シロアリ対策11選と費用~失敗しない業者選び:簡単チェックシート付

シロアリ対策

あまり良い話を聞かないことが多い、シロアリ対策のリフォーム工事。

 

シロアリの対策って、悪い話も聞くけど、

本当に正しい対策ってどういうものなのかな?

 

むしろ、自分でできる対策ってあるんじゃないの?

 

と、シロアリ対策について不安や疑いをもたれている方は多いと思います。

実際、シロアリ対策で不必要な工事を契約してしまったと後悔されている方は後を絶ちません。

 

そこで今回、シロアリ対策でお悩みのあなたに向けて、自分でできる&業者に依頼する、シロアリ対策を徹底解説します!

まずはご自身でチェックできるポイントの解説から、業者に見てもらう際の確認点を知り、適切な工事と費用相場を知りましょう。

 

更には、不安に思われている方に向けて、悪徳業者のよくある手口や、優良業者の見分け方までお伝えします。

 

記事を読み終えれば、シロアリ対策で何に気を付け、ご自身が何をすればお家をシロアリから守り、安心して住み続けていただけるかが分かりますよ。

ぜひ最後までお読みください。

 

※途中、シロアリの写真が出てきます。苦手な方はご注意ください!

 


1章 自分でできるシロアリ対策

まずはご自身でできる、シロアリ対策について紹介します。

ご自身で見るポイントは、

・立地条件や住まいの環境がどうか

・実際の家周りや床下に症状があるか

2点です。

 

なお、ご自身でできるのは、“症状のチェック”までです。

万一シロアリが出てしまった場合の“駆除”は業者でないと完全にはできません

 

駆除は、姿をほとんど見せないシロアリが潜んでいる所を特定して、徹底的にやらないと効果がありません。

素人では専用の薬品を使っても完全に駆除することができず、また薬品も取り扱いが難しく健康を害す可能性もあるので、駆除は業者に任せましょう。

 

それではまず、ご自身でできるチェックについて具体的に説明していきます。

 

1-1 シロアリ危険度診断チェックシート

シロアリが好む立地条件や住まいの環境状況を確認しましょう。

チェックシートを見て、当てはまる項目が多いほどシロアリが好む環境なので、具体的な対策が必要かどうかチェックできます。

1分ほどでチェックできますので、ぜひ見てみましょう。

シロアリ危険度チェックシート

  • 黒字のチェックが…5個以上
  • 赤字のチェックが…1個以上

なら、シロアリ危険度が高いです。

特に赤字は1つでもチェックが付いてしまうと、シロアリの出現しているリスクがぐんと高くなります。

 

住環境で、「近くに公園や神社がある」や「日当たりが悪い」のは、シロアリが寄ってきやすい要素の1つとして考えられますが、

赤字の「既に羽アリを見た」や「雨漏りや雨漏りのような染みがある」場合は既にシロアリ発生の症状が出ているため、緊急度が高くなります。

 

1-2 すぐできる対策は、家周り2か所の整理

自分ですぐに出来るものとして、2か所の整理によって対策が取れるので、具体的に紹介します。

 

【その1】基礎の換気口を塞いでいる物はどかす

シロアリ対策 換気口

シロアリ対策 換気口

 

基礎の換気口付近にエアコンの室外機や、物置、荷物などが置いてないか確認し、物が置いてあるならどかして通気を確保しましょう

通気口前に物が置いてあると、床下の通気が悪くなり、シロアリが住みやすい環境ができてしまいます。

通気口をふさいでしまっている場合は、速やかに物をどかして、通気を確保しましょう。

 

【その2】廃材や木材、家具などは捨てる

廃材

廃材や木材が家の周りに置きっぱなしにしていれば、捨てましょう。

そのままにしておくと、雨で濡れて湿った廃材や木材にシロアリが寄ってきます。

家の周りに来たシロアリは、近くにある換気口から家の中に侵入しやすいため、

置きっぱなしの廃材や木材、家具などは捨てるか片付け、もし移動ができない場合は土と直接触れ合わないように、ビニールシートの上に乗せる対策を取りましょう。

 

すぐにできる家周りの整理は、以上の2つです。

すぐに改善できるものから実施し、万一シロアリの気配を感じるものがあれば消毒や駆除が必要です。

 

1-3 状態をチェックすべき5ポイント

すぐにできる対策をした後は、シロアリが既にいる環境でないか確認するために、次の5項目をチェックしましょう。

 

