【これだけ見れば安心!】失敗しないアパートの外壁塗装ガイダンス

O・N様(神奈川県相模原市)

アパートのオーナー様なら避けて通れないのが、アパートの塗装です。

 

塗装は、美観が保たれることで入居者様の満足度が上がったり、新たな入居者様が増えたりするために、また建物の老朽化対策のためにも必ず必要なメンテナンスです。

 

ですが実際は「いつやったらいいのか?」「いくらぐらい掛かるのか?」「入居者様に迷惑を掛けたくない…」と、オーナー様が知るべきことや、やるべきことがありますから、この記事を読んで不安事項が無くなるようにしていきましょう。

 

最後まで読んでいただくと、契約前にチェックすべきことや、契約後にやるべきことが全て分かるようになります。

そうすることで、アパートが綺麗になって新規の入居希望者様が出てくるだけでなく、更には現入居者様が満足のいく工事にする事で、より永く住んでいただける可能性もぐっと上がりますので、是非参考にしてください。

 

まずは実際に施工事例を見て行きましょう。

見ていく中で、“こんな雰囲気良いな”や“このアパートは自分が持っている物に雰囲気が似ているな”等、ご自身が完成イメージを決める上で、実例を見ながらの方がより具体的なイメージが固まりやすいからです。

形や雰囲気だけでなく、施工期間や建坪などの規模も併せて見れますので、是非ご自身のアパートに当てはめながら見てください。

 

K・S様(神奈川県厚木市)

K・S様(神奈川県厚木市)

築年数

27年 塗替え2回目

建坪

59坪

施工期間

18日間

素材

外壁:サイディング
屋根:ガルバリウム

塗料

外壁:フッ素
屋根:フッ素

白とグレーのコントラストがすっきりとして清潔感があります。

雨どいや階段も白にして、シンプルながら統一感がありますね。

お客様の声

塗装現場が自宅と別の場所にあるため、毎日見る事は出来ませんが、担当様が丁寧に状況の説明を自宅に来宅して下さり、安心しておりました。

(もちろん時々は見に行きましたが、素人には見ただけでは解らないことも説明あり、何よりも安心感がありました。)

また追加工事など雨樋・看板の劣化等とアドバイス戴き、同時に改善工事出来ましたことは感謝です。

その都度説明とサインなどを取り交わして安心感がありました。

作業の方も感じ良く対応して下さいました。現場の方の姿を見て、エールを送ります!

 

H・S様(神奈川県厚木市)

H・S様(神奈川県厚木市)

築年数

15年 塗替え1回目

建坪

64坪

施工期間

13日間

素材

外壁:サイディング

塗料

外壁:無機

ベージュ~イエローの間くらいの外壁の色合いは、以前の落ち着いたベージュよりもフレッシュな印象になります。

お客様の声

日頃は外壁塗装など気にしていないので、どこの会社が良いかなども意識しません。

そんな中、チラシや近所での作業を何気なく見ていると、頭に残るものです。

お願いしてよかったです。

 

O・N様(神奈川県相模原市)

O・N様(神奈川県相模原市)

築年数

26年 塗替え2回目

建坪

42坪

施工期間

19日間

素材

外壁:モルタル
屋根:トタン

塗料

外壁:シリコン
屋根:フッ素

濃い目の青とアイボリーのツートンカラーです。以前の印象とはガラリと変えて、イマドキらしい、目を引く色合いです。色の境目やベランダ・雨戸などの茶色が全体を上手にまとめています。

 

O・Y様(東京都町田市)

O・Y様(東京都町田市)

築年数

30年 塗替え2回目

建坪

43.6坪

施工期間

28日間

素材

外壁:モルタル
屋根:スレート

塗料

外壁:シリコン
屋根:シリコン

目を引く赤い屋根とレモンイエローの外壁です。若い世代向けにリニューアルしました。雨どいなどは白にする事で、欧風の爽やかな色合いにまとまりました。

 

