いざ外壁塗装で色を決めようと思った時に、
「色の組み合わせをどうしたら良いのか分からない!」
「どういう風に決めたら素敵な組み合わせになるんだろう?」
とお困りの方は多いのではないでしょうか。
しかも、自分が考えた組み合わせが『誰が見ても素敵に感じる、良いお家』になるかは気になりますよね。
外壁の色の組み合わせは、コツを理解すれば、おしゃれで素敵な色合い・雰囲気のお家になります!
折角の工事ですから、今後永く住むのに満足のいく良いお家にしていきましょう。
この記事では、色の組み合わせに関する基礎知識から、どの様なポイントに注意すると失敗がないかまでお伝えします。
最後まで読んでいただく事で、理想的で、且つ周りから見ても「素敵」と思ってもらえるような組み合わせの色選びに役立つはずです。
また細かい部分の配色のポイントも抑える事で、ワンランク上の高いセンスのお家に仕上がりますので、
是非色の組み合わせガイドとしてお読みください。
1章 色の組み合わせ4つのポイント
1-1 同じ系統かトーンの組み合わせにする
相性の良い組み合わせのコツは、ベースの色を決めて、それに対しての相性の良い“同じ系統かトーン”を選ぶことです。これで全体のまとまりが良くなります。
色は、好きな色を好きなように組み合わせても、相性が良いとは限らないからです。
そこでまずはベースにする色を決めましょう。その色に対して相性の良い色を選べば、組み合わせで失敗する事なく家全体のまとまりが出てきます。
特に家には奇抜な色は避けたいですから、ベースの色と
①同一配色…同じ色の系統で濃淡を変えたもの
②同トーン配色…違う色でも色のトーンが同じもの
のどちらかを意識して色を組み合わせる事で、全体の調和感が増しますので、ベースの色決めと、相性を意識した組み合わせを作りましょう。
| ①同一配色例 | ②同トーン配色例 |
ベース | ||
組み合わせ | ||
相性 |
同一配色(同系統色)は、下の表の様に色の濃淡が違うものを指し、
同トーンは、横並びの色の明るさが同じものを指します。
似た色同士を選べば相性が良いという事なので、組み合わせの際には意識をしましょう。
■同じ系統の色 組み合わせ例
イエローベージュ×ブラウンの組み合わせ
ベージュ×モカベージュ
■同じ色のトーン 組み合わせ例
アイボリー×ライトモスグリーン
アイボリー×ペールピンク
1-2 使用する色は最大3色まで
家全体で使用する色は、最大3色までにしておきましょう。3色以上使用すると、色が多すぎて散らかった印象になり、おしゃれではありません。
逆に3色以内に収める事でスッキリとまとまったお家の印象に出来ますので、全体の色味を3色までに抑えるように意識して配色しましょう。
- ①外壁のグレー
- ②破風板・外壁・雨どいのホワイト
- ③屋根のダークグレー
の3色でまとめられたシンプルスタイルの事例。
- ①外壁・破風板のホワイト
- ②外壁のベージュ
- ③屋根のグレー
の3色でまとめたスタイリッシュ南欧スタイルの事例
1-3 雨戸・雨どい・帯板の色を同じにする
雨戸・雨どい・帯板の色を同じにすると、統一感が出ておしゃれになります。
このパーツは必ず表から見える部分で、それらが統一されている事でガチャガチャした印象が無くなるからです。
スッキリとまとまっている家はおしゃれ度が高いので、雨戸・雨どい・帯板の色は同じにしてみましょう。
【雨戸・雨どい・帯板の色を同じにした例】
1-4 色分けはメリハリを意識する
色分け部分はメリハリが出る事を意識すると、スタイリッシュなおしゃれ感が出ます。
メリハリがある家は立体的になり、印象がぼやけなくなるからです。
1色の単一な色使いだと、どこかのっぺりしがちですが、色分けをして立体感を出す事で家全体のデザイン性が高くなります。
どこで色分けしてメリハリをつけるか考えて配色しましょう。
■色分けをしていない場合
■上下で色分けをした場合
■立体的に凸の部分を色分けした場合①
■立体的に凸の部分を色分けした場合②
■立体的に凹の部分を色分けした場合
2章 失敗無し!人気の組み合わせ事例60選
