外壁塗装で迷うのは、色選びです。
どの色にしようか、変な色を選んで失敗したくないな・・・。
どの色が人気なんだろう・・と気になりますよね。
この記事では、最新の人気色をランキングでお伝えします。
また、それ以外にもおしゃれに見える人気の色組み合わせや後悔しない色選びのポイントなど、具体的な情報をたくさんのお家の事例写真と一緒にご紹介します。
これを読むことで、どの色にしようかと方向性を決めることができて、塗装後のお家のイメージがつきやすくなるでしょう。
ぜひ、どの色にしようかなーと楽しみながら、見て読んでくださいね。
目次
1章 外壁塗装の人気ランキング ベスト10色
まず、色選びの最初のステップとして、人気の色をおさえましょう。
多くの人に選ばれている色ということは、「人気=失敗が少ない」、ということですから、比較的安心して選べますよね。
今から、10,000件の施工実績をもとにした、人気トップ10の色をご紹介します。ぜひ、気になる色をチェックしてみてください。
1位:ベージュ
ベージュとは完全な真っ白ではなく、少し黄色が入っています。オーソドックスな色なので、和風の住宅の外壁でも、洋風の住宅の外壁にも上手くマッチします。
まわりの家や地域とのバランスを考えて、落ち着きがある色として選ばれることが多いです。また、高級感や気品があるのも人気の理由です。
◆ベージュの素敵な施工事例を集めました。是非ご覧ください。
2位:白
ベージュやアイボリーと違って、完全な「白色」です。
そのため、ベージュ系よりも、より「すっきりとした」「清潔感があり」「スマートで」「スタイリッシュ」な印象を与えられます。いつの時代も人気の色です。
また、白色に塗り替えると、家の雰囲気がガラッと変わり、まるで新築のようなイメージになることも大きな特徴の一つです。
◆白い外壁の施工事例はこちら
3位:アイボリー
アイボリーは、白ではなく、淡く黄色がかった色で、クリーム色をさらに薄くしたような色です。
明るい色ながらも、汚れが目立たない色として、よく選ばれています。
◆アイボリー系の施工事例はこちら
4位:グレー
グレーの外壁のお家や建物は意外に多いです。その理由をご存知ですか?まず、グレーは外壁の汚れがもっとも目立たないため、外壁に選ばれやすい色だからです。
また、落ち着いた大人っぽい外観もイメージになります。
◆グレーの外壁施工事例はこちら
5位:クリーム
クリーム色は、優しい黄色です。白い生クリームではなく、黄色いカスタードクリームというと分かりやすいかもしれません。
ベージュよりも明るく、可愛らしい雰囲気が出せます。
◆クリーム色のかわいい施工事例はこちら
6位:紺
ネイビーとは、一般的に濃紺(のうこん)を指します。服のファッションでも人気のネイビーは、最近は外壁の色としても多く選ばれてきています。
黒よりも明るく、しかし落ち着いたモダンでおしゃれな色として目を惹きます。
窓枠などに白をアクセントで入れたり、茶色の木目調をドアに活用することで、よりネイビーが引き立ちます。
◆紺・ネイビーのおしゃれな事例はこちら
7位:こげ茶
コーヒーのようなこげ茶色は、テーブルや椅子の身近なものにも使われていることから、自然な安心感があります。
落ち着きのある色なので、建物自体に高級感が生み出されます。
◆こげ茶・ダークブラウンの施工事例はこちら
8位:黒
「外壁は明るい色がいい・・・?」「でも、思い切って、外壁を黒色にしてみたい・・」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
黒い外壁は、おしゃれで高級感があり、上品な落ち着いた雰囲気をかもし出してくれます。最近では、モダンな建築のお家が増え、カッコいいと人気も高いです。
また、黒い外壁は汚れが目立たないのもメリットの一つ。
◆黒・ブラックの素敵な施工事例はこちら
9位:緑系
草木などの緑色は、癒やしの色でもあり、リラックスできる落ち着きを感じます。
深緑色のモスグリーンタイプや薄いやわらかいグリーン色を白色と組み合わせると、きれいな緑色が引き立ちます。
◆緑・グリーン系の爽やかな施工事例はこちら
