サイディングの塗り替え時期が分かる!劣化症状5つと塗料別費用相場

塗装工事

サイディングの家を建ててもうすぐ10年…

塗り替えは10年経ったらと言われているけど、まだきれいだし本当に10年経ったらやらなければいけないの?

と疑問に思われているのではないでしょうか。

 

確かにサイディングにヒビなどの分かりやすい劣化がないと、塗り替えはまだ大丈夫だと思われますよね。

しかし、塗り替え工事はサイディングがきれいなうちにやることをおすすめします

なぜなら、サイディングの劣化が進んでしまうと、塗装でなく、重ね張り工事や張替工事が必要になり、費用が倍近くかかってしまう場合があるためです。

サイディングの耐久性を保つためにも、塗り替え時期を見逃さないようにすることが大切です。

 

とはいっても具体的にいつ塗り替えればいいのか分からないですよね。

今回は塗り替え時期が分かる、おおよその目安や劣化のサイン、工事にかかる費用相場をご紹介します。

さらには塗り替え工事で知っておくべき業者選びのポイントもご紹介しますのでぜひ最後までご覧ください。

無駄なお金をかけずに、きれいに家を長持ちさせていきましょう。

 

サイディングの塗り替え時期の目安は築5~7年です。

なぜなら、サイディングは築57年で最初に塗られた塗料が劣化し、水を吸うようになるからです。

実際にサイディングボードを作っているメーカーでも57年のうちに点検するように記載されています

 

▪ニチハ株式会社のカタログ

ニチハカタログ

 

ただ、目安は目安にしかすぎません。

実際に塗り替えした方が良い症状が出ていたら、築年数は関係なくメンテナンスを行ないましょう。

次の章で、塗り替え時期が来ている劣化のチェックポイントをご紹介します。

 

  • 2章 サイディングの5つの劣化症状

サイディング外壁の劣化症状をご紹介します。

立地によっては築5~7年経っていなくても塗り替え時期がくる場合もありますので、築5年を過ぎたら年に1度は家の周りをチェックしてみましょう。

そして劣化症状が確認出来たら、専門業者に外壁全体の点検診断を依頼しましょう

 

  • 2-1 水をかけたら染みこむ

吸水

サイディングに水をかけて吸い込むようになっていたら、塗装の時期が来ています。

新築時、サイディングは塗装されていて雨を弾いている状態でした。

しかし、長時間紫外線を浴びて劣化した塗料は水を弾く油分を失い、サイディングが水を吸収するようになります。

サイディングの劣化症状はこの吸水が原因で進行します。

水を吸いこむようになってしまったら他の劣化症状が出る前に塗り替えを行ないましょう。

 

  • 2-2 釘回りやサッシ回りにひび割れがある

クラック

サイディングを止めている釘回りや、窓サッシ下にひび割れがないか確認してみましょう。

サイディングが水を吸うようになると、雨の日に外壁が水を吸って膨張し、天気の良い日に乾いて収縮します。

膨張収縮を繰り返すことで、固定されている場所に力が入り、ひび割れが起き始めます。

 

特にサッシ回りは中と外を貫通している場所になりますので、ひび割れがあると家の内部にも水を入れてしまう恐れがあります。

ひび割れが出始めたら塗り替えの時期を過ぎていますので、すぐにプロに総点検を依頼しましょう。

 

  • 2-3 コケが繁殖している

コケ

日の当たらない場所や北側にコケが繁殖していたら塗り替えの時期が来ています。

コケも外壁が水を吸う状態でなければ、簡単に落とせますが、水を吸う状態だと外壁に根をはり、繁殖してしまいます。

コケを放っておくと繁殖が進み、外壁自体が酸性化して傷んでしまいます。

耐久性が落ちて塗装が出来なくなると交換になりそれだけで数万円かかりますので、コケがまだ根を張っていない状態のときに塗り替えをしましょう。

 

  • 2-4 サイディングが浮いている

反り、浮き

サイディングが少し浮いてきたと感じたら、塗装の時期を過ぎています。

サイディングの浮きは、サイディングが水を吸って乾くときに表面から乾くので反ってしまうことが原因で起こる症状です。

もともとサイディングはとても丈夫なので、それが曲がるということはサイディング自体がかなり傷んできているということでもあります。

サイディングは一度反ってしまうと元に戻すことはできません。

外壁が水を吸うようになった時点で塗り替えを依頼しましょう。

 

