屋根を修理!台風で壊れた時にやるべき3ステップと費用&保険ガイド

台風 応急処置

『大変!台風で屋根が飛んだみたいだ!』

前日の台風が治まって、家は無事だったかな…と見廻した時に、庭に屋根の一部が落ちていたのを見つけてしまったとしたら…

『すぐに直さなきゃ!』

 

そこへ家族が。

「でも、これって、本当にうちの屋根なの?」

「屋根の修理って、けっこう高いんじゃないの?」

「慌てて修理の契約をして、騙されたって話も聞くよ?」

 

直したい気持ちと裏腹に、躊躇する理由がたくさん。

ですが、そうこう迷っていても、屋根は直ってくれません。

もしかしたら、今夜にでも雨漏りをしてしまうかもしれません。

 

そこで今回、屋根に“もしも”のことがあった時に、何から始めたら良いのか、家を直して、元通りのお家を取り戻すためのHOW TOをお伝えします。

修理の費用相場もお伝えしますので、慌てず冷静な目で判断ができます。

 

業者を選ぶにあたり、どんな業者を選べば間違いないかもお伝えするので、正しい工事で屋根を早く修理して、お家の不安を解消していきましょう。

 


1章 台風時の屋根修理で最初にやるべき3ステップ

屋根が飛んでしまったと気付いた時、つい「どうすればいいのか」と、慣れないことに慌ててしまいがちですが、最初に以下の3点をしっかりと理解した上で修理のステップを踏みましょう。

 

【ステップ①】加入している住宅保険の確認をしよう

書類

台風による屋根の被害のほとんどが、火災保険や住宅総合保険が適用される修理です。

保険の中には、風による風災被害も含まれていることが多いためです。

屋根の修理って、すごくお金が掛かりそう…と足踏みする前に、ご自身の加入保険会社さんに連絡して、台風の風災被害が修理対象になるか確認のために、連絡しましょう。

 

火災保険が適用される被害事例

強風による…

屋根瓦の飛散やズレ・破損/板金の浮き・飛散

雨どいの歪み・破損 など

 

◆保険について詳しく知りたい方はこちらへ

 

【ステップ②】早めに修理業者に連絡をしよう

ぼろぼろのお家

保険の確認ができたら、できるだけ早く修理業者に連絡を取りましょう

早めに連絡した方が良い理由は、大きく分けて2つです。

 

・雨が降ると雨漏りに繋がる可能性が高く、応急処置だけでも先にしてもらえるようにしたいため

・同じように台風被害にあった人たちで業者が混みあい、業者が来るのが遅くなるため

 

目に見えている被害が「瓦1枚落ちていた」だけでも、実際屋根では何が起きているのか、プロが登ってみないと分かりません

また、たとえ瓦1枚でも、そこから雨水が入り放題になっていれば、屋根全体に水が回って劣化に繋がるので、修理は早めに動き出しましょう。

 

また屋根が飛んでしまうような台風なら、修理業者には修理依頼が殺到し大変混みあいます。

それは他の家も同じような被害にあって、一日でも早く修理したいからです。

台風の規模によっては修理業者の手が回らず、施工が数か月待ち、ということもあり得る為、修理しなくてはいけないと分かった時点で早めに連絡を取りましょう。

 

【ステップ③】慌てず冷静になって修理依頼をしよう

リフォーム詐欺

急いで直さないと!と思うあまり、慌てて業者を決めた結果、騙されたりトラブルにならないよう注意して修理を依頼しましょう

災害時はゆっくりと業者を選ぶ時間や余裕がありません。

とにかく早くと目についた業者に連絡してみたら、「高額な料金を請求された」などのトラブルに合いやすくなるためです。

 

具体的には

・一旦見に来てくれて、業者から「見積もりが出る前にブルーシートだけでも掛けましょうか?」と聞かれたので無料かと思いお願いしたら、応急処置代として8万円請求された。

・応急処置はしてくれたものの、そこから先に話を進めてくれず、数か月放置された

・来てくれた業者が、「登ったら釘が抜けかけていたから打ち直しておきました!」と、相談もなく施工したので、保険提出用の被害状況の撮影ができなくなってしまった

・急いで直そうとすぐに契約したが、工事代金の半額を振り込んでも「工事が順番待ち」と言われ、なかなか着工してくれない。

などのトラブルです。

 

悪徳業者もいれば、悪気はなくても気が回らないために不安にさせる業者もいます。

急いで直さないといけない!という気持ちはあると思いますが、冷静になって業者とどんな風に話を進めていくのか明確に話し合いをすることで、慌てて悪い業者に騙されたり、トラブルにならないように注意しましょう。

 