10位:オレンジ系
温かみのある暖色系のオレンジは、家全体にやわらかい雰囲気と親しみやすい印象が醸し出されます。
濃い茶色や白との組み合わせが相性がよいです。
◆オレンジのおしゃれな施工事例はこちら
11位:ピンク系
ピンクはお家に可愛らしい印象を与えてくれます。
淡いピンク色は、やさしい雰囲気に、濃いピンクは、白ベースのお家のアクセントカラーとして使用すると、引き立ちます。
◆ピンク系のかわいらしい施工事例はこちら
2章 思わず目をひく人気の色 厳選7組み合わせ
1色ではなく、2色使うとお家の表情ががらっと変わります。
この章では、オススメの人気組み合わせをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
2-1 1階と2階の色を変えるツートンが定番人気
2色で色を分けることを「ツートン」といいます。
新築時には1色で、塗り替え時に2色にして、外観のイメージを変える方が多いです。
そして、一般的に多く見られるのが、この1階と2階の色を変えるパターンです。比較的に簡単に家の外観イメージを変えることができます。
■白×黒
上下で色分けをする際には、下部分を濃い色にすると安定感が出やすくなります。
■ベージュ×白
淡い色の同系色をあわせると、優しい外観イメージになります。
■紅赤×白
落ち着いた紅色で、鮮やかな大人の雰囲気に
■白×ネイビー(濃紺)
ネイビーは最近の人気色。白と組み合わせると、よりネイビーの色が引き立ちます。
◆この他にも多数のツートンパターンを集めました
2-2 縦で色を塗り分けるとスタイリッシュ
縦に色を塗り分けると、スタイリッシュなイメージの外観になります。
1階と2階の色分けは重厚感がでますが、縦で色を変えると、洗練された雰囲気が演出できます。
■白の外壁に青を縦にいれる
青は白と相性が良いです。2階の窓のラインに沿って白を入れているので、統一感がとれていますね。
■アイボリーのお家に淡いグリーンを縦にいれる
アイボリーの外壁に、優しいグリーンを組み合わせると、メリハリがありつつも、やわらかい雰囲気に。
■白ベースのお家に濃いブラウンを縦を入れる
ベランダにも濃いブラウンを配色したことで、アクセントが活きてより目を引く外観になっています。
3章 色でアクセントをつけておしゃれな外壁に
お家をどうせ塗り替えるなら、ちょっと目を引く外観にしたいなと思いますよね。
この章では、簡単におしゃれに見える方法をお伝えします。ぜひチェックしてみてくださいね。
3-1 シンプルなお家には濃い色を少し足す
全体的に白やベージュベースのシンプルな色お家に、窓枠や雨戸などの部分的な箇所に濃いアクセントとなる色を塗ると、とてもオシャレな欧風のお家になります。
また、逆に濃い色のお家に白を加えると、濃淡がはっきりして外観が際立っておしゃれに目立ちます。
■破風や飾り模様を赤色に
白やベージュの温かみのある外観に、赤をアクセントに入れると、欧風のおしゃれな外観に様変わり。
■2階の外壁一部を紫に
アイボリーの落ち着いた外壁に、紫色を一部加えることで芸術的で高貴な印象に。
■雨樋を青色に
真っ白な外観に、雨樋だけを青色にすると、デザイン性の高い北欧の印象になります。
3-2 オリジナルのデザインを描く
これらは、単に色を塗るだけではなく、デザインを描くことでさらにおしゃれになります。
プチアートの小さいデザインから、お家まるごとのフルアートの塗装まで。通りすがりの方からも目を引く外観になります。
■白ベースのお家に、英数字を描くとおしゃれ。
お家のイニシャルと大きくいれると、スタイリッシュです。お家を建てた記念日を描くのもいいですね。
■白の外壁には、妻飾り風にデザインペイントもかわいい。
■カラフルな色の外壁には、デザインでよりカジュアル感も演出できます。
■濃いブラウンのベランダ部分には、花を描くことでエレガントに。
■最近では、お家で飼っている猫や犬の絵や足跡が人気のデザインです。
■濃紺の壁には、白で描くとよりデザインが映えます。
4章 色を決めきれない方は、現状の色をワントーンだけ変えてみよう!