尚、主に床下の点検について触れますが、家によっては狭く、埃っぽさもあります。

身動きが取りづらい・体調が悪くなる、準備が大変など、ご自身ではできないと思ったら、無理せず業者に点検を依頼しましょう。

 

【床下に入る準備】

●床下への入り口がある場所

  • ・床下収納庫
  • ・畳をめくった床板の下

床下点検

床下点検

 

●床下点検に必要な服装・道具

  • ・汚れても良い厚手の服(つなぎなど)・長靴
  • ・防塵(ぼうじん)マスク
  • ・軍手
  • ・タオル
  • ・懐中電灯
  • ・カメラ(防塵対策をしたもの・記録用)

床下点検 服装

 

【チェックその1】床下が湿っている、湿気が溜まっている様子がないか

床下の土やコンクリート内に湿気を感じる場合は、要注意です。

シロアリが好む環境ができているためです。

原因は、立地条件から人的要因の場合があるため、すぐの改善ができないケースもありますが、まずはご自身の家の床下が、湿気が多いかどうか確認をしましょう。

 

【チェックその2】配管からの水漏れがないか

特に水回りの配管を見て、下が濡れてしまっている、水たまりができているなどの症状があれば、要注意です。

湿気がある環境はシロアリの大好物だからです。

水漏れがある場合は、原因の配管を修理することで改善できますので、配管業者に修理を依頼しましょう。

 

【チェックその3】蟻道がないか

蟻道(ぎどう)は、シロアリの通り道なので、もし見つけた場合は既にシロアリが入ってきてしまっている状態と言えます。

蟻道

屋外では基礎のコンクリート部分に蟻道がないかをチェックします。

筋が家の中に続くように伸びていたら、既にシロアリに侵入されている可能性が高いです。

 

もし見つけてしまった場合は、駆除や消毒が必要なので、業者に「蟻道がある」ことを伝えた上で工事を依頼しましょう。

 

蟻道

▲蟻道の土を崩してみると、中にシロアリがいます。

 

【チェックその4】木材がもろくなっていないか

シロアリによる被害

木材自体がもろくなっていないかチェックしましょう。

ドライバーなど、硬い物で木材を突いた時に、木が柔らかく刺さったり崩れたりしてしまう場合は、既に木材が傷んでいます。

 

シロアリによる被害の可能性が高いため、早め業者に「木材がもろくなっている」ことを伝えてどれくらいの被害なのか詳細の点検と工事を依頼しましょう。

 

【チェックその5】シロアリがいないか

シロアリによる被害

そのものズバリですが、シロアリを見つけてしまった場合は、その場に住み着いてしまっている可能性が高いです。

急いで駆除・消毒の工事をしないと深刻な被害になってしまうため、

業者に「既にシロアリが出ている」ことを伝えた上で、工事を依頼しましょう。

 

★シロアリがいても、いきなり殺虫剤を使用してはダメ!

もしシロアリを見つけてしまった場合、急いで駆除しなければ!と、ご自身で市販の殺虫剤を使用したくなるかもしれませんが、これはおすすめできません。

殺虫剤をかけられたシロアリ(特に羽の生えた羽アリ)は、警戒して散ってしまい、家の中の別の場所に巣を移してしまいます

被害が大きくなってしまうため、見つけても慌てずに刺激しないようにしましょう。

 

 

【おすすめの一次対応】

・掃除機で吸う(1日以上経ったらゴミパックを捨ててOK

・テープで張り付けて捨てる

掃除機

 

>点検方法などより詳しく知りたい方はこちら

 


2章 専門家にしてもらうべき4つの対策

ご自身でチェックしてみて、シロアリ被害を疑うところが1つでもあれば、対策として専門業者に見てもらいましょう。

業者に依頼するときは、具体的にどんな所をチェックしてもらうべきか、ここで解説します。

 

2-1 専門家による点検

専門家には、まず点検をしてもらい、本当に異常がないかの確認をしましょう。

プロによる点検は、素人が見ただけより更に緻密で、細かい所までチェックしてくれるからです。

具体的に紹介すると

シロアリ対策 点検

 

これらの項目を見てもらうと、点検には1時間くらい要します。

それぐらいの時間をかけて見てもらわないと、プロの点検の意味がありませんから、点検前には積極的に上記の部分も見てほしいと要望を伝えてしっかりとした点検結果が出るようにしましょう。

