我が家の外壁に適したクリヤー塗料がわかる!プロ厳選のおすすめ5種

艶有りクリヤー

家を購入してから我が家も10年近く経ち、外壁のメンテナンスが気になるように…

気に入った外壁を選んで建てたので今の外観のイメージを崩さずにメンテナンスをしたい。

そうお考えの方も多いのではないでしょうか?

 

お家の外壁を綺麗な状態で長く保ちたい、今の外壁のデザインが気に入っている、という方には「クリヤー塗料」での塗装をおすすめしています。

 

こちらの記事では、ご自宅の外壁に合わせたおすすめの塗料と、施工上の注意点などをご紹介していきます。

是非お気に入りの塗料を見つけて外壁を綺麗にしちゃいましょう!

 

クリヤー塗料とは、顔料を含まない無色透明な塗料です。

コーティング(保護)としての機能に特化しているため、外壁の素材の色や木目を生かしながら、塗装できるのが特徴です。

 

下地がそのまま透けて見えるため、新築から間もない5年~10年までの住宅の外壁や、比較的劣化が少ない外壁に適しています。

※10年以上経過していても施工可能な状態もありますので、気になる方は工事業者に確認して下さい。 

 

また、クリヤー塗料も一般的な塗料と同様に様々なグレードがあり、費用や耐久性が変わってきます。

外壁塗料の種類

 

また、現在ご自宅に使用されている外壁材の種類によっても合う塗料、合わない塗料があります。

詳しくは次の2章でご紹介していきます。

 



  • 2章 [外壁材別]おすすめクリヤー塗料5選

クリヤー塗料を使用する場合、ご自宅の外壁材の種類によってそれぞれおすすめする塗料があります。

塗料も種類が沢山ありますので、その中でも厳選した塗料を外壁材別にご紹介していきます!

ご自宅に合った塗料を選んでくださいね!

 


  • 2-1 多色サイディング:UVプロテクトクリヤー

多色サイディング

多色サイディング

外壁に色が2色以上入っている『多色サイディング※』と呼ばれる外壁材を使用している方には、UVプロテクトクリヤーシリーズがおすすめです。

※正式名称「窯業系サイディング」で、その中でも複数色を使っているデザイン性の高いものを指します。

 

 ■ピュアライドUVプロテクトクリヤー(日本ペイント)

UVプロテクトクリヤー

出典:日本ペイント

㎡単価耐用年数
シリコン2,800円~7~12年
フッ素3,200円~12~15年

 

大手メーカー日本ペイントから発売されている有名な塗料の一つです。    

仕上がりは艶あり・3分艶、艶消しから選べます。

「セラミック」という、石や砂のような無機物の粒子・粉末が含まれていて汚れにくいのが特徴です。コケやカビなども発生しにくいです

紫外線吸収剤が含まれているため、紫外線による劣化を軽減させ、外壁をより長持ちさせることができます。

グレードも2タイプあり予算や持たせたい年数から選べるので、幅広い方におすすめです。

 

2-2 難付着サイディング:ロイヤルセラクリヤー

難付着(なんふちゃく)サイディングとは

  • ・親水性のある外壁
  • ・光触媒コーティングされた外壁
  • ・無機コーティングされた外壁

など、汚れを弾く特殊機能が付いた外壁材の総称です。

 

■難付着サイディングの例

難付着サイディング

出典:ケイミュー(外壁材カタログ)

 

一般的な塗料では弾かれて剥がれなどの施工不良が起こる可能性があるため、塗料選びに注意が必要な外壁です。

そんな難付着サイディングには、ロイヤルセラクリヤーがおすすめです。

 

ロイヤルセラクリヤー (菊水化学工業)

ロイヤルセラクリヤー

出典:菊水化学工業

単価:2,300/㎡~

耐用年数:10年~13

 

サイディングボード・磁器質タイル用のクリヤー塗料です。

艶有り、3分艶から艶を選べます。

かつては難付着サイディングへの塗装は技術的にできませんでした。

しかしこの塗料は、シリコン樹脂に特殊なセラミックを混ぜ合わせることで、無機系などの難付着サイディングにも密着する性質を持たせて、塗装を可能にしています。

こだわって特殊な外壁を選んだという方にはぜひおすすめの塗料です。

 

※難付着サイディングへの塗装は、必ず業者に相談・確認をしてから実施しましょう

 

2-3 タイル:タイルフレッシュ

tile

タイル外壁には、タイルフレッシュという専用塗料がおすすめです。

 

■タイルフレッシュ(エスケー化研)

タイルフレッシュ

出典:エスケー化研

単価:2,200円/㎡~

耐用年数:12年~15

 