M・K様(神奈川県座間市)

M・K様(神奈川県座間市)

築年数

18年 塗替え1回目

建坪

47坪

施工期間

21日間

素材

外壁:サイディング

塗料

外壁:シリコン

イエローにアクセントのグリーンが映える例です。1階は店舗になっていますので、目を引く建物のカラーはテナントさんにも喜ばれます。

 

T・T様(神奈川県伊勢原市)

T・T様(神奈川県伊勢原市)

築年数

24年 塗替え1回目

建坪

28坪

素材

外壁:サイディング
屋根:スレート

塗料

外壁:シリコン
屋根:シリコン

淡いピンクです。以前は淡いイエローでしたが、同系統での色替えなので入居者様も受け入れやすく好評です。1階はテナント・事務所です。

 

T・M様(神奈川県小田原市)

T・M様(神奈川県小田原市)

築年数

31年 塗替え1回目

建坪

113坪

施工期間

32日間

素材

外壁:サイディング
屋根:スレート

塗料

外壁:シリコン
屋根:シリコン

グレーとホワイトで統一しました。

新築の様な、飽きの来ない色味です。

 

H・A様(神奈川県大和市)

H・A様(神奈川県大和市)

築年数

12年 1回目

建坪

156坪

素材

外壁:サイディング

塗料

外壁:ウレタン

白からブラウン系に塗り替えしました。ブラウンは落ち着きがあり、汚れも目立ちにくい色ですので好まれています。

 

E・W様(東京都町田市)

E・W様(東京都町田市)

築年数

25年 2回目

建坪

65.6坪

施工期間

16日間

素材

外壁:モルタル

塗料

外壁:シリコン

元々が鮮やかなグリーンでしたが、同じトーンでパープルにしました。雨戸や雨どいの白が全体をまとめあげた、オーナー様のこだわりが詰まった仕上がりです。

 

S・M様(神奈川県秦野市)

S・M様(神奈川県秦野市)

築年数

24年 3回目

建坪

87坪

施工期間

29日間

素材

外壁:サイディング
屋根:スレート

塗料

外壁:ウレタン
屋根:ウレタン

薄目のグレーから、淡いピンクになりました。小さなお子さんのいるご家庭にも好評いただいている色合いです。

 

K・T様(神奈川県秦野市)

K・T様(神奈川県秦野市)

築年数

15年 1回目

建坪

57坪

素材

外壁:サイディング
屋根:スレート

塗料

外壁:シリコン
屋根:シリコン

大きなイメージチェンジというよりは、綺麗にリニューアルしたように仕上がりました。雨戸などを濃い目の茶色で塗りましたので、以前よりも真新しくすっきりした印象です。

 

H・Y様(神奈川県平塚市)

H・Y様(神奈川県平塚市)

築年数

27年 2回目

建坪

62坪

施工期間

17日間

素材

外壁:ALC
屋根:キーストン

塗料

外壁:シリコン
屋根:フッ素

外壁の素材の良さを生かして、グレーの塗装をしました。

既に入居者様が多数いるため、全体的にきれいにリフレッシュをしました。

 

A・T様(神奈川県茅ケ崎市)

A・T様(神奈川県茅ケ崎市)

築年数

24年 2回目

建坪

65坪

素材

外壁:サイディング
屋根:スレート

塗料

外壁:シリコン
屋根:シリコン

手前が店舗・奥が居住空間です。白と黒のシンプルな組み合わせは清潔感があり、住む人や店舗を選びません。

 

H・Y様(神奈川県足柄上郡大井町)

H・Y様(神奈川県足柄上郡大井町)

築年数

14年 1回目

建坪

45坪

施工期間

20日間

素材

外壁:サイディング

塗料

外壁:シリコン

グレー1色だった所を、デザイン性の高い縦のツートンカラーで塗装しました。ベージュ×赤茶がイマドキな組み合わせで可愛らしいです。

 