  • 2-5 目地が固くなってひび割れている

築10年コーキング破断

サイディング外壁の場合、セットで付いてくるのが目地(コーキング)の部分です。

サイディングの目地には水を中に入れない「防水」の役割と地震の揺れを吸収する「耐震」の役割があります。

しかし目地は新築時塗装されていないので、サイディングよりも劣化が早いです。

固くなって縮れたりひびが入ってきたら交換のサインですので、外壁と一緒にメンテナンスを依頼しましょう。

 

参考:

 

  • 3章 塗装しないと家が倒壊する

本来地震に強い外壁材として人気が高いサイディング外壁ですが、塗り替えを怠ると地震に耐えられずに倒壊してしまう恐れがあります。

なぜなら、水を吸うようになってしまうとサイディング自体の耐久性を弱らせ、家を支える内部の木材にまで水を浸透させてしまうからです。

湿った木に寄ってきたシロアリによって木を食べられてしまい、地震に耐えられない家になってしまいます。

シロアリによる被害

シロアリによる被害

 

実際に1995年に起きた「阪神淡路大震災」では、8割以上の方が建物の倒壊による「圧死」や「窒息死」で亡くなりました。

その後、倒壊した建物の7割はシロアリ被害にあっていたことが判明しています。

シロアリ(新聞記事)

(1995/4/26 朝日新聞 夕刊)

 

いつ起こるか分からない地震に備えるためにも家の耐久性は維持してくことが大切です。

シロアリが来る前に塗り替えを行ない、家を守っていきましょう。

 

  • 4章 塗料の種類別耐久年数と費用相場【見積付】

塗料の種類別の耐久年数と費用相場をご紹介します。

塗料の種類は大きく5つの種類に分類ができます。

耐久年数が短い順にアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機塗料です

単価を知っておくと見積もりをもらった時にそれが妥当な金額なのかが分かります。

費用面で損をしないためにも単価相場はおさえておきましょう。

 

また塗装工事には足場費用や洗浄費用などの工事にかかる費用もプラスされます。

今回は塗料別の見積もり例もご紹介しますので具体的にいくらくらい必要になるのか参考にしてみてください。

 

それではまず塗料の種類と耐久年数、単価費用相場です。

費用相場表

※上記の金額は3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)を想定した金額です。

 

アクリル塗料は新築時に使用される塗料で塗り替えにはほとんど用いられません。

ウレタン塗料から順番に見積サンプルをご紹介します。

 

30坪 外壁塗装面積150㎡の場合~

▪見積例①ウレタン塗料=880,190(税込)

ウレタン塗料の見積例

 

▪見積例②シリコン塗料=969,587(税込)

シリコン塗料の見積例

 

▪見積例③フッ素塗料=1,255,657(税込)

フッ素塗料の見積例

 

▪見積例④無機塗料=1,345,054(税込)

 

無機塗料の見積例

 

  • 5章 自宅に合った塗料が分かる!塗料選びのポイント

塗料の種類や費用相場の次は塗料の選び方をご紹介します。

塗料は業者にお任せしてしまう方も多いかと思いますが、すべての業者がご自宅に合った塗料を提案してくれるとは限りません。

工事後も満足できるように、ご自宅に合った塗料選びを行ないましょう。

 

5-1 次のメンテナンス時期に合わせて塗料のランクを選ぶ

塗料の耐久性を選ぶときは、次に塗り替える時期を設定してから選びましょう

家庭によって、ライフプランは違うので、お子様の進学や家のローンなどご自宅のライフプランに合わせたメンテナンス計画を行ないましょう。

 

【例1】子供の進学や就職に合わせたメンテナンスプラン

Life plan example

 

【例2】家を子供に譲ることを想定したメンテナンスプラン

ライフプランの例

 

5-2 サイディングの柄を活かしたいなら「クリヤー塗料」を選ぶ

クリヤー塗装

サイディングの柄を活かしたい方には、透明のクリヤー塗装がおすすめです。

なぜなら通常の色付けの塗装を行ってしまうと、柄が消えてしまうからです。

無色透明の塗料を塗ることで既存の柄をそのままにサイディングの塗り替えを行なうことが出来ます。

 

ただし、クリヤー塗装は透明な塗料なのでひび割れなどを隠すことが出来ません

また色が褪せてしまっても元に戻すことが出来ません。

サイディングが劣化する前に塗り替えることをおすすめします。

 

