「外壁を紫にしたいけど、周りに紫の家がなくて仕上がりに想像がつかない」
「紫の外壁にしたいけど、実際周りから浮いてしまうのでは?」
と、気になってこの記事をご覧になっているのではないでしょうか。
確かに紫色の外壁はめずらしいので、仕上がりや周囲との景観を心配される方も多いかと思います。
しかし紫は、他の家と差を付けることが出来るおしゃれな色で、外壁を紫に塗り替えられた方は皆さん仕上がりに満足されています。
また、外壁を紫にすることで、高級感のある上品な仕上がりにすることが出来ます。
紫というと「派手」「目立つ」などの印象を持たれる方も多いと思いますが、色の濃さを薄くするだけで爽やかな印象にすることも可能です。
今回は実際に外壁を紫にした事例と印象別のおすすめ配色をご紹介します。
また、それでも施工後の仕上がりが心配な方のために、記事の後半で外壁を紫にする際の注意点もご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
印象別の色の組み合わせや、注意点をおさえて、周りに差をつけるおしゃれな外壁にしていきましょう!
目次
1章 紫色の外壁事例14選
外壁を紫色にした事例をご紹介します。
紫にするとどういった仕上がりになるのか、実際の施工事例を見て想像してみましょう。
また事例と一緒に塗料名と色番号も掲載していますので、ご自宅の色選びの際にお役立てください。
■爽やかなラベンダー色の外壁
塗料名 | |
色番号 | KN002E |
淡いラベンダー色の外壁と白の窓サッシの組み合わせで爽やかに仕上がっています。色が淡いので全面を紫にしても景観を損ないません。 |
塗料名 | |
色番号 | KN002E |
塗料名 | |
色番号 | JC-22 |
塗料名 | |
色番号 | KN002E |
塗料名 | |
色番号 | KN002E |
■ロイヤルパープルのおしゃれな外壁
塗料名 | |
色番号 | 87-30H |
濃い紫と附帯の白がマッチして外国の家のような仕上がりに。 |
■ラベンダー色とオフホワイトのツートン
塗料名 | |
色番号 |
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淡いラベンダーの色に淡いオフホワイトを合わせることで柔らかい印象に。 |
■赤味が入った菖蒲(あやめ)色とホワイトのツートン
塗料名 | |
色番号 |
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ラベンダーよりも赤味のある菖蒲色にホワイトを合わせて上品な仕上がりになっています。 |
塗料名 | |
色番号 |
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■ピンクと紫のツートン
塗料名 | |
色番号 |
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紫とピンクの組み合わせで落ち着いたエレガントな仕上がりになっています。 |
■ベランダを色分けして紫をアクセントに
塗料名 | |
色番号 |
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一部のみ紫にすることでデザイン性の高いおしゃれな仕上がりになります。 |
■外壁の一部を色分けしておしゃれに
塗料名 | |
色番号 |
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■おしゃれな家の造りをいかした配色
塗料名 | |
色番号 |
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■紫の外壁にベージュのワンポイント
塗料名 | |
色番号 |
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2章 理想の印象に仕上げる配色のコツ
印象別に紫の外壁のおすすめの配色をご紹介します。
紫は紫単体でも様々な種類があり、またほかの色と組み合わせることでさらに仕上がりの幅が広がります。
理想の仕上がりになるようにおしゃれな組み合わせをしていきましょう。
2-1 爽やかな印象
爽やかな印象にしたい方は、青味がある淡い紫を選びましょう。
また外壁を2色にする場合は淡い色を組み合わせるとさらに明るく仕上がります。
■シミュレーション
■事例
2-2 大人っぽい上品な印象
大人っぽい印象にしたい方は、赤味のある紫色を選びましょう。
白と合わせるとより上品になります。
また濃い色ではなく淡い色を選ぶと上品さがより演出できるのでおすすめです。
■シミュレーション
■事例
3-3 デザイン重視の洗練された印象
紫を使ってデザイン性の高いおしゃれな家にしたい方は、色分けを工夫しましょう。
全面ではなく、ワンポイントで紫を入れると洗練されたデザインになります。
■シミュレーション
■事例
3章 外壁を紫にするときの注意点2つ
紫の外壁にする前に、注意点を把握しておきましょう。
注意点を知っておくことで、工事後に満足のいく仕上がりになります。
3-1 景観を損ねないために原色を使うのは避ける
紫の外壁を使用する際、原色を選ぶのはやめましょう。
なぜなら、原色の色は自然の色にとけ込まず、周囲から浮いてしまうからです。
濃い紫色にしたい場合は、彩度(明るさ)をおさえた色にするか、紫をワンポイントのみにしておくのがおすすめです。
3-2 大きい色見本で最終確認をする
色を決める前に、大きい色見本で実際の色を確認しておきましょう。
なぜならカタログに載っている小さい色見本では完成のイメージが難しいからです。
色には「面積効果」というものがあり、面積によって見え方が変わります。
例えば小さい色見本で見た色を気に入って選んだとしても、大きな面に塗った時に想像と違った仕上がりになってしまう場合があります。
大きい面積の色を決める際はできるだけ大きい見本(A4サイズ)を屋外で確認しましょう。
- ★面積効果
- =面積によって色の見え方が変わる効果のこと
淡い色は小さい面積より大きい面積の方が薄く見え、
濃い色は小さい面積より大きい面積の方が濃く見える
まとめ
いかがでしたか。
紫の外壁は派手な印象や悪目立ちするなどのマイナスなイメージを持たれる方も多いです。
しかし、色の濃さや明るさを気を付けるだけでおしゃれな外壁にすることが出来ます。
理想の印象に合った色選びで、おしゃれで素敵な外壁にしていきましょう。
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