放置NG!スレート屋根のひび割れ:補修方法や費用相場まで徹底解説

スレート

地震に強くて人気のスレート屋根の家にして約10年…

ベランダに出てふと1階の屋根を見るとひびが入っている!

このままでいいの?

補修が必要なのでは?

と不安に感じているのではないでしょうか。

スレート屋根はひびが入ってもすぐに雨漏れすることはありません。

しかし放っておくと、ひびが大きくなり雨水をしみ込ませ最終的に雨漏りしてしまいます。

ひび割れ屋根材が劣化してきたサインでもありますので、見つけたら補修をしましょう。

この記事では、スレート屋根の劣化原因から補修方法、さらには業者に依頼したときの補修費用までご紹介いたします。

補修をすることでスレート屋根の寿命を縮めずに長くお住まいいただけます。

こだわって選んだ屋根材をこれからも守っていきましょう。

 


1章 補修必須!0.3㎜以上のひび割れ

スレート ヒビ

0.3㎜以上のひび割れは見つけたらすぐに補修しましょう。
なぜなら放っておくと最終的には雨漏りしてしまうからです。

 

新築時は塗装によって水を弾いています。
しかし、何年も紫外線を浴びて塗膜が劣化すると、水を弾かなくなります。
雨が降った時に水を含んだスレートは膨張し、乾いて収縮します。
膨張と収縮を繰り返すことで耐えられなくなったスレートはひびが入ってしまうのです。

 

▽水を弾かなくなったスレート屋根

屋根 吸水

 

このまま水を含み続けると、建材自体が弱くなってしまい、ひび割れが大きくなり欠けや滑落が発生します。
滑落すると屋根材が風で飛ばされる場合もあります。
人にあたってけがをさせてしまったり、近隣の家の窓を割ってしまったらとても危険です。

またスレートを固定している釘が外からも見えるようになると、釘に直接雨水が当たります。
釘から防水シートや内部の木材に水を伝わると雨漏りしてしまいます。

 

▽滑落した屋根

屋根 滑落

 

スレート

 

スレートの補修はDIYで行うのはおすすめできません。
なぜなら、危険だからです。
外壁と違って屋根は傾斜もあり万が一落ちてしまうと大きなケガに繋がります。
緊急でどうしても補修したい場合は、安全が確保されている場所(ベランダ内や室内)から手が届く範囲でのみ行ってください。

 


2章 業者に頼んだ場合の補修費用は1~5万円

専門業者にスレートの補修を依頼した場合の費用相場は1~5万円ほどです。
ひび割れの箇所が多い分金額が上がります。
塗装工事を検討しているのであれば、塗装工事に下地補修が含まれていますので別途料金かからずに補修してもらえます。

 

屋根塗装工事の費用相場について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

 

材料費よりも出張費や人件費が多く占めていますので、何かの工事のついでで依頼するのがお得に工事を依頼するコツです。

 


3章 スレート屋根の補修の流れ

続いてはスレートにひび割れを見つけた際の補修方法をご紹介します。
補修方法はシーリングでひび割れを埋める方法です。
業者に依頼する場合、しっかり手順通りに補修してくれているかの参考にしてください。
自分で見えない箇所に関しては、写真を撮ってもらい確認しましょう。

3-1 スレート屋根の補修の流れ

まずはひび割れの補修方法をご紹介します。
補修自体は簡単にできます。
業者に依頼する方も流れを把握しておきましょう。

 

① 補修する箇所を清掃する

高圧洗浄

補修箇所が汚れていると、補修材が密着しないので、汚れをハケやいらない布で落とします。

塗装工事をする際は高圧洗浄で屋根全体を洗い流します。

 

② ひびに沿って補修材を充てんする

スレート

シーリング材のような、動きを緩衝する補修材を充てんします。

今後塗装をお考えの場合は上から塗装可能な「変成シリコン」などのシーリング材を選びましょう。

 

③ ひびの奥まで入るようにヘラで均(なら)す。

下地補修

補修材を奥まで入れ込むためにヘラやいらない布などで均していきます。

 

