一目瞭然!グラフで見る40坪屋根塗装の費用相場&適正見積もりのコツ

費用

『40坪だと屋根塗装はいくら?』

初めての塗装工事なら、誰しも金額のことは気になりますよね。

 

10年に一度ほどしかない工事ですから、屋根塗装の費用相場を把握している人はなかなかいません。

そこで心配なのが、悪い業者に騙されないか、ぼったくられないか、ということ。

いきなり見積もりを取っても、それが適正価格なのか判断がつかないと不安になってしまうと思います。

 

そこでこの記事では、ユーコーコミュニティーの過去の実績に基づいた屋根塗装の費用相場40坪版を大公開!

これでまずは大まかな費用感を掴みましょう。

 

さらに具体的な金額を知りたい方は、その後の見積もりの内訳相場より高くなるケース見積事例もご覧ください。

 

最後までお読みいただくことで、屋根塗装の相場がわかり、適正価格の業者が見分けられるようになります。

相場を知って、安心して屋根塗装ができるようになりましょう!

 


1章 40坪|屋根塗装の費用相場一覧表

以下のグラフは、ユーコーコミュニティーの過去1,200件以上のデータをもとにした、40坪前後のお家の屋根塗装費用です。

屋根塗装の相場グラフ40坪

 

40坪前後のお家で屋根塗装をした場合、足場なども含めて40~80万円が中心価格帯です。

これから塗装をお考えの方は、まずはこのくらいを目安にお考えください。

 

ただ実際の費用は、屋根面積や使う塗料によって変わります。

塗装工事をするときは必ず、ご自宅専用の見積もりを業者に作ってもらいましょう。

 

POINT


★坪数と屋根面積

一般的に言う坪数(建坪)とは、お家全体の床面積の合計です。

屋根面積と関連するのは、“最上階の床面積”です。

同じ坪数でもお家の形状が異なれば屋根面積も変わりますので、ご注意ください。

 

【例】

坪数と屋根面積

坪数と屋根面積

※上記のような「2階床面積」の違いのほか、「係数」も屋根の形や傾きによって変わります。あくまで目安としてお考え下さい。

※下屋根(1階の屋根)があるお家は別途計算が必要です。

 

>屋根面積の出し方について詳しくはこちら

 


2章 見積もりの内訳

屋根塗装は、いくつかの細かい作業によって成り立っています。

この作業の量(例えば塗装面積、足場の㎡数)や、そもそもの作業の有無(雨樋も一緒に塗装するか、下地処理が必要かなど)はお家ごとに異なるため、それによっても金額が変わってきます。

 

この内訳が分かると、複数の見積もりを取った時にどこが違うのか、工事内容に差がないのかチェックできます。

それぞれの単価相場を見ていきましょう。

 

作業内容

単価相場

足場架設・メッシュシート

700~1,000円/㎡

高圧洗浄

200~300円/㎡

下地処理

200~700円/㎡

塗装

(3回塗り)

ウレタン

1,700~2,200円/㎡

シリコン

2,300~3,500円/㎡

フッ素

3,800~4,800円/㎡

無機

4,300~5,500円/㎡

棟板金釘打ちコーキング※

300~700円/㎡

タスペーサー・縁切り※

300~500円/㎡

破風板塗装※

800~1,400円/m

軒天塗装※

900~1,600円/㎡

雨樋塗装※

1,000~1,800円/m

 

※棟板金釘打ちコーキング

屋根の釘

スレートやトタン屋根の頂上部に使われている釘が抜けていた場合、水が入らないようにする処理です。

>詳しくはこちら

 

※タスペーサー・縁切り

タスペーサー施工写真

スレート屋根の塗装後の雨漏りを防ぐために隙間を作る作業です。

>詳しくはこちら

 

※破風板、軒天、雨樋塗装

屋根の付帯工事

どれも屋根に近いところにある部材です。

塗るのに足場が必要になるため、屋根と一緒に塗ることが多い場所です。

 


3章 相場よりも金額が高くなるケース

ここまで相場のお話をしてきましたが、これらはあくまで目安と考えましょう。

なぜなら、お家は一軒一軒で形状や材質、劣化の状況なども違い、それによって金額も差が出てしまうからです。

 

ここでは40坪のお家の、相場よりも高くなる良くあるパターンをご紹介します。

当てはまる方は、見積もり内容の違いが分かって安心できます。

逆に、当てはまっているのに特に説明などがなかった場合は、後になってから追加費用を請求されたり、トラブルの原因になったりする可能性があります。

「うちはこうですけど、追加費用が出たりしませんか?」と確認しましょう。

 

3-1 3階建て

外壁 黄色

一般的なお家は2階建てが多いですが、40坪だと3階建ての方もいると思います。

その場合は、足場代が通常よりも高くなることがあります。

なぜなら、3階建ては高さがある分、パイプの組み方などをより強固なものにしなければならないからです。それだけの資材や手間がかかります。

単価だと200~500円/㎡くらいアップすることが多いです。

 

