モルタル塗装の完全ガイド!必要性・時期・費用から4つの注意点まで

モルタル塗装

業者から「そろそろ塗装した方が良い」と言われたあなた。

そもそも、モルタル外壁の塗装って必要なの?いつするものなの?費用はどれくらい?等、気になることは多いですよね。

 

実はモルタル外壁も、塗装が必要です。

建ててから年数が経つと、表面の塗料が劣化して、モルタルが常に水を吸収する状態となってしまうからです。

劣化したまま放置すると、水がお家の中まで染み込み、雨漏りや家の寿命を縮める原因となってしまいます。

 

そこでこの記事では、モルタルの塗装について、塗装する理由時期の目安から費用相場まで、全体的な基礎知識を解説します。

さらに、他の外壁とは違う、モルタルならではの注意点もまとめました。

ご自宅に最適な塗装ができるようになりますので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。

 


1章 モルタル外壁は塗装必須!

モルタル塗装

モルタル外壁は、定期的な塗装が必要です。

ここでは、塗装の時期・必要な理由をお伝えします。

 

1-1 塗装すべき時期は築5年以上

築5年をすぎたら、モルタル外壁の塗装を考えましょう。

どのお家でも5年程たつと、モルタル表面の塗装が紫外線で弱ってきて、様々な劣化症状が出始めるからです。

塗装はモルタルを守る役割をしていますが、永久に効果が続くわけではありません。

塗装が弱ったまま放置すると、モルタルが傷んでひび割れや雨漏りを起こす原因となります。

適切な時期で塗り替えて、モルタルの劣化を食い止めてあげましょう。

 

1-2 美観・品質保持のため、塗装が必要

塗装が必要な理由は3つあります。

一つ目は、美観を保つためです。

モルタル壁は独特なざらついた風合いが素敵な外壁です。

しかし塗装をしないと、苔やカビが繁殖して外壁が変色します。

これではせっかくのモルタルの魅力が半減してしまいます。

 

■苔・カビが発生したモルタル壁

カビ

緑色のものが苔、黒く変色しているものがカビです。

塗装さえしておけば、苔・カビが発生することはなく綺麗な状態を保てます。

 

二つ目は、雨水の侵入を防ぐためです。

モルタル壁は築5年をすぎると表面の塗装が劣化し、雨水を吸収する状態となってしまいます。

■塗装が活きているモルタル壁

防水が効いている壁

ワックスをかけたときのように、水を弾いて水玉ができます。

 

■塗装が劣化したモルタル壁

吸水

モルタルが水分を吸収している状態です。水をかけたところに染みができます。

 

実は、モルタルは水を吸うようになると、ひび割れなどの劣化が出てきます。

ひび割れた隙間からは雨水がどんどん入り込み、内部の木材を腐らせたり、雨漏りを起こしたりしてしまいます。

家に水を入れないために、塗装でモルタルがひび割れないようにしてあげることが重要なのです。

 

三つ目は、外壁を長持ちさせるためです。

モルタル外壁はとても頑丈ですが、水を吸いこむとひび割れや剥がれが起き始め、強度も落ちてきます。

本来ならモルタル壁の寿命は30年以上あるのですが、塗装せず放置すると、10数年でボロボロになってしまいます。

モルタル壁を長く使うには、適切な時期での塗装が必要なのです。

 


2章 自分でチェックできる!塗装すべきサイン5

現在のご自宅のモルタルに塗装が必要かどうかは、目に見える症状でも判断できます。

分かりやすい症状を5つご紹介します。

1つでも当てはまったら塗装時期のサインですので、一度チェックしてみてくださいね。

 

2-1 水をかけると染み込む

吸水

ホースや霧吹きなどで、水をかけてみましょう。

かけたところにじわりと染みができるようであれば、塗装が必要なサインです。

モルタルが水を吸いこんでいる状態なので、苔・カビ、ひび割れ等の原因となります。

 

2-2 手に粉がつく

チョーキング

モルタル外壁を触ってみましょう。外壁と同じ色の粉が付くようであれば、塗装が必要です。

これはチョーキングと言い、「もう壁は水を弾いていませんよ」というサインだからです。

 

モルタル壁の表面には塗料が塗られています。

塗料は色を付ける「粉」と水を弾く為の「油」でできていますが、年数が経つと「油」は分解され「粉」だけが残ります。

「油」が無い=水を弾く効果がない、ということです。

モルタルが常に水を吸う状態ですので、放置するとどんどん劣化が進みます。

 

