プロ監修!外壁塗装を成功に導く10の注意点&信頼できる業者の見極め

『外壁塗装って、結局当たり外れがある』

『気を付けていないと騙される、失敗する』

こんな不安を抱えながら、塗装工事について調べている方も多いのではないでしょうか。

 

たしかに、外壁塗装は10年に1回程度しか行わないうえに、業者によって金額や品質にバラつきがあって、塗料もいろんな種類があって、お家によっても適切な内容が異なります。

全く知識がない状態では、失敗してしまう可能性は高いでしょう。

 

しかしご安心ください。

ここでご紹介する注意点さえ押さえておけば、初めて方でも塗装工事を成功させることができます。

本記事では、塗装のプロがまとめた外壁塗装で失敗しないための注意点10個を、具体的に分かりやすくお伝えします。

見積もりの内容や塗料選び、工事品質についてなど、外壁塗装で気を付けるべき点をすべて網羅していますので、「何に注意したら良いかわからない」方もぜひご安心してお読みください。

また後半では、この注意点に基づいて、見積もりを取るべき業者の見極めポイントも解説します。

 

この注意点さえ気を付ければ、後悔しない塗装工事ができるようになります。

ぜひ最後までしっかりお読みください。

 


1章 外壁塗装で失敗しないための10の注意点

お家の外壁塗装は、普段の生活では知ることが無いような専門知識が多く、良い業者も悪い業者も入り混じっており、何も考えずにやると失敗してしまう危険がたくさん潜んでいます。

ここでは、そんな失敗を回避して塗装工事を成功に導くための、10の注意点を解説します。

 

外壁塗装は大切なお家を長く守るためのメンテナンスです。

必ず成功させるために、11つきちんとチェックしてくださいね。

 

①事前点検・説明が丁寧かチェックする

点検

見積もり時には、事前点検できちんと屋根・外壁全体を詳細に見てくれる業者かを見ておきましょう。

なぜなら、悪徳業者でよくあるのが、工事が始まってから

「足場を上ってみたらここが悪くなってたから、〇〇万円で直しましょう」と追加費用の請求をしてくるパターンだからです。

 

優良な業者であれば、点検は60~90分ほどかけて行います。

事前に細かいところ・見えにくいところもチェックしたうえで見積もりを作るので、追加費用が発生しにくいです。

 

また、しっかり点検してもらったら、その報告も必ずしてもらいましょう。

「ちゃんと見ておきましたから!」だけでは、結局見積もりが適切かどうか判断できないからです。

 

点検時に撮影した写真をすべて持ってきて、それを見ながら「どこがどんな状態だったから」「このような工事が必要」と、分かりやすく解説してくれるところがベストです。

 

■点検写真の例

普通は気づきにくい小さな症状までチェックするのが重要です。

 

丁寧な点検+説明をしてくれるのかどうか、必ず確認しましょう。

 

②見積書の内訳は細かく具体的に書いてもらう

見積もり例

次に、見積もり書の中身は詳細かどうかをチェックしましょう。

「外壁塗装工事 一式」など「一式」表記が多いものや、作業内容が不明確な見積もりには注意してください。

見積もりが大雑把な業者は作業も雑な可能性が高いうえ、“記載していないことはやらない”と言ってトラブルになりやすいからです。

 

例えば、

「外壁が劣化しているから塗装と一緒に補修をしてくれるだろう」

「“塗装工事一式”のなかで雨樋なども一緒に塗ってくれるだろう」

など、こちらが思っていたことが業者と食い違ってしまうケースは多々あります。

 

・具体的な作業内容

・工程ごとの数量・単価

・塗装範囲・回数

・使用する塗料名

などは必須事項です。

 

言った・言わない、やってくれると思ったのに、等のトラブルを防ぐためにも、内訳が詳細な見積もりを作ってもらいましょう。

 

>見積書の注意点について詳しくはこちら

 

③費用相場から大きく外れていない

見積金額が相場からかけ離れていないかを確認しましょう。

一般的な2階建て30坪前後のお家だと、90~140万円ほどが相場費用です。

あまりに高すぎるのも、安すぎるのも、どちらも損をしてしまう危険があるので注意してください。

 

