外壁塗装は業者選びが肝心!優良業者を見極める20のチェックポイント

塗装職人

塗装業者のチラシがたくさん入っているし、訪問業者も来るようになった。

でも、結局どこに頼んだらいいの?

悪い業者もいるらしいから不安…。

とお困りの方も多いのではないでしょうか。

 

実際、外壁・屋根の塗装工事は、業者によって差が出てしまいます。

残念ながら質の悪い業者や悪徳業者というものも存在し、クレームやトラブルも多く発生しています。

 

■リフォームに関する相談件数(オレンジ色のグラフ部分)

リフォームに関する相談件数

リフォームに関する相談件数は増加傾向にあり、2016年には1万件以上。

出典:住宅リフォーム・紛争処理支援センター

 

業者によって金額や質にばらつきがある理由は大きく2つです。

業者の形態・規模が様々だから(塗装専門店から大手企業の下請け、家族経営会社など)

免許・資格が必須の職業ではないから(塗装の国家資格はありますが、開業に必須ではありません。誰でもすぐに塗装屋を名乗ることができてしまいます。)

 

しかし、大きな金額が動く工事ですし、何より大切な我が家の今後を左右するメンテナンスです。信頼できる優良な業者に任せたいですよね。

 

そこでこの記事では、優良業者を見分ける20のチェックポイントを具体的に紹介します。

HP・チラシ/見積書/対応・提案の3部門に分けていますので、確認できるところから順番に見ていきましょう。

最後には業者の種類による違いとおすすめ度もお伝えしていますので、どうしても迷って決めきれないときはこちらをご覧ください。

 

塗装の優良業者を見極めるチェックポイントリスト!

 

 


目次

1章 塗装の優良業者3つの定義

この記事では以下の3つの条件を満たすものを、塗装の優良業者と定義します。

 

1-1 適正価格

まず1つ目に、金額面が明瞭で適切である点は非常に重要です。

塗装は、数十万~100万円を超えることもある大きな工事で、もしも騙された場合の損失が大きくなってしまうからです。

ただ、高ければ良い・安ければ良いというわけではありません

 

安すぎても手を抜かれてトラブルが発生しては意味がありませんし、高くても絶対品質が良いとは限りません。

“金額に見合った工事である”ことが大切です。

 

1-2 高品質

2つ目に、工事の品質が高いことです。

塗装は“家を水から守る”という重大な役割を持っているからです。

 

もし質が悪ければ、家の早期劣化を引き起こし、ひび割れや雨漏りが発生してしまいます。

放っておけば内部の柱などが腐ったり、白アリ被害が出て非常に脆い状態になります。

今後も安心して暮らすために、品質は外せないポイントです。

 

1-3 長い付き合いができる

3つ目に、工事が終わってからも長い付き合いができる(アフターフォローしてもらえる)点です。

なぜなら、家のメンテナンスは今回の塗装だけではないからです。

 

住み続ける限りいつかはまた次のメンテナンスが必要になりますし、その時期前でも、台風や大雪などによる緊急事態が起こることも十分あり得ます。

一度工事をしている会社であれば前回の対応や家の状態もよくわかっていて安心です。

また、その都度信頼できる業者を探す苦労がなくなります。

 

それでは、この3点を見抜くためにチェックすべきポイントを次章から紹介していきます。

 


2章 【HP・チラシ編】チェックポイント10

まずは会社のホームページやチラシ、パンフレットを見てみましょう。

問い合わせをする前の段階でも、だれでも気軽に確認できます。

しかも、最近は見られる情報も多くなっています。

もしもホームページで確認できない部分があった場合は、見積り依頼や問い合わせ時に直接聞きましょう。

 

  • ☑近隣に『施工実績』はあるか
  • ☑『事業所』は1時間圏内にあるか
  • ☑『お客様の声』を多数公開しているか
  • ☑『社員の顔・経歴』が見える(自社職人)
  • ☑工事中の『管理体制』が整っているか
  • ☑『工事中の写真』を残してくれるか
  • ☑『アフターフォロー』が充実しているか
  • ☑『保証書』を発行しているか
  • ☑『リフォーム瑕疵保険』登録事業者か
  • ☑職人の『教育・研修』をしているか

