外壁塗装の安すぎる見積もりには“裏”がある!5つの危険を徹底解明

外壁塗装の見積もりを取ってみたら思ったよりも随分安い…。

お得なのは嬉しいけど、「さすがにこの金額は安すぎでは?」心配に思われているのではないでしょうか。

 

足場を建てて行う外壁塗装メンテナンスが必要以上に安いと、裏があるのではとないかと不安になりますよね。

実はあなたが心配されている通り、安すぎる見積もりは危険が潜んでいます!

なぜなら、費用が必要以上に削られているということはそれなりの理由があるからです。

業者が赤字になってまで、安く丁寧な仕事をしてくれるということはありません。

 

この記事では、安すぎる見積もりで塗装してはダメな理由や、安い見積もりの裏事情について解説していきます。

さらに記事の後半では、適正価格高品質メンテナンスにするために価格以上に重要視すべきポイントについてもご紹介しますので、業者選びにお悩みの方はぜひ参考にしてみて下さい。

 

この記事を読んで、大切なお家を守る外壁塗装を後悔のない工事にしていきましょう!

 


1章 安すぎる外壁塗装は危険!

外壁塗装の安すぎる見積もりには注意が必要です。

なぜなら、安すぎる工事にはそれなりの裏事情があるからです。

 

そもそも一般的な2階建て(30坪))のお家の場合、90140万円が中心価格帯になります。

ただし、坪数では正確な費用相場を出すことは出来ません。

なぜなら同じ30坪のお家でも、外周や窓の個数などで塗装面積は大幅に変わるからです。

お持ちの見積もりが安すぎないか確認するためには各項目で単価相場を把握しておくことも大切です。

 

■塗料別の単価相場

ウレタン

1,700~2,500/

シリコン

2,300~3,500/

フッ素

3,500~4,800/

無機

4,300~5,500/

※下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りの合算

 

 

■工程別の単価相場

※家によって必要な項目は異なります。

 

見積もりを見て、上記の単価相場よりも安かったり、そもそも項目の記載がない場合は危険です。

安さに惹かれて契約してしまうと、手抜き工事や低グレードの材料を使われて後悔の残る仕上がりになってしまいます。

具体的な事例について2章でご紹介してきます。

 


2章 安すぎる見積もりの5つの罠

安すぎる見積もりにはどんな罠が潜んでいるのか5つご紹介します。

「安すかろう悪かろう」となんとなく感じている方も、具体的にどんな危険があるのか把握しておきましょう。

 

2-1 塗料を薄めて材料費をカット!

外壁塗装工事でかかる塗料代を減らすために、必要以上に塗料を薄めて塗装されてしまう恐れがあります。

ただし、薄められて塗装をされてしまっても、仕上がった直後には気付くことが出来ません。

そのため、最悪の場合は本来であれば必須の「下塗り」を省略されてしまうこともあります。

安すぎる見積もりで契約してしまうと、塗装の仕上がりに悪影響が及ぶ危険性があるので注意が必要です。

 

2-2 乾燥時間を守らず人件費をカット!

安すぎる見積もりでは、人件費もカットされてしまいます。

通常、外壁を塗装する際は、「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3工程を23日かけて行います。

その中には塗料ごとに定められている「乾燥時間」も入っています。

 

▼カタログに記載されている乾燥時間

出典:水谷ペイント ナノコンポジットWより

上記のカタログでは、最低でも、下塗り後は16時間、中塗り後は2時間、乾燥時間を設けなければいけないことが記されています。

しかし安い見積もりを出す業者は、人件費をカットしたいので23日はかかってしまう作業を1日で終わらせてしまいます。

決められた乾燥時間を置かないで塗装をすると、剥がれやすくなってしまったりムラが出来てしまうのでこちらも仕上がりが悪くなる危険性があるので注意が必要です。

 

2-3 単管足場で足場代カット!

安すぎる見積もりを出す業者にありがちなのが、「単管(たんかん)足場」を使って足場費用を削減する手法です。

足場には主に「単管足場」「ビケ(クサビ式)足場」2種類があります。

屋根・外壁塗装などの2m以上の作業がある工事であれば、「ビケ(クサビ式)足場」を立てなければいけません。

なぜなら単管足場はパイプをつなげただけの簡易的な足場でとても危険だからです。

足元が危険なので、丁寧な作業も出来ません。

さらに、2m以上の高所作業が必要な場合は単管足場を使ってはいけないと労働安全基準法でも定められています。

そのため、もし通報されてしまったら工事がストップしてしまう可能性も。

これだけのデメリットがありながら、まだ単管足場を使っている安価の業者もいますので注意が必要です。

 