高いところも安全に丁寧な工事にしてもらうためには必要な部分ですので、3階建ての場合は足場費用が上がる可能性を知っておきましょう。

 

3-2 屋根が急傾斜

傾きが急な屋根の場合も、塗装費用が高くなることが多いです。

「屋根の面積」が増えるのと、安全作業のための「屋根足場」を追加で設置する必要が出るからです。

 

勾配と面積

屋根の勾配

急勾配の方が屋根面積が増えます。

 

屋根足場

屋根足場

急勾配の屋根でも安全に作業するための足場です。

相場で800~1,000円/㎡ほど追加費用がかかります。

5~ 6寸勾配以上の傾斜のとき、屋根足場をかける場合が多いですので、覚えておきましょう。

 

※屋根の勾配の呼び方

屋根の勾配

 

3-3 敷地が狭い、道路占有許可がいる

建物の立地条件によっても、足場代や人件費が変わる場合があります。

例えば、隣家との間隔が非常に狭いお家や、切り立った高い場所に建っているお家です。

足場資材の運搬や組み立てが非常に難しくて時間・手間がかかる状況の場合、足場代に一棟5,000~数万円ほど上乗せされる可能性があります。

 

一部の敷地が狭いお家

狭い敷地

通常よりも資材搬入や組み立てに時間がかかる場合があります。

 

高所に建っているお家

3階建ての家

敷地内で安定した足場を建てるのが難しいときは、崖下まで足場を伸ばして建てるケースもあります。その分足場面積が増え、費用もかかります。

 

足場が道路にはみ出てしまう(道路占有許可)

足場架設

足場は基本的には敷地内に収まるように建てますが、どうしても足場が道路にはみ出てしまう場合は、「道路占用許可」が必要になります。

 

●道路占用許可の費用

占用料×専用面積(㎡)×期間(月)

 

※占用料は市区町村によって異なります。

例:神奈川県横浜市→1,200円(出典:横浜市道路局

 

足場が出る付近には安全のための看板やカラーコーンなどを設置します。

ただ、はみ出る道路が私道の場合は対象になりませんのでご安心ください。

 

3-4 洗浄・下地処理に手間がかかる(モニエル瓦)

モニエル瓦

屋根の中でも「モニエル瓦」は、高圧洗浄・下地処理を丁寧に行わなければいけません。

モニエル瓦に着色している「スラリー層」という部分を塗装前にしっかり除去する必要があるからです。

通常よりも時間・手間がかかる分、200~1,000円/㎡ほどの追加費用になることがあります。

 

まずはしっかり高圧洗浄をし、それでもスラリー層を取り切れなかった場合は手作業で除去していきます。

スラリー層が残っていると後に塗装が剥がれてしまう原因となりますので、工事品質のための費用と考えましょう。

 

>モニエル瓦について詳しくはこちら

 

3-5 劣化が多く補修・交換が必要

大きなひび割れや欠けなど劣化があった場合は、塗装の前に補修をする費用がかかる可能性があります。

なぜなら、屋根塗装は単なる色付けではなく、屋根の素材を守るための工事だからです。

塗りつぶしただけではいずれ同じところから劣化が起きてしまいます。

 

ひび補修

例えば、ひび割れがある場合はコーキングやパテで補修します。

ひびが大きい場合は屋根材の一部交換(瓦差し替え)をすることもあります。

(ひび補修1か所1,000円~、屋根差し替え113万円程度)

 

この費用は、劣化がひどくなるまえに塗装しておけば発生しないものです。

余計なお金をかけないためには、早めに塗装を検討することをおすすめします

 


4章 実際の見積もり事例5パターン

それでは実際の見積りは大体どんなふうになるのか、40坪前後のお家の見積もり事例を5つご紹介します。

あなたのお家に近いものを参考にしてみてくださいね。

 

①2階建スレート38坪 面積79.9㎡ シリコン塗料

屋根見積例

スレート屋根の場合は、雨漏り防止のためのタスペーサー(縁切り)作業は必須です。

また、屋根頂上に使われている釘も抜けている箇所が多かったため、打ち込みとコーキング処理も行いました。

 

②2階建トタン37.0坪 面積74.5㎡ シリコン塗料

屋根見積例

トタン屋根の錆びが多く発生していたため、洗浄で落としきれなかったものは手で下地調整作業をしました。

こちらのお家も屋根に釘が使われていたため、今後の抜け予防処理をしています。

 

③2階建てモニエル瓦44坪 面積88.1㎡ フッ素塗料

屋根見積例

モニエル瓦のスラリー層除去のため、高圧洗浄+下地調整が見積もりに入っています。

耐久性の高い瓦なので、長く持つフッ素塗料を選ばれました。

 

④3階建スレート 40坪 面積64.8㎡ 無機塗料

屋根見積例

3階建てだったため足場代の単価が高くなっています。

今後何回も足場を組むのはもったいないからとにかく耐久性の良い塗料を!とのお客様のご希望で、無機塗料を使用してします。

 