 

2-1 近隣に『施工実績』はあるか

窓枠のおしゃれな家

まずはご自宅の近隣で実際に工事したお家があるかチェックしましょう。

他の人も信頼して任せている、というのは大きな安心です。

しかも近ければ、実際の仕上がりや工事の様子を見ることもできます。

地域の特性を知っていたり、その住宅地にあった提案をしてくれる可能性が高いです。

 

逆に実績がない場合は、

  • ・事業所が遠くてなかなか来れない
  • ・そもそも他の人からも信頼されていない

という場合があるので注意が必要です。

 

まずは実績をチェックしましょう。

 

2-2 『事業所』は1時間圏内にあるか

地元密着の会社

塗装業者は、最低でもご自宅から車で1時間以内にある会社にしましょう。

なぜなら、見積もり・工事中・アフターメンテナンスの質すべてに関わってくるからです。

気になることがあったときの対応が遅い、というのは、塗装工事での不満・トラブルで非常に良くある事例なのです。

 

また、遠い所から来る業者は、移動費・出張費が入って金額が高くなる可能性もあります。

できるだけ無駄な費用を省き、対応を待つストレスを減らすためにも、近くにある業者を選びましょう。

 

2-3 『お客様の声』を多数公開しているか

お客さまとの写真

お客様の声

塗装工事を依頼する際は、お客様の声(工事が終わった方からのアンケート)をきちんと集め、公開しているところにしましょう。

塗装は大小たくさんの業者があるからこそ、「周りの人も信頼して任せているところ」が最も安心だからです。

また、企業としてお客様の声に耳を傾け、改善や品質向上に努めているという姿勢の証でもあります。

ぜひホームページなどを確認してみてください。

 

※良いアンケートばっかり集めて載せてるだけでしょ?と疑うかもしれません。

確かに、ほんの5、6件だけしか載っていなければその可能性はありますが、100件200件とあった場合は違ってきます。

それだけの工事実績数と、満足度の高い工事があって初めてアンケートが集まります。

そもそも、よほど印象に残らなければ、お客様はアンケートをわざわざ書くこと自体しないものです。

とても良いものを少数だけ載せている会社ではなく、100件、200件と数量がしっかりある方が安心です。

 

2-4 『社員の顔・経歴』が見える(自社職人)

スタッフ紹介

ホームページやチラシで社員の経歴などがきちんと紹介されている業者を選びましょう。

何の紹介もないところは、工事を下請け業者に投げている可能性が高いからです。

 

下請け業者を使うと、中間マージン(仲介料)が発生して費用が高くなってしまいます。

 

中間マージン

 

また、塗装工事は必ず「人」が入る仕事です。

実際に点検診断や見積もり説明に来る人がどんな人なのか、我が家の工事に入る職人がどんな人なのか、一切分からないのは不安ですよね。

 

下請でなく自社の職人を使ってもらい、安心してお得な工事になるように、社員の顔が見えるところを選びましょう。

 

2-5 工事中の『管理体制』が整っているか

塗装職人

監督部門や品質管理部門など、”職人以外”もチェックに入ってくれる管理体制が整っている業者を選びましょう。

塗装工事は職人が行う手作業だからです。

どんなに熟練の職人でも人間ですから、ミスがゼロになることは難しいため、2重チェックが重要です。

 

しかも塗装工事中は足場が組まれ、施主様ご自身では作業の様子を全て見ることができません。

(足場は大変危険なので、絶対登らないでくださいね!)

