ウレタン防水の適正単価と見積もりで分かる優良業者の見分け方

ウレタン防水

ウレタン防水を検討中のあなた。

実際に見積もりをとってみたものの想像以上に高い!

本当にこれが適正価格なの?と不安に感じているのではないでしょうか。

 

結論から言うと1つの見積もりで業者を決めてしまうのはとても危険です。

なぜならウレタン防水の金額は業者によってかなり差があるからです。

 

業者によっては相場の倍近くの金額を提示してくるところもあります。

必要以上に高い金額を取られていたなんて、無事に工事が終わってもスッキリしませんよね。

 

また相場通りの金額でも、必要な工程が見積もりの時点で入っていなかったなんていうケースもあります。

ウレタン防水は細かい工程を知らない方も多いので、手間を省いて利益を得ようとする悪徳業者も多いようです。

 

今回はウレタン防水の単価相場と、騙されないための見積もりチェックポイントをご紹介します。

見積もりのサンプルをつけて分かりやすくご説明しますのでぜひ最後までご覧ください。

損をしないために、適正な価格で適切な工事を依頼しましょう。

 

1-1 ベランダ防水は4,000~7,000円/㎡

ベランダ防水

ベランダ防水の場合は密着工法という工法で施工することが多いです。

密着工法の単価相場 4,000~7,000円

 

密着工法とは

密着工法は、既存の下地に補強布をはり直接ウレタン防水材を塗っていく工法で、工期が比較的短く値段もお手ごろです。

施工前にきっちり乾燥させてからの施工が必須のため、ベランダなど狭い面の施工に用いられます。

耐用年数は7~10年です。

 

※雨漏れしている場合は表面が膨れてきてしまう恐れがあるので「密着工法」ではなく、「通気緩衝工法」で施工しましょう。

 

■見積もりサンプルベランダ防水見積書例

 

  • 1-2 屋上防水は6,0008,500/

屋上防水

屋上防水雨漏れしている箇所に関しては、下地が水分を含んでいる可能性があるので通気緩衝工法という工法での施工をおすすめします。

通気緩衝工法の単価相場 6,000~8,500円/㎡

 

通気緩衝工法とは

通気を良くするために通気緩衝シートを張ってからウレタン防水を塗っていく工法です。

下地に密着させずに湿気の通り道を作り外部に逃がします。

脱気筒

脱気筒から湿気が逃げていきます。

密着工法より値がはりますが、耐用年数は10~15年と寿命は長いです。

 

※仮に密着工法で施工すると下地に含まれた水分の逃げ道がなく、表面が膨れてきてしまう恐れがあります。

ベランダの膨れ

出典:株式会社セイルズ

屋上もベランダも、施工の単価は変わりませんが、屋上なら面積が広くなる分、価格は高くなります。

 

■見積もりサンプル

屋上防水見積書例

 

アパートやマンションの屋上、ベランダ防水をお考えの方は、一緒に外壁塗装もご確認いただくと、建物全体のメンテナンスができて安心です。

 

1-3 その他必要な作業の単価一覧表

防水工事といっても「ウレタン防水施工」以外に必ず行う作業があります。

防水工事に必要なその他の細かい作業と費用をまとめましたのでご覧ください。

●防水工事に必要な作業と費用の一覧表

高圧洗浄

200~300円/㎡

下地処理

ゴミや砂ほこりを清掃します。

200円/㎡

下地補修

膨れがある場合など、膨れた部分を撤去し平らにします。

200~300円/㎡

改修用ドレン設置

ドレン

  • ドレンとは…
  • 防水層に水が溜まらないよう雨どいなどに繋がっている、集水口です。

15,000円/箇所

脱気筒設置 (通気緩衝工法)

湿気が逃げていくための空気の出入り口です。

10,000~12,000円/箇所

発生材処分費

工事で発生した材料の処分費です。

10,000~30,000円

管理費

10,000~30,000円

諸経費

荷下ろし代などです。

10,000~30,000円

足場仮設 

700~900円/㎡

※必要な場合のみ

 

相場が分かったら見積もりのチェックです。

相場以外にも着目すべきポイントを次章で紹介します。

 


  • 2章 損しないための見積もりチェックポイント4つ

    • ☑相場にあった単価である
    • ☑工法の記載がある
    • ☑工程の記載がある
    • ☑材料名の記載がある

 

見積もりには優良会社と悪徳業者を見分けるヒントが多くあります。

見積もりをもらったらまず見てほしいチェックポイントを4つにまとめましたので、お持ちの見積もりを出して1つ1つ確認してみてください。

 

2-1 相場にあった単価である

密着工法

4,500~7,000円/

通気緩衝工法

6,000~8,500/

お見積りの単価は相場内におさまっていますか

 

▪相場より高い場合

中間マージンを取られている可能性があります。

工務店や管理会社などの下請けに施工を依頼している会社は中間マージンが発生します。

ウレタン防水の単価だけでなく管理費や諸経費で多く取られていないか確認してみましょう。

 

▪相場より低い場合

工程を省かれている可能性があります。

見積もりに各工程の表記はあるか確認してみましょう。

 

2-2 工法の記載がある

積もりに「密着工法」や「通気緩衝工法」などの工法の記載はありますか

 

ベランダ防水は「密着工法」でも問題ありませんが、雨漏りしている箇所の場合は「通気緩衝工法」でないと後に不具合に繋がります

記載がない場合は業者に工法の確認をして、状況に合った工法が記載された見積もりを作ってもらいましょう。

 

2-3 工程の記載がある

見積もりに各工程の記載はありますか。

 

工程の記載があることで見積もり金額が必要な工程がすべて入った上でのものだということが分かります。

工程の記載がないと工程を省いて金額を安く済ませてようとしている可能性もありますので、

特に相場より安く見積もられた方はしっかり工程の確認を行いましょう。

 

・ウレタン防水工程

ウレタン防水には

  • ①下塗り(プライマー)
  • ②中塗り(主剤1回目)
  • ③中塗り(主剤2回目)
  • ④上塗り(トップコート)

4工程が必要になります。

上塗り(トップコート)が仕上がると下塗りや中塗りの確認はできません。

中塗り1工程を省かれても気付かないでしょう。

見積もりの金額がこの4工程を考慮したものなのか確認しましょう。

”一式”と記入されていないかチェック!

