ブロック塀が汚れてきたのが気になっているあなた。
「どうやったら汚れを落とせる?」
「効果的な洗浄方法ってあるの?」
と調べているところなのではないでしょうか。
ブロック塀は家の周りに建っているものなので、汚れていたらどうしても気になりますよね。
とはいってもやったことがないと、どんな洗浄方法が効果的なのかも分からないかと思います。
そこで今回は【汚れレベル別】の洗浄方法をご紹介します。
また、洗浄する際の注意点や業者に頼んだ時の費用相場なども解説しますので、ぜひ最後までご覧ください!
汚れの程度に合った洗浄方法でブロック塀を綺麗にしていきましょう!
目次
1章 【汚れレベル別】ブロック塀を綺麗にする4つの洗浄方法
ブロック塀の適切な洗浄方法を、汚れのレベル別に4つご紹介します。
軽度の汚れであれば自分でも簡単に洗浄することが出来ます。
各洗浄方法の流れや注意点などもご紹介しますのでぜひ試してみてください!
レベル1 スポンジやたわしで洗う
表面に付いた砂ほこりや土などは、スポンジやたわしで擦ってきれいにすることが出来ます。
日常的なお手入れは、柔らかくて低刺激のスポンジなどで行うことをおすすめします。
準備するもの
・柔らかいスポンジ(又はたわし)
・水の入ったバケツ
作業の流れ
①水を含ませたスポンジ(又はたわし)で汚れているところをこする
②水で流す
レベル2 洗剤を使用して洗う
軽度の黒ズミやカビコケは市販の洗剤を使用して洗いましょう。
肌に洗剤が触れないように、ゴム手袋などを装着することをおすすめします。
準備するもの
・スポンジ(又はたわし)
・洗剤
・水の入ったバケツ
作業の流れ
①水を含ませたスポンジ(又はたわし)で汚れているところをこする
②水で流す
③洗剤をかける
④水で流す
★汚れの原因別 おすすめ洗浄剤 ■黒ズミ・排気 の汚れには… ⇒家庭用の塩素系漂白剤を10倍に薄めて使用してください。
■カビコケの汚れには… 【Amazon】アルタン 30 SECONDS ワンステップ・スプレー・クリーナー 1L :1,722円
手ごろな値段で、塗布後の水洗いも不要なため、初めての方でも簡単に扱えます。 Amazonなど身近な通販サイトから購入可能です。
◆洗剤を使った汚れの落とし方をより詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。 |
レベル3 高圧洗浄機で洗う
広範囲にわたってカビコケ・黒ズミがある場合は、高圧洗浄機を使用して洗浄することをおすすめします。
高圧洗浄機はホームセンターなどでも購入できますので、ご自身で行なえます。
作業の際は全身に水が飛ぶ可能性がありますので、雨具や雨靴を身に着けて行ないましょう!
※近くにノズルを当てすぎるとブロック塀が傷んでしまうので注意してください。
準備するもの
・高圧洗浄機
・雨具
・長靴
作業の流れ
①高圧洗浄機を水道栓と電源につなぐ
②圧を調整しながら洗う
レベル4 バイオ洗浄剤で洗う
重度のカビコケにお悩みの方は、バイオ洗浄剤で洗浄することをおすすめします。
バイオ洗浄とは、バイオ洗浄剤を塗布した後に高圧洗浄を行う方法です。
植物性のバイオの力で、しつこいカビコケの汚れを落とす効果が期待できます。
使う洗浄剤や作業内容は専門的なものなので、こちらは業者に依頼しましょう。
準備するもの
・高圧洗浄機
・バイオ洗浄剤
・バイオ洗浄剤を塗布するローラー
・雨具
・長靴
作業の流れ
①高圧洗浄
②バイオ洗浄剤を塗布
③再度の高圧洗浄
◆バイオ洗浄について、効果や費用などはこちら
2章 自分でブロック塀を洗う際の注意点
自分でブロック塀を洗う際の注意点をご説明します。
洗浄は水を使用するので、周囲への配慮などが必要になります。
作業を行う前に必ず目を通しておきましょう。
2-1 汚れた水が飛散しないように養生をする
高圧洗浄を行う際は汚れた水が周囲に飛び散ります。
そのため、近くに汚れてほしくないものなどがあれば、養生(ビニールなどで覆う)作業をしておきましょう。