 

2-2 シロアリ消毒をする

シロアリ消毒

点検でシロアリがいないと診断された場合でも、消毒工事をしておくと安心です。

5年に1度シロアリ消毒をすることで、シロアリを寄せ付けない環境にできます。

 

シロアリ消毒をDIYでやりたいという方もいると思いますが、消毒に使う薬剤は人体に影響を与える可能性が高いため、おすすめしません。

扱いになれていない人が薬剤を撒くと、本人以外にもお子さん、妊婦さん、ペットがいるご家庭では特に薬剤の刺激で体調不良になることもあります。

そのため、消毒工事は専門業者にやってもらいましょう。

 

2-3 シロアリがいたら駆除&消毒をする

シロアリ

シロアリが見つかってしまったら、駆除と消毒工事をしてもらいましょう。

そのままにしてしまうと、確実に家がもろくなり、倒壊の危険が高まります。

専門家であれば、シロアリが発生した場所や、発生していそうな場所を中心に駆除を行い、再び寄ってこないように消毒で予防までできます。

 

素人ではシロアリの発生場所が特定できず、また薬剤による体調不良につながるため、シロアリが見つかってしまったら必ず業者に駆除と消毒をしてもらいましょう。

 

2-4 家全体の防水メンテナンスをする

防水塗装リフォーム

シロアリ被害が心配な方は、定期的な家全体の防水メンテナンスを業者に依頼しましょう。

これはつまり「塗装工事」のことで、塗装で防水機能を維持しておくことで、シロアリが好む環境になりにくくなるからです。

 

経年劣化で防水機能がなくなると、家のあらゆるところが雨を吸い込み、湿気た環境になってしまいます。

どんなにシロアリ消毒をしても、家全体が雨を吸い込みやすくなっていると、根本的な解決はできないため、永くシロアリを寄せ付けないためにも家全体の防水メンテナンスを業者に依頼しましょう。

 


3章 シロアリ対策の費用相場

シロアリの対策方法は、主に4つです。

それぞれの詳細と費用相場も併せて紹介します。

 

※ここで紹介する費用相場は一例であり、大手の会社などは中間マージンや人件費・広告費が掛かるため、相場より高くなることが考えられます。

 

3-1 発生を予防する【消毒工事】

シロアリの発生を予防するには、「消毒工事」を行います。

シロアリが発生しそうな場所を中心に全体に薬剤を散布・注入することで、シロアリが寄り付くのを防ぎます。

 

シロアリ消毒工事

 

>参考記事

 

3-2 出てしまったら【防除(駆除)工事】

シロアリが出てしまったら、駆除と消毒の効果がある「防除工事」を行います。

シロアリが発生した場所で駆除処理を行い、それ以外の場所では消毒で薬剤の散布・注入をします。

また被害状況によっては、別途修復作業も必要になります。

 

シロアリ防除工事

 

単価が消毒工事と金額面ではあまり変わらないのは、“駆除”と言っても、消毒と異なる薬剤を使うのではなく同じ薬剤で、シロアリが発生している場所には集中的に散布し、それ以外の所は予防として散布するので手間がそこまで変わらないからです。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

3-3 5年に1度の【床下(シロアリ)点検】

5年に1度の床下点検は、シロアリ対策として有効です。

新築から5年ごとに、シロアリ消毒の薬剤効果が消えるためです。

薬剤は強すぎると健康を害すため、5年程度の効果がある強さまでと定められています。

そのため、5年に1度は点検をし、定期的に消毒工事を行うことがシロアリ対策として有効なのです。

 

シロアリ点検

 

>参考

 

3-4 やるなら徹底的に!【調湿剤工事】

立地条件などから5年に1度の消毒では安心できない方は、徹底的な調湿剤工事をおすすめします。

調湿剤は、施工方法がしっかりしていれば、末永く床下環境を守ってくれます。

 

大事なのは、その施工方法です。

調湿剤を床下いっぱいに敷き詰め、地面から出てくる湿気が上昇する前に、調湿剤に吸わせるのが効果的です。

袋に入った状態の調湿剤を敷き詰めることで、地面からの湿気を吸い、交換時の取り扱いも楽になります。

 

調湿材工事

 

