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うちも建てて30年、ついに雨漏りしてきたから修理しなきゃ…
「屋根の修理はどこに頼めばいいの?」
「安心して任せられるところはどこ?」
と業者選びで迷われているのではないでしょうか。
確かに、頻繁に頼む工事でないと、どこに頼んだらいいのか分からないですよね。
実際、屋根の修理工事は、工務店・ハウスメーカーから屋根専門の工事業者・リフォーム業者まで様々なところが請け負っています。
その中から、最良な業者を選ぶために、まずは「優良業者の3つの定義」をご紹介します。
定義を知った上で、最適な業者選びの8つのポイントをチェックしていきましょう!
さらに記事の後半では、注意しておきたい悪徳業者の手口についても解説。
知識のない業者や騙そうとしてくる業者を選ばないためにもぜひ目を通してみてください。
家を雨風から守ってくれる大切な屋根の修理を、優良業者に頼んで安心して暮らせる家にしていきましょう。
1章 屋根修理は業者選びが大事!優良業者の3つの定義
屋根の修理は業者選びがとても重要です。
数ある業者の中から優良業者を選ぶためにまずはどんな業者が優良業者と言えるのか3つの定義をご紹介していきます。
~優良業者の3つの定義~ 1、適正価格 2、高品質 3、アフターサービス |
1-1 適正価格
適正価格で行なってくれる業者が優良業者です。
家の工事を頼む際に、一番気になるのが「工事費用」ですよね。
屋根の修理工事も相場を事前に把握し、適正価格で行ってくれる業者に依頼しましょう。
大手のハウスメーカーや工務店などは屋根修理工事が専門ではないので、下請けや孫請けに工事を依頼しその分中間マージンがかかる場合があります。
また、相場よりも安すぎても工事の手順を省かれてしまう恐れもあります。
修理内容に見合った費用を請求する業者に依頼するのが安心です。
🔻主な修理内容と費用相場
※2階建て30坪、屋根80~100㎡の概算
※足場代別途
実際にはお家の状況や使用する建材によって上下します。必ず見積もり時に業者に細かく説明してもらいましょう。
>より詳しく費用が知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
1-2 高品質
高品質な工事をしてくれる業者かどうかも業者選びで重要なポイントです。
例え安くて対応も良かったとしても、工事自体がずさんですぐに雨漏りしてしまったら意味がありません。
特に屋根の上はチェックしにくい場所なので、工事中の施工管理や実績などを確認しておくことが大切です。
価格や対応だけでなく、高品質な工事をしてくれる業者を選びましょう。
1-3 アフターサービス
アフターサービス体制がきちんとしている業者を選びましょう。
修理工事を行うにあたって重要なのが工事後の対応です。
修理を行なったとしても、台風や強風などで予期せぬ不具合が発生することもあります。
何かあった時にアフターサービスがある業者であれば、すぐに対応してもらえます。
修理工事後も安心して暮らすためにも、アフターサービスの有無は重要になります。
2章 優良業者を見極める8つのチェックポイント
優良業者を見極める8つのポイントをご紹介します。
優良業者を選ぶと言っても、何を確認していいのか分からない方もいらっしゃると思います。
複数の業者から一つに絞るために、これから紹介する項目をチェック・比較して優良業者を見極めていきましょう。
★優良業者を見極める8つのチェックポイント ☑屋根修理の実績がある ☑リフォーム瑕疵(かし)保険に加入している ☑事務所は車で1時間圏内にある ☑ 点検時の写真を提出してくれる ☑ 見積もりは詳細に記載されている ☑ 点検・見積内容の説明が丁寧 ☑工事中に職人以外がチェックに来る ☑工事後も点検に来てくれる |
2-1 屋根修理の実績がある
屋根修理の実績がある業者に依頼しましょう。
屋根の修理には、簡単な補修工事から屋根の全体葺き替えなど様々なものがあります。
業者の中には「屋根塗装はできるけど、屋根葺きかえはやったことがない」「屋根はカバー(重ね葺き)か葺き替えしか出来ない」と、できる工事が限られているところもあります。
そういった業者に見積もりを頼むと、
・本当は葺き替えが必要なのに塗装されてしまった
・本当は一部の補修で済んだのに屋根全体の工事を提案された
などのトラブルに繋がります。