⑤2階建スレート 42坪 面積95.5㎡ フッ素塗料、一部交換有

屋根見積例

点検時にスレート屋根の大きな割れが2か所見つかったため、その差し替え工事をしたうえで屋根塗装を行いました。

 

いかがでしたか?少しでも具体的なイメージが掴めたのではないでしょうか。

次の章では、より良い業者を見分ける方法について解説していきます。

 


5章 適正価格業者の見極め3ポイント

屋根塗装は、業者によって金額も見積もり内容も変わってきてしまいます。

最後のこの章では、正しい見積もりを作ってくれる業者を見極めるポイントを3つに絞ってご紹介します。

いくつか見積もりを取って比較したとき、似たような金額のところがあって迷った際は、ここをチェックしてください。

 

あるいは、たくさん見積もりを取るのは億劫だという人も、先にこの条件に当てはまる業者かどうか確認してから見積もりを依頼することで、比較する労力を減らせます。

業者選びで失敗する可能性を少なくしましょう。

 

5-1 事前に屋根点検・写真報告がある

点検写真

屋根塗装は、見積もり時に必ず屋根点検をしてくれる業者に依頼しましょう。

点検なしで見積もりを作ると、工事が始まってから追加費用が発生する可能性があるからです。

 

例えば、屋根に大きなひび割れなどがあった場合は、塗装とは別に補修・交換費用が必要です。

点検しないままだと、足場を組んで工事がスタートしてから職人が気づき、「これは別途お金がかかります」となってしまいます。

屋根の欠落

 

あるいは、直さなければいけないのに黙ってただ塗装されたら、数年後にもっと大きな工事になってしまう可能性もあります。

せっかく工事をしたのにこれでは意味がありませんよね。

 

こうした事態を防ぐためには、屋根点検の様子を写真に撮ってもらいましょう

写真は屋根全体や棟板金などの詳細まで2030枚以上は撮影し、写真を見ながら報告・説明も受けるのがベストです。

補修が必要な部分があるのかどうか、それはどうやって直すのか、見積もりのどこに書いてあるのか、を説明してもらいましょう。

 

点検は、はしごをかけて直接のぼるほかに、ドローンや高所カメラで撮影できる業者もいます。

どの方法でも良いので、しっかり写真をとって説明してくれる業者を選びましょう。

 

>最近注目のドローン屋根点検についてはこちら

 

5-2 見積書が詳細に分けて書いてある

見積書

屋根塗装は、見積もり書の作業項目が細かく分けて書いてある業者に依頼しましょう。

具体的に書いていないものは、省かれたり、別途追加費用になったりしてしまう危険があるからです。

 

例えば「屋根塗装 一式○○円」という大雑把な見積もりでは、タスペーサーや釘打ちなどが入っているかどうかは分かりませんよね。

どんな作業を、どのくらい(数量、㎡など)を明記してもらいましょう。

 

見積もり書に載っていないものは、あとから言った・言わない、のトラブルのもとになります。

4章でご紹介した事例のような、きちんと詳細で分かりやすい見積もり書を提出してくれる業者を選びましょう。

屋根見積例

 

5-3 下請けを使わない塗装専門店

外壁塗装業者

屋根塗装を適正価格でするためには、「塗装の専門業者」に依頼をしましょう。

なぜなら、下請けに出さず自社内で工事までできる専門店は、「中間マージン」が発生しないからです。

 

実はハウスメーカーや工務店、大手リフォーム会社などに塗装を頼むと、ほとんどの場合下請けの塗装業者が施工をします。

このとき、下請け業者の人件費や諸経費に加えて、間に入る会社の取り分となる費用も見積もりに上乗せされます。

これが中間マージン(仲介料)です。

中間マージン

 

同じ材料、工事内容で依頼しても、中間マージンが発生する会社はどうしても金額が割高になってしまいます。

工事をするのは結局塗装の専門会社になるので、仲介させるよりも直接依頼した方がお得です。

 

適正価格工事をするためには、下請けに出さない、自社内に職人がいる専門店がベストです。

HPやパンフレットなどをチェックしておきましょう。

 


まとめ

40坪前後のお家の屋根塗装は、40~80万円が相場です。

実際にはお家の大きさや屋根の形状、塗料によって変わりますので、具体的に検討するときは必ずご自宅用の見積もりを作ってもらいましょう。

 

以下のような場合、相場より高くなることがありますのでご注意ください。

  • ・3階建て
  • ・屋根が急傾斜
  • ・敷地が狭い、道路使用許可がいる
  • ・洗浄・下地処理に手間がかかる屋根材
  • ・劣化が多く補修・交換が必要

 

その業者が適正価格かどうか見極めるには、

  • ・事前に屋根点検・写真報告がある
  • ・見積書が詳細に分けて書いてある
  • ・下請けを使わない塗装専門店

3点も必ずチェックしておきましょう。

 

皆さまの屋根塗装が、適正価格で良い工事になるよう、お役に立てれば幸いです。

最後までお読み下さりありがとうございました。

 

 

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