また、床下が直接地面になっている「布基礎」というお家なら、調湿剤を敷く前に“クリーンバリヤ工法”(日本衛生センター)で、地面に特殊な合成樹脂を吹き付けてカバーをしてあげることで、地面からの湿気上昇が少なくなります。

その上で調湿剤を敷き詰めると、効果的です。

 

布基礎

▲布基礎:床下が地面の土になっている基礎です。

 

クリーンバリヤ工法

出典:日本衛生センター

▲クリーンバリヤ工法でコーティングカバーした床下

 

☆調湿剤や換気扇の効果について

シロアリ対策の中で、よく「床下換気扇」や「調湿剤」という工事を耳にする事があります。

これらは、消毒工事を5年毎にやるより、対策としての効果はあまり見込めません。

また、必要以上に取り付けをして料金を高く請求する業者もいるため、無理にこの工事をするよりも、定期的に点検や消毒を実施するほうがシロアリ対策としては有効です

 

換気扇、調湿材

 


4章 悪徳業者の手口6選と対策法

シロアリの対策を業者に依頼しようとした際に注意して欲しいのは、残念なことに悪徳シロアリ業者がいることです。

ここでは、事前に悪徳業者のよくある手口と対策を紹介しますので、業者選びの中で同じような違和感があったら、対策を打てるようにしましょう。

 

4-1 アポなし訪問で居座る

悪徳業者

アポイントなく突然訪問してきて、玄関先などに居座り、ひたすら話しを続ける業者がいます。

これは消費者が居座られることに苦痛を感じて、仕方なしに点検や契約など、次の約束を無理矢理とることを狙った手段です。

 

気持ちが保てない方は、もう訪問販売に来てほしくないがために契約をしてしまうくらい、追い詰められてしまうこともあるので、気をしっかり持って、訪問・居座りに迷惑していることを明確に伝えましょう。

 

事象

突然訪問して、居座り続けサービスの話をする、次の約束を無理矢理でもつけようとする。

対策

対応に困ったら「お帰りください」と伝えましょう。

帰らない場合は不退去罪になるので、警察を呼ぶのも手です。

 

4-2 点検で嘘の報告をしてくる

悪徳業者

床下点検を実施した後に、嘘の内容を報告してくる業者がいます。

依頼者の不安をあおり、すぐの契約に結び付けるためです。

 

・別の家の写真を見せて、シロアリ被害が出ていますよと報告してくる。

・自前のシロアリに食べられた木材片を出して、お宅の家が食べられていましたよと報告してくる。

・証拠もないのに、シロアリがいましたと報告してくる。

・シロアリを持ってきてバラまき、あたかも最初からシロアリがいたように報告してくる。

 

悪質な業者は、考えられないような手を使って不安をあおってきます。

そのため、点検の報告は1人でなくご家族と一緒に聞くなど、冷静になれる環境にしておくと良いでしょう。

 

事象

なんらかの嘘をついて、シロアリ工事が必要だと不安をあおり、契約を迫ってくる。

対策

冷静になれるよう、家族と報告を聞く。

必ず写真を撮影してもらい、写真も、“いつ撮影した”かが分かる様にする。

 

4-3 オプション付きの高額見積を出してくる

悪徳業者

希望していないオプションを付けて、高額な見積もりを出してくる業者がいます。

これはもちろん、業者の得のためでしかありません。

例えば

”シロアリが出ていないと分かったAさん。

消毒だけはしておきたいと思い見積を依頼したが、業者からは

「お宅の立地は湿気を溜めやすいから、調湿剤を引かないといつシロアリが来てもおかしくない」

と言われ、高額な工事の見積を持ってきて契約させられそうになった”

などの事例があります。

 

シロアリが出ていない状況であれば、無理に他の工事をする必要はまず無いため、希望しないのであれば「今回は消毒だけを希望している」など、こちらの意思を明確に伝えましょう。

 

事象

希望していない、本当は必要のない工事を見積に入れて高額工事の契約を迫ってくる。

対策

なぜ希望していない工事の内容が入っているのか確認する。

自分が何を希望しているのか明確に伝える。

 

4-4 同業他社を悪く言う

悪徳業者

同業他社のことをひたすらに悪く言い、自分の会社を選んだ方がいいと促してくる業者がいます。

業者は自社で契約してほしいので、よそを悪く言って、他社に選択肢が無いように仕向けているからです。

 