また、そもそも平日はお仕事で留守にする方も多いと思います。

そんな不在の間でも、職人以外の人がチェックに入っていれば安心できますね。

 

2重でチェックしてくれるということは、それだけ品質にもこだわっている証拠です。

工事中の管理体制がしっかりしている会社に選びましょう。

 

2-6 『工事中の写真』を残してくれるか

施工中写真

前述の2重チェックの際、工事中の写真も撮ってくれる業者だと一層安心です。

写真であればご自身でも工事の様子を知ることができますし、業者側も、きちんとした工事をしているという証明になります。

 

毎日リアルタイムで見れなくても、写真は後にも残って確認できますので、工事終了後にまとめて施工中写真がもらえるところを選びましょう。

 

また、塗装工事は10数年に一回のイベントです。

前の状態からこんな色になった!こんなふうに生まれ変わった!というお家の記念アルバムとして楽しむこともできます。

塗装工事を、大事なお家の思い出として残してもらえると嬉しいですね。

 

2-7 『アフターフォロー』が充実しているか

住宅の点検

塗装業者は、アフターフォローの制度があって長い付き合いができるところを選びましょう。

なぜなら、塗装工事はお家の大事なメンテナンス工事だからです。

例えば、1年後、5年後と定期点検スケジュールがあるところや、毎年アフターフォローのお手紙やはがきが届いて、いつでも気軽に問合せできるところが良いです。

 

塗装は工事が終わったらそれで終了、というわけではありません。

お家はこれまでずっと、風雨や日光、外気からご家族を守ってくれていました。

これから先も同じです。

台風のような災害もいつ起こるかわかりません。

例えば、何か物がぶつかって塗装がはがれてしまったとき、すぐ見てくれて、直してもらえれば安心です。

 

今回の塗装が終わっても、お家は今後住み続ける限りケアをしてあげる必要があります

将来の安心のために、アフターフォローが充実している業者を選びましょう。

 

2-8 『保証書』を発行しているか

3社からの保証

外壁塗装を依頼するときは、必ず保証書を書面で出してくれるところにしましょう。

当たり前と思うかもしれませんが、未だに口約束で済ませてしまう会社も存在するからです。

 

特に、昔から地元でやっている家族経営の職人企業だと、そこまで事務面が整っていない業者もまだまだあります。

そういうところは、親方さんが引退すれば廃業となってしまい、アフターケアも受けられない可能性があります。

 

100万単位のお金をかけて、大切なお家の工事をするわけですから、必ず書面で保証書が出るような、きちんとした体制の会社を選びましょう。

 

 

2-9 『リフォーム瑕疵保険』登録事業者か

「リフォーム瑕疵保険」とは、加入している施工店の工事で瑕疵(かし…施工不備による傷やほころび)があった際に保険金を使って補修してくれる保証です。

 

このリフォーム瑕疵保険に加入している業者を選びましょう。

なぜなら、業者の品質、信用力を証明するもののひとつだからです。

あまりに不備が多い、信用のない業者はこの保険に加入できません。

 

登録してある業者は、ホームページやチラシに登録番号を載せている場合が多いです。

 

■ユーコーコミュニティーパンフレットより抜粋

パンフレットの抜粋

 

また、下記のページからも登録業者を検索できるようになっています。

JIO 届出・登録事業者検索

ページ内の「JIOリフォーム瑕疵保険」にチェックを入れ、都道府県を選択して、お近くの登録業者を検索してみてください。

 

★注意!

この保険を利用するには、工事費とは別に3万~5万前後の保険料が必要になります。

保険は使わないけども、登録事業者=信頼できる、という目安の一つとして押さえておくだけでも、業者選びに役立ちますよ。

 

2-10 職人の『教育・研修』をしているか

職人の研修、教育

単に資格取得者がいる、ベテランが大勢いる、だけではなく、“定期的に”研修などを行い、職人教育をしている会社を選びましょう。

なぜなら、塗料や住宅建材も日々技術が進歩し、新しいものが出続けているからです。

 

施工の腕があるつもりでも、時代に置いて行かれてしまっては意味がありません。

「ベテランの親方のもとで現場で学ばせています!」だけでは、十分な教育とは言えません。

 