まずは真似するだけでまず失敗がなく、全体的に上手にまとまる事例を紹介します。
シンプルでポピュラーな組み合わせと、ちょっとこだわった上級者向けの組合せの二つに分けていますので、
自分が好きな雰囲気や、やりたいイメージなどがあれば是非組み合わせを真似してみて下さい。
今回は当サイトを運営するユーコーコミュニティー株式会社の施工実績の中から、特に人気であったり、おしゃれな外観に仕上がっている物を紹介します。
2-1 ポピュラーな組み合わせ事例34選
よくある間違いのない組み合わせや、上下での色分けなど、だれでも真似しやすいポピュラーな組み合わせ事例を紹介します。
【成功事例:before&after】
■白色×赤茶色×黒色
元々全体がグレー1色だったのを、白と赤茶を組み合わせた上下のツートンカラーにしました。
色分け部分の帯板や雨どいに黒色を締め色として使う事で、全体のまとまりがスッキリとして良く綺麗です。
以下はベースカラー別に事例をまとめたので、やりたい雰囲気や色味を考えて事例を見てみて下さい。
ベースカラー:ホワイト
(ホワイト×ダークグレー)
ダークグレーのラインがアクセントになった欧風スタイル。飾りの帯板のラインが映えます。
(ホワイト×グレー)
シンプルスタイルです。日当たりの良い立地では白がより映えます。サッシや雨どいがグレーなので、クリアーな魅力があります。
(ホワイト×グレー)
家の形と白が調和したシンプルモダンスタイルです。サッシも白よりのグレーなので、清潔感が全面に出ています。
(ホワイト×赤)
南欧風の赤い屋根との組み合わせがアクセントになっています。
(ホワイト×黒)
モルタル壁独特の凹凸で出来た白の印影が素敵です。雨どいやサッシの黒が差し色になっています。
(ホワイト×ダークグレー)
締め色のダークグレーを下側に持ってくる事で、シックな雰囲気に。
(ホワイト×ブラウン)
木目テイストと白のコントラストがナチュラルで素敵です。
ベースカラー:イエロー
(クリーム色×水色)
淡いクリーム色は、お家全体の雰囲気を柔らかくしてくれます。窓枠周りの水色が可愛らしいですね。
(イエロー×ライトグレー)
元気なイエローを使っても、同じトーンのグレーを下に持ってくる事で派手にならないカントリースタイルです。
ベースカラー:ベージュ
(ベージュ×ダークベージュ)
薄いベージュと濃いベージュの組み合わせは馴染みが良く、落ち着きあるスタイルに仕上げてくれます。
ベースカラー:ブラウン
(ピンクブラウン×グレー)
ピンクブラウンがベースです。アースカラーの組み合わせが風景になじんでいて素敵です。
(アプリコットブラウン×クリーム色)
明るい雰囲気のお家です。元気な雰囲気に仕上がっています。
(ダークブラウン×ベージュ)
元からあるベージュのタイル調を活かした組み合わせは、大人な雰囲気が作られています。
(ブラウン×ホワイト)
万能なラテカラーは相性が良く、落ち着きある雰囲気になります。
(ダークブラウン×アイボリー)
チョコレートカラーは落ち着きを、アイボリーは優しさを感じさせます。
(ダークブラウン×ライトオレンジ)
オレンジが入ると元気な印象になりますが、ブラウンが落ち着きあるので派手になりません。
(ダークブラウン×ホワイト)
ダークブラウンメインの重厚感あるお家ですが、ホワイトが入る事で洋風のおしゃれな雰囲気になります。
(ダークブラウン×ホワイト)
ダークブラウンが赤味がかっていてクラシカルな雰囲気です。ウッドデッキとも相性が良いですね。
ベースカラー:グリーン
(エメラルドグリーン×ホワイト)
明るいグリーンを、ホワイトが更に爽やかな雰囲気にしています。
(ブルーグリーン×ホワイト)
格子窓のホワイトも相まって洋風な雰囲気が綺麗です。
(ダークグリーン×ホワイト)
深みあるグリーンにホワイトがアクセントとなって、まるでテーマパークにありそうな夢ある雰囲気です。
(ビリジアン×ホワイト)
透明感ある青緑と、ポイントで使った白が相性抜群です。元からある1階部分のタイルが良い雰囲気を作っています。
(ディープグリーン×ブラック)