 

2章 塗装の費用相場は200万円~300万円

アパートの塗装費用相場は、おおよそ200~300万円ほどです。

これは一般的な2階建てアパートで、防水工事を含まない場合の金額ですので、3階建てだったり防水・劣化部分の補修工事が入ったりする場合は、更に100万円前後高くなります。

 

通常の戸建ての費用相場と、規模は違えども考え方は同じですので、より詳細を知りたい方はこちらも参照してください

 

2-1 足場代の相場は全体費用の20%が妥当

塗装工事の中でも削ることができない足場代ですが、全体費用の20%程度が足場代と出されている場合は妥当と言えます。

おおよそですが、相場はこの様になっています。

仮設足場

600~800円/㎡

メッシュシート

100~200円/㎡

メッシュシートとは、周りへの飛散防止、また職人の落下防止のためのネットのことです。

安全な作業とご近隣とのトラブルを防ぐためには必須のものですので、きちんと見積もりに入っているか確認しておきましょう。

目安で言うと、60坪(200㎡)で2階建てのアパートの場合、おおよそですが足場代は313,000円前後になります。

※足場代については、ハウスメーカーなどは中間マージンを乗せる関係で、相場よりも高くなることがありますのでご注意ください。

 

2-2 作業費の相場

塗装は、実は単に壁を塗るだけではありません。

汚れを落とす「高圧洗浄」、塗らない場所を保護する「養生」、防水のための「コーキング」などの下準備も必要になります。

また外壁以外の「附帯物塗装」も一緒に行う方が、後で別にやるより経済的です。

それぞれの費用相場は以下の通りです。

高圧洗浄

200~300円/㎡

養生

300~500円/㎡

コーキング打ち替え

800~1200円/m

コーキング増し打ち

700~1000円/m

破風板

800~1400円/m

軒天

900~1600円/㎡

雨戸・戸袋

2000~3500円/枚

シャッターBOX

2000~3000円/個

霧除け・出窓天板

2000~3000円/個

雨樋

1000~1800円/m

換気フード

2000~3000円/個

水切り板金

300~800円/m

廃棄物処理

10000~30000円/一式

材料運搬、交通費

20000~30000円/一式

 

かなりたくさんの項目があって面倒臭い…と思うかもしれませんが、書いていないものは黙って省かれてしまう可能性もあります。

見積もりをもらう際には、項目がより詳細なものが安心です。

 

2-3 塗料はシリコンかフッ素にしましょう

塗料によって価格と一緒に耐用年数が異なってきますが、アパートの場合はシリコン以上のグレードにしましょう。

なぜなら、シリコンより下のグレードのアクリルやウレタンは、価格は魅力的ですが、耐用年数を見てみると10年以下の状態で、次の塗装が早々にやってきてしまうということになります。

アクリル

平米単価:1,000~1,500/

耐用年数:4~5

特徴:低コストだが、すぐ次の塗り替えが必要なためアパートには不向き。

ウレタン

平米単価:1,800~2,300円/㎡

耐用年数:8~10年

特徴:アクリルよりグレードは高いが、10年以内に塗替えが必要。まめに塗り替えが可能な方向き。

シリコン

平米単価:2,500~3,200円/㎡

耐用年数:10~12年

特徴:価格と耐用年数のバランスが良いため最も多く使用される。汚れや色落ちに強い。

フッ素

平米単価:4,000~5,000円/㎡

耐用年数:15~20年

特徴:耐用年数が高く、なかなか塗替えができない商業施設、大規模な建物などでも使用されている。

 

■耐用年数比較表

耐用年数の比較

 

次の塗り替えの時期がいつ来るのかに焦点を当てて考えないと、アクリルやウレタンは費用も手間も掛かり、コストパフォーマンスが悪くなります。

また頻繁に入居者に負担をかける事になりますので、10年に1回程度のメンテナンスで済むように、価格と耐用年数を見比べてシリコンかフッ素にしましょう

 