点検を依頼する際には、あらゆる屋根修理の実績があるか確認することが大切です。
▼屋根修理の種類一覧
屋根コーキング補修
屋根瓦交換
棟板金(棟瓦)交換
漆喰補修
屋根塗装
屋根カバー
屋根葺き替え 等
2-2 リフォームかし保険に加入しているか
リフォームかし保険に加入しているか確認しましょう。
リフォームかし保険とは、リフォーム工事部分に不具合が生じた場合に、保険金が支給され補修してもらえる保険のことです。
この保険はJIO(株式会社住宅保証機構)に一定の品質を認められた業者しか加入が出来ないので、加入していないと業者としての信頼感は低いです。
各業者のホームページ・チラシかJIO届出事業者検索から確認できますので、必ず事前に確認しましょう。
▼チラシに記載されていることが多いです。
出典:ユーコーコミュニティーのパンフレットより
2-3 事務所は車で1時間圏内にある
事務所が自宅から約1時間圏内の場所にあるか確認しましょう。
どんなに良い業者でも、遠くにあるとすぐに対応してもらえなかったり、出張費が上乗せされる場合があります。
台風や強風で雨漏りしてしまったなどの緊急事態の時もすぐに駆け付けてもらえるように、近くにある業者に依頼するのが安心です。
2-4 点検時の写真を提出してくれる
点検時に写真を撮って渡してくれる業者を選びましょう。
無料点検はどの業者でも行なっていますが、写真は撮ってくれない業者もいます。
ただ、屋根の上は普段見えない場所なので、点検写真で実際の現状を確認することが重要です。
50~100枚近く写真を撮ってまとめて見せてくれる業者だと安心です。
(1~5枚程度では屋根全体の細かい状況は分かりにくいです。)
悪徳業者の中には点検時の写真を渡さず、嘘の報告をしてくる場合もあります。
そのため写真をもらえない業者はあまり信用できません。
屋根がどういった状況なのかきちんと目で理解させてくれる業者を選びましょう。
2-5 見積もりが詳細に記載されている
見積り書をもらった時に、各工程や単価・数量が詳細に記載されているか確認しましょう。
業者の中には「屋根修理工事一式=○○円」という大雑把な見積もりしかくれない場合もあります。
見積りが大雑把であると、万が一不備があったとしても気付くことが出来ません。
また、「この工程が抜けている!」とクレームを言っても「契約書に書いていないので」としらを切られてしまう可能性も。
雑な対応をされないためにも、見積り書をもらった時には「工事内容」と「単価」「数量」の記載があるか確認しましょう。
工事内容の説明が丁寧で分かりやすい業者だとなお安心です。
〇良い例 ×悪い例 |
2-6 点検・見積内容の説明が丁寧
点検・見積内容の説明が細かく分かりやすい業者に依頼しましょう。
悪徳業者は、契約の説明はあっても、屋根の状態の説明、工事の詳細な流れや方法は言いません。
なぜなら、契約者の方が知識を付けると手を抜いた作業が出来ないからです。
また、悪徳業者でなくても、知識のない業者の場合は詳しい工事内容がそもそも分かっておらず説明できないというケースもあります。
工事の正しい流れや作業も教えてもらえないまま工事が進んでも、丁寧に作業してもらっているのか分からないですよね。
そのため、詳しい作業内容を細かく説明してくれる業者かチェックしましょう。
2-7 工事中に職人以外がチェックに来る
工事中に職人以外の部署の人がチェックに来るか確認しましょう。
職人もチェックは行いますが、万が一見落とす可能性もあります。
そういったことがないように職人以外の施工管理者や担当もチェックしてくれると安心です。
下請けの業者にまかせっきりの業者は、工事が始まると全く来ないという場合もあります。
工事中のチェックは誰が行うのか、契約前に業者に確認しておきましょう。
★ユーコーでは工事後に施工アルバムをプレゼント! 弊社ユーコーコミュニティ―では、実際の工事中に職人、現場担当が各作業をチェックし、写真に残します。 撮った写真は工事完了後、まとめてお客様へお渡ししています。 普段見られないご自宅の屋根の様子や、実際の工事作業内容が分かると大変好評いただいています。 |
2-8 工事後も点検に来てくれるか
工事が終わった後のアフターメンテナンスについても確認しておきましょう。
塗装工事では、塗って数か月は綺麗でも半年経って剥がれてしまうなどのトラブルが稀にあります。
(剥がれの原因は自然災害、下地の状況、施工時の不具合など様々です。)