2章 [写真付]修理内容と費用相場一覧

それでは実際に修理をしたい症状と、その費用相場を見ていきましょう。

ご自身がどの症状が出ていて、いくらぐらいするのかが分かります。

但し、業者に屋根を見てもらう前の場合は、ご自身で気付かなかった症状が他にもある可能性があるため、「うちはきっとこの症状だ!」と思い込みで修理費用の目方をつけないように注意しましょう。

 

【応急処置編】

ビニール掛け

台風 応急処置

費用: 23万円

雨で 濡らしたくない場所に、テープとビニールが一体になった“マスカー”というものを使って覆います。一次的な処置としては十分です。

↓マスカー

マスカー

ブルーシート掛け

台風 応急処置

費用:310万円

瓦が落ちて穴が開いた場所などにブルーシートを掛けます。範囲が広いほど、金額が上がります。ビニール掛けよりは強度があります。

 

いずれも応急処置ですが、屋根で作業する時は必ず2人体制ではしごを使って作業をするため、人件費などを考えると無料にするのは、なかなか難しいです。

 

1-1 スレート瓦の場合

スレート屋根

▲スレート瓦

 

スレート瓦の場合、部分的な修理なら大きな工事ではありませんが、全体的に傷んでいて修繕を必要とする場合、金額が大きくなります。

 

欠落

▲【部分的な修理】スレート瓦の割れ

 

スレート 補修費用

  • ※一般的な住宅(屋根面積75㎡)の場合の参考価格です。
  • ※足場代を含まない金額です。
  • ※棟板金…瓦を葺いた一番上にある板金です。

◆棟板金について詳しくはこちら

 

1-2 和瓦の場合

和瓦

▲和瓦

 

和瓦は素材自体が頑丈なので、割れなどがなければ再利用できます。

しかし、瓦屋根は重いので、万一落ちてきた時の危険性があり、地震時の家の倒壊原因の1つになっています。

そのため一部補修のみで済まない場合は、これを機に重量の軽い金属屋根に葺き替えるという考えも良いでしょう。

 

▲和瓦のめくれあがり

 

瓦 補修費用

  • ※一般的な住宅(屋根面積80㎡)の場合の参考価格です。
  • ※足場代を含まない金額です。

 

◆和瓦について詳しく知りたい方はこちらへ

 

1-3 金属屋根の場合

金属屋根

▲ガルバリウム鋼板(金属屋根)

 

金属屋根は、一部分の修理というのが難しい屋根です。

そのため、もし一部がめくれ上がったり、雨漏りが起きたりした場合は、一部だけの交換ではなく、葺き替え工事を検討した方が良いでしょう。

金属屋根は、全体的に傷みが出る場合が多いです。

また金属が11枚はめ合って葺いてあるため、取り外すのも高い技術がないと難しいです。

今後の傷みの進行を考えて、葺き替えをおすすめします。

 

金属屋根 補修費用

  • ※一般的な住宅(屋根面積75㎡)の場合の参考価格です。
  • ※足場代を含まない金額です。
  • ※棟板金…瓦を葺いた一番上にある板金です。

 

★その他の修理

雨どい交換

雨樋

費用:1020万円

(長さによる)

雨どいが歪んだり破損したりして、全体的に劣化している場合は交換がおすすめです。

弱ったままの雨どいは、次に台風が来た時に破損する可能性も高いです。

但し、2階部分までの広範囲を交換する場合は足場を組む必要が出るため、さらに足場代が加算されます。

カーポートの屋根交換

カーポート

費用:624万円

(枚数による)

カーポートの屋根が割れてしまった場合は、交換が必要です。

この時も住宅保険が適用されることが多いため、修理が必要であればこちらも一緒に直しましょう。

◆詳しくはこちら

 

費用目安を知った上で見積もりを確認しましょう。

業者によっては問い合わせが殺到したため、数パーセント上乗せしている場合もあります。

相場と金額があまりに離れている場合は、その業者に「なぜその金額なのか」を説明してもらうと、安心できます。

 

◆既に雨漏りまでしてしまったという方はこちらの記事もお読みください

 


3章 業者を選ぶ7つのチェックポイント

屋根を見てくれる業者は屋根屋さん、板金屋さん、塗装屋さん、リフォーム会社と色々ありますが、どういった業者に修理を依頼すれば良いのか見極める7つのチェックポイントをお伝えします。

 

3-1 保険対応の知識があり、アドバイスをしてくれるか

保険対応の知識があり、保険が使えるようにアドバイスしてくれる業者に修理を依頼しましょう。

知識があれば、依頼側も話がスムーズにいき手間やストレスが減るからです。

特に、こちらから言わなくても「保険申請をしますか?」や「この修理も保険で直せますよ」など話を切り出してくれるところは、意図を汲んで話を進めてくれるので安心です。

保険の知識があり、アドバイスをしてくれる業者を選びましょう。

 