3章 工事時期は春か秋にして、工事期間も把握しましょう

工事をする時期は春か秋に、そして施工期間についてはおおよその目安を知って、実際に施工業者に確認し、両方の情報がちょうど釣り合い取れるタイミングで施工できるようにしましょう。

 

3-1 施工時期は春か秋がおすすめ

施工時期は春か秋、特に秋口~冬には終えるスケジュールで行うのがベストです。

理由は2つあります。

・夏や真冬に実施すると、入居者が施工中に自由に窓の開け閉めが出来なくなる、また洗浄時に一時的にエアコンの使用を制限させてもらう可能性があり、生活の制限が苦になりやすい。

・秋~冬までに工事を完了させると、春の新しい入居者を迎えるのに間に合う

 

この2点です。

現入居者様の不満に繋がる要素は少しでも避けたいですから、作業の中で窓の開け閉めが制限されたり、多少エアコンなどが使用出来ない時間が出来たりしても、比較的辛くない気候の時期として、春か秋の施工が良いです。

 

また遅くとも冬、12月までに工事を完了しておくことで、年明けから春先転居者の見学対応なども可能になり、工事したての外観が後押しして新しい入居者が決まりやすくなる可能性が高まります。

 

3-2 施工期間は1421日が目安

アパート塗装の施工期間は14~21日(2~3週間)ほど掛かります。

通常の戸建てよりも規模が大きいので、戸建て塗装が14日(2週間)程度で終わるのに比較すると、1421日(23週間)と覚えておきましょう。

 

そのため、地域の行事や季節柄で施工期間と被っては困る予定を事前に確認しておき、その期間に被らない時期をご自身で目星を付けておく事で具体的な予定も考えやすくなるでしょう。

 

その他、外の鉄階段塗装や各戸のベランダ防水がある場合は、更に34日程度かかると見た方が良いでしょう。

もちろんこの期間は天候によって左右される事もありますが、一般的な2階建てアパートであれば長く掛かって25日程度と覚えておきましょう。

 

4章 アパート塗装はやった方がメリットが大きい!

ここまでで費用や施工期間などを踏まえて、塗装をすべきかどうかお悩みの方もいるかと思いますが、結論から言うとアパート塗装はやるべきです。

理由は2つの観点からお伝えします。逆に、塗装をしないとどうなるかも併せてお伝えします。

 

4-1 塗装するメリットは美観と入居率の向上

塗装をするメリットは、2つあります。

 

  • ①見た目が綺麗になり、現入居者様に喜んでもらえる

現入居者様が喜ぶ事で、住まいを気に入り、更に長く住もうと思ってもらえる可能性が上がります。

退去率が低いというのは、オーナー様にとってもうれしい話です。

 

  • ②綺麗になる事で、新たな入居者様が増える

もし空室があった場合でも、塗装で外観が綺麗になればそれだけで入居を希望する人が増える可能性が高くなります。

むしろ空室がある場合ほど、綺麗にして入居者を募る必要があるはずですので、見た目から変えていく必要があるでしょう。

 

4-2 塗装しないデメリットは、建物の老朽化と入居率の低下

逆に塗装をしないままでいると、特に10年以降は様々な建物の傷みが生じてきます

戸建て住宅と同じですが、毎日雨風や紫外線を浴びている建物というのは必ず劣化をしていきます。

その目安が築10年頃なのですが、具体的には鉄骨階段などの手すり部分の剥げや、室外機のテープの剥がれ外壁のカビコケなどの目に見える汚れが出てきます。

これらは放置しておくと素材が傷み続けて、雨染みなどから雨漏りにまで発展します。

 

雨漏りが起きる様なアパートに長く住んでいたいと思う方はそう居ませんから、退去者が多くなる可能性が高くなり、雨漏りが起きるくらいに傷みが出ている分修繕費も掛かってしまうため、オーナー様にとっては嬉しくない事が重なります。