深みのある色の組み合わせです。品のある重厚感が魅力的です。
ベースカラー:ブルー
(ロイヤルブルー×ホワイト)
元からあるドアやアクセントで白を入れる事でブルーの鮮やかさが際立つ素敵な組み合わせです。
(ナスコン×ホワイト)
全体の重厚感もありながら、青独特の爽やかさも感じさせてくれる組み合わせです。屋根がグレーなので、重すぎない印象になります。
(ネイビー×黒)
ネイビーの重厚感がお家の形にあっていてモダンな雰囲気です。
(ネイビー×ホワイト)
相性の良いマリンカラーです。濃紺は黒よりも印象が柔らかくなります。
(ブルーグレー×ホワイト)
優しい雰囲気のブルーグレーをベースにホワイトを乗せたので可愛らしい雰囲気になっています。
ベースカラー:レッド
(ボルドー×ホワイト)
深みある赤ですが、白が軽やかな雰囲気にしています。ヨーロッパ風のお家です。
ベースカラー:ピンク
(ベビーピンク×レッド)
メルヘンな組み合わせが実現してとても可愛らしいお家になりました。
ベースカラー:ブラック
(ブラック×レッド)
全体が黒で統一されていますが、屋根に赤を入れる事で一味違う鮮烈なイメージになります。
(ブラック×グレー)
窓のサッシのグレーと黒は同系色なので、黒のかっこよさを邪魔しません。
(ライトブラック×レッド)
キツ過ぎない黒なので、全体のかっこよさを残しつつ、柔らかい雰囲気になります。
2-2 こだわりある色分けの人気事例26選
今度はちょっとこだわった色使い、色分けの組合せ事例を紹介します。ワンランク上のおしゃれを目指したい方必見です!
【成功事例:before&after】
■クリーム色×こげ茶色×白色
元々ベージュ系のツートンカラーでしたが、今回はクリーム色とこげ茶を組み合わせた縦のツートンカラーにしました。
縦の塗り分けやベランダ部分に濃い色を持ってくるとお家全体に立体感が出てくるので、以前よりも引き締まったスタイリッシュな印象になりました。雨どいの白も爽やかさを演出しています。
以下は色分けパターン別に事例をまとめたので、やりたい雰囲気や色味を考えて事例を見てみて下さい。
縦で色分けパターン
(ホワイト×ブルーグリーン×チャコールグレー)
ベースカラーを白にして、縦にグリーンを配色しました。白の割合が多いと清潔感があるフレッシュな色合いになります。
(イエロー×アイボリー×ブラック)
元気なイエローにアクセントでアイボリーのラインが入っています。建物のメリハリが出て、雨どいや屋根の黒が締め色で甘すぎない可愛らしい造りです。
(オレンジ×ダークオレンジ)
オレンジの中でも材質が異なるベランダ部分にダークオレンジを乗せて単一色だけでは出せない、さり気ないおしゃれが決まっています。
(アイボリー×ライトモスグリーン)
窓の縦ラインに沿って色を変えています。縦ラインで分ける事でデザイン性が高まります。
(ベージュ×テラコッタ)
同系色で色分けをしています。地中海風の色味で縦分けをする事でワンランク上の上品さが出ます。
(ホワイト×ダークネイビー)
素材の違う表側をダークネイビーにして締め色に、全体をホワイトにして優しいシンプルマリンカラーにしました。
(ベージュ×ローズレッド)
全体のベージュに対して玄関側の一面を鮮やかな赤にした印象的なお家です。全体的に高級感ある仕上がりになっています。
立体感のあるパーツで色分けパターン
(ロイヤルブルー×ダークブラウン)
前に出ているベランダ部分を焦げ茶色にしました。鮮やかな青との組み合わせが新鮮で外国風の仕上がりです。
(ホワイト×ネイビー)
洗練された雰囲気です。家の半分を白、もう半分を紺色で仕上げてより立体感が出る様にしています。
(ベージュ×ピンクベージュ)
色合いが可愛らしい雰囲気です。ベランダや2階の一部分だけをピンクベージュにする事でアクセントが効いている、ハイセンスなお家です。
(ホワイト×スカイブルー)
玄関周りだけをスカイブルーにした爽やかなお家です。デザイナーズハウスの様な品が出ています。
(ブラウン×ダークブラウン×ホワイト)
立体的になったベランダ部分を深い茶色にしています。違和感なくカントリー調の雰囲気を作り上げています。