タイル外壁専用のクリヤー塗料です。

艶あり、艶消しから艶を選べます。

耐水性・耐酸性・耐アルカリ性に優れており、タイルの弱点である目地部分の中性化を防止する他、塩害や酸性雨による劣化も防いでくれます。

親水性のある塗膜を作ることで汚れが付きにくく、付着した場合も雨などで洗い落とすため、いつまでもタイルの美しさを維持することができます。

 

※親水性とは

水に溶けやすい、水に混ざりやすい性質を指します。

親水性のある外壁は埃などの汚れを雨で洗い流すことができます。

親水性

 

2-4 金属サイディング:IP水性金属用クリヤーSI

金属SD

金属サイディングにおすすめする塗料は、IP水性金属用クリヤーSIです。

 

■IP水性金属用クリヤーSI(インターナショナルペイント株式会社)

IP水性金属用クリヤー

出典:インターナショナルペイント株式会社

単価:1,500円/㎡~

耐用年数:7年~12

 

金属系外壁専用のクリヤー塗料です。

通常、金属には下塗りとして錆止めを塗る必要があるので、どうしても着色塗装になるのが一般的でした。

しかしこのクリヤー塗料自体に錆止め効果が含まれ、下塗りなしでも塗れる密着性も持っているため、金属にもクリヤー塗装が実現できました。

仕上がりは艶ありのみとなっています。

 

2-5 木材:キシラデコール

木材外壁

木材の外壁におすすめなのは、キシラデコールという木部用塗料です。

 

■キシラデコール(大阪ガスケミカル株式会社)

キシラデコール

出典:大阪ガスケミカル

単価:1,900円/㎡~

耐用年数:2年~5年(浸透性タイプ)

 

こちらは木材専用の代表的塗料です。

完全なクリヤーではなく半透明の塗料で、自然な木材の茶色系で多数のカラーバリエーションがあります。

塗装後も木目が残って、温かみのある質感を保つことができます。

木材に浸透して表面に塗膜を作らないため、木材の呼吸を妨げず通気性を保ってくれ、防腐・防カビ効果もついています。

ただ、定期的な塗り替えが必須となるのでコストパフォーマンスはあまり良くありません。

マメなメンテナンスが可能な方にはおすすめの塗料です。

 


3章 クリヤー塗装の注意点

クリヤー塗料は通常の塗料と違い、工事する前に知っておいた方が良い注意点が4点あります。

現状の外壁材や状態によっては、使用をおすすめできないこともあります。

ご自宅と照らし合わせて、事前にクリヤー塗料を使用できるかどうか確認を行いましょう!

自分で見ても良く分からない場合は専門業者に点検を依頼し、「クリヤー塗装をしたいけれど可能ですか?」と確認してくださいね。

 

3-1 外壁材によって適さない場合がある

クリヤー塗料は、レンガや一部の金属などの外壁には適さない場合があります。

 

  • レンガ

レンガ

出典:山陽ホーム

レンガの外壁のお家はクリヤー塗装に向いていません。

無機質のレンガ材は、表面を塗装する必要性がない外壁材のため、塗装をしてもクリヤー塗料が先に劣化してしまい、塗装本来の効果を得ることができません。

 

  • アルミやステンレスなどの金属外壁

アルミ

出典:YKK AP

 

金属素材の外壁の中でも、アルミやステンレスなどの素材の場合クリヤー塗料は適していません。

アルミやステンレスは表面が塗料を弾くので、クリヤーに限らず塗装をしても高確率で剥離し、剥がれ落ちてしまいます

 

最近は専用の下地材が開発されており、それを使えば塗装すること自体は出来ますが、まだ通常の耐用年数を発揮するのは難しいためおすすめはしていません。

剥がれや劣化が早いことを納得した上で依頼するのであれば、塗装しても問題ないでしょう。

 

塗料の技術は日々進歩しており、新しい製品が次々と開発されています。

以前は難付着サイディング外壁にはクリヤー塗装は出来ませんでしたが、現在は専用塗料も開発・発売されるなど、「昔できなかったことが今ならできるようになった」ということはたくさんあります。

どんな熟練の職人でも、新しい情報を知らないと「できません」と言われてしまいます。

ご自宅の外壁にクリヤー塗料が使用できるのかできないのかは、常に新しい情報を仕入れている塗装専門業者に確認してもらいましょう。

 

3-2 クラック等の傷みは隠すことができない

現状、外壁にクラック(ひび割れ)などの傷みが出ている場合、塗装しても傷んだ部分を隠すことはできません

クラック以外にも、洗浄しても落ちない汚れ、凹みや欠け、部分的な色落ちなど、既に劣化してしまった状態に塗装した場合、クリヤー塗料ではそのまま見えてしまって見栄えが悪いと感じる方が多いでしょう。

 

細いひび割れ

■塗装前

ヘアークラック

 

■塗装後

ヘアークラック

ごく細いひび割れならクリヤー塗料でも埋まるので、補修を兼ねることはできます。

しかし、ひび割れ自体は見える状態で残ります

 

