
「外壁塗装を少しでもお得にしたい!」
「助成金や補助金を使って費用負担を減らしたい!」とお考えのあなた。
お住まいの横浜市の助成金について調べているのではないでしょうか。
外壁塗装は、お家のリフォーム工事ですから決して安い工事ではありません。
少しでも費用をお得にしたいですよね。
ただ実は、2021年1月時点では、残念ながら横浜市では外壁塗装に助成金(補助金)が出る制度はありません。
そこでこの記事では、外壁塗装以外に助成金(補助金)が出るリフォームについて解説していきます。
申請条件や申請方法など細かく丁寧にご紹介しますので、塗装以外のリフォームを検討されている方はチェックしてみて下さいね。
さらに、外壁塗装工事の費用負担を減らしたい方へ、助成金(補助金)以外で外壁塗装工事をお得にする方法を解説。
様々な方法を駆使して、お得にお家を長持ちさせていきましょう!
目次
1章 横浜市では外壁塗装に助成金(補助金)は出ない!
まず結論からいうと、残念ながら横浜市では外壁塗装におりる助成金(補助金)制度はありません。( 2021.01現在)
横浜市には「住まいのエコリノベーション(省エネ改修)」という補助金制度がありますが、その制度にも、外壁塗装は該当しません。
そのため、外壁塗装工事で助成金(補助金)を受け取るのは難しいです。
次章では、補助金が受け取れる工事や申請方法について解説していきます。
外壁塗装以外にもリフォームを検討されている方はぜひ参考にしてみて下さい。
>外壁塗装をお得にしたい方は、3章をご覧ください。
また、塗装のコストパフォーマンスは業者選びも重要です。
以下の記事もあわせてご覧ください。
2章 横浜市で補助金が出るリフォーム工事
横浜市のリフォーム工事の補助金制度には「住まいのエコリノベーション(省エネ改修)補助制度」というものがあります。
どんな工事に補助が出るのか解説していきます。
塗装工事と一緒に行なおうと考えているものがあれば、チェックして申請していきましょう。
2-1 リフォーム工事一覧
横浜市の「住まいのエコリノベーション(省エネ改修)補助制度」において補助金が出るリフォーム工事は下記の通りです。
工事区分 | 工事内容 | 補助金額例 |
・断熱改修工事 | 外窓交換 | 2.5~5万円/箇所 |
内窓設置 | 1~3万円/箇所 | |
ガラス交換 | 0.3~1.2万円/箇所 | |
浴室内の窓交換 | 0.3万円/箇所 | |
玄関ドア交換 | 3.5~8万円/箇所 | |
床、外壁、屋根(天井)の改修 | 床 1,000円/㎡ 外壁 800円/㎡ 屋根(天井) 800円/㎡ | |
・設備改修工事 (断熱改修と併せて実施の場合のみ) | 給湯器交換(潜熱回収型・ヒートポンプ・瞬間式併用・太陽熱) | 10万円/個 |
太陽光設置 | 10万円/個 | |
HEMS(ヘムス)設置 | 3万円 | |
既存住宅取得と合わせた改修 | 1万円 |
出典:横浜市ホームページより
また、「住まいのエコリノベーション(省エネ改修)補助制度」とは別に、大きな災害後に家の修繕工事に対して補助制度が発足するケースもあります。
実際に令和元年9月に発生した台風15号により半壊・一部損壊してしまった住宅に対して、令和2年3月に「耐震性の向上等に資する修繕工事に補助する緊急支援事業」が開始されました。(現在は受付が終了されています。)
台風後に屋根や外壁に被害があれば、自治体の支援制度を確認してみましょう。
2-2 申請条件
「住まいのエコリノベーション(省エネ改修)補助制度」の申請条件についてまとめました。
令和2年度の申し込みは終了していますが、来年度以降、申請したい方はあらかじめ条件や要項を把握しておきましょう。
■補助要項
| ▪居室1室以上の全窓の断熱改修工事を行うこと ▪補助金額の合計が10万円以上であること |
■対象住宅 | ▪横浜市内に存する次に掲げる住宅 ▪耐震性能を有する建築物 ▪次のいずれかの要件を満たすもの ・昭和56年6月1日以降に着工したもの(増築等を含む) ・現行の耐震基準に適合させる改修工事が施工されているもの(エコリノベーション等工事の完了までに、耐震改修が施工完了するものを含む。) |
■補助対象者 | ▪対象住宅の所有者又は区分所有者 ※個人・法人の別及び、市内在住・所在は不問 ※同一所有者に対する補助は、同一年度内に10戸を限度とします。 |
上記の条件が全て満たされれば、申請を行なっていきましょう。