 

塗装をしておけば良かったとあとで後悔しない様に、塗装をして得られるメリットをしっかりと知って、是非実行しましょう。

 

5章 費用を抑えるポイントは、「管理会社を挟まない」こと

必要以上に費用を掛けないために必要なことは管理会社を挟まず「自分が施主(依頼主)になる」という事です。

理由は、余計なマージン(差金)が掛からないようにするためです。

中間マージン

マージンが掛かるのは、管理会社(不動産屋)に依頼をした場合と、依頼した業者が下請けを使っている場合の2つあります。

前者を解決するには、管理会社に任せっきりにせず、自分で業者から見積もりを取りましょう

後者を解決する場合は、自分で見積もりを取った際に、業者に「下請けを使っているか」と確認をする必要があります。

 

こうした費用の差は業者同士を比べてみないと見えてこない数字もあるので、見積は3社から取って、自分が依頼主として見積もりを比べてみましょう

アパートの塗装は戸建て住宅よりも費用としては高額のため、なるべく余計なお金は掛けたくない気持ちもあるとは思いますが、その場合はマージンを発生させないために、自分が施主(依頼者)となりましょう。

 

6章 業者を選ぶためのチェックポイント4項目

ここまで来たら、実際に施工するにあたりどのような業者に依頼をしたら満足いく工事になるかが課題になります。

 

6-1 点検内容を細かく撮影してくれるか

点検写真

点検は契約前の要ですから、しっかりと100枚以上写真に撮って報告・説明をしてくれる業者を選びましょう。

アパートは普通の戸建てより規模が大きい分、修繕箇所も多く費用が掛かりがちですから、この点検がしっかりしていないと、「後々追加で補修が必要な所が出たので追加費用が掛かります」ですとか、「施工後に塗装の剥がれや雨漏りがすぐに出てしまった」等で入居者様に迷惑を掛けてしまう事例など、点検が細かいかどうか内容次第で結果が変わってくることがままあります。

 

修繕すべき所はしっかりと明確にしてもらい、オーナー様と業者の修繕が必要な場所の認識を統一するためにも、点検写真はなるべく多く細かく撮ってくれる業者を選びましょう。

 

6-2 保証書を出してくれるか

3社からの保証

保証書を出してくれるかを確認しましょう。

大きな金額の工事ですし、その中で万一何か不備・不具合が出た時のために頼りになるのが保証書だからです。

口約束などではなく、書面で貰いましょう。

認識の違いや、言った・言わないなどの行き違いが無くなります。

保証の範囲についても併せて説明を受けましょう。

どの部分に、どういう保証を、何年間出しますというのが不透明であれば、いざという時に「保証対象外です」と面食らう事も出てきてしまいますので、保証書については必ず書面で出して貰い、その内容もしっかりと理解をする事で、万一に備えましょう。

 

6-3 アパート・マンションの施工実績があるか

塗装工事の実績

アパートやマンションなどの大規模な建物の施工実績がどれくらいあるのか、確認しましょう。

アパートやマンションは普通の戸建て住宅の塗装と勝手が違いますから、経験・実績が多い会社を選びましょう。

実績が多ければ、施工以外にも入居者への対応・近隣への配慮への心得もあるはずですので、オーナー様の力になってくれるでしょう。

 

明確に●件以上の数字がないと信頼できないという事はありませんが、最近はホームページなどでも実績を載せているところは多いので、そこでも確認できます。

実績が多い会社を選んで、力になってもらいましょう。

 

6-4 アフターメンテナンスを定期的にしてくれるか

アフターメンテナンスを定期的にしてくれるか確認しましょう。

なぜならフォロー体制が整っていると、複数戸ある世帯のどこかで不具合が出てしまったとしても、すぐに駆け付けてくれる業者であれば安心できますし、オーナー様の手間や気苦労も減らすことができます。