大きなひび割れ

ある程度の大きな割れは、塗装前に補修しなければいけません。

■補修・塗装前

暗く補修前

■補修・塗装後

クラック補修後

コーキング材などで補修をしますが、外壁と全く同じ色・質感にすることは難しいため、どうしても補修跡が目立ってしまいます

上記写真の様に補修箇所が目立って嫌だ、と思うのであれば、クリヤーではなく色付き塗料での塗装も検討しましょう。

 

納得した仕上がりにするためにも、工事前に専門業者に点検を依頼し、現状のお家の傷みの状態に合わせてクリヤー塗料でも塗装出来る状態なのか、色付きの塗料を使用した方が良いのか、確認しましょう。

 

3-3 コーキングの色・種類選びが必要

クリヤー塗装の時は、コーキングの仕様にも注意が必要です。

コーキングとは:

サイディングボードのパネルとパネルの間の目地部分や、窓サッシの周りなどにある、ゴム状の素材のこと。

塗装工事のときには補修・交換をします。

コーキング

 

コーキングの色

コーキング

まずコーキングの色については、通常の塗料だと塗料で隠れてしまうためあまり気にする必要が無いのですが、クリヤーだと全て見えるため、色選びが重要です。

外壁材の色柄と合うように、慎重に選びましょう。

 

現状使用しているコーキングは、経年劣化による自然退色が起きています。

新築時と同じ色・品番を選んで使っても、新品のコーキング部分だけ不自然に目立っている…と違和感を覚えてしまう可能性があります。

 

そうならない様に、工事に入る前にコーキング材の色見本を見せてもらい、現在の外壁に合わせて選ぶようにしましょう

可能であれば日光の下で実際に外壁面に当てて、色を比較してみると良いでしょう。

 

■コーキング色見本

コーキングの色見本

注意点:

コーキングの色見本は基本的に小さいです。実際に施工すると面積が大きくなり、見本よりも明るく見えるケースが多いです。

最初からワントーン暗めの色を選ぶか、心配であれば工事業者から実例をもとにアドバイスをもらいましょう。

 

 

コーキングの種類

コーキングを選ぶときに『ノンブリードタイプ』という種類を使ってもらいましょう。

このタイプなら、コーキングの施工後でも上から塗装が可能になります。

 

業者によっては、「クリヤー塗料はコーキングの上には乗らない」と説明して、塗装後にコーキング工事をするところがあります。

しかし実際は、コーキング材の種類さえきちんと選べば、上にクリヤー塗装をすることができます。

コーキング

 

塗装→コーキングの順だと、コーキングの上には何も守るものが無くむき出しです。

せっかく塗装したのに、コーキングだけ早く劣化してきて、またすぐ工事が必要になってしまいもったいないです。

コーキング→塗装とすれば、塗装が紫外線から守ってくれるため、コーキングの寿命を延ばすことができます。

 

お家全体のメンテナンスを考えれば、コーキングの上に塗装した方が良いです。

正しい知識を持って、クリヤー塗装でもしっかり長持ちするメンテナンスをしてくれる業者を選びましょう。

 

3-4 艶を強く感じやすい

クリヤー塗装

クリヤー塗料は塗装後、通常の塗料よりもを強く感じる傾向があります。

あんまり艶が目立つのは嫌だな…という方は、工事前にその旨を業者に伝え、艶の度合いを選ぶようにしましょう。

 

塗料によりますが、「艶あり」「艶消し」の2種類から選べるものや、

「艶あり」「3分艶」「艶消し」の3種類から選べるものなどがあります。

 

■クリヤー塗装 3分艶仕上げ

三分艶クリヤー

艶を少なくすると、落ち着いた雰囲気になります。

 

少し艶を抑えてシックな仕上がりをご希望される方は、工事業者に相談し、お好みの艶を選べる塗料を提案してもらうと良いでしょう。

 

◆外壁塗装の艶について詳しくはこちら

 


まとめ

クリヤー塗料は新築から間もない5年~10年程度の住宅の外壁や、比較的劣化が少ない外壁に適した塗料です。

10年以上経過していても施工可能な状態もありますので工事業者に確認して下さい。

 

塗料は外壁材によって使えるもの、使えないものがありますので、ご自宅の建材にあわせてご検討ください。

 

また、クリヤー塗装するまえに注意点として、

  • ・外壁材によって適さない場合がある
    ・クラック等の傷みは隠すことができない
    ・コーキングの色・種類選びが必要
    ・艶を強く感じやすい

の4点を理解し、きちんと良い塗装工事ができるか、確認してすすめましょう。

 

是非、クリヤー塗料を使用して素敵な外壁を長く保ってあげてくださいね!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

◆サイディング塗装全般の注意点や費用相場については、こちらをご覧ください。

サイディング塗装の全てが分かる!失敗しないために重要な5つの項目

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