また、マナーの悪い職人による不満やご近隣トラブルも未だに起こっています。

挨拶や身だしなみなど、基本的な職人教育もとても重要です。

 

時代の変化にきちんと対応し、あなたの家に今一番適切な施工をしてくれる、教育の行き届いた職人のいる会社を選びましょう。

 


3章 【見積書編】チェックポイント5

次は、実際に見積もりを取ってみたら、その見積書をチェックしましょう。

金額以外にも、工事の捉え方や正確性、信頼性も見抜くことができます。

単に総金額だけではなく、以下の5つを必ずチェックしましょう。

 

☑一式・坪数ではなく『㎡数』で算出しているか

☑『塗料名』が明記されているか

☑『工程・項目別』に細かく算出されているか

☑足場は『クサビ式足場』か

50万円以上の不明瞭な『値引き』はないか

 

↓具体的な相場費用が知りたい方はこちら

 

3-1 坪数ではなく『㎡数』で算出しているか

塗装工事は、平米(㎡)計算をするのが正しい見積もりになります。

”坪”計算の会社は絶対に避けましょう

一見正しいように見えるかもしれませんが、坪は床面積だからです。

床に塗装するわけではないので、必ず外壁の面積で見積もりは作成してもらいましょう。

 

■平米と坪の違い坪計算と平米計算

平米と坪計算

同じ30坪の家でも、形状によって、外壁の塗装面積は大きく違ってしまいます

万が一、「30坪パック〇〇万円」という見積書だった場合、残念ですがその業者は断った方がよいでしょう。

 

正しい金額、材料の量で工事をしてもらうために、必ず「㎡数」で見積もってくれるところを選びましょう。

 

3-2 『塗料名』が明記されているか

塗料のイラスト

見積書には、どのメーカーのなんという商品なのかを明記してもらいましょう。

単に「シリコン系塗料」だけでは、日本国内でも何百という種類があり、金額もグレードも様々で正しい金額が分からないからです。

 

また、「オリジナル塗料」というものには特に注意が必要です。

単なる施工会社が、塗料の開発部門や生産工場をもっていることはまず滅多にありません。

ほとんどが、大手メーカーの塗料を名前を変えて使っているだけです。

(塗料メーカーの製造した製品の権利を施工店が購入し、違う名前をつけて販売する、OEMという手法です)。

 

例えば、〇〇塗装店から見積もりを取った際、スーパー〇〇フッ素など、その会社しか使わない名前になっていることが多いです。

こうすることで他と値段の比較ができなくなります

なので、原価が安いものを高く見積もっていることが多いのです。

 

オリジナル塗料は選ばず、どこが作ったなんという塗料なのか分かるものを使いましょう。

 

3-3 『工程・項目別』に細かく算出されているか

工事の内容が項目ごとにしっかり分けて書いてある業者を選びましょう。

逆に、「外壁塗装工事 一式」という見積もりのところは避けましょう。

 

塗装工事は、工程ごとに作業内容が細かく分かれています。

書いていないと、正しい手順で塗装せずに手抜きされる危険もありますし、

当然塗装してもらえると思っていたのに「それは見積もりに入ってないので別料金ですよ」と言われ、追加費用を請求される可能性があります。

 

追加の出費を防ぎ、正しい工事をしてもらうためにも、工程が具体的に記載してあるものを選びましょう。

 

↓塗装の工程について詳細はこちら

 

3-4 足場は『クサビ式足場』か

足場にはいくつか種類があります。

その中でも、塗装工事の際は必ず「ビケ足場・くさび式足場」というものを使ってくれる業者にしましょう。

逆に「単管足場」は絶対に避けてください。

なぜなら、安全や品質面で問題がある足場だからです。

 

単管足場

くさび式足場

 

例え単管足場で安くできでも、万が一落下事故が起こってしまったり、手が届きにくい細かいところで手抜きをされて施工不良が起こったりしては、意味がありませんよね。

足場は必ずビケ足場にしてもらいましょう。

 

★「足場代無料」は注意!