逆にアフターメンテナンスの実施がない、フォロー体制がない業者で施工をしてしまうと、何かあった時に対応しなくてはいけないのはオーナー様になってしまいます。

 

ご自身で入居者様と施工会社の間で板挟みにならない様、定期的にアフターメンテナンスを実施してくれる業者を選びましょう。

 

7章 トラブル事例を見て事前に回避しよう

実際に施工をする事になったら、入居者様や近隣の方とトラブルなどが起きない様に、事前にオーナー(施主)としてやれることをやっていきましょう。

入居者様へのフォローが細やかに行われるほど、トラブルや不満は無くなっていき、より工事が皆にとって満足いくものになります。

ですから、事前に対応できることや、起こりうる要因については対応策を講じていきましょう。

 

ここでは、対策と実際の事例を紹介していきます。

いずれも施工業者に「このトラブル回避のために一緒に案内に回ってほしい」と声を掛ければ、嫌という業者はいないはずですので、積極的に業者に伝えていきましょう。

 

このチェックすべき項目は、業者と一緒に確認しやすい様にPDFでダウンロードできます。

良い工事にするために是非活用してください!

ダウンロードはこちらをクリック

 

工事が決まったら、最低1週間以上前から告知と挨拶回りをしましょう。

留守がちの家は、案内が来ていないと施工当日に「聞いていない!急に困る!」と不満に思われる事があります。連絡が行き届くように、1週間以上前から施工業者と一緒に、訪問・ポスティング・掲示板を活用の3点は最低限実施しましょう。

ベランダなど外に荷物があれば、工事前に移動をしてもらいましょう。

ベランダの荷物や室外機・物干し竿やアンテナなどは出しっぱなしだと施工中に職人が動かす事があり、それを知らずに「勝手に物を触られた!」と嫌がられる事があります。事前に案内をして、室内等に移動しておいてもらいましょう。また置いたままの場合は、職人が触る可能性がある事を伝えておきましょう。

足場の日や洗浄日は明確に伝え、何をしてはいけないかまで理解してもらいましょう。

日時を知らずに「洗濯物を干したら汚損された!」という実損になりかねません。また足場を掛ける日は工事音が、洗浄の日は洗濯物が外で干せない等、生活に制限が出るため、住まう人のストレスも大きいです。施工業者と一緒に訪問・ポスティング・掲示板を活用して漏れなく伝えていきましょう。

窓の開閉に制限が出る期間がある事を伝えましょう。

洗浄をする日や養生(保護)作業を行った際に、窓が開けられないようになる事があります。「換気が一切できなくなった!」という声が上がる可能性がありますが、養生があっても、業者にお願いすれば窓の開け閉めできるように配慮してもらえますので、まずは不便が出る事の告知と、開閉の希望があれば作業員に相談をしてもらう様に伝えましょう。

臭いのある塗料を使う場合は、その旨と謝罪の言葉を事前に伝えましょう。

塗装をする日を3日以上前には伝え、人によってはきつく感じるという事を伝えた謝罪と、塗装の時間を避けて外出などを促すのも良いでしょう。

〔駐車場が隣接している場合〕車の移動をお願いする、又は車にカバーを掛けさせてもらうので、事前にお伝えしましょう。

事前に案内がないと急に車を動かすのに動く事になったり、カバーが勝手に掛けられたと思い「車が動かせない!」と気を悪くされたりします。車に塗料の飛散がない様配慮のため、車の移動の依頼やカバーを掛ける事がある事を工事が決まった段階から案内し、理解いただきましょう。

プライバシーや採光に不自由が出るため、謝意と注意事項を伝えましょう。

作業中は職人が足場を伝って家の周りを移動するため、プライバシーが無いと感じる方もいます。また養生シートも掛かりっぱなしなので、採光不良になりがちで入居者様にとってはストレスです。まずはプライバシーを守るために、在宅・外出時のカーテン締め切りを進めておきましょう。但し、日中暗い日々もストレスになりますから、日中は外出を促すのも良いでしょう。事前の告知と謝意は伝えましょう。

