ユーコーコミュニティーが考える外壁塗装で裁判を検討する前に知るべきポイント

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「外壁塗装の業者の対応がひどいので裁判を起こしたい」

「訴えたらお金は戻ってくる?もとは取れるの?」

と心配でいてもたってもいられなくなり、検索している方もいるのではないでしょうか。

 

外壁塗装・リフォームはトラブルが多い業界です。

近年では、年間で10,000件以上もの相談が寄せられています。

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出典:公益財団法人 住宅リフォーム紛争処理支援センター

 

 

しかし、裁判を起こすのは最終手段と考えて、慎重になることをおすすめします。

裁判で勝つのは決して簡単ではなく、また取り戻せる金額に対して裁判費用がとても高くつく可能性もあるからです。

 

本記事では、国際規格ISO9001認証取得の塗装専門店ユーコーコミュニティーが、

外壁塗装での裁判は慎重にしたほうが良い理由や例と、トラブル時にぜひ活用してほしい第三者機関についてご紹介します。

裁判以外にもトラブル解決の方法はありますので、無理なくきちんと対応できることを行いましょう。

 

最後には、そもそものトラブルを回避するためのポイントをまとめました。

大切なお家の工事を満足のいくものにするために、ぜひ最後までお読みください。

 


1章 外壁塗装で裁判を起こすかは慎重にすべき

外壁塗装でトラブルがあり、業者が誠意ある対応をしてくれないとき、裁判を考える場合もあると思います。

しかし、裁判は最終手段です。慎重に検討するようにしましょう。

理由は大きく二つです。

・裁判費用が高く、元を取れない可能性がある

・裁判をしても勝つのが難しい例もある

 

裁判をして損をしてしまっては元も子もありません。

それぞれ解説していきます。

 

  • 1-1 裁判費用が高く、元を取れない可能性がある

外壁塗装工事は、80140万円が相場です。

一方、裁判をするために必要な弁護士に依頼する費用(弁護士報酬)は少なくとも3050万円ほどかかることが考えられます。

例えば、工事費用の全額返金が認められたとしても、手元に残るのは半分程度にしかならない可能性が高いです。

 

【弁護士費用のシミュレーション】

A事務所

「経済的利益」300万円以下の場合(すべて税抜)

・着手金10万円

・報酬金16%

・相談1時間1万円

・日当 半日35万円

・交通費 13万円

・その他実費 35万円

 

■100万円を請求する訴訟を行う場合

・着手金:10万円

・報酬金:

 全額勝訴…100万円×16%=16万円

 50万円を支払う和解成立…50万円×16%=8万円

 敗訴…なし

・その他費用:20万円~

 

↓弁護士にかかる費用

全額勝訴した場合…46万円~+税

50万円を支払う和解成立…38万円~+税

※このシミュレーションはあくまで参考です。実際の費用は必ず弁護士事務所等に確認を取りましょう。

 

仮に全額100万円が返ってきても、46万円+消費税が弁護士費用で無くなってしまうと考えると、のこるお金は元の半分程度です。

取り戻せた金額が半分の50万円だった場合は、10万円程度しか残りません。

さらに、この訴訟のために色々な手続きや準備、相談期間なども必要になりますので、もとを取るのは非常に難しいことがお分かりいただけると思います。

 

1-2 裁判をしても勝つのが難しい例もある

外壁塗装のトラブルは、裁判をしたからと言って必ず勝てるわけではありません。

なぜなら、トラブルの原因には証拠が取りにくいものや個人の主観(見た目に関するもの)など、第三者からの判断が難しいものもあるからです。

 

例①

「外壁と一緒に塀も塗装してくれるはずだったのに塀は何もせず工事が終了した。打ち合わせのときに話していたのに。」

→契約書など書面で残っていない場合、一般的には有料のサービスなら、費用を支払うべきとみなされて勝てない場合があります。

 

例②

「思っていた色と違うのにやり直ししてくれない。」

→使った塗料の色番号などが契約書と異なっている、など明確なものがないと勝てない場合があります。

 

例③

「塗ったのに1年で剥がれてきた。手抜き工事だから返金してほしい。」

→剥がれの原因は工事の内容以外にも、住宅本来の構造や気候条件などが関わることもあるため、業者の施工に非があると判断できないことがあります。

また手抜き工事であるという明確な証拠を見つけられないと、勝てない場合があります。

 

このように、塗装工事のトラブルは裁判ですべてが確実に勝てるわけではありません。

もし負けてしまえば裁判のための費用が掛かるだけですから、慎重に考えましょう

 

一方で、

・契約書に書いてあることと明らかに異なる工事をした

・塗料が車に飛んで汚れてしまったが修理費を出してくれない

など、明らかに業者側に責任があることは、きちんと勝てる可能性が高いです。

内容を弁護士などに相談してから、裁判を起こすかどうかを検討しましょう。

 


2章    裁判を検討する前に相談すべき第三者機関

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外壁塗装でトラブルが起こったときは、いきなり裁判を考えるより、第三者機関に相談するのをおすすめします。

なぜなら、1章で述べたように裁判はリスクも高いからです。

また第三者に入ってもらうことで、冷静な目で物事を判断してもらえます。

 