 

5-3 においが気になるなら「水性塗料」を選ぶ

塗料のにおいが気になる方は水性塗料を選びましょう。

塗料には「油性」と「水性」があります。

「油性」の塗料は耐久性はありますが工事中に多少シンナーの臭いがします。

小さいお子様がいる・ペットを飼っている場合や飲食店の店舗などの塗装をする場合はにおいがない「水性塗料」がおすすめです。

 

5-4 汚れが気になるなら「低汚染塗料」を選ぶ

外壁の汚れが気になる方は低汚染塗料を選びましょう。

「親水性塗料」「光触媒塗料」「ナノテク塗料」などの低汚染塗料を使用すれば自然の力で汚れを落としやすくしてくれます。

家の近くに森がある場合や塩害地域の場合は汚れが落ちやすい塗料がおすすめです。

ただし業者によっては取り扱っていない場合もありますので、事前に確認してみましょう。

 

  • 6章 失敗しない業者選びの6つのポイント

続いて失敗しない業者選びのポイントをご紹介します。

塗装工事は業者によって失敗するか成功するかが大きく分かれます。

失敗しない外壁塗装には失敗しない業者選びが必要です。

6つのポイントをおさえて優良業者に施工を依頼しましょう。

 

6-1 点検に6090分かけているか

点検

家の総点検に60~90分ほどかけてしっかり見てくれる業者を選びましょう。

なぜなら、しっかり点検をしないと工事が始まってから劣化が見つかり、補修に余計な費用がかかってしまう恐れがあるからです。

点検を依頼したときにしっかり時間をかけて細かいところまで見ているかチェックしてみましょう。

 

6-2 写真や詳しい説明があるか

点検報告

点検の際に写真や詳しい説明がきちんとある業者かチェックしましょう。

写真は510枚程度しかとらない業者もありますが、それでは家の状態が分かりません。

普段見えないところを含め50100枚程度写真を撮って、プロにしか分からない症状を説明してくれるところが安心です。

 

6-3 見積もりは「一式」になっていないか

点検後に見積もりをもらった際に気を付けてみてほしいところが、見積もりの記載内容です。

中には、正確な面積を図らず、すべて一式で記載されている見積もりもあります。

正確な数量や面積が記載されていないと、工事が始まってから追加料金を請求される場合がありますので、記載されている内容に曖昧なところはないかチェックしましょう。

 

数量の記載以外にも

・工程ごとの金額の記載はあるか

・保証年数の記載はあるか

・塗料名の記載はあるか

など細かいところも確認しましょう。

 

6-4 自社の職人が在籍しているか

施工をお願いする場合は自社で職人を抱えている業者に依頼しましょう。

なぜなら下請けや孫請けに依頼する場合、中間マージンが発生し、金額が通常よりも高くなるからです。

また、下請けの場合は当たりはずれがあります。

安心して工事をお任せするのであれば自社職人が在籍している業者がおすすめです。

 

6-5 工事中の写真をもらえるのか

施工中写真

工事中の写真がもらえるか、契約前に確認しておきましょう。

点検写真はたくさん撮っても、工事中の写真は撮ってもらえない場合もあります。

しかしそれでは本当にきれいに塗ってもらえているのか分からないですよね。

写真があれば、工事前の状態との比較もできますので、工事中の写真を撮ってくれる業者だと安心です。

 

6-6 アフターメンテナンスがあるか

アフターメンテナンス体制がしっかりしている業者を選びましょう。

アフターメンテナンスのサービスがあれば、何か不具合があった時にすぐに相談ができます。

また年に一度の定期点検があれば、確認しにくい2階周りなども定期的にチェックすることが出来ます。

契約する前にアフターサービスがあるのか確認してみましょう。

 

まとめ

サイディングは丈夫で地震にも強くとても人気の外壁材です。

しかし、新築時の防水機能はだいたい築5年を過ぎたあたりから失われ、水を吸うようになってしまいます。

一度劣化してしまうと、本来の耐久性よりも弱くなってしまったり、さらに劣化すると塗装では済まなくなってしまい費用も掛かります。

無駄にお金をかけないためにも、水を吸うようになったら次の劣化症状が出る前に、しっかりとした提案・施工をしてくれる優良業者に点検診断を依頼し、塗り替え工事をしてもらいましょう。

 

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