日本の木造住宅の最高峰ともいえる住友林業のお家。
こだわって建てた家だからこそ、メンテナンスもきちんと行いたいものです。
ただ、住友林業でメンテナンスのお見積りをもらったら想像以上に高くてビックリされる方も多いです。
建てたところに頼むのが安心、でも費用が高いとなかなか工事に踏み切れないですよね。
本当にメーカーにお願いして良いものなのか迷っている方もいらっしゃるかもしれません。
そこでこの記事では、住友林業の外壁塗装をどこに頼むのが良いのか、ご自身に合った選び方をご紹介していきます。
建てたところに頼むのも、それ以外の業者に依頼するのもどちらかが絶対NGということはありません。
何を重視されるかによって、選ぶ業者は変わってきますので、納得のいく方を選んでいきましょう。
また、どこに頼むにしても注意してほしい、住友林業の住宅ならではの外壁塗装のポイントも解説していきます。
塗装を行う職人の中には、手を抜く業者や知識がない業者もいます。
質の高い工事をしてもらうために、ご自身でも塗装の知識をつけていきましょう!
目次
1章 住友林業の外壁塗装はどこに頼むか
まず前提として、住友林業に限らず外壁塗装は建てたハウスメーカー以外の業者に頼むことも可能です。
実際に自分で他の業者を探して塗装を行う人も多くいます。
ただ、建てたところとは別の業者に依頼するのが絶対良い!ということではありません。
どこに依頼するかは、あなた自身が何を重視したいかによって変わってきます。
納得のいく業者選びを行なっていきましょう!
1-1 ブランド力を重視するなら住友林業
ハウスメーカーのブランド力や会社の信頼性・安定性を重視するなら、住友林業に依頼しましょう。
住友林業は、ハウスメーカーの中でも大手企業で会社のブランド力は抜群です。
もし工事で何かあっても会社がつぶれてなくなることは考えにくいので、末永いお付き合いができるでしょう。
ただし、ハウスメーカーの場合は、塗装工事を下請け(または孫請け)の職人が行います。
そのため職人の質に当たりはずれがあることや、中間マージンがかかって費用が高くなることは覚えておきましょう。
1-2 価格・品質を重視するなら塗装専門店
塗装工事自体の価格や品質を重視したいなら、ハウスメーカーではなく塗装専門店に依頼しましょう。
塗装を専門で行なっているため、知識や実績が豊富で高品質な工事を提供してもらうことができます。
また、下請けの職人ではなく自社で職人を抱えているため、中間マージンが無く適正価格な点もメリットです。
ただし、塗装専門店の中にも知識・経験の少ない業者はいます。
またそういった業者は10年以内に倒産してしまうことも。
安心して任せられる業者に依頼するためには業者の見極めも必要です。
塗装専門店にお願いする場合は下記の条件をクリアするところを選びましょう。
・地元での施工実績が100件以上ある
・資格を持った職人が在籍している
・点検に60~90分かけてくれる
・見積もりが詳細で分かりやすい
・工事中の管理体制が整っている
・保証・アフターフォローがある
>外壁塗装の適正価格について知りたい方はこちら
★住友林業の保証 住友林業の保証についてご説明します。 住友林業では「長期60年保証」というサービスがあります。 内容としては、30年目まで無償での定期点検が受けられ、30年目に、住友林業で有償のメンテナンス工事すると保証が延長されるというものです。 ここで有償のメンテナンス工事をしなければその後の点検も有償となります。 出典:住友林業ホームページより 上記の画像でいうと①~⑨までは無償、30年目でメンテナンスをしないとそれ以降の点検は有償です。 ハウスメーカー以外の業者で塗装すると、「そのあとハウスメーカーからの保証が受けられないのでは?」と心配になる方もいますが、そもそも無償の保証内容は点検のみです。 点検であれば、地域のリフォーム業者や塗装会社も無料で行なっているので、それほど気にされる心配はありません。 保証のことを気にせず、ご自身が納得して任せられる業者に工事を依頼しましょう。 |
>ハウスメーカーに頼むか迷っている方はこちらの記事もご覧ください。
2章 住友林業の外壁塗装4つの注意点
住友林業の外壁塗装の際に気を付けてほしいポイントをご紹介していきます。
お家の特徴に合った塗装をして、より長持ちさせていきましょう!
