」は工事全体費の約1520%を占めます。

足場は、職人が安全に作業するため、品質の高い作業をするために必要不可欠なものです。

そのため、足場なしでは工事はできません。

外壁塗装工事では、下記のようなクサビ式(ビケ)足場を使用します。

クサビ式足場

 

1-2 塗料・材料費(15~20%)

「塗料・材料費」は、外壁の塗料や目地のコーキング材、ローラー・養生テープなどの消耗品です。

項目として「塗料・材料費」は見積にはありませんが、人件費(作業費)とともに各作業の単価費用に含まれています。▼

工事費用の約1520%を占めていますが、グレードの高い塗料を選ぶと割合が高くなることもあります。

 

1-3 人件費(2030)

塗装や洗浄、養生等、工事を行う職人にかかる「人件費」は全体の約2030%を占めています。

見積もりに人件費の項目はありませんが、業者は必要人数や作業日数をあらかじめ計算して、単価費用に含んでいます。

塗装工事は職人による作業が品質を左右するため、どうしても必要になる費用です。

 

1-4 運営費・諸経費 (2030)

塗装の金額には、「運営費・諸経費」も含まれています。

割合としては2030%です。

塗装工事で必要な運搬費や交通費、廃材処分費や、

あとは保証やアフターフォロー、施工管理などの管理費等です。

 

もちろん運営費・諸経費が安い方が工事費用もお得になりますが、

極端に安いと思ったら保証がついていなかった、施工管理が一切ない等の可能性もあります。

反対に、相場よりも費用が高い大手のハウスメーカーや大手リフォーム業者の場合は会社維持費として見積もりにかなり上乗せされていることもあります。

 


2章 見積もりの詳細な項目【一覧表】

この章では、見積もりの内訳が分かる、単価相場をご紹介します。

相場が分からないと、手元にある見積もりが高いのか安いのかの判断も難しいです。

見積もりに記載されている細かい項目の単価相場をチェックしていきましょう!

 

■外壁・屋根の塗料別単価相場

(※下塗り・中塗り・上塗りの合計単価)

耐用年数が長いグレードの高い塗料を選ぶほど1㎡あたりの単価も高くなります。

今後のメンテナンスプランを考えた上で最適な塗料を選ぶようにしましょう。

 

■外壁・屋根塗装工事で必要になる作業一覧

上記の作業は、外壁・屋根塗装工事で必要になる作業です。

中には付帯物の塗装も含まれます。 (付帯物とは屋根・外壁以外のお家に付属するパーツのことです。)

お家の付帯

お家のデザインや建材によっては、必要ない項目も出てきます。

(例:モルタル外壁の家の場合コーキング打ち替え・増し打ちが不要、雨戸がない家なら雨戸塗装は不要など)

ご自宅に必要な項目が見積もりに記載されているかもチェックポイントの一つです。

>外壁塗装の単価についてはこちら

 


3章 相場よりも金額が高くなるケース

外壁塗装の費用は、お家の大きさやデザイン、依頼する業者によって変動します。

そのため、相場よりも金額が高くなってしまうことも。

高い見積もりには、高くても仕方がない、むしろ変に値引きしない方が良いパターンもあれば、知らない間に損をしているようなもったいないパターンもあります。

納得のいく工事にするためにも、相場より高くなるケースを把握していきましょう。

 

3-1 3階建てor屋根が急傾斜で足場数量が増える

3階建ての家、屋根が急傾斜の家の場合は足場費用が高くなります。

なぜなら、階数が増えるほど足場の数量が増えるからです。

また屋根が急傾斜のお家は、安全のために屋根足場▼が必要になります。

屋根 足場

急傾斜でも足場を確保できるように必要な足場材です。

 

また、以下の場合は数量でなく、単価自体が上がることも。

・敷地が狭く、作業員が通常よりも多く必要

・家の前が車通りの多い道路のため、架設/解体時に警備員が必要

足場の単価は、飛散防止メッシュシートを含めて8001,100/㎡ですが、それ以上の単価になっていたら上記のような理由があるかもしれませんので確認してみましょう。

 

3-2 外壁の面積や付帯物の個数が多い

付帯 塗装

外壁の面積や付帯物の個数が多い場合も費用が高くなります。

お家は全く同じ大きさ・デザインのものはありませんから、面積や付帯の個数もきちんと測ることが大切です。

例えば、同じ坪数でも外壁の面積は異なります。

なぜなら塗装面積は外周×高さで割り出されるからです。

▼同じ30坪のお家の比較

坪と面積

これに加えて、窓(開口部)の数や大きさ・付帯物(雨戸やシャッターの数)によって塗装する面積は変わってきます。

そのため、以下のようなお家は相場よりも高くなる可能性があります。

・天井が高い家

・階数が多い家

・窓が少ないor小さい

・雨戸やシャッターなどの付帯物が多い

・窓枠や帯板・飾り板がある

ご自宅に当てはまるものがないかチェックしてみてください。

 