そういった際に、連絡してすぐに受け付けてくれる業者を選びましょう。
また、こちらから連絡しなくても、定期的に点検のお知らせをくれる業者だと安心です。
中には工事が終わったらぱったりと連絡がなくなる業者もありますので、アフターフォローについても確認しておきましょう。
3章 事前に知っておきたい悪徳業者の手口4選と対策
業者を探す上で、注意したいのが悪徳業者です。
悪徳業者は口が達者で、騙すのにも慣れています。
そのため、実は被害者も多いです。
悪徳業者に騙されないように代表的な手口と対策法を知って備えていきましょう。
3-1 嘘の報告で契約を迫る
嘘の報告をして、不安をあおり契約を迫るのも悪徳業者の手口です。
屋根の上は下からは見えない部分も多いです。
そのため、嘘の報告をして必要のない工事の契約を迫ってきます。
怪しいと思っても、気迫に負けて契約してしまう方も少なくありません。不安をあおるような報告をしてくる業者には注意しましょう。
〈騙されないための対策方法〉 ・報告と一緒に、自宅と分かる写真をもらう ・他の業者にも見てもらう |
3-2 50万円以上の値引き
50万円以上の高額な値引きをするのも悪徳業者の手口です。
本当は100万円相当の工事を、まずは200万円の見積りを出し「今日契約してくれれば150万円にしますよ」というトークをします。
最初から妥当な金額を出す業者は50万円以上の値引きは行ないません。
また、明確な理由もなく高額な値引きをする業者は、利益を出すために質の低い材料使用する・工程を省くなど工事品質を下げる場合もあります。
「赤字覚悟でやります」「モニターになってくれれば50万円値引きます」などのセールストークには引っかからないように気を付けましょう。
〈騙されないための対策方法〉 ・50万円以上の値引きにはなびかない。 ・即日契約をせず必ず数日置いて冷静になる、又は家族に相談する |
3-3 手抜き工事をする
手抜き工事をする業者にも注意が必要です。
業者は手抜きをする事で、工期や材料費を短縮し、利益を増やします。
屋根の作業は実際に確認できない場合もあるので、各工程きちんと行われているのか報告をしてもらうと安心です。
〈騙されないための対策方法〉 ・契約前に各工程の写真を撮ってもらえるか確認する ・2重チェック体制が整った業者を選ぶ |
3-4 工事代金を持ち逃げする
工事代金を持ち逃げする業者も存在します。
お金を払ったのに、何もしてもらえないことは最も避けたいですよね。
工事前に全額工事費用を請求してくる業者には注意しましょう。
<騙されないための対策方法> ・契約前にお金を払うタイミングがいつなのか確認し、工事前全額請求の業者には依頼しない。 ・工事が終わったことを確認してから工事代金を払う。 |
契約後に悪徳業者ではないかと不安になる方もいらっしゃるかと思います。
トークにのせられて契約してしまった方は、クーリングオフ制度を活用し、無償で契約破棄をしましょう。
ただし、クーリングオフは契約日から8日間以内に行う必要があります。
早めの対応が必要です。
>クーリングオフについて詳細が知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
まとめ
■1章まとめ
屋根の修理は優良業者を選ぶことが重要です。
優良業者の定義は以下の3つです。
1、適正価格
2、高品質
3、アフターサービス
■2章まとめ
数ある業者の中から優良業者を見極めるポイントは以下の8つ
・屋根修理の実績があるか
・リフォーム瑕疵(かし)保険に加入しているか
・事務所は車で1時間圏内にあるか
・点検時の写真を提出してくれるか
・見積もりは詳細に記載されているか
・説明は丁寧で分りやすいか
・工事中に職人以外のチェックに来るか
・工事後も点検に来てくれるか
■3章まとめ
屋根修理を行う業者の中には悪徳業者も存在するので、あらかじめ手口を知って騙されないように対策していきましょう。
悪徳業者の代表的な手口は以下の4つです。
・嘘の報告で契約を迫る
・50万円以上の値引き
・手抜き工事をする
・工事代金を持ち逃げする
たくさんの業者の中から、信頼できる業者を選んで、安心の屋根修理工事にしていきましょう。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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