ブロック塀の近くであれば、車や自転車などカバーをかけておくことをおすすめします。
※傘立てやインテリアなどの気軽に動かせるものであれば、水が飛んでこない場所に移動させましょう。
2-2 音が鳴る場合は近隣に一言挨拶しておく
高圧洗浄機を使用する場合 (レベル3高圧洗浄とレベル4のバイオ洗浄)は、大きな音が出ます。
特に近隣との距離が近い方は、一言「これから塀を洗浄するので少々騒がしくなります。」など声掛けをしておきましょう。
一言声をかけておくだけで相手に与える印象は良くなり、円滑なご近所付き合いが継続できます。
2-3 車や歩行者に注意して作業する
ブロック塀は道路側に立っていることがほとんどなので、洗浄の際は車や歩行者に注意しましょう。
作業に夢中で車に気付かなかったら危険ですし、歩行者に汚れた水が飛んでしまうとトラブルになってしまう恐れもあります。
安全に周囲を気にしながら洗浄作業をしましょう。
2-4 洗いすぎると傷んでしまう
ブロック塀は頻繁に洗いすぎると傷んでしまいます。
定期的なメンテナンスは1年に1~2回で留めておきましょう。
また、汚れが落ちないからと言って高圧洗浄機のノズルを近づけすぎてしまうのもNGです。
3章 業者に依頼したときの費用相場
業者に洗浄を依頼した場合の費用相場をご紹介します。
確実に汚れを落としたい方やご自身での洗浄がおっくうな方は、業者にお願いしましょう。
洗浄方法 | 単価相場※ | 10㎡の費用相場 | 工期 |
高圧洗浄 | 200~300円/㎡ | 12,000~18,000円 | 1日 |
バイオ洗浄 | 300~500円/㎡ | 19,000~38,000円 | 2~4日 |
※単価相場には、作業費(人工代)は含まれていません。
※水道、電気代は一般的にお客様負担となります。
高圧洗浄
業者に依頼した場合の高圧洗浄の単価相場は200~300円です。
横3m×縦1.5mの塀の場合は「3.5m×1.5m×2面(裏表)=10㎡」なので
2,000~3,000円+作業費(人工代)=12,000~18,000円ほどです。
バイオ洗浄
バイオ洗浄の単価相場は300~500円/㎡です。
横3m×縦1.5mの塀の場合は「3.5m×1.5m×2面(裏表)=10㎡」なので
3,000~5,000円+作業費(人工代)=19,000~38,000円ほどです。
4章 年に一度のお手入れできれいに保つ
ブロック塀を綺麗に保ちたい方は年に一度、洗浄を行ないましょう。
定期的に洗浄をすることで、カビコケが根を張るのを防ぐことが出来ます。
汚れが頑固にならないように定期的なお手入れを行なって綺麗を保っていきましょう!
まとめ
いかがでしたか。
最後にこの記事をまとめます。
■1章まとめ
ブロック塀を綺麗にする洗浄方法は以下の4つ。
- ①スポンジやたわしで洗う
- ②洗剤を使用して洗う
- ③高圧洗浄機で洗う
- ④バイオ洗浄剤で洗う
①~③は自分でもできるが、④は業者に頼むのがおすすめ。
■2章まとめ
自分でブロック塀を洗う際は以下の4点に気を付ける。
- ・飛散しないように養生をする
- ・音が鳴る場合は近隣に一言挨拶しておく
- ・車や歩行者に注意して作業する
- ・洗いすぎると傷んでしまう
■3章まとめ
業者に依頼したときの費用相場は以下の通り
洗浄方法 | 単価相場 | 10㎡の費用相場 | 工期 |
高圧洗浄 | 200~300円/㎡ | 12,000~18,000円 | 1日 |
バイオ洗浄 | 300~500円/㎡ | 19,000~38,000円 | 2~4日 |
■4章まとめ
ブロック塀を綺麗に保つには1年に一度のペースで洗浄を行うことが大切。
汚れが頑固になる前に気になるところは洗っておくと、良い状態を保てる。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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