3-3 下請けへの委託で中間マージンが発生している

大手のハウスメーカーやリフォーム業者など塗装専門店以外の業者に依頼した場合は、費用が高くなります。

なぜなら塗装を下請けや孫請けの業者に依頼するためです。

同じ内容の工事であっても、中間マージンによって費用が1.21.5倍、多いときは2倍になることも。

中間マージン

大手の安心感もあるかと思いますが、塗装の専門家としてはとてももったいないです。

 

3-4 オリジナル塗料で利益を出している

オリジナル塗料

オリジナル塗料を使用する場合も費用が高くなる可能性があります。

オリジナル塗料とは、企業が塗料メーカーに製造を依頼して、オリジナルラベルを貼っている製品です。

ハウスメーカーや大手リフォーム店、一部外壁塗装店でも独自のオリジナル塗料を使用しています。

 

これらは市場には出回っていない商品のため、金額が製品に見合っているかの判断が難しいです。

もし塗装の単価が高いと感じたらオリジナル塗料の可能性もあるので確認してみましょう。

適正価格で工事されたい方は、オリジナル塗料ではなく塗料メーカーの正規品を使ってくれる業者に依頼することをおすすめします。

 

>オリジナル塗料についてはこちら

 


4章 安すぎる金額や大幅値引きも実は危険!

相場より高くなるケースを解説しましたが、実は安い見積もりも注意が必要です。

なぜなら、安いには安いなりの理由があるからです。

どんな会社も利益が出ない商売はしないので、金額が安い分どこかでバランスをとっています。

工事が始まってから「思っていたのと違う…」と後悔がないように安すぎる見積もりの危険性を解説していきます。

 

  • (例)塗装工事の金額が圧倒的に安い
    「塗装工事の見積もりをもらったら、他業者よりも20~50万円も安い!なんで?」

(例)商談の時に50万円以上の高額値引き
「見積もりをもらって商談のときに『今なら特別に半額にします!』なんで?」

 

上記のように安すぎる見積や大幅値引きの理由として、以下のようなものが考えられます。

・簡易的な足場を立てられてしまう

・洗浄や養生、付帯塗装などの必要な作業が入っていない

・安い材料・塗料を使われる

・塗装仕様を守らずに短期で終わらせる(3回塗りのところを2回で終わらす、必要な乾燥時間をおかないなど)

・保証やアフターフォローが一切ない

 

払う金額が安かったとしても、長持ちする塗装工事をしてもらえなければ数年でまた塗装が必要となり、かえって損をしてしまいます。

安くても、きちんと工事の内容をチェックした上で判断しましょう。

 


5章 適正価格で外壁塗装するためのポイント

適正価格で外壁塗装するためには以下の2点をしてもらうことが重要です。

①お家を細かく点検してもらう

②詳細な内訳が分かる見積もりをもらう

詳しく解説していきます。

 

5-1 お家を細かく点検してもらう

あなたのご自宅に合った適正な見積もりをもらうためには、お家を細かく点検してもらうことが大切です。

なぜなら、お家によってデザインや劣化症状は異なるからです。

同じ坪数であっても、外周の長さや窓の数は様々なので、塗装面積も変わってきます。

また、同じ築年数で同じ外壁材を使っていたとしても、日当たりや周囲の環境によって劣化症状も変わってきます。

そのため、適正価格で最適な塗装をするためには、ご自宅を細かく点検してもらう必要があります。

60分程度かけてお家の細かい部分まで見てくれる業者に依頼しましょう。

その際に現状の状態を写真に収めてくれる業者だとより安心です。

 

5-2 詳細な内訳が分かる見積もりをもらう

見積り

点検後、見積もりをもらったら、細かく記載がされているかチェックしましょう。

見積もり書の形式は業者によって様々です。

中には、「外壁塗装 一式 50万円」とかなりざっくりとした見積もりを出す業者もいます。

ただし最低限以下の項目があるかはチェックしてみてください。

・作業内容が細かく記載されているか

・単価と数量が「一式」でなく実際の数量が記載されているか

・使用する塗料の製品名の記載があるか

・塗料の塗り回数の記載があるか

また、もし見積もり書を見て、よくわからない項目が合った場合は、そのままにせず「この作業ってどんな作業ですか?」と質問するようにしましょう。

内容をご自身で理解することによって、実際の工事の際の手抜き防止にもつながります。

契約前の細かい対応を見て、安心して任せられる業者に依頼しましょう。

 

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まとめ

いかがでしたか。

外壁塗装工事の主な内訳は以下の通りです。

上記の費用を各業者が見積もりに落としこんでいます。

もし見積もりが手元にある場合は、その金額が適正なのか単価相場を見てチェックしてみてください。

 

相場よりも高くなるケースもあれば安くなるケースもありますが、どちらにせよ明確な理由があると安心です。

中間マージンを取られて費用が無駄にかかってしまう、費用は安いが必要な作業を削られているなどのケースはおすすめできません。

相場から外れる場合は納得のいく説明をもらった上で判断しましょう。

 

適正価格で高品質な工事をしてもらうためには以下の2点をしてくれる業者に依頼しましょう。

・お家を細かく点検してくれる

・詳細な内訳が分かる見積もりをくれる

 

外壁塗装はお家を守る大切なメンテナンス工事です。

丁寧に対応してくれる業者を選んで、後悔のない外壁塗装にしていきましょう。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

 

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