キャンペーンで足場代無料にしますよ!」という場合は、単管足場の可能性があります。

ビケ足場は専門業者に依頼するため、本当に費用をゼロにすることは不可能だからです。

このように言われたら、「ちゃんとビケ足場でやってくれますか?」と必ず聞いておきましょう。

 

3-5 50万円以上の不明瞭な『値引き』はないか

「奥さんの為に、赤字覚悟でやりますよ!」

「今ならモニター価格ってことで値引きできます!」

 

業者によっては、キャンペーンなど様々な理由で値引きをしてくれるところもあります。

ただ、50万以上など、あまりにも大きな値引きを提示してきた業者は注意しましょう。

はじめから値引きを前提に割高な見積もりを作っている可能性が高いからです。

 

また、本当に無理な値引きだった場合は、

材料費を浮かせるために、塗料を普通よりも薄めて使ってしまったり…

早く工事を終わらせるために、3回塗りを2回塗りに手抜きしてしまったり

と、知らないところで品質を落とされることもあります。

 

本当に赤字で工事をする業者はありません

大きすぎる値引きは信用せず、断ったほうが良いでしょう。

 

★値引きをしてもらうときは、大きな金額でないことと、納得できる値引きの「理由」をちゃんと教えてもらいましょう。

例:中塗りの一部に、余っていた在庫塗料を使用できるので、その分だけサービス など

 


4章 【対応・提案編】チェックポイント5

最後は、業者の対応や提案など“人”の部分をチェックしましょう。

工事は家電やモノを買うのとは違い、対応する“人”によって左右されるものだからです。

お家一軒ずつ工事内容が違ってきますから、あなたのことを考えてくれて、あなたの考え方と合う営業マンや見積もり作成者が必要です。

以下の5つをチェックして、後悔の無い業者選びをしましょう。

 

☑見積前の『点検』に60分以上かけているか

☑『説明』は丁寧で分かりやすいか

☑『複数の提案』を作ってくれるか

☑『家族や将来』を考えた提案をくれるか

☑『連絡・対応』が一週間以上空かないか

 

4-1 見積前の『点検』に60分以上かけているか

点検

見積もり時には、事前点検できちんと屋根・外壁全体を詳細に見てくれる業者にしましょう。

なぜなら、悪徳業者でよくあるのが、工事が始まってから

「足場を上ってみたらここが悪くなってたから、〇〇万円で直しましょう」追加費用の請求をしてくるパターンだからです。

 

優良な業者であれば、事前に細かいところ・見えにくいところもチェックしたうえで見積もってくれるので、追加費用が発生しにくいのです。

 

丁寧な点検は、2階建ての一軒家で60~90分ほどかかります。

あまりに点検時間が短い会社は避けましょう。

 

4-2 『説明』は丁寧で分かりやすいか

詳細な説明をしてくれる業者

見積書や提案書を持ってきてもらったときは、内容を分かりやすく説明してくれる業者を選びましょう。

塗装工事は日常生活で使わないような専門用語も多いからです。

わざわざ説明のために時間を割くのを嫌がる業者もいますが、何だかよく分からないものにお金を支払うのは不安ですよね。

 

ひどい業者だと、お客様が知らないのをいいことに不要な工事を上乗せしたり、都合の悪い選択肢を与えなかったり(お客様は選択肢があることすら知らないままに)することがあります。

 

大切なお家の工事ですから、お客様ご自身が内容を分かっているのが一番安心ですし、納得して任せられます。

専門用語もかみ砕いて説明してくれて、不明点にはきちんと回答してくれる丁寧な業者を選びましょう。

 

4-3 『複数の提案』を作ってくれるか

塗装工事を依頼するときは、塗料の種類が違う複数パターンの提案をくれる業者を選びましょう。

塗料の種類・金額・耐用年数などの違うものを見比べることで、ご自身に最適なものを選べるからです。

 