ですが、事実以上に悪口を言うのは、逆を言えば自社に自信がない証拠でもあります。

他社を悪く言う業者には「お宅はどうなんですか?」と返してみましょう。

具体的な理由なく「うちは大丈夫です!」や「地域ナンバーワンです!」など根拠が見えない返答をする場合は、あまり信用できません。

同業他社をあまりに悪く言うのは、人としても信用できないので止めましょう。

 

事象

A社は、B社は…と、他社を悪く言うことで、自社の価値を上げて消費者の選択肢を無くそうとしてくる。

対策

悪く指摘した点に対して「お宅の会社はどうですか?」と聞いてみる。根拠のない返答があれば怪しい。

悪口ばかり言う担当も信用できないので、やめた方が良い。

 

4-5 すぐに契約・工事をしたがる

契約書

すぐに契約や工事をしたがる業者がいます。

これは、契約さえしてしまえば、または工事にさえ取り掛かってしまえば、もうこっちのものだと業者は思っているからです。

 

ですが、契約では通常相見積もりを取ったり、説明をよく聞いてご家族で検討したりすることが多いです。

業者は不安をあおって今すぐ契約しないと危ないように言ってきますが、迫られた時ほど、一旦冷静に考える時間を作りましょう。

 

事象

今すぐ契約しないと大変なことになるようなあおり方をして、すぐの契約や取りやめできないように工事に入ろうとしてくる。

対策

契約を迫られた時でも、その時に契約しなければいけない理由はまず無いので、「検討させてください」と伝え、家族などに相談する。「今日契約したらキャンペーン価格です」のような誘い文句にも飛びつかないこと。

 

4-6 アフターフォローに見せかけて追加工事を迫る

悪徳業者

アフターフォローに見せかけ、追加工事を迫ってくる業者がいます。

細く長く、同じ顧客から契約を貰って沢山工事をしてもらおうと目論んでいるからです。

施工後しばらく経ってから、「1年点検です」などと言って点検をし、

「シロアリは大丈夫だが、別の躯体が悪くなっているので工事をしないと危ないですね」など理由を付けて工事の契約を迫ってきます。

 

ですが、本当に信頼できる会社であれば、シロアリ点検の時に将来悪くなりそうな部分は見極められますし、その時に今の状態を総合的に伝えてくれるはずです。

小出しで追加の工事を断続的に迫ってくる業者は良い業者とは言えませんので、不要な工事ははっきりとお断りしましょう。

セカンドオピニオンのように、他の業者に何も伝えず点検をしてもらい、その見解を聞いて判断すると尚安心です。

 

事象

点検後、別の場所が悪くなっているからと、断続的な契約を迫ってくる。

対策

不要な工事であればはっきりと断る。

他の業者にも点検してもらい、問題がないことが分かればもう最初の業者との付き合いは止めた方が無難。

 

☆契約に後悔しているなら「クーリングオフ」をする

契約したものの、後悔している、または迷っている…と言う方は、クーリングオフをしましょう。

クーリングオフは、下記条件で使用できます。

・訪問販売で契約した

・契約書面を交わしてから8日以内

書面で契約業者に通知することで、契約を解除できます。

 

※自ら点検を依頼した業者の場合は、解約のためには業者との話し合いや違約金が必要なこともあるので、ご注意ください。

 


5章 間違いない業者を選ぶ4つの確認点

悪徳業者に騙されないためには、良い業者・間違いない業者を選ぶ必要があります。

最終的に業者を決めるのは施主様自身なので、ご自身で見極める力を持っていないと後悔することになりかねません。

これから紹介する4つの確認点を、契約前に確認をして見極める要素にしましょう。

 

5-1 点検時や施工時に写真を沢山撮ってくれるか

点検写真

床下の点検時や、実際の施工時に写真を沢山撮ってくれるかを確認しましょう。

ご自身で床下に入る事が難しいと、写真はなによりの証拠になるからです。

点検時には、ご自身の家の写真だと分かる様に依頼者の所有物などを写真に撮ってもらう、

また細かい所までしっかりと点検や施工をしてくれたことが分かる様に、枚数も10枚程度ではなく、点検・施工それぞれ30は写真を撮影してくれる業者を選びましょう。

 

シロアリ点検

▲依頼者の使わなくなった携帯電話を証拠として写し込んだ例

 