2-1 外壁の仕上げによって使用塗料量が増える
住友林業の住宅では、スタッコ仕上げのものがあります。
スタッコ仕上げとは、モルタル外壁の仕上げの一種です。▼
粒だっているようなザラザラした仕上がり。
スタッコ仕上げの外壁の場合は、通常の外壁よりも塗料をよく吸い込みます。
そのため、そのことを知らない業者に依頼すると、以下のようなトラブルが起きる可能性があります。
・塗装途中で塗料が足りないことに職人が気付き、規定よりも薄めて塗られてしまう
・追加発注が必要になり追加料金を請求される。
塗料は製品ごとに水やシンナーで薄める分量(希釈率)が決まっています。それを守らないときちんした性能は発揮できません。
追加で料金を取られるのも嫌ですが、薄めて塗られて品質が下がってしまうのも心配ですよね。
こういった事態を防ぐために、あらかじめ塗料の吸い込みを想定して見積もりを作成してくれる業者だと安心です。
また、塗料が万が一追加になった場合に追加料金がかかるかは業者によって異なります。
契約前に確認しておくようにしましょう。
2-2 雨樋の金具の穴を埋めてもらう
住友林業の住宅の場合、雨どいの金具(でんでんと呼ばれます)の差し込み口をコーキングで塞いで施工されています。
メンテナンスの際もこの部分をコーキング処理してもらうようにしましょう。
細かい部分ではありますが、この部分に隙間が出来てしまうと雨水が外壁の中に侵入してしまいます。
せっかく塗装をして防水性を高めても、水を中に入れてしまっては意味がないですよね。
外壁自体の耐久性を長持ちさせるためにとても重要な作業です。
工事では、この作業も一緒にやってもらえるか確認しておきましょう。
2-3 “塩ビシート”仕上げのパーツは塗装注意!
住友林業の住宅は、破風板(はふいた)や帯板(おびいた)に“塩ビシート”が張られているケースがあります。
↑写真の破風板は木目柄のシートが張られています。模様が入っているような破風板や帯板の場合は塩ビシートで仕上げられている可能性が高いです。
この塩ビシートが劣化してしまうと、上から塗装しても一緒に剥がれてしまいます。
▼塩ビシートが剥がれてしまった帯板
塩ビシートの状態が悪ければ、ガルバリウムという金属で上からカバーするのがおすすめです。
※状態が良ければコーキング処理のみでもOKな場合もあります。
▼ガルバリウムの薄い板金でカバーすると、表面に凹凸もなく綺麗に仕上がります。
点検時にこういった細かい部分も点検してもらい、まずは塩ビシートが張られたパーツがあるかチェックしてもらいましょう。
2-4 おしゃれにしたいなら多彩模様塗料を選ぶ
「今の風合いを損ねたくない」「塗装で今よりもおしゃれにしたい!」という方は多彩模様塗料で塗装をすることをおすすめします。
住友林業の住宅だと「シーサンドコート」と呼ばれる模様がついた外壁が人気です。
このような外壁に一般的な一色塗りの塗装をしてしまうと、柄がなくなってしまいます。
模様を残したい、新たに付けたい場合は、多彩模様塗料を選びましょう。
多彩模様塗料には様々種類があるので、これまでと違った雰囲気のおしゃれな仕上がりにすることも可能です!
業者によっては多彩模様塗料を扱っていない場合もあるので、あらかじめ多彩模様塗料での塗装ができるか確認しておきましょう。
3章 住友林業の外壁塗装ならユーコーコミュニティー!
住友林業で建てた家の外壁塗装ならユーコーコミュニティーにお任せください!
当社では、住友林業の住宅の塗装も数多く施工しております。
事前点検では外壁の面積を細かく計測。
外壁の平米に対しての見積もりなので、万が一塗料が足りなくなっても追加料金なく、塗料を準備します。(※お客様都合による急な色変更などの場合は別途料金が発生します。)
また、外壁だけでなく細かいパーツの塗装も行います。
素材に合った塗料を選定するので細かい部分も長持ち!
国際規格ISO9001(品質)を取得しており、それに基づいた施工管理で安心です。
東京・神奈川で塗装をお考えの方は、ぜひユーコーコミュニティーにご依頼ください。
まずは点検報告書▼付の無料点検をお申込みください!
屋根などの普段見ることができない部分の状態も写真に撮ってお渡しします!ご自身の目で状態チェックをしていただくことができます。
まとめ
いかがでしたか。
住友林業は、最高峰の木造住宅メーカーとして人気です。
こだわって選んだ大切なお家ですから、メンテナンスも住友林業のお家に合ったものを行っていきましょう!
以下の4点に注意して外壁塗装を行なってみてください。
・外壁の仕上げによって使用塗料量が増える
・雨樋の金具の穴を埋めてもらう
・“塩ビシート”仕上げのパーツは塗装注意!
・おしゃれにしたいなら多彩模様塗料を選ぶ
また、良い工事にするためには、業者選びも重要です。
ブランドや会社への安定性を重視するならハウスメーカーを、
品質や価格を重視するなら塗装専門店を選びましょう。
ただし、塗装専門店には様々な業者がいます。
安心して任せられる業者を選びたい方はこちらの記事もチェックしてみてください!
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
◆メーカーと塗装専門店で相見積もりされる方はこちらの記事もご覧ください。
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