スレート屋根のひび割れ・欠けの補修方法・費用相場をプロが徹底解説

ひび補修

ベランダに出てふと1階の屋根を見るとひびが入っている!

「補修すれば大丈夫?」

「どのように補修すればいいの?」

と調べているのではないでしょうか。

 

スレート屋根は、新築時はとても硬くて丈夫です。

しかし、長い間紫外線を浴びることで、表面の防水塗膜が劣化し、水を吸うようになります。

水を吸うようになったスレート屋根は、雨が降ったときに水を吸って膨張し、晴れた日に乾いて収縮、を繰り替えし、ひび割れや欠けが発生してしまいます。

ひびが入ってもすぐに雨漏れすることはありませんが、放っておくと劣化が進み、最終的に雨漏りの原因になることも。

そのため、小さいひび割れ・欠けの内に補修をすることが大切です。

 

そこでこの記事ではスレート屋根の補修方法と費用相場をご紹介します。

症状によって補修方法が多少変わりますので、ご自宅の屋根に合った補修をチェックしていきましょう。

ただ、経年劣化によるひび割れの場合は補修だけ行なっても、すぐに別の箇所で再発してしまいます。

そのため、補修後には塗装して再発を防ぐことが大切です。

適切な塗装の流れも解説しますので、大切なお家を長持ちさせていきましょう。

 

記事の後半では、補修や塗装メンテナンスでは済まない劣化になってしまった時のリフォーム工事について解説します。

症状に合った適切な工事が分かるので、ぜひ最後までご覧ください。

 


1章 スレート屋根の補修方法と費用相場

ひび補修

スレート屋根のひび割れと大きな欠けがあった時の補修方法を解説します。

症状によって対処方法が異なるので、チェックしていきましょう。

 

★DIY補修はNG!

屋根の上の作業は危険です。

ひび割れを見つけても、自分で補修するのはやめておきましょう。

 

1-1 小さいひび割れにはコーキング補修

スレートひび割れ

小さいひび割れや欠けがあった場合は、コーキング材などで補修を行ないます。

ひび割れに沿ってコーキングを充てんし、平らになるように伸ばしていきます。

スレート補修

補修のみの工事では、足場架設は不要な事が多いので、数か所補修しても1~3万円ほどで済みます。

(※屋根の傾斜が急な場合は、足場がないと出来ないこともあります。)

 

1-2 大きい欠けには部分交換

屋根の欠け

大きな欠けがあった場合、新しい屋根と交換します。

スレートは下から順々に釘で固定されて葺き上げられているので、取り外すことはできません。

交換の場合は見えているところを切って、上から接着します。

費用は1箇所1~2万円ほどかかります。

 

■交換前

スレート 欠け

スレートを固定している釘が見えてしまっています。

このままだと釘を伝って水が屋根の内側に入り込み雨漏りしてしまいます。

■交換後

スレート交換

交換して、釘が隠れ、雨に当たらなくなりました。

補修のみ行う場合はコーキングの色を屋根と合わせると、補修跡が目立ちにくいです。

 


2章 屋根を守るには補修だけでなく塗装が必要!

防水切れが原因でひび割れが発生している場合は、補修後に塗装を行ないましょう。

なぜなら一か所補修しても防水切れは全体で起こっているため、ほかの場所でひび割れが発生する可能性が高いからです。

屋根は普段あまり確認出来ない場所なので、補修を行う機会に全体を点検し、メンテナンスを行うことをおすすめします。

屋根塗装の費用相場は補修込みで40~80万円ほどです。(2階建て30坪の場合)

 

■スレート屋根塗装の流れ

①高圧洗浄

高圧洗浄

高圧洗浄で屋根に付いたほこりや汚れを洗い流します。

 

②下地補修

屋根補修

細かいひび割れをコーキングで補修します。

欠けがある場合は、補修か交換を行ないます。

 

③下塗り

スレート 塗装

補修をしたら、下塗りを行ないます。

下塗材には素地(スレート)と上塗材を密着させる役目があります。

また0.3㎜以下の細かいひび割れは下塗り材で補修が可能です。

 

④タスペーサー挿入

タスペーサー

意外と知らない人が多いのがこの「タスペーサー」挿入です。

屋根材同士がくっつくのを防ぐ縁切りをこのタスペーサーで行います。

この作業をしないと、屋根の縁が塗料でくっついて、屋根に降った雨水が正常に流れていかず内部に溜まり、雨漏りする可能性が高まります。

 

>タスペーサーについて詳しくはこちら

 