高すぎる場合は、各工程の単価や作業費を割り増ししている可能性があります。

また「うちだけの高品質オリジナル塗料」など、他社と比較できない要素で金額を上げていることもあります。

実際は、メーカーにお金を払ってオリジナルラベルにしてもらい販売しているだけ(OEM)のことがほとんどで、オリジナル=高品質とは限りませんので気をつけましょう。

 

安すぎるときは、必要な作業を省いて粗悪な工事をされるパターンや、工事が始まってからあれもこれもと追加費用を請求して結局高くなる、というパターンがあります。

結局あとでお金がかかってしまうことが多いですので、安さに飛びつかないよう注意しましょう。

 

④塗料は将来のライフプランに合わせて選ぶ

塗料は大きく分けて5つあります。

アクリル塗料 < ウレタン塗料 < シリコン塗料 < フッ素塗料 < 無機塗料

の順で、耐久性が高いほど費用も高くなっていきます。

 

選ぶときは、予算と合わせて「今後の家族のライフプラン」も考えて決めましょう。

なぜなら、塗料選び=次の塗装時期を決めること だからです。

 

【塗料選びの例】

女性 Aさん

子どもがまだ5歳。本人が望むなら大学までは行かせてあげたい。

⇒お金がかかる進学時期と被らないように、15年は持つフッ素を選択。

 

年配の男性 Bさん

息子夫婦から、あと10年しないうちに一緒に暮らそうと言われている。そうなったらこの家は売りに出す予定だ。

⇒メンテナンス費用が最低限で済む、ウレタン塗料を選択。

 

年配の女性 Bさん

自分の代は今回の塗装を最後にして、次回以降は子どもたちに託すつもり。

コストパフォーマンスを重視して、無機塗料を選択。

 

このように、ご家族の事情やライフプランによって、適切な塗料の種類は変わってきます。

 

もちろん今回のご予算も大切ですが、目の前の金額だけで選んでしまうと、将来後悔してしまう恐れがあります。

次の塗装がいつになるのかほかの大きな出費のタイミングと重ならないか、なども検討したうえで塗料を選びましょう。

 

⑤複数メーカーの塗料を扱っているか確認する

見積もりを依頼する業者は、複数メーカーの塗料を扱っているのか確認しましょう。

どこか1社の塗料しか扱っていない・複数種の見積は出してくれない場合は注意してください。

その商品だけ重点的に売りたいという業者側の都合がある、ほかのメーカーは使ったことがないから提案できない、などの可能性があるからです。

それでは選択肢が狭まって、本当にあなたのお家に適した提案はやりにくくなってしまいます。

 

優良な業者は、様々な塗料を扱った経験があるからこそ、より良いものを選んで提案してくれます。

幅広い知識・経験があって多様な提案ができるところに工事を依頼しましょう。

 

⑥色選びは大きい見本をもらう

色選び

外壁塗装で多くの方が悩むのが、色選びです。

色を選ぶとき、塗料カタログを見ただけで決めるのは避けましょう。

なぜなら、カタログの色見本はとても小さく、実際の仕上がりとはイメージが違ってしまう可能性が高いからです。

 

カタログで色の候補を23決めたら、業者に頼んでA4サイズ程の色板見本をもらってください。

このくらいの大きさがあったほうが、実際に塗ったときのイメージに近く、失敗しにくいです。

 

■色板見本

色板見本

色決めは、必ず大きめの見本を見てからにしましょう。

 

⑦近隣挨拶を丁寧に行う

工事前の挨拶

工事の際には、必ず事前にご近所の方への挨拶を行いましょう。

塗装は足場を組む大きな工事なので、ご近隣の方に迷惑をかけないような配慮がとても大切だからです。

また、この挨拶は全て皆さまご自身で行う必要はありません。

最近は業者側で実施してくれるところも多いですので、挨拶をしてくれるのかどうかは確認しておきましょう。

 