■塗料の種類と特徴比較

塗料の種類

逆に1種しか出してくれないところは、問屋やメーカーと提携してしまってその塗料しか扱えないか、職人の技量がなく他塗料の扱いが苦手な可能性があります。

 

大切なことを決定するのは、皆様ご自身です。都合の良いプランだけ押し付けてくる業者は論外です。

きちんと比較して選びやすいように、複数の提案をくれる業者に頼みましょう。

 

4-4 『家族や将来』を考えた提案をくれるか

お客様写真

いくつかの提案の中でも、業者が“おすすめ”するプランが1つはあるはずです。

「あなたのご家族・お家の将来を考えたうえでの提案」をすすめてくれる業者は、信頼できる良い業者と言えるでしょう。

目先の利益、業者の都合ではなく、「塗装工事=家を長期的に守るメンテナンス」という視点を持っているからです。

 

逆に、あなたが望んでいない一方的なメリットの押し付けや、業者側の都合が良いプランを押し付けてくるところは避けましょう。

 

悪い例:

最高級の無機塗料プランが良いですよ!やっぱり一番長く持ちますから!お金はかけられないって仰っていましたが、長い目で見てコスパがいいのはこれです!うちもこの地域の実績が欲しいので、今ならフッ素と同じ金額まで値引きしますよ!

 

良い例:

この中ではフッ素プランをおすすめします。〇〇様はできるだけ費用を抑えたいというご要望でしたが、シリコンだと、ちょうどお子様の大学進学の時期と次回塗装が重なってしまいます。今のご要望と将来の負担どちらも考えると、フッ素の検討をおすすめします。

もしお高いと感じるようでしたら、シリコンプランでリフォームローンを使い、負担を分散するという方法もあります。

 

高くてもいいから長期的なコストパフォーマンスを求める方もいますし、今は最低限の費用でできるメンテナンスをしたいという方も当然います。

塗装は、金額が高い物、高級なものが全ての人にとって良いわけではありません。

逆に、安さに不安をもつ方もいます。プランの選択は人それぞれの考え方次第です。

 

あなたの意見をちゃんと聞いてくれるのはもちろん、さらにあなたの将来のことを考えてくれる、プロの目線を持った業者だと安心でしょう。

 

4-5 『連絡・対応』が一週間以上空かないか

見積もり作成や相談に対する連絡がまめな会社を選びましょう。

ここがルーズな会社は、実際に工事が始まってからも連絡が遅い可能性が高いからです。

工事内容によっては資料作成に時間がかかる場合もありますが、それでも途中報告などで1週間以内には一度連絡を入れてくれるところだと安心です。

 

実は、工事中の不満やトラブルで多いのが「連絡がない・対応が遅い」というものです。

大切なお家のことですから、ちょっとしたことでも対応がないと不安になってしまいます。

連絡がまめにあって安心できる業者を選びましょう。

 


5章 業者の種類別おすすめ度

塗装業者の種類

塗装業者にもさまざまな形態があります。

よくある5パターンそれぞれをおすすめ順・三ツ星評価で紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

 

5-1 地元専門店★★★

費用◎

地元の塗装専門店は、下請業者に出さなければ中間マージンもないため、適正価格で工事ができます。

工事費用をおさえられる分、良い塗料を使ってもらえる場合も多いです。

 

※フランチャイズに参入しているところだと、本部への中間マージンや広告料などが上乗せされている場合があるため注意が必要です。

 

技術・品質◎

知識、技術の積み重ねがあるため、様々な住宅建材に対応できます。

特に、「塗装技能士」の資格取得者が多いところや、定期的な技術研修を実施しているところだと一層安心です。

 

安心・信頼性○

地元で長く継続している会社は信頼性が高いと言えるでしょう。

 

ただ、まだ歴史の浅いところや家族経営の小さな会社もあります。

組合や第三者機関の認証、ローン会社との業務提携などは、信用のある業者しか受けられませんので、持っているかを念のため確認してみましょう。

 