5-2 床下配管も一緒に点検してくれるか

床下点検 配管

床下配管も一緒に点検をしてくれるか確認しましょう。

水漏れがあればもちろんシロアリが寄りやすい環境を作ってしまいますが、配管にヒビが入っている・サビついているなど、水漏れに繋がりそうな状況の判断も同時にしてもらう方が、後のリスクを回避できるからです。

 

なにより何かあってからでないと指摘しない業者は不親切なので、点検前には「配管も大丈夫そうか見てもらえるか」と確認しましょう。

 

5-3 5年保証書がもらえるか

シロアリ消毒 保証書

消毒・駆除工事の際は5年保証書がもらえるか確認しましょう。

シロアリの消毒や駆除薬は、5年が効果持続の相場で、施工金額が安い場合は、この保証すらつかないことがあるためです。

これは口約束ではなく、証拠として紙でもらうようにしましょう。

 

昔はとても強い薬剤で10年保証を出す会社もありましたが、その薬剤を使った事件が起きたのをきっかけに現在は強い薬剤の使用が禁止されているので、5年の保証が普通です。

効果の保証を出してくれる業者を選びましょう。

 

5-4 家全体の防水提案もしてくれるか

塗装工事

家全体の防水提案もしてくれるかチェックしましょう。

シロアリが出る環境は、塗装をすべき時期に来ている可能性が高いため、床下だけでなくトータルでアドバイスをしてくれる業者は、家全体を大切にする方法を心得ているからです。

 

防水提案とは、塗装工事などで防水効果を高めることです。

そのため、シロアリ専門業者ではなくリフォーム業者や塗装業者に点検を依頼するほうが、家全体のメンテナンスについてのアドバイスをしてくれます。

業者に依頼した際に、相手方から家全体のメンテナンスについて提案してくれる業者は、信用できるでしょう。

 


まとめ

いかがでしたか?

シロアリの対策は、ご自身ですぐにできるものから、業者に依頼しないと解決できないものまで多岐に渡ります。

まずは、ご自身で今の住環境や症状をチェックし、床下に関する不安や疑問を1つずつ解消していきましょう。

 

具体的には

  • ・コンクリート部分に蟻道(ぎどう)がないかチェック
  • ・基礎の換気口を塞いでいる物はどかす
  • ・廃材や木材、家具などは捨てる

 

無理のない範囲で、床下にご自身で入ることがあれば

  • ・床下の土が湿っている、床下に湿気が溜まっている様子がないか
  • ・配管からの水漏れがないか
  • ・蟻道がないか
  • ・木材がもろくなっていないか
  • ・シロアリがいないか

をチェックして、1つでも当てはまるなら業者に依頼してしっかりと点検をしてもらいましょう。

 

また専門家による対策は、

  • ・専門家による点検
  • ・シロアリ消毒をする
  • ・シロアリがいたら駆除&消毒をする
  • ・家全体の防水メンテナンスをする

が挙げられます。

ご自身では難しい専門的な工事なので、不安要素があるなら消毒や家全体のメンテナンスを見越した依頼をしましょう。

 

シロアリ対策の費用相場は、以下の通りです。

 

費用相場/坪

シロアリ消毒工事

6,00010,000円/坪

(1,8003,000/㎡)

シロアリ防除工事

6,0008,000/

1,8002,700/㎡)

床下(シロアリ)点検

無料~8,000

調湿剤工事

10,000円~/

3,000円~/㎡)

 

 

また残念ながら、シロアリ対策では悪徳業者がいるのも事実です。

よくある手口と対策法を紹介します。

いずれも事前にそういう話があると知っておき、冷静に対処するのが大切です。

シロアリ悪徳業者の手口

 

悪徳業者に引っ掛からずに、間違いない業者を選ぶために事前に確認すべき項目は4つです。

  • ・点検時や施工時に写真を沢山撮ってくれるか
  • ・床下配管も一緒に点検してくれるか
  • ・5年保証書がもらえるか
  • ・家全体の防水提案もしてくれるか

 

これらを元に、正しいシロアリ対策をしてくださいね。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

 

>家に湿気を入れないためには、塗装メンテナンスの時期を見逃さないようにしましょう。

写真で解説:外壁塗装の塗り替え時期が分かる!見極め症状別チェック

 

>床下点検をする場合は、一緒に”基礎”も見てもらうと安心です。

基礎のひび割れに要注意!補修必須の5つの症状と補修方法・費用相場

 

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