屋根葺き替え工事の全7工程を徹底解説!失敗しない業者選びのコツ

屋根葺き替え

 

屋根の葺き替え工事を検討中のあなた。

「工事の工程は?どれくらいかかる?」

「注意点はあるの?」

「どういう業者に頼むのが安心?」

と気になって調べているのではないでしょうか。

 

せっかく高いお金を払って大切な屋根を工事するなら、どんな手順で工事が行われるのか把握しておきたいですよね。

この記事では屋根の葺き替え工事の工程を1つ1つ丁寧にご紹介していきます。

 

また、屋根工事に多いのが手抜き工事や知識のない業者による施工不良です。

大切なお家の屋根が傷んでしまわないように手が抜かれやすい注意すべきポイントもご紹介していきます。

 

記事の後半では、安心して任せられる優良業者の見極め方についてもご説明していきますので、どこに頼んだらいいか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

 

丁寧な屋根葺き替え工事でお家を長持ちさせていきましょう!

 


1章 屋根葺き替え工事の全7工程を解説!

屋根葺き替え工程

屋根の葺き替え工事の全7工程をご紹介します。

工事全体の期間は一戸建ての屋根の場合はおよそ12週間ほどです。

1工程ごとに作業内容や作業時間、注意点なども一緒にご紹介しますので工事前に把握しておきましょう!

 

1-1 足場架設

足場架設

まず初めの工程が「足場架設」です。

屋根の工事は高所作業のため、足場が必要になります。

また、近隣にほこりなどが飛ばないように「養生シート」を張っていきます。

一般的な一戸建ての住宅であれば足場架設は半日ほどで終了します。

~注意点~

・足場は必ず「ビケ(クサビ式)足場」を使用してもらいましょう!パイプをつなげただけの「単管足場」は法律違反です。

・足場架設日が決まったら、近所の方へ事前に挨拶してもらいましょう。

 

1-2 既存屋根撤去

屋根 撤去

2つ目の工程は「既存屋根撤去」です。 

元々ある屋根材を下ろして、処分します。

アンテナが設置されている場合は、少し浮かせて屋根材を撤去します。

 

雨が降った時に雨漏りしてしまう危険性があるので撤去~防水シート敷きまでを大人数で一気に行なうことが多いです。

 

1-3 下地板設置

下地板 設置

3つ目の工程が「下地板の設置」です。

既存の下地の上から下地板を増し張りしていきます。

時間は13時間ほどです。

~注意点~

野地板を固定するのにビス打ちの音が鳴ってしまうので近所の方に事前に挨拶しておくと安心です。

 

1-4 防水シート敷き

防水シート

4つ目の工程が「防水シート敷き」です。

防水シートを敷くことで室内に雨が入るのを防ぐことが出来ます。

時間は同じく13時間ほどです。

~注意点~

防水シートは隙間なく敷いてもらわないと、雨漏りしてしまいます。

防水シート敷きが完了した後の写真を撮って見せてもらいましょう。

 

1-5 新規屋根設置

屋根 設置

5つ目の工程が「新規屋根設置」です。 

新しい屋根を葺いていきます。

屋根を葺くだけでなく、横から雨が入らないように板金などで隙間を覆っていきます。

ここからの作業は雨漏りの心配がないので、人数を減らして行う場合もあります。

作業人数や屋根の大きさにもよりますが25ほどかかります。

~注意点~

・屋根を固定するビスは錆びていないか写真を撮ってもらい確認しましょう。

 

1-6 板金・雪止め設置

板金設置

5つ目の工程は「板金・雪止め設置」です。

新しい屋根を葺いたら、雨が入らないように板金や雪止めを設置していきます。

新しい屋根にしても板金の処理や雪止めの設置が甘いと雨漏りの原因になるので丁寧に行なっていきます。

新規屋根設置と平行に行なっていく場合もあるので作業日数は13日程度です。

 

1-7 足場解体

屋根葺き替え工事が終了したら、「足場解体」を行ないます。

足場を立てる職人は屋根工事の職人とは別なので、屋根工事が終わってから数日開くこともあります。

作業自体は架設時同様、半日程度で終了します。

~注意点~

足場架設時同様、大きな音が鳴ったり、大きなトラックが来るため近隣への挨拶は事前に済ませておきましょう。

 


2章 写真で要確認!手が抜かれやすい3つのケース

写真確認

この章では業者に写真を撮ってもらって確認すべきポイントをご紹介していきます。

屋根の工事は住んでいる方からは見えないので、悪徳業者に手抜きをされやすく注意が必要です。

したがって事前に工事中の写真を撮って見せてほしいとお願いして、施工不良を防いでいきましょう。

 

2-1 契約通りの材料・工程で進んでいない

契約通りに工事が進んでいないという手抜き工事に注意しましょう。

契約時にもらった見積もり通りの材料でなくより安い建材が使われていたり、見積もりに記載がある工程が省かれてしまうことがあります。

工事中は屋根の上を一工程ずつ確認するのは難しいので、材料や工程は職人に写真を撮って証拠を残してもらえると安心です。

 