塗装・リフォームはトラブルが多いため、相談できる機関も複数あります。

代表的な4つを紹介します。

 

2-1 住まいるダイヤル(住宅リフォーム・紛争処理支援センター)

『住まいるダイヤル』は、公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターが運営する、住宅・リフォームに特化した相談窓口です。

弁護士や建築士が在籍しており、専門家相談が受けられます。

契約前から見積り書チェックの相談も可能です。

塗装について専門的なところに相談したい人におすすめです。

 

■電話番号

0570-016-100(受付/10001700※土日祝・年末年始を除く)

 

■ホームページ

http://www.chord.or.jp/

 

2-2 消費者ホットライン

『消費者ホットライン』は、最寄りの消費生活センター(約800か所)や消費生活相談窓口(すべての市区町村)につながる電話です。

専門の相談員がトラブル解決のための助言やあっせんをしてくれます。

塗装以外にも、様々な消費者トラブルの相談にのってもらえます。

 

■電話番号

188(いやや!)

※市区町村によって受付時間が異なります

 

■ホームページ

https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201807/1.html

 

2-3 国民生活センター

『独立行政法人 国民生活センター』は国や全国の消費生活センター等と連携している、消費者問題における中核的機関です。

消費生活センターとほぼ同じ機能ですが、消費者問題以外も対応しており、相談内容の振り分け対応がメインです。

 

■電話番号

お昼の消費生活相談窓口

03-3446-0999

(平日 11時から13時 年末年始、土曜日曜祝日を除く)

 

■ホームページ

http://www.kokusen.go.jp/

 

2-4 弁護士

弁護士は、法のスペシャリストです。

他の機関の相談を通しても解決しない場合は、相談料は掛かりますが、専門的な知識で解決を手伝ってくれます。

地方自治体で無料相談を開催しているものを利用するほか、弁護士会の法律相談センターに問い合わせることができます。

 

(全国の弁護士会の法律相談センター)

https://www.nichibenren.or.jp/legal_advice/search/center.html

 


3章 外壁塗装でトラブルを回避する3つのポイント

裁判を考えるほどのトラブルは、そもそも起こらないに越したことはありません。

ここでは、トラブル回避のために事前に注意できるポイント3つご紹介します。

業者選びや契約の前に、必ずチェックしておいてください。

 

3-1 契約書の内容は細かく具体的に書いてもらう

契約

外壁塗装工事の契約書は、どこにどんな工事をするのか、分かりやすく具体的に書いてもらうようにしましょう。

言った・言わないのトラブルを避けるためです。

特に、以下の項目はチェックしておきましょう

 

☑「サービスでやりますね」と言われたことも記載しているか

☑工事の範囲はどこからどこまでか(例:塀、駐車場、配管、ポスト、電灯などの小物も含むか等)

☑使う塗料の名称、色番号

☑行う工事の工程

 

逆に要注意なのは、「塗装工事一式」などの大雑把な契約書、見積書です。

安心して工事を任せるためにも、細かく丁寧な契約書を作ってもらいましょう。

 

>見積書や工事内容について詳しくはこちら

 

3-2 「リフォーム瑕疵保険」加入業者を選ぶ

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「リフォーム瑕疵(かし)保険」とは、万が一塗装工事で不具合や欠陥が見つかった場合に、損害分の料金を受け取ることができる保険制度です。

この保険を使うことができる「リフォーム瑕疵保険加入業者」である塗装会社を選びましょう。

なぜなら、保険法人が定める一定の登録基準を満たしていなければ加入できないからです。

 

例えば、所在地が不明確な業者や、施工不良が多い業者は審査に落ちてしまいます。

つまり、リフォーム瑕疵保険に加入している=一定の基準をクリアしている優良業者という判断ができます。

 

工事を契約するまえに、リフォーム瑕疵保険に加入している業者かチェックしてみましょう。

→「かし保険を利用する登録事業者等の検索」(一般社団法人住宅瑕疵担保責任保険協会)

 

>リフォーム瑕疵保険について詳しくはこちら

 

3-3 近隣に施工実績が多い業者を選ぶ

地元で塗装工事の実績がきちんとある塗装会社を選びましょう。

なぜなら、良い工事をするところは、実際の工事を見ている安心感や信頼、近隣のコミュニティなどを通じて口コミが広まることで、周囲にまとまって実績があることが多いからです。

逆に、質の悪い業者は悪いうわさが広まり、地域に根付きません。

 

特に近年は、ホームセンターや家電量販店など、他業種も塗装ビジネスに参入しており、事業を始めたばかりで実績・ノウハウが少ないところも存在します。

ご近所に施工実績があるかどうか、事前にホームページなどで確認しておくと安心です。

 

 

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まとめ

外壁塗装のトラブルで裁判を起こしたいときは、慎重になりましょう。

勝ってもリターンが少ない可能性があり、そもそも確実に勝てるわけではないからです。

まずは、第三者機関に相談することをおすすめします。

トラブルを避けるために、事前の業者選びもきちんと行っておきましょう。

 

外壁塗装の業者選びについて詳しくはこちらもご覧ください。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

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