⑤棟板金釘打ち・コーキング

棟板金釘打ちコーキング

スレート屋根のてっぺんには「棟板金」という板金があります。

固定している釘が経年劣化が抜けてきてしまうので、釘を打ってコーキングで蓋をします。

 

>棟板金の重要性についてはこちらの記事をご覧ください。

 

⑥上塗り(1回目)

屋根 塗装

続いて色付けの作業です。

下塗材を塗ってから半日以上、十分に乾かし、上塗材を塗っていきます。

 

⑦上塗り(2回目)

上塗り1回目の後、半日以上置いて乾かし上塗材2回目を塗り完成です。

 

>スレート屋根の塗装について詳しくはこちら

 


3章 劣化が進むと交換に!2つの症状別リフォーム

この章では、状態が悪化した場合の2つのリフォームについて解説します。

スレート屋根は劣化が進んでしまうと、補修や塗装では済まなくなってしまいます。

スレート屋根の方は、状態に合ったリフォームについて把握しておきましょう。

 

3-1 全体がひび割れ・欠けていたら「カバー」

ひび割れ

全体的に細かいひび割れが起きていたらカバー工事を行ないましょう。

カバー工事とは、今の屋根の上に新しい屋根材を被せる工事です。

費用は家の大きさにもよりますが100~150万円(20~30坪の場合)ほどかかります。

補修+塗装よりも費用がかかるため、カバーではなく塗装で済ませたいという方もいますが、

この状態で塗装しても、屋根の強度は上がらず、ひび割れも増えてしまって意味がありません。

塗装して数年で、結局カバーすることになると、塗装工事分の費用も勿体ないですよね。

1520年塗装していないスレート屋根は全体が劣化している可能性が高いので、点検して状態を確認してもらいましょう。

 

>築10年ほどしか経っていないのに全体のひび割れがある場合は、不良建材の場合があります。詳しくはこちらをご覧ください。

>カバー工事についてはこちら

 

3-2 雨漏りしていたら「葺き替え」

雨漏りの修理

天井にシミが出ているなど、すでに雨漏りしている、又はその疑いがある場合は、葺き替え工事をしましょう。

葺き替え工事とは、今の屋根を撤去して新しい屋根に交換する工事です。

葺き替え

葺き替え工事の費用は150~200万円(20~30坪の場合)ほどかかります。

雨漏りしているのに、カバー工事をすると、湿った内部の木材が腐って、耐久性が落ちてしまいます。

葺き替え工事はカバー工事よりも費用が高いので、雨漏りする前にカバー工事をする事をおすすめします。

 

>スレート屋根の葺き替えについてはこちら

 


4章 ひび割れを見つけたらまずは点検診断

ご自身でスレート屋根のひび割れや欠けを見つけたら、まずは屋根全体の点検を依頼しましょう。

一か所に症状が出ているということは、他にもひび割れ・欠けがある可能性が高いからです。

補修をする前に、屋根全体の状態を確認してから適切なメンテナンスを行なっていきましょう。

 

また業者の中には、下から屋根を見て終えるところもあります。

しかし、下から見ただけでは細かいひび割れや、紫外線が一番当たる頂点部分の劣化は確認できません。

直接登って点検してくれるか、ドローンなどで細部が分かる写真を撮ってくれる業者だと安心です。

屋根は、なかなかご自身で見ることが出来ない部分ですので、点検時に撮った写真はもらうようにしましょう!

 

ユーコーでは点検後、点検写真を贈呈

点検写真

当サイトを運営しているユーコーコミュニティーでは、点検時に50~100枚ほど写真を撮り報告書としてお渡ししています。

写真を見ながら状態の説明を聞くことができるので、より細かくご自宅の屋根の様子が確認できます。

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まとめ

スレートの屋根は耐震性が高く丈夫な建材です。

しかし建材自体に防水効果がなく、表面の塗膜が劣化すると防水機能がなくなり水を吸ってしまいます。

スレート屋根の補修方法は以下の2通りです。

・小さいひび割れにはコーキング補修

・大きい欠けには部分交換

 

さらに補修後に塗装を行なうことで、ひび割れの再発を防ぎ屋根をさらに守ることができます。

ただし、全体に劣化症状が出ていたら塗装ではなく以下のリフォームが必要になります。

・全体がひび割れ・欠けていたら「カバー」

・雨漏りしていたら「葺き替え」

 

スレートが傷んでしまう前に適切な補修を行い、スレートを長持ちさせていきましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

◆台風や強風での被害があった場合は火災保険を活用しましょう。
屋根修理は火災保険でお得に!使える条件3つと申請の流れを徹底解説

 

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