2-3 申請の流れ
申請の一連の流れを解説します。
①事業計画書を提出 |
補助金を受け取るまでに提出する書類は3つです。
①事業計画書(第1号様式)
まず、業者との契約の前に「事業計画書」として第1号様式の書類を記入して提出します。
工事費が確定してからの書類記入となるので、あらかじめ業者に見積もりを取っておきましょう。
問題なく書類が処理されれば、3 週間程度で「事業計画承認通知書」というものを受け取れます。
「事業計画承認通知書」が交付されたら、業者と契約し、工事を行なってもらいましょう。
※提出窓口⇒横浜市住宅供給公社街づくり事業課
②工事完了報告書および補助金交付申請書(第6号様式)
工事終了後、工事完了報告書および補助金交付申請書(第6号様式)を記入し再度提出します。
書類内では工事中の写真や完了後の写真の添付が求められるので、業者に写真を撮ってもらうようにお願いしておきましょう。
受理されると「補助金交付決定通知書」が交付されます。
③補助金申請書(第8号様式)
最後に補助金申請書(第8号様式)を記入し、提出を行ないます。
書類が受理された後、補助金が交付されます。
補助金が交付されてから、業者への支払いをしようとお考えの方もいるかもしれませんが、実はそれはできません。
なぜなら②の工事完了報告の際に領収書(又は支出を証明する書類)が必要になるからです。
補助金が下りる前に、一旦業者へ工事費用を支払うので、お金の準備はしておきましょう。
>書類のダウンロードはこちらのページから行ないましょう。
3章 助成金以外で外壁塗装をお得にする方法
横浜市では外壁塗装を対象とした助成金(補助金)制度がなくガッカリしている方へ向けて、助成金(補助金)以外で工事をお得にする方法をご紹介します。
ご自宅で活用できそうなものがあればぜひご参考にしてみて下さい!
3-1 火災保険を活用する
台風や雪害などで破損している箇所がある方は、火災保険を申請しましょう。
火災保険は、火災による被害だけでなく、台風・強風・雪害・雹害などの自然災害による被害に対しても活用することが出来ます。
お家の周りのものが風災被害に遭っていれば、保険で工事費用が負担され、結果的に外壁塗装工事の費用負担にも繋がるケースがあります。
例えば、昨年の冬に雪で雨どいが歪んでしまった、破損してしまった場合に雨どいの全交換工事を火災保険申請したとします。
雨どい全交換には足場架設も含まれるので、保険が適応されれば外壁塗装に必要な足場費用を削減することが出来ます。
※雨どいの他にも、屋根・破風板・カーポート屋根などの修繕で申請することが出来ます。
火災保険は外壁塗装工事に直接活用することは難しいですが、お家の周りの修繕工事として活用できればお得に工事することが出来ます。
風災被害に遭ったまま放っておいている部分がある方は、塗装業者に相談し保険対応をしてもらいましょう。
>火災保険対応についてはこちらの記事をご覧ください。
3-2 塗装工事自体の費用を抑える
外壁塗装工事の費用負担をおさえたい方は、そもそもの工事費用を抑えることも検討してみましょう。
塗装を依頼するタイミングや業者選びによって品質を落とさずにお得に工事する事ができます。
費用負担を抑えるポイントは以下3つです。
①キャンペーンを利用する ②閑散期に塗装する ③塗装専門店に依頼する |
上記の方法は、工事の品質を下げずにお得に工事できる方法です。
工事費用を下げるために、外壁の塗料のグレードを下げたり、必要な項目を削るなどはお勧めしません。
適正価格で高品質な工事にしていきましょう。
>外壁塗装を安く抑えたい方はこちらの記事をご覧ください。
まとめ
いかがでしたか。
横浜市には外壁塗装工事の助成金(補助金)制度はありません。
しかし、令和2年度の時点では断熱リフォームなどの補助制度はあります。
今後、ご自宅をリフォームされることがあれば、市のホームぺージを確認し助成金(補助金)制度についてチェックしてみましょう。
外壁塗装工事の費用負担を下げたい方は、
・火災保険を使う
・外壁塗装工事の費用を抑える
などの工夫をしてお得に工事してくださいね。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
◆大きな出費を避けたい方はローンを使っての外壁塗装工事もおすすめです。
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