2-2 防水シートに隙間がある

防水シート

防水シートに隙間があるのも施工不良に繋がります。

防水シートは雨を屋内に入れないための重要なものなので、防水シートに隙間があるとそこから雨漏りが発生します。

これは手抜きをする悪徳業者もそうですが、知識や経験が少ない業者にも起こりえることです。

防水シート敷いた後も隙間が空いていないか確認してもらい写真を撮って見せてもらいましょう。

 

2-3 雨仕舞がきちんとされていない

雨仕舞(あまじまい)という雨が入らないように処理する作業がきちんとされていないと雨漏りの原因になります。

雨は真上からだけでなく風が強いと横からも入ってくるので、細かい板金処理が重要です。

新しい屋根を葺いた後、軒先や棟の板金処理がきちんとされているか、板金が浮いているところはないか工事完了後の写真をもらって確認しましょう。

 

▼板金処理

雨仕舞

板金のつなぎ目はコーキングで処理し、雨の侵入を防ぎます。

 


3章 安心して任せられる優良業者の見極め方

屋根 葺き替え

手が抜かれやすいポイントが分かっても、実際工事中に全工程を確認するのは大変なので出来れば安心して任せられる業者を選びたいですよね。

この章では、丁寧で適切な工事をしてくれる業者の見極め方をご紹介します。

丁寧な業者を選んで、最高の工事にしていきましょう!

 

3-1 事前点検や現状報告が丁寧

点検後の報告

契約前の点検や現状報告が丁寧な業者を選びましょう。

何度も言いますが屋根の上は自分の目では確認できません。

したがって屋根に登って状態を細かくチェックして写真を撮り、劣化原因やメンテナンス方法を丁寧に説明してくれる業者が安心です。

▼点検写真

点検写真

点検写真を50~100枚とたくさん撮ってくれる業者だと、なお安心です。

 

中には屋根に登らず、大きさだけ測って見積もりを出す業者もいますが、それは不親切です。

屋根の葺き替え工事は安い工事ではないので、きちんと丁寧に点検してくれる業者を選びましょう。

 

◆急勾配で登れない屋根にはドローンによる屋根点検が人気です。

 

3-2 詳細な見積もりをくれる

見積り

点検後に提示された見積もりが詳細な業者を選びましょう。

「工程」「単価」「面積(必要数)」「材料名」などが記載されているか確認しましょう。

万が一、詳細な記載がなく「屋根 葺き替え工事 一式=○○円」という見積もりだった場合、工程が省かれていても、単価が高くても、面積が間違っていても、材料がグレードの低いものだったとしても、気が付きません。

屋根の葺き替えは安い工事ではないですから、詳細な見積もりをもらうことは余分なお金を払わないための対策でもあります。

詳細を記載しない見積もりを提示してくる業者は、どこかでごまかしがある可能性があるので注意しましょう。

 

◆屋根 葺き替え工事の適正価格が知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

 

3-3 工事中の写真を撮って渡してくれる

施工写真

工事中に写真を撮って、工事後にまとめて渡してくれる業者に依頼しましょう。

2章でご説明したように、注意が必要な場所をこちらから頼んで撮ってもらうこともできますが、職人さんに頼みづらい、不在がちで職人さんに頼めない、という方も多いかと思います。

したがって、こちらから頼まなくても職人や確認に来る現場管理担当者が写真を撮ってくれる業者だと安心です。

日頃から工事写真を撮られる環境だと、手抜き・施工不良も起きにくいです。

契約前に工事中の写真をもらえるのか確認し、写真をくれる業者を選びましょう。

 

3-4 工事後も定期的に点検してくれる

屋根 点検

工事が終わった後に定期的に点検してくれる業者を選びましょう。

業者によっては工事した後に全く来なくなってしまう業者やお知らせや連絡が無くなる業者もいます。

しかし、工事で重要なのは工事が終わってからです。

工事後には気付かなかったことが、雨や台風が起きてから気付く場合もあります。

万が一何かあったときに連絡しやすいアフターサービスなどが充実した業者を選びましょう。

 


まとめ

いかがでしたか。

最後にこの記事をまとめます。

 

▪1章 まとめ

屋根の工程は全7工程です。

①足場架設

②既存屋根撤去

③下地板設置

④防水シート敷き

⑤新規屋根設置

⑥板金・雪止め設置

⑦足場解体

 

▪2章 まとめ

手が抜かれやすい注意すべき点は以下の3つです。

・契約通りの材料・工程で進んでいない

・防水シートに隙間がある

・雨仕舞がきちんとされていない

 

▪3章 まとめ

高品質な屋根修理業者の見極めるポイントは以下4のつです。

・事前点検や現状報告が丁寧

・詳細な見積もりをくれる

・工事中の写真を撮って渡してくれる

・工事後も定期的に点検してくれる

 

屋根の葺き替え工事は、正しく施工すればかなり長持ちします。

せっかくお金を払って工事するのであれば、高品質で丁寧に仕事をしてくれる業者に依頼して安心の工事にしていきましょう。

 

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

 

◆屋根の葺き替え工事を補助金でお得にした方はこちらの記事をご覧ください。
⇒補助金で屋根リフォームをお得に!申請から受け取りまで徹底ガイド

◆台風に強い屋根を選びたい方はこちらの記事をご覧ください。
⇒台風に強い屋根材3選&対策法を紹介!次の台風を安心して過ごそう

 

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