工事のスケジュールが変わった際には、いち早く伝えましょう。

天候の都合等で当初のスケジュールと変わってしまった場合には、すぐに案内を全戸に向けてしましょう。ここで伝わっていない場合、「聞いていない施工をしている!」という声が上がってしまう可能性があります。訪問・ポスティング・掲示板の3点を実行しましょう。

塗りたて注意などの看板は必ず設置してもらいましょう。

多数の人間の出入りがありますから、触られて困る塗りたてのタイミングで、誤って触れる事がない様に、明示しておきましょう。何も注意書きがなく誤って触ってしまった場合、服や手に着いた塗料が落ちなくなり更に大きな不満に繋がります。業者に依頼して明示をしてもらいましょう。

工事後のお礼もしっかりしましょう。

工事が完了したら、なるべく施工業者と一緒にお礼で訪問をしましょう。ここで工事が終わったことを伝えないと、中には「いつ終わったのか良く分からなかった」と不満に思う方もいるので、御礼も兼ねて訪問・ポスティング・掲示板を活用して周知をしましょう。

 

8章 色選びは、入居者の意思を最優先しましょう

カラーイメージ

せっかく綺麗にするならこんな色がいいかな…とイメージされている方もいるかもしれませんが、

アパート塗装に於いて大切なのは、自分が好きな色かどうかではなく「入居者に好まれる色かどうか」です。

なぜなら、住まう人が気に入った色でなければ当然、その物件に住まなくても良い理由の1つとなり、いずれは退去に繋がる要因にもなってしまうからです。

 

そのため、今の色が気に入ってもらえている場合は大幅なリニューアルは現入居者の気持ちを考慮していませんし、流行の色だからと新規の入居者が増えるかと言えば、これもアパートの雰囲気や住まう年齢層と合っていなければ、やはり好まれません。

入居者層や、アパートの外見に似合う色を選ぶことで、入居者様の満足に繋がりますから、業者や入居者様にも意見を聞いて色選びをしましょう。

 

9章 オーナー様がチェックすべき3ポイント

いざ契約・施工となった際には、完工後までにオーナー様ご自身で確認して欲しい事が多々あります。

以下に施工前~施工中~施工後それぞれにチェック・実施すべき項目を上げましたので、是非実施していってください。

入居者様や近隣の方に満足いただくためのポイントを押さえていきましょう。

 

9-1 施工前に確認すべきこと

契約前は以下の2点を、忘れずに実施しておきましょう。

 

①契約内容の再読み合わせをする

実際に施工に入る前に、実施する工事の内容や保証の内容などを施工業者と今一度読み合わせる機会を持ちましょう。なぜなら、口頭で約束した施工内容などがあっては最中に忘れられてしまう可能性もあり、また契約に記載がなければ効力もありません。

施工中に「ここもやって欲しい」「ここは契約に入っていなかっただろうか?」と不安にならないためにも、業者との確認を行いましょう。

 

  • ②保証の内容についても再度読み合わせ確認をしましょう。

工事が終わった後で、思っていた保証内容と違うという事がない様に、『どの範囲を・何年まで・対象は塗膜(塗料の膜)剥離までか、ひび割れはどうなのか』という所まで認識違いがない様に再度確認しましょう。

これを施工前に確認しておけば、やってもらう事が明確になっているので、安心して工事に取り掛かってもらえるでしょう。

 

