[これが正解例!] あなたの家にあった外壁塗装の見積書を伝授!

見積書の例

塗装工事の相見積もりを取ってみたは良いが、見積書のどこを比較すれば良いんだろう…

会社によって微妙に書式も表記方法も違うから比べられないし、専門用語が多くてよくわからない…

とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

 

大切なお家を長持ちさせるための塗装ですし、そんなに頻繁にする工事じゃないですから、当然失敗したくないですよね。

 

壁塗装の見積書とは、塗装不可の場所を除き、塗装する箇所を記載しているものです。

(及び工事をするための足場、高圧洗浄など、準備が記載されています。)

*塗装不可の場所とは、アルミ、ステンレスなどの部分になります。一般的な家でいうと、サッシや、アルミの換気フードは塗らないです。

 

塗装すべき家の部材

基本的なお家では、上図の箇所さえ塗装すれば、お家を長持ちさせる(防水させる)ことができます!

外壁がサイディングボードの場合は、追加でコーキングの処理も必要になります。

まずは見積書に最低限これらが含まれているのか確認しましょう。

 

この記事では、塗装工事の見積りの具体例から、どの見積書が正しいのか、ポイントごとにまとめながらご説明していきます。

ぜひ相見積もりの比較時にお役にたてて、ご自身に合った業者さんを見つけてくださいね。

 


1章 [実際の見積書付き!] 正しい見積書の4つのポイント

それでは、さっそく見積書の例を見てみましょう。

 

  • 【見積書例】
  • 30坪
  • 屋根外壁塗装工事
  • 外壁:サイディングボード
  • 屋根:スレート
  • 施工日数:14日程度
  • 屋根面積:67.2 ㎡
  • 外壁面積:153.6 ㎡ 

見積書の例

 

それでは、正しい見積もりかどうか確認するべきポイント4つを解説していきます。

1-1 項目がしっかり分かれている

工事の内容が項目ごとにしっかり分けて書いてあるものが正しいです。

逆に、外壁塗装工事 一式」という見積もりには注意です!

塗装工事は、工程ごとに作業内容が細かく分かれています。書いていないと、やってほしかった場所が入っていなかった、などのトラブルも起きる可能性があります。

どのような作業をするのか具体的に記載してあるものを選びましょう。

 

1-2 数量、平米計算になっている。坪計算はNG!

塗装工事は、平米(㎡)計算をするのが正しい見積もりになります。

坪計算は絶対に避けましょう

一見正しいように見えるかもしれませんが、坪は、床面積になります。床に塗装するわけではないので、必ず外壁の面責で見積もりは作成してもらいましょう。

■平米と坪の違い坪計算と平米計算

同じ30坪の家でも、形状によって、外壁の塗装面積は大きく違ってしまいます。

平米計算でないと正しい塗装面積は出せません。見積りは平米数で出してもらいましょう。

 

1-3 塗料名の記載がある

どの塗料メーカーの、なんという商品なのかが分かるものが正しい見積もりになります。

オリジナル塗料」というものには注意が必要です!

オリジナル塗料とは、塗料メーカーの製造した製品の権利を施工店が購入し、違う名前をつけているものです(OEMなどとも言います)

例えば、〇〇塗装店から見積もりを取った際、スーパー〇〇フッ素など、その会社しか使わない名前になっています。

こうすることで他と値段の比較ができなくなります。なので、原価が安いものを高く見積もっていることが多いのです。オリジナル塗料は選ばないのが吉です。

 

1-4 保証期間の記載がある

見積書にきちんと保証期間の記載があるものを選びましょう

 

塗装工事の保証とは、一般的には「塗膜(とまく)保証」になります。塗装後に塗料が剥がれた時に無償で補償してくれるものです。

よく保証内容で間違うものが、「躯体(くたい)保障」です。躯体とは、柱などの建物を支える構造部材になります。

よく工務店やメーカーで塗装工事をすると、「躯体保証が10年延びますよ」というものがありますが、塗装工事自体の保証ではありません。

躯体保証の場合には、塗料が剥がれたりした時の不具合に対して、補償はありません。塗膜保証が付いている見積もりを選びましょう。

 