特に足場を組み立てる際の作業音や、大きな車の出入りなどは、思ったよりも広範囲に影響がでる可能性があります。

全てを皆さまご自身で挨拶・説明にいくのはとても大変です。

業者ならどのお家に挨拶が必要か大体わかっていますし、何かあった際の対応は結局業者が行うので、挨拶も業者が行っていたほうがスムーズです。

きちんとした業者なら、お知らせの手紙のテンプレートや粗品などの用意もあって手間も少ないです。

 

工事中、工事後も周りの方と良好な関係を築くためにも、挨拶はきちんと実施するようにしましょう。

 

⑧工事中の写真を撮ってもらう

写真確認

工事が始まってからの、作業中の写真を撮ってもらいましょう。

外壁塗装工事は足場を組んで、周りにメッシュシートも張ってあるため、作業の様子はなかなか見えないからです。

しかし写真があれば皆さまご自身も工事の様子を知ることができますし、業者側もきちんとした工事をしているという証明になります。

 

全ての業者が見えないところで手抜きをするわけではないですが、見えない作業も隠さず見せてくれる業者の方が安心できます。

工事を依頼する前に、工事中の写真も撮ってくれるのか確認しましょう。

 

⑨職人任せではなく2重のチェックをしてもらう

塗装職人

業者には、”職人以外”の担当者や監督などにも現場を確認してもらいましょう。

塗装工事は職人が行う手作業だからです。

どんなに熟練の職人でも人間ですから、ミスがゼロになることは難しいため、2重チェックが重要です。

皆さまご自身は、日中はお仕事などで留守にしている方も多いと思います。

そんな不在の間でも、職人だけに全てを任せず品質を見てもらえるなら安心ですよね。

 

2重でチェックしてくれるということは、それだけ品質にもこだわっている証拠です。

工事中の管理体制がしっかりしている会社かどうか、必ず確認しておきましょう。

 

⑩保証・アフターフォローがしっかりしているか確認する

塗装業者は、保証やアフターフォローの制度があって長い付き合いができるところが安心です。

なぜなら、塗装工事はお家の大事なメンテナンス工事だからです。

例えば、きちんと保証書が発行されて万一不具合が出た際は対応してくれるところや、毎年アフターフォローのお手紙やはがきが届いて、いつでも気軽に問合せできるところがベストです。

 

塗装は工事が終わったらそれで終了、というわけではありません。

お家は今後住み続ける限りケアをしてあげる必要があります。

将来の安心のために、保証やアフターフォローが充実しているかどうかを確認しておきましょう。

 

★特にメーカー保証があるところだと安心!

実は一般的な塗装工事には、メーカー保証はありません。

なぜなら、どんなに優れた塗料でも、工事する職人が手抜きをしたら意味がないからです。

メーカーは各工事現場の職人の様子までは見ることができないので、保証しようがないのです。

 

しかし優良業者の中には、メーカーから技術力を認められ、正しい仕様で工事しているかの記録管理もすることで、メーカー保証が付くところがあります。

一定の工事品質が期待でき、会社としての信頼度も高いですので、ぜひメーカー保証も出せる業者を選びましょう。

 


2章 見積もりを取るべき業者の見極めポイント

外壁塗装の注意点をご紹介してきましたが、最終的に最も重要なのは「業者選び」です。

金額や品質は業者で左右されるのはもちろん、それ以外の塗料選びや色選びについても、良い業者なら適格なアドバイスをしてくれて失敗しにくいからです。

 

専門家としてあなたのための提案・施工をしてくれる業者に出会うことが、塗装で成功する一番の近道です。

ここでは、そんな優良業者を見極めるためのポイントを3つに絞って解説していきます。

 

2-1 地域での実績が豊富にある

施工実績

ご自宅の近隣で実際に工事した実績が多数ある業者から見積もりを取りましょう。

他の人も信頼して任せている、というのは大きな安心材料だからです。

また地域の特性を知っていて、その地域にあった提案をしてくれる可能性が高いです。

工事現場が近ければ、実際の仕上がりや工事の様子を見ることもできます。

 

逆に実績がない場合は、

・事業所が遠くてなかなか来れない

・そもそも他の人からも信頼されていない

という場合があるので注意が必要です。

 