9-2 施工中に確認すべきこと

施工中は、2~3日に1度は現場に行きましょう。

近くの現場であれば尚更積極的に、現場に顔を出しに行きましょう

理由は施主が見に来ると言うのは、少なからず現場に良い意味で緊張感が出ますし、入居者や近隣に対して万一の不備があっても、その声もいち早くキャッチしやすいからです。

施工の具体的な作業の善し悪しが分からないから・管理する監督が毎日行くと言うから…という理由で現地に行かないというのは勿体ないことです。

もし遠方なので何回も見に行くのは厳しいという場合は、工の報告を都度業者からもらうと良いでしょう。

写真と、作業内容を日報の様な形で貰えば進捗も理解しやすいですよね。

是非積極的に現地に赴いて、現状がどうなっているのか、何か変な所はないかと確認しに行きましょう。

 

9-3 施工後に確認すべきこと

工事完了までもう一歩ですので、最後まで抜けない様に次の3つチェックをしていきましょう。

 

①不備や残しがないかチェック

業者に対しては、施工後に塗り漏れなどがないか、もらうべき説明や書類が揃っているかを必ず確認しましょう。なぜなら施工が終わってしまうと、後で塗り残しに気付いたり、不備に気付いたりしても、業者も次の案件への準備等に入っているため、対応が後回しにされがちです。

決まった期間で全ての事を終わらせるためにも、次の様なことに注意して、気になる点はなんでも質問・確認を行いましょう。

 

◆塗り残しがないか、自分で見回ってチェック

⇒もし気になる部分や、見えなくて確認できない部分があれば遠慮なく業者に確認しましょう。施工中の写真なども撮っているはずですから、口頭以外でも確認ができます。

◆物の移動などがあった場合は、元に戻されているかチェック

⇒物干し竿を除けていたり、室外機をずらしたりと物の移動が全て施工前の様にされていないと、業者を再度呼ぶ手間や、最悪重い物でも自力で作業が必要になってしまいます。

◆保証書や施工写真は受け取ったかチェック

⇒契約時に確認している内容の書類は全て受け取っているかの確認をしましょう。特に保証書や施工写真は後になってから役に立つものですから、貰い忘れがない様にチェックしましょう。

 

②入居者・近隣への御礼の挨拶をしましょう

入居者や近隣に、お礼の挨拶回りをしましょう。

業者がやってくれる場合は、同行して一緒にすると尚良いでしょう

理由は施工中に思わぬ迷惑を掛けている場合なども想定して、このタイミングで何かあれば謝罪とお礼を併せて実施する事で、後に不満なども残しにくくなるからです。

アフターケアもすることで関係性も良くなりますし、万一オーナーサイドで気付けなかった不満の声などが上がってきた場合でも、次回の塗装時には同じことが起きないように注意のノウハウとして生かせます。

この工事をやって良かったと関係者全員に思ってもらうためには、御礼の挨拶は重要です、必ず実施しましょう。

 

③修繕又は減価償却のための書類を貰いましょう

確定申告の際に必要な書類ですので、工事金額が振り込み終えた時点で引き換えに書類を貰いましょう。

支払金額が明記されているもので良いので、領収書が手元にあれば良いでしょう。

こちらも年末になってから思い出して問い合わせをしても、同じような駆け込み需要が重なった場合に思っていたよりも時間が掛かってしまうこともありますので、施工後すぐに貰っておけば慌てる事もなく申告処理ができます。

 

まとめ

いかがでしたか?アパートの塗装の必要性やメリットから、オーナー様がやるべきことまでを紹介してきました。

1番優先的に考えるべきなのは、現入居者様が満足いく工事になるかどうか、という事です。

入居者様の不満がある工事というのは、オーナー様も業者との板挟みになって非常に気苦労が絶えないものになってしまいますので、施工前にこの記事の事例なども踏まえて、まずは現入居者様が「工事をして良かった」と思ってくれるようなフォロー体制になるようにしましょう。

現入居者様が満足してくれれば、今の住まいがもっと好きになり、長期の入居率もUPする可能性が高くなりますので、是非良い工事にしてください。

 

ここまでお読み下さりありがとうございました。

 

屋根塗装も併せてお考えの方は、こちらも是非お読みくださいね。