外壁塗装の見積もりを取ったあなた。
「工事費用が高い気がするけど、どの作業が高いの?」
「見積に記載されている単価は適切な金額なの?」
と、塗装工事費用について不安に思って調べているのではないでしょうか。
単価というのは、外壁塗装工事の費用を左右する重要な部分です。
しかし、各工程の単価相場を知っている方はほとんどいません。
適切な単価相場を知らないまま契約すると、損してしまうことも。
そこでこの記事では、外壁塗装工事の適切な単価相場を解説してきます。
細かい工程まで一覧表にしてご紹介しますので、見積もりを取っている方は見比べてみてください。
また、単価が左右する要素や工事費用を抑えるコツもご紹介。
この記事を読めば、塗装工事の費用に対する疑問や不満を解消することが出来ます。
ぜひ最後までご覧ください!
目次
1章 【一覧表】外壁塗装の単価相場
外壁塗装の主な工程の「平米単価」をご紹介します。
単価が分かれば、見積もりが相場よりも高いか安いか判断できますので、一覧表で確認してみてください。
※上記の工程は家よって必要・不必要が変わります。
▼主に塗装する付帯箇所
付帯塗装は素材に合った塗料で塗装しましょう。
>付帯塗装についてはこちら
2章 外壁塗装の単価が変わる3つの要素
1章で基本的な平米単価をご紹介しましたが、実際の見積もりで単価が変わることもあります。
どんな場合に単価が安くなる/高くなるのか確認していきましょう!
2-1 依頼する業者
依頼する業者によって、平米単価は変動します。
1章でご紹介した単価は外壁塗装専門店で依頼した場合の相場です。
ハウスメーカーなど下請けの職人に委託する業者は、中間マージンが発生して工事費用が高くなるので、単価も上がります。
また、価格勝負の低品質な業者の場合は、本来3回塗りの塗装を2回塗りにすることで単価を安くしているケースもあります。
2-2 工事の内容
工事の内容によっても単価は変わることがあります。
例えば、高圧洗浄をコケ・藻が落ちやすいバイオ洗浄に変更した場合は、少し単価が上がります。
また、外壁の状態が劣化している場合、下塗りを1工程増やすことがあります。
その際も単価が少し上がります。
相場より上がってしまっても、ご自宅に必要な作業であれば無駄なコストにはなりません。
単価を上げたくないのであれば、お家の劣化が進む前に塗装することが大切です。
2-3 塗料のグレード
どのグレードの塗料を選ぶかによって、塗装の単価は変わってきます。
▼塗料のグレードと費用相場の表
グレードを選ぶ際は、次回の塗装メンテナンスを何年後にするかを設定してから決めましょう。
安く済ませたいからといって安い塗料を選ぶと、次回のメンテナンスがすぐに来てしまいます。
ランニングコストを計算した上で塗料のグレードを決めていきましょう。
▼無機塗料を選んだ場合のランニングコスト
無機塗料は一番単価が高い塗料ですが、長い目で見るとお得です。
3章 工事費用を抑える3つのコツ
外壁塗装工事の費用を抑えるコツを3つご紹介します。
誰でもできる簡単なコツなので、実際の工事にぜひお役立てください。
3-1 相見積もりを取って比較する
適正価格で工事したい方は、相見積もりを取りましょう。
相見積もりを取ることで、どの業者が丁寧な点検をしているかを確認することもできますし、見積もり単価を比較することもできます。
ただ、たくさん取りすぎると、かえって決めづらくなってしまいます。
相見積もりは3~4社程度におさえることをおすすめします。
>外壁塗装の相見積もりの比較の仕方はこちらの記事もご覧ください。
3-2 補助金・火災保険を活用する
補助金や火災保険の活用もおすすめです。
自治体によっては外壁塗装工事に補助金(助成金)が出るところもあります。
↓こちらのサイトでお住まいの地域をチェックしてみて下さい。
「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和3年度版)」
また、台風や強風などで破損してしまった箇所がある方は火災保険を活用しましょう。
例えば雨どいが強風で破損してしまった場合、雨樋の全交換の審査が通れば足場架設費用も保険で対応できます。
そのついでに外壁塗装工事をしてしまえば、足場費用が削減されお得に工事出来ます。
火災保険にご加入されている方はぜひ保険会社に連絡してみてください。
>火災保険の申請方法についてはこちら
3-3 長期的に見たリフォームにする
メンテナンスの際は長期的にみて工事内容を決めると無駄な出費を抑えられます。
例えば、外壁だけではなく屋根も塗装が必要な状態だったとしましょう。
ここで「屋根はあまり見えない部分だし、今はお金もないからとりあえず外壁だけ塗装しよう」と外壁だけ塗装する判断をしてしまうと、長期的にみるともったいないです。
その時のお金を安くするために屋根塗装を断念しても、結局数年後に屋根のメンテナンスが必要になります。
また劣化を放置したせいで、塗装よりも費用がかかるカバー工事や葺き替え工事が必要に可能性も。
屋根のメンテナンスには、必ず足場も必要ですから、足場代も2倍になって無駄な出費です。
塗装工事の際には、長期的なことを考えて、トータルのメンテナンスコストを削減していきましょう。
4章 細かい点検・見積提案をしてくれる業者に依頼!
適切な価格で工事するために、丁寧で細かい点検・見積提案をしてくれる業者に依頼しましょう。
点検・見積時のチェックポイントは以下の5点です。
・点検に60~90分かけてくれたか ・状態が分かる写真を100~150枚撮ってくれたか ・見積書は項目ごとに細かく数量・単価が記載されているか ・塗料名や材料名が記載されているか ・分からない工程の説明をしてくれたか |
いくら単価相場が適切だったとしても、数量が誤っていたら意味がありません。
細かく点検してくれる業者か確認しましょう。
また、外壁の状態に合った提案をしてもらえないと、数年で剥がれなどの不具合が発生して無駄な費用がかかってしまうことも。
長期的なことを考えた提案や詳細な見積もりをくれる業者を選んでいきましょう。
- ★どこに頼めばいいのか迷っている方は、当サイトを運営するユーコーコミュニティーへご連絡ください!
無料の点検報告書でご自宅の現在の状態を分かりやすくご説明致します。(東京・神奈川エリア限定)
現状に合った工事の提案・適正価格で分かりやすい細かい見積もりをお出しします。
他社との相見積もりもOK、点検後のお断りもOKですのでお気軽にお申込みください。
まとめ
いかがでしたか。
外壁塗装の単価相場が掴めましたでしょうか。
適切な単価を知っておくことで、お見積りを取った際に適正価格かどうかを判断できます。
すでに見積もりをお持ちでしたらぜひ見比べてみてください。
無駄なコストをかけず、適正価格で工事したい方は下記3点をお試しください。
・相見積もりを取って比較する
・補助金・火災保険を活用する
・長期的に見たリフォームにする
必要最低限の費用で、お家を長持ちさせていきましょう!
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
◆外壁塗装の費用についてはこちらの記事もご覧ください。
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