 

 

・その他確認必須項目

下地処理

  • 改修用ドレン設置

脱気筒の設置(通気緩衝工法の場合のみ)

☆改修用ドレンが”新規設置”でなく”塗装”と記載されていないかチェック!

 

 

▽改修用ドレンが塗装ではなく新規設置の理由

ドレンというのは防水層と雨どいをつなぐ集水部分になっています。

経年劣化によりさびてしまうと、結合部分が剥がれてしまい、雨水が正常に流れなくなってしまいます。

そのため結合部分を上から改修用ドレンでカバーしてきちんと水はけができるようにする必要があります。

業者によっては塗装で見積もりを出してくる場合もありますが、塗装のみだとドレン自体の改善にならないので新規設置をおすすめします

 

2-4 使用する材料名の記載がある

使用する材料名は記載されていますか

どこのメーカーの何の材料を使うのか、記載があると安心です。

記載があれば事前にインターネットで材料の特性が確認でき、実際に工事に入ったときもきちんと適切な材料で施工されているか確認できます。

 

 

いかがでしたか。

4つのチェックポイントを確認し、一つでもお持ちの見積もりにひっかかるところがあれば、まず業者に問い合わせてみましょう。

知りたい答えが返ってこなければ他の業者に頼んだほうが良いかもしれません。

 

また1社だけでなく相見積もりを取ると比較もしやすくなります。

多く取りすぎると金額重視の比較になってしまうので相見積もりを取る際は3社程度にしましょう。

 


3章 施工中も安心して任せられる業者の特徴

見積もりがどれだけしっかりしていても実際に施工に入ってから適当な仕事をされたら元も子もありません。

3章では施工中も安心して任せられる優良業者の特徴をご紹介します。

 

3-1 防水施工技能士の資格をもった職人が在籍している

防水施工技能士という資格を持った職人が在籍している業者は、品質面でも金額面でもメリットが多いです。

なぜなら防水施工は専門的な工事で、誰でも良い工事ができるかというとそうではないからです。

 

したがって資格を持っているということは専門性があり、良い仕事をしてくれる可能性が高いということになります。

また、資格を持っていない業者と違って下請けに出さず自社施工ができるので、中間マージンも発生しません。

まず自社施工なのか、どういった職人が入るのかは契約前に確認しておきましょう。

 

3-2 工程ごとに報告・説明をしてくれる

ウレタン防水工事は工程を省いても後から見ては分からないので、職人だけでなく現場監督による各工程の確認が安心材料になります。

しかし会社によっては工事中に一度も現場監督が確認に来ない場合もあります。

きちんとした施工がされていることを逐一報告してくれる業者は信頼性も高いです。

・工事中、現場監督は確認に来るのか

・どういった形で説明があるのか

施工中の管理体制も確認してみましょう。

 

3-3 施工中の写真をくれる

施工中写真

施工中の写真はしっかりとした工程を踏んでいない会社はなかなか渡せない、施工の証拠になります。

施工中の写真の贈与がサービスに入っている業者は、最初から各工程の写真を撮ることが頭にあるため、きちんとした施工をしてくれる可能性が高いです。

施工後に施工中の写真をもらえるか確認してみてください。

 

防水工事といっても、たくさんの業者がおり、残念ながら良い業者ばかりではありません。

多くの業者から優良業者を見つけ出せるよう上記のような特徴をつかんでおきましょう。

 


4章 防水を長く持たせるために施工後できること

4-1 定期的なドレンの清掃

ドレンの汚れ

ドレン(排水溝)にゴミや落ち葉などがたまって雨どいに水が流れなくなると、防水層の劣化が進んでしまいます。

屋上やベランダなど出入りが可能であれば、3か月に1回など定期的にゴミを取り除いてください

正常に水が流れる状態でいることが防水の寿命を延ばします。

 

4-2 5年後にトップコートのみ塗り替える

防水で最初に劣化するのはトップコート(表面の保護塗装)です。

おおよそ5年くらいたつとトップコートが徐々に劣化していきます。

トップコートが劣化してしまうと防水層が直に紫外線を浴びてしまい劣化が早まります。

 

トップコートの色が変色してきたらトップコートのみ塗り替えることをおすすめします

そうすることで中の防水層の耐久性を延ばすことができ、メンテナンス費用も抑えることができます。

 

またトップコートの中には耐久性が長いフッ素系のものや、遮熱効果があるものもあります。

あと10年ほど持たせたい方はフッ素のトップコートを選んでも良いですし、室内の温度を下げたい方は遮熱効果のあるトップコートを選んでも良いです。

ご自宅の状況や予算にあったものをお選びください。

 


まとめ

最後までご覧になっていかがでしたか。

ウレタン防水工事は、工期も短くお手頃な価格でとても人気の施工方法ですが、需要がある分、いろんな業者が存在しています。

たくさんの会社から優良業者を選ぶために、慎重に検討していきましょう。

そして無駄なお金をかけずに長く建物を守っていきましょう。

 

 

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