2-3 苔やカビが発生している

苔

少しでも苔やカビがある場合も、塗装が必要です。

苔やカビが繁殖する=モルタルが水を吸いこんでじめじめしている、という状態だからです。

特にお家の北側・日陰などの湿気が多いところに発生しやすいのでチェックしましょう。

 

苔・カビは見た目も悪いうえに、放置するとどんどん中へ根を伸ばして、モルタルを弱らせてしまいます。

モルタルの寿命を縮めないためにも、塗装で防水効果を復活させてあげましょう。

 

2-4 ヒビが入っている

モルタル壁にひび割れがあった場合も、塗装が必要です。

ひび割れの原因も塗装の”防水切れ”だからです。

モルタルは水を吸うとわずかに膨張し、乾くと縮みます。

この伸び縮みを、雨・晴れのたびに繰り返して壁に負荷がかかり、ひび割れてしまうのです。

単にひびを埋めるだけでは、また別の場所がひび割れてきて意味がありません。

ひび補修+塗装が必要です。

 

特に幅0.30.5mm以上のひびは、雨水が多く入ってしまい、大変危険な状態です。

早急に塗装を検討しましょう。

 

2-5 表面が剥がれている

モルタルの剥がれ

モルタル表面が剥がれている場合も、塗装が必要です。

下地が露出してしまっているので、雨水が外壁やお家の中まで染み込んでしまうからです。

剥がれた所を補修した上での塗装が必要です。

 


3章 モルタル外壁塗装の費用相場

30坪塗料相場表

※30坪、二階建ての場合の概算

モルタル壁の塗装費用は、主に使う塗料で変わります。

塗料の耐用年数が長くなればなるほど、費用も高くなります。

どの塗料を選ぶのかは、予算やライフプランに合わせて選びましょう。

 

この表にある費用はあくまで目安です。

実際にはお家の形状やデザイン、状態によっても費用は異なります。

正確な費用を出す場合は、必ず業者に来てもらってご自宅用の見積を作成してもらいましょう。

 


4章 失敗しないための4つの注意点

モルタル塗装の時には、注意しなければいけない点があります。

知らずにいると、「こんなはずでは…」という事態になることもあり得ますので、必ず押さえておきましょう。

 

4-1 2色使いの柄は塗装で消えてしまう

■二色使いのモルタル壁

モルタル 2色使い

出典:アイカ工業

複数色のモルタルを使って作られた柄は、塗装すると塗りつぶされて消えてしまいます

柄を作るには専用の道具や材料が必要なため、塗り替えでは再現できないからです。

どうしても残すとなると、一からモルタル外壁を作り直す大がかりな工事となってしまいます。

 

このようなモルタル壁の方は、残念ながら新築時の模様は残せませんが、心機一転、新しい色に塗り替えです。

様々な色の中からお気に入りの一色を見つけてみましょう。

ジョリパット 塗装

 

4-2 塗料の吸い込みが増え、工期が伸びる場合がある

中塗り

劣化が激しかった場合、モルタルが塗料を多く吸ってしまうことがあります。

そうすると、十分な厚さまで塗るのに時間がかかり工期が少し伸びてしまう可能性があるので覚えておきましょう。。

 

また吸い込んだ分、当初の予定よりも塗料の使用量が増えるため、業者によってはその分の追加料金を請求してくるところもあります。

モルタル塗装を依頼する際は念の為、吸い込み状況が大丈夫か、塗料の追加料金がかかるかどうか聞いておくと安心です。

 

4-3 ヒビの補修跡が残る場合がある

モルタル外壁にできたヒビは、塞ぐことはできても、跡を完全に消せない可能性があります。

モルタルは細かい凹凸があって温かみがあるのが特徴ですが、ヒビの上から補修材を入れると、どうしてもそこだけ質感が変わってしまうからです。

 

■ひび割れ補修して塗装した壁

補修跡

補修跡

 

補修材はモルタルと質感が違うため、光の当たり方によっては目立って見えることがあります。

 

幅0.3mm以下のヒビなら、塗装だけでほぼ埋められるため、跡もあまり目立ちません。

しかしそれ以上の大きなヒビになると、別途補修材を使う必要があり、その跡が残ってしまうことがあります。

モルタル壁は、できるだけヒビが無いうちに塗装をしてあげましょう。

 

4-4 つや有塗料だと風合いが薄れる恐れがある

外壁塗料は大きく分けてつや無・つや有の二種類があります。

つや有塗料をモルタル外壁に塗装すると、細かい凹凸やマットな質感が薄れてしまいます

 