保証◎

会社独自の保証を付けているところがほとんどです。店舗が近いと、実際のアフターフォローも実施しやすいので安心です。

さらに、技術・信頼が特に高い会社であれば、塗料メーカーからも保証が出ている場合があります。

 

※家族経営・ひとり親方などの小さすぎる会社だと、10年経たずに廃業してしまって保証が意味を為さなくなる場合があるため、注意が必要です。

 

対応力◎

塗装は専門的な知識・経験が豊富なため、様々な場合に対応できます。

また、対応の早さ・細やかさも期待でき、地域密着ならではのサービスができます。

 

地元で実績があり、会社内に職人がいて塗装工事を完結できる専門店が、どの面でもおすすめです。

 

5-2 リフォーム会社★★

費用△

リフォーム会社で塗装をしているところも2パターンあります。

「塗装会社がリフォームもやるようになった」ものと、

「リフォーム会社が塗装もやるようになった」ものです。

前者であればコストも無駄がないため、安心です。

しかし、後者で塗装は結局下請けに出している場合は費用も高くなってしまうため、注意が必要です。

 

技術・品質○

塗装の専任者がいる場合は、安定した技術が期待できます。

ただ、内装や水回りリフォームと外壁塗装は全く別物ですので、HPなどで実績や職人の経歴をチェックしておきましょう。

 

安心・信頼性○

大型リフォームを行うには「建設業許可」なども必要です。きちんと取得しているところは信頼度が高いでしょう。

 

保証○

各会社が独自の保証を付けています。住宅全体の点検も一緒にしてくれる場合があります。

 

対応力◎

住宅の専門家なので、塗装に限らず様々な相談に乗ってもらえます。

 

塗装と一緒に他の工事もまとめてやりたいとお考えの方は、ぜひリフォーム会社で検討すると良いでしょう

 

5-3 ハウスメーカー・工務店★

費用×

大手メーカーになればなるほど、広告宣伝に使うお金も多いため、非常に高額になります。

また、結局工事に入るのは地元の下請け業者です。

中間マージンが発生して、場合によっては相場の二倍くらいの金額になってしまいます。

 

技術・品質○

メーカーが責任をもって選定した業者なので一定の品質はあると言えるでしょう。

ただ、メーカーが直接研修までしていることは稀です。どうしても質にはばらつきが出てしまいます。

 

安心・信頼性◎

全国展開しているようなところであれば、会社としての信用力は抜群です。

 

保証○

定期的な点検など手厚い保証を付けてくれるところもあります。

 

※「他所で工事したらうちの保証がつかなくなる」と言っておきながら、実際は塗装と全く関係ない内装設備の点検保証だったりしたケースもあります。

こうした行為は消費者の選択肢を不当に狭めるため、メーカーで塗装を強制するような営業は最近ようやく減ってきていますが、念のため保証内容はきちんと確認しておきましょう。

 

対応力△

メーカーで塗装の専門部署を持っているところは稀です。どうしても下請業者が来るため、あまり融通はきかないでしょう。

会社の取引先との関係で、塗料の選択肢がほとんどない場合もあります。

 

※大手メーカーで「うちのオリジナル塗料しか使えない」などと言うところもあるようですが、特定の塗料しか塗れない外壁材というのはありません。きちんと各メーカー、各建材に適した塗料を販売しています。

 

メーカーブランドにこだわりを持って建てた等、どうしてもメーカーに頼みたい人は、費用対効果をしっかり検討してから選びましょう

 

5-4 生協★

費用

生協(生活協同組合、コープ)とは、消費者がお金を出し合って組合員となり、共同で運営・利用する組織です。

地域によって生協でも塗装やリフォームを扱っているところもありますが、こちらもやはり工事は下請け業者です。

中間マージンで費用が高くなります。

 

技術・品質△

生協の組合員になっているか、つながりのある下請けがほとんどです。

技術面では下請によってばらつきが出てきてしまうでしょう。

 

