モルタル劣化の原因がわかる!メンテナンス時期の症状5つ&補修方法

モルタルの剥がれ

モルタルのお家を建てて数年たち、ちょっと古くなって来てる?と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

意匠性に優れ、とても人気のあるモルタル壁。

実は、新築から数年経つと劣化が始まってしまいます。

劣化が進むと、修理に何十万円と掛かってしまうだけでなく、お家自体の耐久性が落ちてしまう恐れがあります。

 

そこでこの記事では、劣化した際に現れる症状補修方法を紹介します。

また、補修後に必要なメンテナンスも一緒にお伝えするので、長くモルタル外壁を保てるようにしましょう。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 


1章 モルタル外壁が劣化し始めるのは築35

モルタル外壁は新築から3~5年を過ぎると、少しずつ劣化し始めます。

新築時に塗装された塗料が、この時期には紫外線で弱ってしまうためです。

 

■築4年で劣化が始まったお家

カビ、苔

このお家は、築後4年程で全面に苔が発生してしまいました。

お家の欠陥ではなく、新築時の塗料が劣化して、防水機能がなくなってしまったことが原因です。

 

実はモルタル外壁は水に弱く、水を吸いこむとコケやひび割れなどの劣化を起こします。

それを防ぐために塗装されているのですが、新築直後はモルタルのアルカリ性が強いせいで、10年以上もつような強力な塗料を塗ることができません。

そのため、ほとんどのお家では35年で防水効果が切れて、少しずつコケやカビ、ひび割れなどが起こってくるのです。

 


2章 メンテナンス必須!5つの劣化症状と原因

それでは、ご自宅はいまメンテナンスが必要な状態なのかどうか見分けるための5つの劣化症状を紹介します。

1つでも当てはまるものがあれば、塗装の防水効果が切れているサインです。

まずは業者に点検を依頼しましょう。

 

2-1 水をかけると吸い込む

吸水

ホースや霧吹き等でモルタル壁に水をかけてみましょう。

じわっと染みのようになった場合は、水を吸いこんでいる証拠なので、劣化が始まっているサインです。

日当たりの良い場所に出やすいです。

見付けた場合はそろそろメンテナンスをご検討ください。

 

逆に、水玉になって水を弾いているならば、まだ塗料の防水効果が活きているので大丈夫です。

防水が効いている壁

↑水を弾いているモルタル壁

 

2-2 手に粉がつく

チョーキング

モルタル壁を触ってみて、壁と同じ色の粉が付く場合は、塗装が劣化しているサインです。

防水効果をもっている油分が、既になくなっている状態だからです。

これは「チョーキング現象」といいます。

 

■塗料の成分

チョーキング

塗料は、『色を付ける粉(顔料)』と『水を弾く油(樹脂)』で出来ています。

油は水と混じらない・弾くので、外壁を水から守ってくれています。

 

■油分が切れた状態

チョーキング

しかし油(樹脂)は紫外線によって劣化し、いずれは無くなってしまいます

防水してくれていた油がなくなると、水は弾かれずそのままモルタルに染み込みこんでいき、モルタルに様々な劣化を起こします。

 

塗料の防水効果が切れているという分かりやすい目安なので、チョーキングが出ていたら再塗装を検討しましょう。

 

2-3 苔・カビが発生している

モルタルのカビコケ

苔やカビがある場合も、劣化しているサインです。

なぜなら、モルタル壁が常に水を吸い込んでジメジメしてしまっている状態だからです。

特に北側等、日陰になりやすい場所に発生しやすい症状です。

 

苔・カビは外壁に根をはり繁殖するため美観を損ねるだけでなく、モルタル自体の耐久性を落としてしまいます。

 

2-4 ひび割れがある

モルタル壁にひび割れがあった場合も、メンテナンス時期のサインです。

この症状も、塗装が弱ってしまったことで起こったものだからです。

特に窓サッシやドアの周りがひび割れやすいのでチェックしてみましょう。

 

ひび割れは、雨の日に水を吸い膨張した外壁が、晴れの日に乾いて収縮する、というのを繰り返すことで起こります。

何度も繰り返すことで、外壁に負荷がかかり割れてしまいます。

 

2-5 表面が剥がれている

モルタルの剥がれ

モルタル表面が剥がれてしまっています。

何年も雨風に晒されることで、モルタルや塗装の付着力が低下してしまった為です。

 

この症状は、モルタル外壁の場所関係なく発生します。

下地が露出している状態のまま放置すると、外壁だけでなくお家自体が傷む原因となる為、早めのメンテナンスが必要です。

 


3章 劣化したモルタルの補修方法と費用相場

ここでは専門業者が行っている、モルタル壁の補修方法と費用相場を紹介します。

ただし、この補修は再塗装までの応急処置となります(実際には、塗装工事と一緒に行うことが多いです)。

気付いたところだけ補修しても、モルタル全体の防水効果がないままでは、他の場所がまた傷んできていたちごっこになってしまいます。

補修をしたら、なるべく早めに塗装も検討しましょう。

 

DIYで補修したい、という方はこちらの記事をご覧ください。

 

3-1 ひび割れ補修

ひび割れは、補修材で埋めることで応急処置が可能です。

業者に依頼した場合、約1~5万円/箇所ほどになります。

 

【補修手順】

①ひび割れの周りの汚れを落とす

 

②補修材をひび割れに沿って充填していく

クラック補修

 

③ヘラではみ出した補修材を平らにならす

クラック補修

 

④補修材が固まったら完成!

 

3-2 表面の浮き・剥がれの補修

経年劣化で剥がれたり浮いたりしている箇所は、塗装や左官補修で直していきます。

業者に依頼した場合、約1~6万円/箇所になります。

 

【補修手順】※塗装の場合

①剥がれている箇所や、周りの汚れをとる

モルタル補修

 

②砂骨ローラー(凹凸模様のついたローラー)で外壁用の下塗り材を塗る。

モルタル補修

 

③上から上塗りを行い、完成。

モルタル補修

※面積や状態によっては、左官補修といい、モルタル自体を造り直す方法をとることもあります。

 


4章 劣化を止めるには全体塗装が必要!

ジョリパット 塗装

モルタル外壁の劣化は、補修だけでは止められません。

劣化を止め長持ちさせるには、外壁全体の塗装が必要です。

なぜなら、劣化症状は外壁が水を弾かなくなることで起こるものだからです。

補修しただけでは根本的な解決にはならず、再び別の場所が劣化してきてしまいます。

傷んだ箇所を直しても今度は別のところが傷んできて…といたちごっこになり、どんどん劣化もひどくなっていきます。

 

劣化症状が見つかった場合は、まずは塗装の専門業者に点検を依頼し、塗装工事を検討しましょう。

 


まとめ

モルタル外壁が劣化し始めるのは築35年です。

新築時に塗装した塗料が紫外線で弱ることで、水を吸う状態となってしまう為です。

 

メンテナンスが必要な劣化症状は、以下の5つです。

まずはお家にあてはまるものがないか、見てみましょう。

  • ①水をかけると染み込む
  • ②手に粉がつく
  • ③苔・カビが発生している
  • ④ひび割れがある
  • ⑤表面が剥がれている

また、ひび割れや剥がれは応急処置も可能ですが、モルタルの劣化自体は止められません。

劣化を止めるには、外壁全体の塗装が必要です。

モルタルが劣化し始めた、と気づいたら、まずは業者に点検を依頼し、塗装を検討しましょう。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

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