3-2 被害状況を写真に撮ってくれるか

点検写真

点検写真

破損などの被害状況の写真を最初にしっかり撮ってくれる会社は安心でしょう。

写真をしっかり撮って状況を説明してくれれば、お住まいの方も分かりやすいですし、保険関係の提出書類にも使用できます。

今がどのような状況かをしっかり伝えて記録してくれる業者を選びましょう。

 

3-3 屋根に関する知識・実績が豊富か

屋根に関する知識や実績が多い会社は安心です。

症状に応じて適切な修理が必要になるので、それを診断できる業者かどうかが重要だからです。

特に屋根は家の一番高い所で、雨水が浸入する経路が出来てしまうと家全体に水が回り被害が拡大する可能性があります。

担当者が質問にちゃんと答えてくれたり、ここ1年の施工実績がどれくらいある会社かを確認しましょう。

 

3-4 車で30分圏内に支店があるか

地元企業

支店や営業所が車で30分圏内にある業者は安心でしょう。

大手や地方の修理業者が “わざわざ”来てもらうような場合、いざという時に「遠方」であることを理由に優先順位が後にされて、来てくれない可能性があります。

何かあった時にすぐ見に来てくれるというのは、それだけで安心に繋がりますから、業者を選ぶ際の基準の1つにしましょう。

 

3-5 家全体のことまで見てくれているか

点検診断

点検をする際に、屋根だけでなく、家全体を確認してくれる業者は安心です。

依頼の屋根部分だけでなく、他に被害がないか併せて確認してくれているからです。

特に高いところは、施主様が気付いている症状以外にも他の被害があるかもしれません。

「棟板金が飛んだ」から「棟板金だけを直す」業者より、親身になって他の部分も大丈夫だったか確認してくれる業者は安心できるでしょう。

 

3-6 連絡はマメか

連絡

担当者は連絡がマメなタイプかどうかチェックしましょう。

特に台風が来た後は、あなたと同じように問い合わせをしている方が他にもたくさんいるはずですので、連絡もおざなりになりがちです。

依頼側からすると、後回しにされたり、忘れられたりしているのは気分が良くないですから、そういったことがなく、マメに連絡をくれる担当を信用しましょう。

 

3-7 工事関係の説明が丁寧か

説明する担当者

工事関係の説明が丁寧かどうか確認しましょう。

一口に屋根の修理と言っても、修理する方法はカバーや葺き替えまで様々です。

そのため、しっかりと工事の説明や、利点などをこちらが分かるまで説明してくれるような業者は安心でしょう。

たまに難しい専門用語を並べて、それっぽい説明をする業者もいるかもしれませんが、何より工事をする施主が理解していないのに話は進められませんから、丁寧に説明をしてくれる業者を選びましょう。

 


4章 保険以外で補助が出るケース

¥マーク

住宅の保険以外でも、補助が出るケースがあります。

特に災害の急な出費は誰しも頭を抱えるものですから、保険に加えて使える制度は積極的に使い、いつもの暮らしが早く取り戻せるように修理をしましょう。

 

  • 融資制度

大規模災害後は融資制度が開始されます。

また税金の猶予や減免、就学援助、災害ゴミの収集など、資金面以外でも援助がありますので、お住まいの自治体や行政の動きを注視しましょう。

 

  • り災照明と被災証明

お住まいが「全壊」や「半壊」と判定された場合、自治体によってはお見舞金が支給されることがあります。

被害の判定には、自治体職員の審査と証明書発行が必要で、特に「り災照明」は公的な証明になり、保険会社へ提出できる有効な資料にもなるため、取得申請をして損はありません。

 

なんとなく、補助金は面倒くさそうや、もらっても良いのかな?と後ろめたい気持ちを持つ方が中にはいるかもしれませんが、保険金を始め、こうした支援は堂々と受け取って良いものですから、遠慮せずに申請しましょう。

 


まとめ

いかがでしたか?

台風が来て屋根の修理が必要な時、慌ててしまったり、何を選べばよいのか分からなくなったりと、迷うことがたくさんあると思います。

ですが、まずは慌てず

住宅保険の内容を確認する

早めに修理業者に連絡をする

トラブルに合わないように、慌てず修理依頼する

ということから始め、

修理費の目安を見てから、修理を依頼する業者を7つのチェックポイントで見極めていきましょう。

 

費用面の負担は、ご加入の保険以外にも補助が出るケースがありますので、ご自身とお家のために、市区町村から出る情報に注意しながらお家の修理を行ってください。

 

安心した生活を取り戻すためにも、気持ち良い修理を行えるようにしましょう。

ここまでお読みくださりありがとうございました。

 

◆もしも台風の修理で屋根全体の葺き替えをすることになったら、以下のページも参考にご覧ください。

瓦屋根:一覧表でわかる屋根瓦の葺き替え費用|種類別の相場とお得にするコツ

スレート:葺き替えすべきスレート屋根の劣化症状とおすすめ屋根3種の費用相場

 

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