2-4 後から追加費用を請求

追加費用

塗装必要が安すぎると、後から追加費用を請求されてしまう恐れがあります。

外壁塗装工事には、外壁塗装作業以外に、足場架設や高圧洗浄、養生などの作業も含まれます。

しかし、安すぎる見積もりでは、そういった塗装以外の必要作業を工事金額に計上せず、工事が始まってから

「高圧洗浄は別途お見積りになります。」

「養生は見積もりに入っていないのでやるなら追加費用がかかります。」

などと、言われてしまうケースがあります。

結局、追加費用がかさんでしまいかえって損をしてしまうこともあるので、特に大雑把な見積もりの業者には注意が必要です。

 

2-5 低品質の塗料を使う

安すぎる見積もりで塗装した場合、低品質塗料を使われてしまう可能性があります。

外壁塗装で使用される塗料には「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」「無機」のグレードがあります。

ただし、「シリコン」の中にも「ウレタン」に近い耐久性のものもあれば「フッ素」に近い耐久性のものもあります。

そのため、「シリコン塗装」で契約した場合、塗料代を削るため耐久性が低いシリコン塗料を塗られてしまう可能性もあるので、注意が必要です。

ウレタン・シリコン・フッ素などではなく、塗料名とメーカー名を確認しインターネットで調べておくことが大切です。

 


3章 怪しいと思ったらきっぱり断ろう

少しでも、「この見積もり、この業者は怪しい」と思ったら、きっぱりと断ることが大切です。

言葉が上手い営業マンは、悪徳業者の中にもたくさんいます。

口車に載せられないように、きちんとお断りしましょう。

万が一、断ってもしつこく営業されてしまう場合は、消費者センターや警察に連絡して対処してもらいましょう。

消費者センターはこちら

 


4章 価格以上に重要視すべき3つのポイント

塗装業者をどのように選んだらいいのか分からない方のために、価格以上に重要視すべきポイントを3つご紹介します。

チェックポイントが分かれば業者も選びやすくなりますので見ていきましょう。

 

4-1 地元の施工実績数

地元の施工実績数を重視してみてみましょう。

実績数は、顧客から信頼を得た数ということです。

外壁塗装工事は口コミが広がることも多いので、品質の悪い業者であれば、悪い噂が広まり実績数も増えていきません。

業者を選ぶ際は、お住まいの地域の実績がどのくらいあるのか確認してみましょう。

 

4-2 点検内容・対応

外壁 点検

点検の内容や対応も重視しましょう。

屋根・外壁点検と言っても、家の大きさを測るだけで屋根にも登らずに1030程度で帰ってしまう業者もいます。

・点検に60~90分かけてくれる

・点検時に写真を撮ってくれる

・点検結果の報告が書類だけでなく詳細な説明もある

など、丁寧な対応をしてくれる業者を選びましょう。

点検・見積依頼は無料でやってくれるところがほとんどなので、数社に依頼し、比べてみるのもおすすめです。

 

4-3 保証の体制

保証書

保証の体制も契約前に必ず確認してほしいポイントです。

塗装工事には保証書が付くのがほとんどですが、内容には差があります。

一番理想的なのは、施工店(塗装業者)のみの保証ではなく、塗料メーカーや塗料販売店からも保証が出ることです。

なぜなら、施工店から保証書が出ても、その施工店がつぶれてしまったら保証が無効になってしまうからです。

塗装業者には10年以内に廃業してしまうところもあります。

そのため施工店だけでなく、塗料メーカーや塗料販売店からも保証を出してくれる業者を選びましょう。

 

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まとめ

安すぎる見積もりを選ぶと、外壁塗装の品質・仕上がりに悪影響を及ぼします。

具体的な事例は以下の5つです。

・塗料を薄めて材料費をカットする

・乾燥時間を守らず人件費をカットする

・単管足場で足場代カットする

・後から追加費用を請求される

・質の悪い塗料を使う

少しでも怪しいと感じたら、きっぱり断り、業者を選び直しましょう。

 

外壁塗装は、頼む業者によって仕上がりが左右されます。

高品質工事にしたいのであれば、価格ではなく実績・品質・サービスなどを重視して選んでいきましょう。

 

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

 

◆外壁塗装の相場が知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
⇒30坪|グラフでわかる外壁塗装ホントの費用相場と正しい見積もり内容
⇒40坪|グラフでわかる外壁塗装ホントの費用相場と正しい見積もり内容

◆適正価格で高品質な業者を選びたい方はこちらの記事もご覧ください。
⇒外壁塗装は業者選びが肝心!優良業者を見極める20のチェックポイント

 

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