■つや有塗料で塗ったモルタル

艶あり塗装

つやが出て、仕上がりは綺麗ですが、モルタル独特の風合いは薄れてしまいます。

 

しかし最近では、モルタル外壁向けのつや無し塗料も販売されています。

■モルタル外壁向けのつや無し塗料の例

グラナダフレッシュ

出典:菊水化学工業株式会社

■つや無し塗料を塗ったモルタル

グラナダフレッシュ

つやが無く、モルタルの細かい凹凸に入り込むタイプの塗料です。

マットな仕上がりで、新築時の風合いをそのまま残せます。

 

モルタルの風合いが気に入っている方や、つやを目立たせたくないという方は、つや無し塗料を選びましょう。

 


5章 魅力的なお家に変身!施工事例5

ここでは、当サイト運営・ユーコーコミュニティーの12,000件以上の実績の中から、特に素敵なモルタル外壁のお家の事例を紹介します。

外壁の色はお家の印象を大きく左右する大事なポイントです。

洋風のお家、和風のお家、特に人気の色などを抜粋していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

①ネイビーの外壁でモダンな印象に

モルタル塗装

同系色のツートンカラーを、ネイビーとベージュの組み合わせに塗り替えました。

コントラストの利いた配色なので、他のお家と違ったデザインにしたい方にお勧めです。

 

>モダンな格好良い印象にするコツなどはこちら。

 

②ホワイト×ベージュでナチュラルテイストに

モルタル塗装

外壁の一部のみ、淡いベージュにしました。

優しく、飽きのこない配色にしたい方にお勧めです。

 

>ナチュラルな印象にしたい方は、こちらの事例も参考にしてみてくださいね

 

③アクセントカラーでメリハリの利いたデザインに

モルタル塗装

外壁を淡い色にし、あえて雨戸を赤色に塗り替えています。

1色のデザインは単調になりがちですが、目立つ色を少しだけ入れることで素敵な配色に仕上がります。

 

④ブルーグレーで重厚感ある和風のお家

モルタル塗装

グレーから、ブルーグレーに塗り替えています。

落ち着いた色が和瓦の重厚感ある雰囲気ととてもよく合います。

色褪せや汚れが目立ちにくい色なので、素敵なデザインを長く楽しめるメリットもあります。

 

>グレー系の事例をさらに見たい方はこちら

 

⑤淡いベージュで穏やかな印象にイメージチェンジ

モルタル塗装

白から淡いベージュ系の色に塗り替えました。

土壁や漆喰を彷彿とさせる色合いは、和瓦のお家にぴったりの色です。

せっかくだから、明るい印象にしたい!という方にもとても人気がある色です。

 

>特におしゃれなベージュ系のお家を厳選してまとめました

 


まとめ

いかがでしたか?最後にこの記事をまとめます。

 

1章まとめ】

モルタル外壁は、築5年以上で塗装が必要になります。

塗装が必要な理由は、

  • ①美観を保つ
  • ②雨水の侵入を防ぐ
  • ③外壁を長持ちさせる

という重要な役割があるからです。

 

2章まとめ】

お家のモルタルに塗装が必要かどうかは、目に見える症状からも判断できます。

  • ①水をかけると染み込む
  • ②手に粉がつく
  • ③苔やカビが発生している
  • ④ヒビが入っている
  • ⑤表面が剥がれている

以上の1つでも当てはまっていたら塗装を検討しましょう。

3章まとめ】

モルタル塗装の費用相場は以下の通りです。

30坪塗料相場表

※30坪、二階建てのお家の場合

塗料はライフプランや予算に合わせて選びましょう。

 

4章まとめ】

モルタル塗装の際に注意すべき点は4つあります。

  • ①2色使いの柄は塗装で消えてしまう
  • ②塗料の吸い込みが増え、工期が伸びる場合がある
  • ③ヒビの補修跡が残る場合がある
  • ④つや有塗料だと風合いが薄れる恐れがある

 

5章まとめ】

塗装工事のなかでも、色選びはお家の印象を大きく左右します。

色選びの際は、施工事例を参考に選んでみてくださいね。

 

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

◆この記事を読んだ方におすすめ!

→12,000件の実績から見る!外壁塗装の費用相場と適正価格見極めのコツ

→外壁塗装の塗料知識が全てわかる!種類・特徴と塗料選び3ステップ

塗装を検討し始めたら、基礎知識として費用相場や塗料について知っておきましょう。

 

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