3-2 さらに補修箇所を守る塗装の流れ

防水切れが原因でひび割れが発生している場合は、補修後に塗装することをおすすめします。
なぜなら一か所補修しても防水切れは全体で起こっているため、ほかの場所でひび割れが発生する可能性が高いからです。
補修後の塗装の流れをご紹介します。

① 下塗り

屋根下塗り

まず下塗りを行ないます。下塗材には素地(スレート)と上塗材を密着させる役目があります。

また下塗材は0.3㎜以下のひび割れに入り込み補修します。

 

② タスペーサー挿入

タスペーサー

意外と知らない人が多いのがこの「タスペーサー」挿入です。

屋根材同士がくっつくのを防ぐ縁切りをこのタスペーサーで行います。

この作業をしないと雨漏りする可能性が高まります。

 

③ 上塗り(1回目)

屋根中塗り

続いて色付けの作業です。
下塗材を塗ってから半日以上、十分に乾かし、上塗材を塗っていきます。

 

④ 上塗り(2回目)

屋根上塗り

上塗り1回目の後、半日以上置いて乾かし上塗材2回目を塗り完成です。

 


4章 劣化が進むと交換に!症状別メンテナンス

スレートは劣化が進むと補修や塗装では済まない場合があります。
その場合は一部交換や全体の交換などのメンテナンスが必要となります。
ご自宅スレートの割れ状況を確認してみてください。

 

4-1 大きく欠けていたら部分交換

欠け

大きく欠けている場合は、屋根の部分交換を行ないましょう。
スレートは下から順々に釘で固定されて葺き上げられているので、取り外すことはできません。
交換の場合は見えているところを切って、上から接着します。
費用は1箇所1~2万円ほどかかります。

■交換後

スレート交換

 

4-2 全体的に細かく砕けていたらカバー

細かいひび割れ2

全体的に細かいひび割れが起きていたらカバー工事を検討しましょう。
なぜなら全体の劣化が進み、補修では改善しないほど強度が下がっているからです。
そういった症状は塗装しても建材自体がかなりもろくなってしまっており、塗装後すぐに割れて意味がないのでおすすめできません。

カバー工法について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

 

築20年で何もメンテナンスをしていない場合は劣化が進んでカバーになる可能性が高いです。
また、築10年ほどなのにひび割れや欠けが多い場合不良建材を使用している可能性があります。

その場合は築10年でもカバー工法でのメンテナンスになる可能性が高いです。

費用は家の大きさにもよりますが100~150万ほどかかります。

 

不良建材や見分ける方法については、この記事をご覧ください。

 

4-3 雨漏りしていたら葺き替え

屋根裏雨漏り

すでに雨漏りしている場合は、葺き替え工事をしましょう。
雨漏りの場合は、内部を支える木材に水が回っている可能性があります。
屋根からの雨漏りは、木材の確認と交換を行いましょう。

葺き替えになると既存の屋根の処分費などがかかるので150~200万円ほどかかります。

 

葺き替え工事について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

 


5章 ひび割れを見つけたらまずは点検診断

点検報告

ひび割れを発見したらまずは専門業者に総点検を依頼しましょう。

なぜなら、ひび割れが発生しているのは一か所だけではない可能性が高いからです。

ひび割れを見逃していると後で大掛かりな屋根の工事になってしまいますので、ひび割れが確認された段階ですぐに専門家に総点検してもらいましょう。

総点検の際に写真を撮ってご自身でも確認できると安心です。

細かく点検してくれる業者を選びましょう。

 

スレートの耐用年数や、メンテナンスの目安となる傷みの症状についてはこちらをご覧ください。

 


まとめ

スレートの屋根は耐震性が高く丈夫な建材です。
しかし建材自体に防水効果がなく、表面の塗膜が劣化すると防水機能がなくなり水を吸ってしまいます。
そのため、こまめなメンテナンスが必要です。
スレートが傷んでしまう前に適切な補修を行い、スレートを長持ちさせていきましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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