お家は一軒一軒異なりますから、様々なお家の工事経験があるほうが、より良い提案ができます

その会社の実績は必ず確認してから見積もり依頼をしましょう。

 

2-2 『お客様の声(アンケート)』を多数公開している

お客様との写真

お客様アンケート

外壁塗装は、お客様の声(工事が終わった方からのアンケート)をきちんと集め、公開しているところに依頼しましょう。

企業としてお客様の声に耳を傾け、改善や品質向上に努めているという姿勢の証だからです。

当たり前のことかもしれませんが、非常に重要なポイントです。

 

良いアンケートばかり抜粋して載せているだけでは?と疑うかもしれません。

確かに、ほんの56件だけしか載っていなければその可能性はありますが、100200件とあった場合は違ってきます。

そもそも、よほど印象に残らなければ、お客様はアンケートをわざわざ書くこと自体しないからです。

それだけの工事実績数と、満足度の高い工事があって初めてアンケートが集まります。

 

とても良いものを少数だけ載せている会社ではなく、100件、200件と数量がしっかりある方が安心です。

業者のホームページなどを見て、お客様の声の掲載量が多いところに依頼しましょう。

 

>お客様の声3,400件以上公開中!-ユーコーコミュニティー公式サイト

 

2-3 認定・表彰など第三者機関からの評価がある

ISO

業者の信頼性を見極めるために、外部からの認定・表彰などがあるかをチェックしましょう。

外壁塗装を行う業者は、地元の親方さんからハウスメーカー、工務店、ホームセンターなど規模も形態も様々で、品質や金額に一定の基準がないからです。

「地元で実績があります!」「自慢のベテラン職人がいます!」「品質にこだわってます!」だけなら、自分たちでいくらでも言えてしまいます。

 

外部機関、第三者機関からの評価としては、

・JIOリフォームかし保険の登録事業者

・ISO(国際規格)認証

・地方自治体等からの優良企業認定

・国家資格(塗装技能士など)を持つ社員の在籍

などが挙げられます。

 

特に、資格などの社員個人に与えられるものだけでなく、「会社」の体制や取組みを評価しているものがあると一層安心です。

 

外壁塗装は、完成している“モノ”を買うわけではないからこそ、信頼できる業者を見つけることが最重要です。

信頼性を見極めるポイントとして、第三者からの評価もあるところを選ぶようにしましょう。

 

★外壁塗装はISOダブル認証取得のユーコーにお任せください!

ユーコーコミュニティー各種認証

ユーコーコミュニティーは、品質及び環境マネジメントシステムの国際規格 「ISO9001」「ISO14000」の認証を取得しています。

これからもお客様へ高い品質とサービスを提供できるよう管理体制を強化してまいります。

外壁塗装の業者選びでお困りの方は、ぜひ一度ユーコーへお声がけください!

皆さまのお家にとって最適な提案・施工をさせていただきます。

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まとめ

外壁塗装で失敗しないための10の注意点

①事前点検・説明が丁寧かチェックする

②見積書の内訳が細かく具体的にかいてもらう

③費用相場から大きく外れていない

④塗料は将来のライフプランに合わせて選ぶ

⑤複数メーカーの塗料を扱っているか確認する

⑥色選びは大きい見本をもらう

⑦近隣挨拶を丁寧に行う

⑧工事中の写真を撮ってもらう

⑨職人任せではなく2重のチェックをしてもらう

⑩保証・アフターフォローがしっかりしているか確認す

 

この注意点をしっかり守って、塗装工事を成功させましょう。

 

見積もりを取るべき業者の見極めポイント

・地域での実績が豊富にある

・『お客様の声(アンケート)』を多数公開している

・認定・表彰など第三者機関からの評価がある

 

最も重要なのは業者選びです。

信頼できる業者をみつけ、より良い塗装工事にしてくださいね。

 

最後までお読み下さりありがとうございました。

 

【おすすめ記事】

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>外壁塗装は業者選びが肝心!優良業者を見極める20のチェックポイント

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