安心・信頼性△

さまざまなサービスの中のひとつとして塗装を扱っているだけになります。

組織は安定しているかもしれませんが、この部門の利益や需要がなくなると部門縮小される可能性もあり、決して盤石とは言えません。

 

保証×

生協のサービスを受けるには組合員になる必要があります。

保証が効くのも組合員である間だけなので、退会すると無効になってしまいます。

 

対応力△

下請け業者を使用するため、あまり融通は利かないでしょう。

 

例え組合員であったとしても、そこまで大きなメリットはありません

直接地元の専門店に依頼した方が総合的に見ても良いでしょう。

 

5-5 ホームセンター★

費用○

ホームセンターの中にも、外壁塗装を行ってくれるところがあります。

チラシ広告などで格安パック料金などで実施していることが多いです。

しかし、こちらもやはり下請け業者を使用しての工事です。中間マージンがあるため、安く見えてる分は下請けにしわ寄せが行っています。

 

「ホームセンターなら、仕入れの関係で材料費が安くなったりしない?」とお考えになるかもしれませんが、住宅塗装に使えるような塗料を置いているホームセンターはごく稀です。

置いてある塗料は基本的に。一般の方がDIYで使えるような扱いが簡単なものです。

耐久性が長く建物の防水に向くような塗料は扱いや廃棄も手間がかかるため、塗料の専門問屋が扱い、各塗装店もそこから仕入れるのが通常です。

ホームセンターだから安くできることはあまりないでしょう。

 

技術・品質×

地元の下請け業者がほとんどです。技術面はばらつきが出てきてしまいます。

しかも、ホームセンター職員が住宅塗装に詳しい場合は稀です。

工事の品質チェックなどもなかなか巡回はしてもらえないことが多いため、おすすめしません。

 

安心・信頼性△

ホームセンターが外壁塗装をするようになったのはここ最近で、ビジネスとして参入したからです。

利益や需要がなくなれば部門自体がなくなってしまうため、安心とは言えません。

 

保証×

普段ホームセンターが扱っているモノ・設備の販売とは異なるため、明確な保証がない場合が多いです。

また、塗料プラン(グレード)が違っても保証年数はすべて一緒、など、名目上の保証制度のところさえあります。

保証付きだったとしても、確認や対応もすべて下請けの可能性が高く、あまり責任を持ってくれるとは言えないでしょう。

 

対応力△

下請け業者を使用するため、あまり融通は利かないでしょう。

受付窓口の人が塗装の専門知識を持っていない場合もあるため、伝達ミスや意思疎通にすれちがいが起こることもあります。

 

総合的に見て、ホームセンターに塗装を依頼するメリットはあまりないでしょう。

 


まとめ

塗装工事は、業者によって金額も質も変わってしまいます。

満足度の高い良い工事にするためには、業者選びが不可欠です。

 

チェックすべき20のポイントは以下の通りです。

【HP・チラシ】

☑近隣に『施工実績』はあるか

☑『事業所』は1時間圏内にあるか

☑『お客様の声』を多数公開しているか

☑『社員の顔・経歴』が見える(自社職人)

☑工事中の『管理体制』が整っているか

☑『工事中の写真』を残してくれるか

☑『アフターフォロー』が充実しているか

☑『保証書』を発行しているか

☑『リフォーム瑕疵保険』登録事業者か

☑職人の『教育・研修』をしているか

 

【見積書】

☑一式・坪数ではなく『㎡数』で算出しているか

☑『塗料名』が明記されているか

☑『工程・項目別』に細かく算出されているか

☑足場は『クサビ式足場』か

☑50万円以上の不明瞭な『値引き』はないか

 

【提案・対応】

☑見積前の『点検』に60分以上かけているか

☑『説明』は丁寧で分かりやすいか

☑『複数の提案』を作ってくれるか

☑『家族や将来』を考えた提案をくれるか

☑『連絡・対応』が一週間以上空かないか

 

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