人気の色の中からでも決めきれない・・・イマイチぴんとこない・・・。
そんな方には、「現状のお家の色からワントーン」だけ変えてみることをオススメします。
現状とあまりにも大きな色の違いあると心配ですが、現状からほんの少しの変化だと施工後のイメージがズレることはありません。
しかも、ワントーン変えるだけで、お家の印象も変わるので気持ちがリフレッシュします。
●現状よりも、ワントーン明るい色にする
●現状よりも、ワントーン暗く落ち着いた色にする
色が決められない方には、オススメの方法ですよ。
5章 失敗しない色選び これだけは抑えたい3つの要点
色選びのコツはたくさんあります。しかし、あれもこれも覚えるのは大変ですし、何よりも手間です。
ここでは、「これだけ抑えておけば大外しはしない!」という3つの要点だけ絞ってご紹介します。
いずれもシンプルで簡単な方法なので、実践してみてくださいね。
5-1 カラーシミュレーションを利用しよう
カラーシミュレーションをするには2つ方法があります。1つは、自分でWEBサイトをみてやってみる方法と、もう一つは、業者に依頼する方法です。
では、それぞれ見ていきましょう。
自分でカラーシミュレーションサイトを利用する
インターネットのシミュレーションでは、おおよその希望色を決めることができます。
実際の我が家ではないため、具体的なイメージが分かりづらいのが難点ですが、色の方向性を決める上で、とても役に立ちます。
・パソコンのモニターや光の加減などによって、色の見え方が違って見えます。 あくまでの全体の色バランスを見る判断材料として、考えましょう。 |
下記は、塗料メーカーのカラーシミュレーションサイトです。それぞれの特徴があるので、ご希望のサイトでシミュレーションしてみましょう。
業者にカラーシミュレーションを依頼する
おおよそ色の方向性や配色が決まったら、業者にカラーシミュレーションを依頼しましょう。
インターネット上だと実際の家と形状が違っています。また、色に関しても、実際に使用する塗料と違う場合もあるからです。
業者にカラーシミュレーションを依頼すれば、あなたのお家をもとにシミュレーションしてくれるので、より施工後に近い具体的なイメージが持てます。
また、希望の色の施工事例も一緒にみせてもらえると、より具体的なイメージがつきますので、依頼してみましょう。
◆カラーシミュレーションのやり方やコツについて詳しくはこちら
5-2 A4サイズの色板見本で確認しよう
塗料メーカーのカタログには色見本が掲載されています。
ただし、それだけで選ぶのではなく、A4サイズの色板見本を借りて最終的に判断するようにしましょう。
なぜなら、メーカーのカタログに掲載されている色は小さな面積で、大きな面積で比較すると、見え方が異なる場合があるからです。
■塗料メーカーのカタログ
おすすめ色が掲載されています。4cm×3cm程度です。まずは「候補」の色をこの中から選びましょう。
■A4サイズの色板見本
21cm×29.7cmのA4サイズ。候補の色が決まったら、業者に依頼して色板見本を借りましょう。
色を決めるときは必ず、カタログの小さな面積ではなく、大きな面積の色板見本で確認するようにしましょう。
◆色板見本の上手な使い方についてはこちら
5-3 近隣を歩いてまわりを見てみよう
より後悔のないようにするために事前にチェックしておきたいのが、「近隣のお家」です。
10分ほど歩いて見て回ることをおすすめします。
なぜなら、近隣の住宅や地域の雰囲気と違う色のために目立ちすぎたり、浮いたりすることを心配になる方が多いからです。
逆に、「少し目をひく外観にしたい」「周りのお家とちょっと違うデザインにしたいな」と思うときにも、まわりのお家を参考にして、工夫して判断することができます。
そのため、あらかじめ近隣のお家がどのような色合いが多いのかをチェックするのは重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
お気に入りの色が見つかったでしょうか。
外壁塗装の楽しみの一つは、色選びです。
お家をきれいにお化粧してあげる気持ちで、楽しんで悩みましょう♪
お読みいただきありがとうございました!
◆色の目途が立ったら、機能性などから塗料選びをしていきましょう。
→外壁塗装の塗料知識が全てわかる!種類・特徴と塗料選び3ステップ