(ホワイト×ダークグレー)
全体的な白い清潔感に立体部分をダークグレーにしたことで、デザイン性の高いスタイリッシュな雰囲気になりました。
(ライトブルー×ホワイト)
ベランダ周辺を白にする事でメリハリとアクセントが効いたおしゃれで可愛らしい雰囲気になりました。
(ホワイト×ダークブラウン)
ベランダや外壁の凹凸部分で色分けをしています。コントラストが映える素敵な組み合わせです。
元からあるパーツを活かした色分けパターン
(ピンク×タイルのモカブラウン)
1階~ベランダのタイル模様を活かして、2階部分をピンクに可愛らしいスタイルに仕上げました。ポイントに白を入れているので、まろやかな雰囲気です。
(ピンク×玄関ドアのグリーン)
元々の玄関ドアのグリーンを活かして、ポイントで同じグリーンを入れました。全体をピンクにして、おとぎ話の世界の様な可愛らしさが出ました。
(ホワイト×タイルのブラウン)
印象的なタイルのデザインを活かして、プロヴァンス風の白い素敵なお家に仕上げました。
(ピンクベージュ×タイルのブラウン)
部分的に使われているブラウンのタイルに合わせて、2階に通っている帯板もブラウンにしました。緑の屋根を組み合わせてメルヘンな仕上がりです。
(ダークグレー×木目のブラウン)
深みのあるグレーに、元からある木目調のデザインが掛け合わさって新築の様なスタイリッシュさです。
家の形状やデザインを活かした色分けパターン
(ホワイト×ダークネイビー)
家の形を活かして、縦に色分けしたことでシュッとしている、洗練されたスタイルになりました。
(ホワイト×ライトグレー×木目のブラウン)
開放的なルーフバルコニーを際立たせる色分けです。四角の形ごとに区切って、メリハリを作りました。
(ベージュ×タイルのブラウン)
タイルが占める割合を加味してなじみの良いベージュを使用しました。立体的なベランダとのコントラストが出ている程、魅力的に見えます。
(スモークパープル×グレー)
同じトーンに揃えた色を、ベランダの半分から切り替えて色分けする事でデザイン性も高いです。ベランダが大きい形ならではの分け方です。
(ベージュ×イエロー×タイルのブラウン)
同系色を3色以上使用していますが、帯板の焦げ茶色で区切って色分けをしているのでメリハリがあり、アートの様に素敵です。
ツヤツヤした色合いにしたくない方は『艶消し塗料』がお勧め!
艶消し塗料は、通常塗装をすると出る艶感を抑えているため、仕上がりがテカテカ光った感じになりません。いかにも塗ったというような艶のある仕上がりがお好みでない方にはお勧めです。
モルタルの外壁用に最初から艶のない塗料や、敢えて艶を抑えた状態の塗料もありますので、気になる方は先に業者へ“艶を抑えた仕上がり希望”と伝えた上で話を進めましょう。
3章 失敗しがちな3つの注意点
色の組み合わせには、3つの注意点があります。
外壁の色同士の相性が良いだけでなく、トータルバランスが取れていないと失敗してしまうからです。
全体のバランスが良くないと、どんなに綺麗な色でも良く見えてこない為、これから紹介する3つの注意点に気を付けて色選びをしましょう。
3-1 近隣の雰囲気に配慮する
近隣の家の雰囲気には配慮しましょう。
理由は、いくら自分が好きな色だからと言って近隣の雰囲気と余りに異なる色使いの家にしてしまうと、近所から浮いた家になってしまったり、町並みの雰囲気を壊してしまったりする可能性があるからです。
特に外壁は一度塗ってしまうと簡単には塗り直しが出来ませんから、慎重に隣近所との雰囲気が合うかどうかも確認していきましょう。
1軒だけ雰囲気の異なる家があると、違和感になってしまいます。
3-2 既存のサッシ等との相性を見る
既存の窓サッシや玄関ドアの色と、外壁の色の相性が悪いと見た目が悪くなります。
サッシや玄関ドアは塗装が出来ない場所なので、外壁を塗り替える前と同じ色のままだからです。
印象を変えたいと思って外壁の色を変えた所で、既存のパーツと色が合わないと、全体のバランスが崩れてごちゃごちゃしたセンス無い家になってしまいます。