 


2章 悪い見積書例

1章を踏まえた悪い見積書は、このようなものです。

悪い見積書例

このような見積書は、不明瞭で、悪徳工事を招きかねないものになります。

このような見積もりをもらったら、必ず他の会社にも相見積もりを取るようにしましょう。

 


3章 見積書のごまかしを見抜く!抑えるべき4項目

良くない見積書というのは、業者がお客様に対して、ごまかしが効く内容であるということです。見積書通りの工事をしない場合は、論外です。

この章では、ごまかしが効く見積もりとはどういうものなのか。

それを避けるためにあなたがチェックすべき項目を4つご紹介します。

 

①塗装数量が一式になっている。

塗装の箇所を細く記載しているものを選びましょう。ここは塗らないの?と後から問題になります。

 

②塗料名が書いていない。

塗料の商品名は必ずチェックしましょう。業者がその塗料の耐用年数をごまかしたり、実際の工事には安い塗料を持ってくる場合もあります。

 

③保証期間が書いていない。

保証が付いているのか、何年なのか。保証内容を確認できる書類を見せてもらいましょう。

 

④値引きが30-40万を超える。

値引きは本来嬉しいものですが、高額な値引きを提示してくる業者がいます。

200万円を140万円にしますなどというものは、単なる営業トークで、最初に高めの価格を提示しているにすぎません。

また、相場から過度な値引きは、優良業者ほど行いません(良い工事ができなくなるからです)。

 


4章 [チェックリスト付き]良い見積書に出会うために相見積もりを取りましょう!

相見積もりを取ることで、前の章で学んだことがより理解できます。

相見積もりは3社くらいを目安にすると良いでしょう。

以下のチェックリストを元に良い会社を選んでくださいね。

 

[良い業者の見極めチェックリスト]

  • □見積りは項目ごとになっているか
  • □数量、平米は、図面もしくは実寸から出しているか。(実寸の場合は、窓面積を測っているか)
  • □塗料名の記載があるか
  • □保証書の内容が、塗膜保障になっているか
  • □何年続いている会社なのか(長い会社だと安心です)
  • □アフターメンテナンスは毎年来るのか
  • □他と比べて安すぎ・大きな値引きがないか
  • □営業マンの対応が良いか(営業の対応が悪いと、工事対応も悪い可能性があります)
    • このポイントを抑えて、良い業者を選んでくださいね。

     


    5章 [これを確認すればOK!] 見積もりを依頼するときの4つのポイント

    これから見積もりを取るという方は、これまでのことを踏まえて、以下の4つのポイントを事前に言っておきましょう。

    「見積もりは、項目ごとにしてください。」

    「使う塗料名も記載してください。」

    「保証書のサンプルを見せてください。」

    「何日後に見積書をいただけますか?」

    ④ですが、理由なく1週間以上、見積もり提示に時間がかかるところは、工事対応も遅い場合があります。実際工事が始まってからも対応に不行き届きがある可能性があるので避けましょう。

     

    この4つを見積もり依頼の際に伝えるようにすれば、無駄な時間をかけなくてすみます。

    時間をかけて、一式の見積書をもらったら、取り越し苦労になってしまいます。

    大事なお家のために、無駄なく良い見積もりを貰えるようになりましょう。

     


    まとめ

    屋根外壁塗装工事の見積書について、この記事を通して、理解が深まれば幸いです。

    工事内容が一つ一つわかる見積書が正しいものです。わからない箇所は、遠慮せずに業者にしっかり確認しましょう!

    数10年と長持ちしてもらうためのお家のメンテナンスです。

    見積りは費用ももちろん大事ですが、内容もとても重要です。

    両方をきちんと知って、将来、お家のことを全て任せられるような業者に依頼できると良いですね。

     

    お読みいただきありがとうございました。

     

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