そのため、既存のサッシなどと色が合わないような事がない様にしましょう。
窓サッシや玄関ドアは塗装が出来ません。
3-3 色は面積によって見え方が変わる
色や面積によって、色の見え方は変わってきてしまいます。
それは「面積効果」と言うものがあり、明るい色が大きくなるとより淡く、暗い色が大きくなるとより濃く見えるような現象があるからです。
手元の小さな見本やイメージだけで色を決めてしまうと、実際に大きな外壁になった時に「思っていた色と違って見える」という事になってしまいますので、
想像と現実のギャップが多く出ない様に、色や面積によって見え方が変わる「面積効果」も考慮して色決めをしましょう。
クリーム色の面積効果:左の小さい四角より、右の大きい四角の方が明るく見えないでしょうか。
ダークグレー色の面積効果:左の小さい四角より、右の大きい四角の方が暗く見えないでしょうか。
同じ色の系統でも、見る面積によって印象が大分異なってきます。
次の①から④までは、同系色の色味なので、どの色を選べばいいか迷いやすいです。
そこで、大きくするとどうなるか考えてみます。
どうでしょうか。
①から④の色はそれぞれ同じですが、見る大きさが変わる事で印象が異なってくると思います。
色に迷った時や、既に心に決めている色がある場合でも、大きくなると見え方や印象が異なるという事を理解して色決めをしましょう。
4章 組み合わせを決める時にやるべきこと
色の組み合わせは、次に紹介する手順を踏んで決めていきましょう。
そうする事で、イメージが漠然としていて決めかねていた場合でも、しっかりとイメージを固めて自分のやりたい組み合わせが明確化します。
4-1 イメージを言語化・可視化して共有する
自分でやりたいイメージを言語化・可視化して、他の人にも共有出来るようにしましょう。
イメージや雰囲気は、人によって感じ方、捉え方が異なるので、自分のやりたいものと施工業者が同じ認識を持てない可能性があるためです。
例えば、「明るいお家にしたい」という言葉だけでは、具体的に何色にしたいのかが分かりません。
「ベージュ系が良い」という言葉だけでも、どんな色味のベージュが良いのか分かりにくいです。
そのため、下記の様なチャートを利用して、具体的な全体の雰囲気や色が、施主側・施工側で共通のものになる様に、イメージは言語化・可視化をしましょう。
4-2 イメージする施工事例を見る
自分が希望する施工事例が業者にあるか、見せてもらい確認しましょう。
こうする事で、イメージしているような事例が多いほど、業者の信頼度が高まるからです。
その業者に任せてよいかどうかの判断も付きやすくなるため、是非施工業者から施工事例を見せて貰いましょう。
4-3 カラーシミュレーションでイメージ確認
希望の色が固まってきたら、カラーシミュレーションを実施しましょう。
カラーシミュレーションをする事で、自分の家が実際にどのように色づくかよりイメージがしやすくなりますし、微妙な色の違い・印象なども確認出来ます。
ぜひカラーシミュレーションは実施してもらい、ここでも業者と施主との認識を統一しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
色の組み合わせで押さえてほしいポイントは
- ・組み合わせる系統を同じ系統かトーンにする
- ・組み合わせる色は最大3色までにする
- ・雨戸や雨どいなどのパーツの色は同じに揃える
- ・近隣の雰囲気に配慮する
- ・既存のサッシなどとの相性を考える
- ・色の見え方は大きさで異なる事を前提にする
- ・事前のイメージを具現化させるために事例を見たり、カラーシミュレーションをする
です。
色の組み合わせは、塗装工事で悩まれる方が多いですが、相性や色の特性を知る事で自分のイメージしているものに近い色選びが出来るはずです。
コツや注意点を抑えて、一番理想とする色の組み合わせをして下さいね。
【参考】
組み合わせのベースに迷う方は、人気の色をご覧ください。
→掲載写真100枚超!外壁色人気ランキングと失敗しない色選び徹底解説